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 サガスカーレットグレイスのサントラを買った。ゲームに先行してサントラを買ったことは初めてであるが、全編を通して耳に残る曲ばかりであり、バイオリン押しの名盤であった。(同僚からは「サガだけにクセのある買い方」だと買い方について指摘を受けてしまった…)ニコニコだっただろうか、「イトケン節のセルフパロディ」とコメントされてくらい、フィールドとバトルのサウンドが光っていた。

 
私はギターやベース、バイオリンといった弦楽器が好きだ。演奏は極めて下手で、既に上達の見込みもないが、デジマート等で楽器を見たり探したりするのは長くずっと趣味である。御茶ノ水にも通い詰め、空でマッピングさえできるようになっていた…楽器に対する強烈な愛情をもった漫画のキャラと言えば音石明だと思う。なお、BECKや“けいおん”といった音楽モノは持っていないので、食の分野に比べると引き出しは随分少ない。

 
扉絵にあったストラトキャスターの紹介から伺うと、音石はプレイヤーで作り手というマルチエンジニアで、天沢聖司と近い才能を持っていると思われる。本編のバトル描写も良い。仗助は音石のスタンドであるチリペッパーをタイヤに閉じ込める。チリペッパーはタイヤを破ると、膨張圧で飛んで行き海の散り(チリ)となる…洒落たオチの中でも塩水と電気の関係性が書かれているから、ジョジョは読んでいて勉強になる。さて、楽器の話に戻したい。

 
学生の頃、全財産をはたいて、CARLSBRO(カールスブロ)の真空管アンプを買った。鐘の音のような独特のクリーンと、切れの良いクランチを出す理想的なアンプだ。大きさはスタジオにある4発セパレイトタイプだし、価値から考えて私の身の丈に全く合っていないが、「いつか見た夢の先に…」という一心で維持・管理をしている。締まらないが、コイツがあるから頑張れるという【未来への投資】なのかもしれない。

<発行日>
 2004421
<著者>
 
荒木飛呂彦 (敬称略)
<発行所>
 集英社