この記事は大人な表現を含みます。
18歳以上で、責任が取れる方のみどうぞ。

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3つ目のピンを落とした。
髪の毛はちょっとボサついてるはず。


「 じゃんけん…ぽん! 」


ぐっ…。
次は、コートのポケットに入れていた手袋片方。


「 じゃんけんぽん! 」



ああ、また手袋。




…ヤバい。

これで本当の洋服のみ。
ズルい手は使えなくなった。


今のところ勝負は五分五分。
道明寺はジャケットと靴を失っている。
だからあと5つ。

ピンを外した時、あいつはズルしやがってとか色々言ったけど
私も道明寺の靴と靴下を数に入れてなかったから、これでおあいこでしょ?
私はタイツと靴を脱がされてたんだからさ。


「 じゃんけんぽん! 」


道明寺が靴下を脱いだ。


「 じゃんけんぽん! 」


私はコート。



ここからは無言になった。
元気よく掛け声を言っていた私に焦りが出てきたからかも。
最初はグーからの。
じゃんけん…、



道明寺が裸足になった。



ぶっ。
中々見られない光景。
ビシッとキメてるように見えるのに裸足。みたいな。
執事さんが見たら慌てるんじゃないの?
坊っちゃんに靴下を〜!みたいな。

道明寺が指をパチンと鳴らして、私にこっちを見るように合図した。
肩を震わせながら下を向いてたつくしは、両手を交差しながら組み
グルンと回して覗き込む。


「?何してんだ?」

「じゃんけんの第二の奥義よ。次に出すべきものを見透せる…」

「アホか。」


む。
鼻で笑ったな。


「吠えづらかくなよ!」



最初はグー!からの…









ぎゃふん!!





 

「脱げよ。」

「か、風邪ひいちゃう。」

「空調は完璧だ。ほら、早く。」


ニヤニヤニヤニヤ。
あの顔!

第二の奥義はどこへいったの?
つくしは歯を食いしばり、着心地最高なモヘアのワンピースを脱ぐ。



口笛を吹かれた。


「おー、いい眺め。」


ニヤニヤしている道明寺。
私は膝まである水色のスリップと、あとは下着だ。


「あと3回勝てばお楽しみだな。」


これは本当にマズい。


「あんたもあと3枚でしょ。
ねね、これでおあいこにしない?」

「は?今からが楽しいとこだろ。」


あいつはニットにパンツにと、普通に洋服だけど
言い出しっぺの私はまさかの下着姿。



ハラたつ〜!!

こんなハズじゃなかったから、どこまでって決めてなかった。
失敗したぁぁ。


「こっからお互い脱がせるってどうだ?」

「却下。」

「ちぇっ、ケチなやつ。」

「聞こえてるわよ!」


つくしは目の前で、めっちゃ楽しげにニヤついてる男と
(悔しいけど)交渉する事にした。


「ね、勝負はさ あと1枚にしない?」

「あ?嫌に決まってんだろ。」

「お願い。」


酔った勢いで可愛く言ってみた。
道明寺が片眉を上げる。


「ね?」

「…しょうがねぇな。」

「やった!」


ガッツポーズしたのもつかの間、

「ルールなしか、相手が選べて脱がせる1枚か。
どっちか選べ。」





うぐ。

道明寺は百戦錬磨の交渉人だった。
抜かりがない。


「じゃあ…1枚の方…。」

「よし。」


つくしはちょっとずつアルコールが抜けていた。
ふかふかのラグの上に向かい合わせで立ち、足元にはお互いの衣服が散らばっている。
ここは超豪華なメープルのスイートで…
カーテンの外には素晴らしい夜景が広がってるはず。
(ん?カーテンが少し開いてるような…。)

私、何でこんな事してんだっけ?といきなり冷静に…
だけ道明寺の声掛けで反射的に手を前にだす。






ぐっ…。



ダウンライトの明かりの中、道明寺がゆっくりと近づいてきた。
綺麗な男は優雅に歩く。


あの目で見つめられると…腕の中で蕩けたくなる。
触って欲しい。
キスして欲しいと願わずにはいられない。


「ゲームオーバー。」


楽しげにブラの紐をパチンと弾き、スリップをひらりと触った。
お尻をさっとひとなで。
ビクッと身体を震わせると、道明寺の目がキラリと光った。


「…どれにしようかな。」


首を軽く傾げる仕草。
ムカつくぐらい色っぽい。


「決めた。」



大きくて熱い手がスリップの中に入ってきた。

私の息が荒くなる。




道明寺が選んだのは…









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