731: 名無しさん@おーぷん 2016/10/23(日)23:50:00 ID:853
私がいわゆる貧困層の育ちに分類されると知った時が
私の原点を覆されたようで衝撃だった

私の伯父(母の血の繋がらない兄)は馬鹿な人で、女に騙される人だった
最初の奥さんに騙されてるとも知らずに言われるがまま行動し、結果伯父は両親(私の祖父母)を騙すことになって気づけば祖父母は知らぬ間に家も貯金も伯父奥に持ち逃げされて借金500万抱える羽目になった


今から30年位前で私か生まれてすぐの頃で、難産の末私が全身真っ黄色で生まれて来た挙句、母の肥立ちが悪くて祖父母が勝手に抱え込んでのことだった

借金を祖父母に押し付けて消失した伯父のかわりに母は祖父母を引き取って生活するも、祖母はストレスから血管が詰まってぽっくり逝ってしまった

まさか親に捨てられ身寄りもなく引き取った我が子にこんな仕打ちをされるとは思わなかったんだろう、可哀想に

父は私が生まれてすぐ起こったこれらのことに、父の実家が激怒して離婚になった
父もまだ23歳で若かったし、しかも婿入りしてたから仕方ないと思う
犯罪者のいる一族の仲間入りなんて当時は今より世間体が悪かっただろう

離婚してすぐ、私が気管支が弱くて喘息持ちであることがわかり、空気の汚いと言われてた大阪から離れて山奥に引っ越した

私の記憶は引っ越した先から始まるんだけど、家はあばら屋と言っても過言ではなかったが敷地が広かった
綺麗な家を知らない私はそれが普通の家で、貧相だなんて思ったこともなかった

祖父はその時50歳前後だったかな、まだまだ若くて働いて、家に帰ったら庭に畑を作り出した
私も砂遊びの感覚で手伝っていた

幼稚園も保育園も近くになかったから、祖父と母が仕事に出かけたら家でひとりでお留守番
今なら絶対考えられないだろうが、昔は割りと普通だった
外に出れば畑仕事をしてる人たちがいたのでその人たち全員が保護者代わりのような環境だね

まさに地域での子育てだった
若い子が出ていくことはあっても戻ってくることが少なかったから、かわいがってもらえた

土日になると祖父が父親のように遊んでくれて、夕飯の魚をとるために川に網を張ったついでに泳いだりアスレチックと称して山に行き木に登り山菜の収穫もした

山イチゴが大好きでよく探し、
つくし、ぜんまい、ワラビも収穫してよく食べてた
筍や椎茸も貰って頻繁に食べてた
野菜は基本庭で作ってた祖父の家庭菜園
おやつは庭で取れるキュウリ
卵は近くの養鶏場に遊びに行って手伝いしたついでに私が貰って帰ってた
牛舎もありそこの牛と仲良くなったので牛乳もたまに貰ってた

お肉は食べた記憶がほとんどない
たまに街に出て寄るマックのハンバーガーが私にとってのお肉であり贅沢

お菓子も滅多に食べたことがなかったせいで味覚が発達しなかったのか、大人になった今、スナック菓子は全く食べられないし、ビスケットやクッキーも手作り品を少しつまむ程度しか食べられないし、チョコレートやキャラメルは一切受け付けない
幼い頃に母が買ってくれた衛生ボーロと野菜生活が食べられるくらい

こんな生活でもお腹いっぱい食べられてたから、ひもじいとか思ったこともなかった
小学校まで毎日送り迎え、中学は自転車で山一つ超える
高校はその少し先で、奨学金を借りながら行ってた

家が遠すぎて誰も友達が遊びに来たことがなかったし、私も遊びに行ってたら帰りが遅くなるからずーっと家と学校の往復のみだった

大学に通い始める前、祖父が免許を返したころにやっと膨れ上がってた借金を返し終えた
ローンが通ったので、私の大学進学に合わせて街に降りて駅のそばの家を買った
大学も第二種の奨学金を月額10万円借りながら空き時間にバイト

