LAWSの森

レフェリー目線からサッカーを考えるブログ。 上級・ベテランさんの意見・コメント募集しています。

2014年12月

おとといポチったレフェリーウォッチが届きました。
前回はヤフオクで購入したのですが、1か月しないうちに電池切れ。
仕方なくadidasに電池交換に出したのですが……
古いモデル(と言っても1.2年ほど)なので部品がなく交換できないとのこと。
10000円払って新品と交換。
しかしすぐに無くすという痛恨のミス。
ということでしっかり大手スポーツショップのウェブで購入しましたとさ。

そして今日届いたのがこちら。
IMG_20141231_175055433
時計です。

使い方は変わらないのでちゃちゃっと。


実戦はいつになるでしょうか……

あ、もちろんアラーム音はOFFです。

なーぜ簡単な接触で倒れてしまうのか。
疑問でしたが、少し考えたことを。

攻撃中、いいリズムで攻めているのに……
そのまま倒れずいけばシュートやラストパスに繋がったのに……

当然ファウルしたチームは抗議をして試合が停滞したり、サポーターの暴動なんてのも。

FK・PKを貰いたい!というのが一番なんでしょうが、もう少し心理を考えてみると……


実はルールの理解不足もあったりするんじゃないかと。

アドバンテージというものがあるのは当然ご存じだと思います。
が。 アドバンテージを適用したらファウルは無くなるのではないか、と考えている人も少なくはないかもしれません。
ロールバックがあるんですよ。と。思うような利益にならなかったらファウルとってもらえるんですよ。と、もっと低カテゴリーから教えるべきだと思います。
カードも同じことが言えます。ここで倒れないと相手のイエローが消えちゃう……ではなく、次のアウトオブプレーで警告してもらえますよーと。

実際審判をしている方や、レフェリングに興味を持っている方にとってはあたりまえのルールですが、ひたすらプレーをしてた!方や自チームの勝ち一筋!という方はあまり理解していない印象。

ロールバックでファウルをとると「レフェリーいまさらかよ!」や「ジャッジ遅いよ!」なんて声も。
解説者も、アドバンテージをとったのに「あーレフェリーこのプレーとりませんねー」なんて人も稀に。

プレーヤーもルールを勉強すれば、新しい戦術や利益が見えてくるとおもいます。

解説者は、自分の影響力を知るべき!
もちろん選手の心理などを語ってもらうのも大切ですが、ルールも解説できるべきです。
特に代表戦などにおいては普段サッカーを見ない方(ルールをよく知らない方)も見るので。
地上波で「これは誤審」と言ってしまえば翌日の学校でも職場でも誤審という扱いに。

ですから、私は今すぐにとは言いませんが、解説席に解説の方と現役の審判や引退された審判をお招きする、というのを提案します。
また、他の方がおっしゃっていましたが「解説者ライセンス」というのもいいな……と



後半は話相当変わりましたが、ルールを理解しようね、というお話。

yoshida_toshimitsu
1963.8.29生 栃木出身
ホイッスル;FOX40(黄色)

宇都宮高校-筑波大学。Jリーグレフェリーの高山さんと同時期に同じ高校で働いていたとか。
1993年に1級登録。2003年からはSR(現プロフェッショナルレフェリー)として活動しています。

2006 FIFAワールドカップ・アジア予選5位決定戦
この試合で主審を務めた吉田主審は誤審(ルールの適用ミス)をしてしまいます。
これによりFIFAとAFCから国際資格の無期限停止処分を受けました。
この試合は後日再試合となります(FIFAが再試合を行った唯一の試合)。
「プレーに関する事実についての主審の決定は最終である。」という規則を覆して行われました。
これについて、今後判定を覆せるのならば「トシズ・ルール」と名付けてもらいたいと語っています。

2012年のFC東京対鹿島アントラーズでは1試合に2度のバックパスの判定。
1度目は後半13分にFC東京のバックパスを取り、鹿島にゴール前6mの間接フリーキックを与えます。
2度目は後半36分。ルーカスのパスが、走っている新井場の足に当たりこれをGK曽ヶ端がキャッチ。意図的ではないもののこれをバックパスとし東京にフリーキック。
一部では最初の判定の帳尻合わせではないかと物議を醸しました。

