304: 名無しさん@おーぷん 2014/05/20(火)21:17:53 ID:???
6歳のときの話。
年齢が年齢だから記憶が曖昧なところは、
後から親に聞いた話で補足。
障碍関係の話だから、嫌な人はスルーしてください。

小学校入学の前の年、ずっと兄弟が欲しかった私に妹ができる事が分かった。
すごく嬉しくて、生まれてくるのを心待ちにしてた。


いよいよ産まれるってなって、私は母方の祖父母宅に1週間1人で預けられることになり、涙目になりながらも「お姉ちゃんになるんだから我慢する!」って言い切ったらしい。(これは親から聞いた)

1週間後、父が迎えに来てくれて家に帰ると、
妹はいなくて母だけが退院してた。

「赤ちゃんは?」って聞いたら、
「まだ入院してるから、もう少ししたら帰ってくるよ」
って言われた。

ガッカリしたけど、当時は子供だったし
「そういうもんなんだ」と思った。

1ヵ月後ぐらいにやっと妹が家にきた。
だけど今まで見た赤ちゃんとは明らかに違ってた。

後頭部は髪の毛がなくて大きな傷跡。
目の焦点も合ってないし表情もない。
体も動かずまるで人形みたいだった。

我ながらすごく残酷だと思うけど、
あれだけ楽しみにしてた妹に
怖くて近寄れなかった。

母に「抱っこしてみる?」と言われたけど、
泣きながら「ヤダ!」って答えたら、
母がすごく悲しそうな顔になった。

これだけはハッキリ記憶に残ってる。

ある程度の年齢になってから、
妹は産まれた時に後頭部に大きなコブがあって、
切除しなかったら余命数ヶ月だったと説明された。

切除すれば一生寝たきりの
障碍者になる事は確定だったけど、
両親は悩んだ末に切除を決めたらしい。

コブができた理由は、20年経った今でも分からない。
切除に関しても、両親が悩んだ末に決めたことだから理解してる。

今は妹の全てを受け入れられるし、
母の負担を減らすために介護の資格を取って
仕事の合間にできる限りの事をしてるけど
6歳の子供にとってはすごく衝撃的な体験だった。




今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験1 
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1397802500/