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 年末から、①流浪のグルメ、②〆のグルメ、③荒野のグルメ、④ブシメシと、土山先生の作品ラッシュである。天の恵みとありがたや、2017年は本当に良い年になりそうだ。当方も集中力が続く限りレポートしたい。では早速、牛タンの魅力が書かれている「流浪のグルメ 東北編」を読んでみた。主人公の獅子戸錠二は街グルメのプロ。それも単なる観光案内ではなく、その土地、或いは生活に根付いた“とっておき”をガイドしてくれる凄腕のドライバー。

 
今回メインとなる被ガイドの青年は、仙台に牛タン料理を食べに来たが、到着した矢先に財布を無くした不孝設定。テールスープ、タン刺、そしてタン塩…妄想まで悲しくなってくるが、錠二と出会い大逆転。彼の教授により様々な仙台の常食を堪能し、帰路に着く。各々グルメも勿論も魅力的であったが、目的の牛タンが最後の駅弁で出るところあたり、流石だと思っている。またその真意とは、それこそが最高に美味い!ということではなかろうか。毎度邪推してみる。

 
いつも思うが先生の土山作品に出てくるキャラクターは、大概食べるとき嬉しそうだ。食(しょく)こそ人が生きる源であり、食事のありがたさがにじみ出ている。こういう正直さが作品の味になっているのだと思う。思い返すと前職でお世話になったとある班長は、仕事中の作業現場で美味そうに肴の話をする人だった。銀杏を串で食べる仕草、「かぁ~っ…うめぇよな!」って、まるで川原先生の作品から出てきたキャラのような口調とテンポ感。現場には、“あぶさん”の大虎に近い雰囲気があった。

 
話を牛タンに戻す。牛タンを考案した人は偉い!と思って調べてみると、歴史は旧石器時代(200万年前)まで遡るという。もしかしたら卑弥呼や聖徳太子も牛タンを食べていたのかも…と思うと何故か親近感が湧く。ちなみにホルモンは1900年代というからさらに驚く。そういえば、昔住んでいた近所の焼肉屋は、1500円の特上タン塩が人気メニューだった。思い出しただけでも、なんて贅沢…と絶句してしまうが、魔法にかかったような美味さだった。今回は、仙台のお土産を【食テロ】を意識して掲載するが、効果の程は如何ばかり。

≪土産のタン塩
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<発行日>
 2016年1120
<著者>
 土山しげる (敬称略)
<発行所>
 双葉社