にぽたん研究所

May 17, 2019

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令和元年の最初の営業日である5月7日に会社を設立しました。

会社名は「株式会社サウンドアスペクツ」と申します。

音楽関連や、オーディオ関連の会社かと思われるかと思いますが、基本的にはインターネット関連サービス会社のつもりです。
とは言え、音楽制作や楽器演奏も生業としてやっていこうと思っていますし、音楽に関するサービスもいつかやるかも知れません。
音楽制作などご依頼がございましたらお気軽にご相談ください。

実はこの「サウンド」という言葉は、名詞として解釈すると「音」などの一般的によく知られた意味ですが、形容詞として解釈すると「健康的な」「健全な」また「堅実な」「安定した」などの意味にもなります。

ここ数年、自分が仕事以外で生きる上でテーマにしてきたことに「音楽」と「健康」があり、この「サウンド」という単語はまさに自分の最近の状況を端的に表す単語であり、かつ、インターネットサービスに求められるのは、堅実さや安定であることは言うまでもありません。
なので、会社設立を考えた時に、真っ先にこの「サウンド」という単語は社名に入れたいと考えていました。

退職日まで二ヶ月ありますが、本日より約二ヶ月間の有給消化に入り、平成最後の営業日が最終出社日になっています。

LINE 卒業 (退職) のお知らせ - にぽたん研究所



前職退職日前の約 2 ヶ月間、丸々有給消化でした。

この有給期間に自分がやりたいと思っているサービスをコツコツと作って行こうと考えていましたが、まったくと言っていいほど何も出来ませんでした。

会社のドメインはどうするか、社名ロゴはどうするか、などととにかく会社設立に向けた雑務などに追われまくり、雑務をしていない時は色々な方々とお会いするといった毎日でした。

「強大な力」にひっくり返されない限りは、起業するので、誰かに雇われて働くという選択をする確率は 2 割程度のように牽制するような言い方をして、よっぽどなことがない限りは起業しかするつもりはないという布石を打ったつもりなのですが、ありがたいことに、両手の指では数え切れないほどの経営者の皆様からご連絡を頂戴し、毎日のようにどこかに出向いては貴重なお話をうかがうことが出来ました。

そんな経営の先輩方のご意見を拝聴する日々を過ごす中で「起業」と「雇われて働く」という、両極端な選択肢しかないというわけではないということ、そもそもその二つが必ずしも対立軸上の対極にあるものではないということなど多くの気づきがあったりもしました。

ということで、どんな選択肢を選ぶにせよ、まずは冒頭に述べた通り、当初の考え通り私が代表を務める会社は設立しました。

コーポレートサイト的なペライチを作ったら、あまりに自分にセンスがなくて、 Twitter で嘆いていたら、見かねたペンタラボ@kentax が、リプをくれて、ゴールデンウィークを挟んだりしている中、短期間でいい感じのコーポレートサイトを作ってくれました。


sound.as | 株式会社 サウンドアスペクツ

こんな短期間で、夜遅くまで対応してもらって、超感謝しかない感じです。
ありがとうございます。


さて、会社は作ったものの、自分が考えるサービスは、どういうポイントで、どれぐらいのボリュームのキャッシュが生まれるのか、予測がつかないものです。
それを予測してまことしやかに計画を作ったりするのが経営者というものだとは思うのですが、とにかく流れが速くてとにかく太い太い導線を持つサービスばかり運営してきたこれまでから、小川のせせらぎすら聞こえてこないような流れの淀んだ場所に来た今、そこの肌感みたいなものが皆目見当がつかないと言うのが正直なところ。
低コストで効果的なプロモーションとは?効果は?など、これから身をもってそういった感覚を掴んでいくことが必要で、とにかく勉強の日々です。
事業創出のために毎日したため続けたアイディアノートを眺めて、つくづく感じたのは

「自分はビジネスに関しては素人同然」

ということ。

浮かんで出てくるのは、特定の領域におけるプレイヤー不在の隙間産業的な場所を狙っていくことばかりで、目新しさもない。

いや、決して悪くないとは思うのだけれど…。

「儲かる」ことを軸に考えるより、「不便なまま放ったらかしにされている場所を自分が良くしてあげることで喜んでくれる人がいる」という視点で「きっとその人たちが巡り巡って間接的にお金を落としてくれるかも知れない」という、経営者にしては及び腰な考えばかりが先に立ち、あたかも「サービスが先、利益は後」という「小倉昌男 経営学」的なスタンスを良しとする性格が根っこにあるという気付きがありました。

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要するに私は、短期間でガッチリ儲けて、ウェイウェイ言って、ブイブイ言わせるようなタイプの社長ではまったくないのだと思います。

これは自分の人間性で、この人間性はビジネスマンとして恥ずべきことではなく、むしろ誇っても良いことだと思っています。

あと、エンジニアらしく適度にコミュ障なところもあるので、投資家を口説くだけの狡猾さもないし、他人様の貴重なお金を預かって過度に重責を負うことへの自信も今の時点でまったくないので、ファイナンスは一切せず、設立の資本金は全額私個人のお金で、気ままな船出にした感じです。
もし今加速させるべきだ!って時が来たら、それなりにお金のことは考えますが、単純に「それは今ではない」ということです。