ただ吉田主審の判定は正確で、批判が少ないといわれています。
プロフェッショナルレフェリーの名に恥じないレフェリングだ、と評価をうけることも。

吉田主審はJリーグレフェリーのなかでは最も背が低いようです。(170cm)
また、ウェアーのチャックを半分ほど開けるのがお気に入り。

2014年担当試合
イエロー 83枚/34試合
レッド  4枚/34試合
カード1試合平均 2.56枚
ファウル1試合平均 30.2回

至って平均的な数値。
強いて言えば少しイエローが多いかも。


ベテランの活躍にまだまだ期待です。


出典 Wikipedia FootballGEIST

プロフェッショナルレフェリーって聞くけど何?
PRって書いてあるけど何?

という方向けのお話。

PR・プロフェッショナルレフェリーは、審判だけを仕事にしている方です。
試合に出ている審判全てがプロじゃないの?とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、そうではありません。
有名なレフェリーだって実は本業があるかもしれません。

審判を副業としている方で多いのは教師あたりですかねー。
特に高校でしょうか。
一度、東京で唯一の中学教師で1級審判の方とお会いしました。練習試合のレフェリングの雑さはすごかったですけど。
他にも警察官や弁護士、建築士など様々な職業があります。

さあそんな中、「プロの試合なのにプロじゃない審判が試合を裁くのは……?」ということでできたのがプロフェッショナルレフェリーという制度でございます。(2008年まではスペシャルレフェリーでした)
認定し契約を交わすのはJFAです。

年俸(出場給+固定給)はトップクラスのPRで2000万から3000万、平均では一般社員の平均年収の2倍以上あるといわれています。

PRはチーフインストラクターやフィジカルトレーナーなど専従の方を置いています。また、PRキャンプも行っています。

水曜日は一泊二日の研修会(前節の自分の試合)、木曜日は国立(こくりつ)の施設でメンタル・フィジカルトレーニングを行っているそうです。

PR一覧
氏名(敬称略) 主/副 登録年 国際有無
岡田 正義  主  2002  元国際  (引退)
上川 徹   主  2002  元国際  (引退)
柏原 丈二  主  2003  元国際  (引退)
吉田 寿光  主  2003  元国際
西村 雄一  主  2004  国際
家本 政明  主  2005  国際
扇谷 健司  主  2007  元国際
東城 穣   主  2008  国際
松尾 一   主  2008  元国際
村上 伸次  主  2008
佐藤 隆治  主  2009  国際
相樂 亨   副  2009  国際
名木 利幸  副  2009  国際
飯田 淳平  主  2011  国際
大塚 晴弘  副  2011  国際
木村 博之  主  2012  国際
八木あかね  副  2014  国際
山本 雄大  主  2014  国際

これから見たら、少し意識してみてくださいね。

レフェリーデータシリーズの第一弾は、先日PR認定を受けた山本雄大主審!
yamamoto_yudai
1983.3.4生 京都出身 
ホイッスル;バルキーン

高校卒業後は国家公務員の仕事をされていました。
その仕事を辞めたあとはレフェリーカレッジに入学。通常2年目で1級昇格審査を受けるところですが、実力が認められ1年目で受験、合格しました。
2009年にJ2主審、2010年にはJ1主審に昇格しました。(当時J1最年少)
2011年は国際主審に登録。
2014年の第92回全国高校サッカー選手権決勝の主審を務めました。
そして先日、PRとして認定されました。

2014担当試合
イエロー 64枚/22試合
レッド   3枚/22試合
カード1試合平均 3.04枚
ファウル1試合平均 32.1回

平均よりファウルは少なめ。
イエローカードは多少出やすいですが、レッドは大きく平均を下回っています。


まだお若いのでこれからに期待です。


出典 Wikipedia FootballGEIST


↑このページのトップヘ