LAWSの森

レフェリー目線からサッカーを考えるブログ。 上級・ベテランさんの意見・コメント募集しています。

2016年01月

今回はファウルスロー……ではなく、守備側の違反です。
GIFなんかでも見かけたことがあるのではないでしょうか。

gannmenn
ただの面白GIFなのですが、規則が気になってしまうのが僕の悪い癖。
てな訳で競技規則をめくってみましょう。


スローインの項目(p.49)から一部。

スローインは、プレーを再開する方法のひとつである。

すべての相手競技者は、スローインが行われる地点から2m(2ヤード)以上離れなければならない。

ラインを踏むくらいまで出てきていますね。もう数センチしか離れていないかと。


警告となる反則(p.39)から一部。

●コーナーキック、フリーキックまたはスローインでプレーが再開されるときに既定の距離を守らない

このスローインを妨害した競技者は、警告されることになります。


おっとおっと。きちんとまとめてある部分があるではないか!
と、思いきや、これはまとめているように思えて異なるケースの話をしているのか?なんて気もします。
皆さんはどうお考えですか?

ガイドライン>スローインの項目(p.136)から一部。

審判員は、スローインが行われるとき、相手競技者はスローインを行う地点から2m以内に近寄れないことに留意する。必要であれば、主審はスローインの前に、この距離内にいる競技者を注意し、その後も正しい距離まで下がらない場合は警告しなければならない。プレーは、スローインで再開される。

この文は、注意しても下がらない競技者に対して警告するとも取れます。
実際に距離が不足している競技者にボールが当たった場合でも、この処置でいいのでしょうか。

(この場合、私だったらスローインを行った競技者には懲戒罰を与えないかなあ……)

第4の審判員(The fourth official)という役職があるのはご存じですよね。
ただ、なんか第4の審判員って地味だし出番無いし、ボード掲げているだけに見えますよね。
今回は知られざる(?)第4の審判員の仕事をご紹介します。


~試合前~
主審を中心にミーティングが行われます。
4thの場合は
・交代ボードの出し方(OUTの番号・INの番号をどう表示するかまたはしないか)
・アディショナルタイムの伝え方、表示のタイミング
・ベンチコントロール・退席の合図
・主審・副審の3人の内誰かが任務を遂行できなくなった場合、どのように交代をするのか
・得点・警告・退場者の確認
などなど細部に渡って確認をして、審判団で情報の共有をします。
こんなケースないからいいや。まあそのときに対処できるだろう。はNG!
絶対に確認をしておきましょう。
競技会規定は必ず把握しておきましょう。

何があるか分かりませんから、アップも入念に行います。


~試合中~
交代の管理は一番大切な仕事。
主審もなるべく交代の記録は取りますが、試合のスムーズさを優先するとどうしても十分に記録が取れませんから、交代の管理はしっかりやっていただきたいと思います。
用具の点検ももちろん忘れずに。
ベンチコントロールも重要な仕事です。
大会によってテクニカルエリアの有無や立って指示できる人数が決まっているので、従ってコントロールをします。
暴言など退席に値する言動があった場合には予め決めておいた形で主審に知らせます。
得点・警告・退場者の確認はなるべく審判団全員で行いますが、天候や状況によっては確認しづらい場合もあります。HT・終了後に時間と背番号を全員で確認しましょう。
止血の確認も行います。復帰の承認は与えられないので注意!
設備の不良・重篤な負傷の発生・乱闘のような場面では第4の審判員が状況を記憶・記録しましょう。
何分間試合を停止して何分から再開したのか。何・誰が原因だったのか。何番の選手がどのような行為をしたのか。
報告書もありますので詳細に、具体的に把握しましょう。


~HT・試合終了後~
得点・得点者・警告退場・それらの時間を確認します。
外から見ているからこそ分かることもありますから、アドバイスもできるといいですね。


社会人レベルでこれですから、上のレベルに行けば行くほどもっと内容も濃いものになると思います。
第4と言えども立派な職務であり、重要な職務です。少しでも怠ってはいけません。
第4の審判員がいない試合もありますが、主審・副審で分担して行うことになると思います。
いつ呼ばれてもいいように日々イメージトレーニング!!






久しぶりの更新となってしまいました。
審判記録の記事書くつもりだしいいか……と月前半をサボりまくりまして。
そろそろやるか……と思いつつもこんなに過ぎてしまいました。

さてまずは依頼を受けた大会へ。
副審1本、主審1本を担当しました。

副審の任務では特に出来事はなし。

主審を務めた試合ではイエローカードが1枚。
ゴールに向かう攻撃側競技者をホールディングで妨げたとして反スポで警告しました。
ゴールには向かっていましたが、もう一人守備側競技者がカバーにおり、得点機会の阻止とは判断しませんでした。
カードの出し方にはちょいとアドバイスを頂きました。
カードを出してからしまうまでが早い。何人かいた中で混乱しており分かりづらかった。本部側に背を向けられればなお良かった。と。
しばらくぶりのイエローで自分の中で焦ってしまった感じ。気を付けなければ。

その他頂いたアドバイスとしては、
・ゴールキックのシグナルの腕の角度をもっと下に向けた方が良い。
・出血にもっと早く気づいて処置できたら良かった。
・争点・プレーを近くで監視する。説得力が今一つ。

やはり走力が課題。底上げはもちろん、どこまでゲーム中に発揮できるかですね。


続いて派遣の試合へ。副審1本を担当。

ワンサイドゲームだったこともあり、前半は寒かったw
後半はとあるハプニングが起こりましたが、主審の方の対応が100点満点だったそうで、とても勉強になりました。
タッチジャッジも落ち着いてアイコンタクトを取ってできました。


実に久しぶり(3か月ぶり)の審判活動でして不安でしたが何とか無事に終えることができました。
今年もスキルアップをして、もっと重要な試合で活躍できるよう頑張ります!

またまたプレミアリーグから。
とにかく素晴らしいゴールですが、どれだけ素晴らしくても笛が吹かれてしまえばそこでお終い。
見えたファウルに対して笛を吹くだけではないレフェリーの仕事。


こちらのゴール。
wiriann3
思わず声が出てしまいそうなゴール。

wiriann2
うぃりあん1

なんとなく流れで入ってしまったのではなく、しっかりアドバンテージをコールしています。
素晴らしいゴールに素晴らしいレフェリーあり。

皆さまあけましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

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