毎日自転車で山を登り降りして登校してた私にとって、駅まで歩いて15分は余裕すぎる道のりで、あまりにあまった時間と体力をバイトに費やした



732: 名無しさん@おーぷん 2016/10/23(日)23:50:11 ID:853

大学生になってから色んな人と交流が増えたんだけど、皆当たり前のようにコンビニによりお菓子やインスタントを買っていることに驚いた

ご飯に「お金がないから」と言いながらファミレスに入り、平気で500円を使う
え?500円もあれば2食は食べられるんじゃ、と衝撃だった
私にとって1食500円は誕生日とか特別な日の自分へのご褒美くらい豪華

一人暮らしの友達が家で鍋パをしようと呼んでくれた
ボロ屋で狭くて汚い、築60年のアパートって言ってたけど、あれ?窓もガムテープで貼ってないし扉もスムーズ、壁もどこにも破損がない滅茶苦茶綺麗な部屋だよ?

私の住んでた家は窓の立て付けが悪くて、真冬でもお風呂場の窓が半分あいて閉められなかったのに大学も結構親にお金出してもらってる人が多くて、逆に奨学金毎月10万も借りて何に使ってるの?と聞かれた

私にとっては奨学金10万借りてそれを学費と生活費に使うことが当たり前だったから、私のほうが少数派だと知ってほんとうにびっくりした

子供の頃は家にテレビが無くて、大学生の頃に景品で当たったテレビが家にきたんだけど貧乏芸人とかが幼い頃の生活を語ってたりして、私の家と似通った環境だったりするとホントに私は貧しい家で育ったんだと改めて衝撃だった



733: 名無しさん@おーぷん 2016/10/24(月)00:20:32 ID:Fhf
>>732
誰かを僻んだり妬んだりする事なくここまで来たのだから、いいお育ちなのだと思うよ
飢えて切ないとか比べて恥ずかしいとかもなくて、これからも何も恥じる事はないかと
ただ誰かと金銭感覚の話になった時にズレや違和感があるだろうから、いわゆる都市部の一人暮らしにかかる費用とかを調べてみてもいいかも



734: 名無しさん@おーぷん 2016/10/24(月)00:25:08 ID:mqk
>>731-732
貧しいところもあっただろうが、豊かな暮らしだなあとも思うがな
お祖父さんとお母さんは立派な人だ



735: 名無しさん@おーぷん 2016/10/24(月)09:53:56 ID:uXo
>>732
貧しいながらも善意に囲まれて幸せに育ったんだね。本当によかった
ただちょっと心配でもある

>>732
みたいな価値観の若い女の子が、保守的な中高年の男性やブラック企業、ヒモ願望持ちのクズ男といった人々に「質素で謙虚な良い子だ。それに比べて今の若者(女)は~」と煽てられて搾取されて苦労した末に破滅するって事例を身近で何件か見てきたからね
どうか悪意には利用されないでほしい



737: 名無しさん@おーぷん 2016/10/24(月)10:21:51 ID:11o
>>731-732
なんとなく心の豊かさなんだなと思った



739: 名無しさん@おーぷん 2016/10/24(月)10:55:00 ID:7aS
若い頃の伯母さんが>>732さんみたいな境遇だったらしい
>>732さんは人を妬んだりしない優しい人だろうけど、伯母さんは私の仕送りの額のことで父(伯母さんから見れば弟)にネチネチ文句言ってたなぁ

今の女は金がかかるね、とか、物質的な幸せや豊かさばかりで今の女は本当の幸せや心の豊かさを知らない、とか
何故か弟はスルーされたけど

この伯母さん、最近になって骨祖鬆症と診断された
骨密度が同年代の女性と比べて異様に低かったらしい
お医者さんに「若い頃の食生活が原因」って診断されたようで、以降は私への態度も軟化した




今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その15
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