2月10日に放送された日本テレビの番組「スッキリ」では、「キャベツ枕」や「里芋湿布」なるものがとりあげられ話題になってる。

例えば「キャベツ枕」とは、「子供の熱を冷ます」ために用いられるという。これらの情報はネット上の「子育てサイト」に掲載されていて、実践している主婦も多いようだが、スッキリではこれらの情報を「科学的根拠がない」などと否定。

インスタグラムで検索してみると、確かにキャベツで子供の頭を包むようにしている画像が大量に出てくるが・・・・・?

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画像はインスタグラムより。一部モザイクとした。

スッキリでは、まず先週話題になった「手作り目薬」をとりあげた。

「手作り目薬」は、その作り方だというレシピがある情報サイトに掲載され物議を醸していたもの。

詳しくは以下の記事を参照。「塩は塩化ナトリウムが入っていないものを使うこと」など、ツッコミどころ満載である。

自然派の母親「塩化ナトリウムが入っていない塩」で目薬を手作りし物議「義務教育の敗北」「禅問答か哲学かな」の声

「手作り目薬」について、スッキリに出演した医師は「即、やめていただきたい」「塩分濃度が濃すぎると細胞障害を起こす」「感染症で失明する場合もある」と危険性を指摘した。


いわゆる「子育てサイト」には、この手の記事が他にもいろいろあるという。

※危険です。以下のことを絶対に真似しないでください


その一つが「キャベツ枕」。主婦ブロガーが「熱冷ましの新常識」として記事にしているとのことで「頭を包むように、キャベツを枕代わりにして敷く」というやり方。

「キャベツの陰性(アルカリ性)が、熱の陽性を中和する。だから熱がぐんぐん下る」「しかも、体内の毒素も吸い取ってくれます」などと、謎の理論を展開している。


冒頭に紹介した画像のように、多くの親が「キャベツ枕」を実践。なお枕に使ったキャベツは「食べると毒素が体内に入ってしまう」というさらなる謎理論も展開されている。

番組に出演した医師は「ありえないですよ。キャベツにそんな効果ない。科学的根拠はない、気持ちの問題でしょうね」と話す。



他にも「子育てサイト」には、「里芋湿布」「生理日をずらす裏技」「オーガニック食材でインフルエンザ予防」「Wi-Fiが人体に影響」などといったとんでも記事も存在する。

里芋湿布・・・・すりおろした里芋に小麦をまぜて、布に伸ばして患部に貼る。喉の痛みに効く。カリウムが多いので、体内の熱を外に出す。痛みも和らげる。

医師「里芋は食べるものですよ。かぶれちゃうんじゃないかな」


生理日をずらす裏技・・・・わざと体調を崩す。風邪薬を飲む

医師「風邪薬を飲んでも生理は遅れない」「適応外使用ですよね、もし健康被害が出たら、誰も責任がとれない」


オーガニック食材でインフルエンザ予防・・・・マヌカハニー(はちみつ)など入っているスプレーが、ウィルス不活化に効果あり。効果実証済み。これで予防すべし。私(著者)は薬事法にとても敏感、オーガニック食材なので大丈夫!

医師「オーガニック食品で身を守るというデータはない」


Wi-Fiが人体に影響・・・・Wi-Fiで子供の発達障害や、卵巣への影響の恐れがある。寝ている間はWi-Fiを切って!

医師「科学的根拠があってから発表したほうがいい。私は切ってません」



ネットでは、特に「キャベツ枕」に衝撃が広がっている。


「あれじゃないかな…大昔冷蔵庫とかなかった時代の人がひんやりして気持ちいいからやってたみたいな…」

「キャベツ枕ってひんやりして気持ちいいだけだと思ってた」

「キャベツ枕きっっっしょwwwwww 私も娘いるがさすがにやらんぞ頭沸いとんか?」

「トンデモ科学だな」

「ふつーにアイスノンでいいじゃん」

「やっと世間がキャベツ枕とかいうギャグに気づいたのか」

「キャベツ枕を信じるって、それはまるで学校で何にも勉強してきませんでしたっていう証拠」


などという声があがっている。一方で、


「バカか!と言ってる人もたくさんいるけど、親の目線からしたら「これがいいと聞けばやってみよう」という、親心まではバカにしないでほしい」

「別におかしな事はなく、昔からある民間療法の類。本来なら淘汰されてしまう物だろうけど」

「インスタでキャベツ枕検索したらたくさん出てきて、アホやけど可愛い」


などという意見もある。