さて、そんな、ウェイウェイブイブイじゃないタイプの私という個人に興味を持ってくださった多くの経営者さんたちとお会いする中、この社長さんはスゴイだとか、この会社のサービスの将来性はかなり期待が持てそうだとか、このサービスは今しっかりお金を集めてトップギアで駆け抜けていくべきだとか、そんなことを直感で感じた企業が何社かありました。
抜きん出たセンスがない自分の力だけで上に行くのではなく、そういうセンスを持ってる会社に寄り添って、パートナー企業になるというのもアリなんじゃないか?などと考えました。

その結果、会社設立以来、自分の会社の事業にはあんまりコミットしていない今日この頃を過ごしています。

じゃあ、今、何にコミットしているのか?

昨今「シェアリングエコノミー」「サブスクリプションビジネス」などが注目を集めています。
そんな中でも「月額 4 万円から全国の物件に住み放題」を売り文句に、毎日のようにメディア露出をしている「ADDress」という Co-Living サービスがあります。

この ADDress は、クラウドファンディングで会員を募り、かなり注目を集め、すでに今年の 4 月にサービスが開始しているのですが、ビジネスモデルの複雑さや、人気の急加熱も相俟って、システムの対応がまったく追いついていないという現状です。

そんな中で、私個人が同社の技術責任者として、また弊社サウンドアスペクツ社が同社の開発パートナーとして、これからサービスの拡充と成長に向けてご協力させていただく…ということになっています。






名刺

令和からは、株式会社サウンドアスペクツ代表取締役であり、株式会社アドレス技術責任者でもあるということで、この 2 つの名刺を持って生きていきます。
あ、一応弊社の名刺に印刷してある住所は暫定的に私の個人宅にしている関係で、個人情報保護のために黒く塗ってますw

さて、この ADDress には、将来性という面と同時に、私が惚れた「社会的意義」という観点での良さあって…みたいなこと書こうと思って長々と書いていたら、多分、多くの人は社会的意義の部分にはあまり興味を持たないだろうなと感じて急に冷めたので、長文をゴッソリ消しました。きっと普通は多くの皆様にとって、利用者として「受けられるサービス」が興味の本質の部分だと思うので、まぁ…詳しくは ADDress のサイトをご覧ください。

そして、ご興味を持たれた方は、良ければお問合せください。
CAMPFIRE でもまだ絶賛募集中です

ちなみに、ADDress の技術責任者ではありますし、ADDress を加速度的にドライブさせるために厚めにコミットしますが、弊社サウンドアスペクツは ADDress のお仕事だけをする会社ということではありませんので、何かご用命がございましたらご連絡いただけると幸いです。

あわせて、サウンドアスペクツはお手伝いしていただける方を…とはいえお金がめっちゃあるってわけじゃないので、ハイスペックな高給取りはまだ雇えねぇぞ!って温度感で、やんわりぼんやりと募集してます。


一応、平成という時代である間は私は LINE 社員ですので、LINE 株式会社は接待及び贈答品の受け取りが禁止されています的な理由により例のリストは公開致しません。

多分、次の (自分の) 会社は、接待や贈答品の受け取りを禁止する次元にはすぐには行けないと思いますので、平成の次の時代になってすこししたら何かしらブログに投稿する時があると思います。
その時に公開させてください。

贈答品ジャブジャブ浴びたいです。

LINE 卒業 (退職) のお知らせ - にぽたん研究所


そういえば、前職時代では禁止されていた「例のリスト」をついに公表する時がきました!
ひゃっはー!ジャブジャブいきたい!ジャブジャブ!おねがいします!

ほしいものリスト



なんだこの終わり方…。

今後ともお引き立てを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


nipotan at 21:11 | │Comments(0) | 仕事 
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February 28, 2019

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【大切なお知らせ】

平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

このたび、私 nipotan は、平成最終日の 4 月 30 日をもちまして LINE 株式会社を卒業することとなりました。




無意味にアイドルの卒業発表っぽい書き出しにしてみました。


茶色
さようなら。茶色のこれ


前述の通り、平成という時代とともに LINE を辞めることにしました。
退職日まで二ヶ月ありますが、本日より約二ヶ月間の有給消化に入り、平成最後の営業日が最終出社日になっています。
つまり会社に行くのはあと 1 日となりました。


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nipotan at 09:00 | │Comments(3) | 仕事 
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May 23, 2018

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成分献血


5 月 22 日


「自分の HLA (ヒト白血球型抗原) と適合する患者さんがいる」

という情報を伝えられる。

韓国出張から 4/21 に帰国した。
海外渡航した場合、帰国から 4 週間は献血出来ないので「そろそろ献血出来るなぁー」というタイミングで伝えられた。


業務の合間に会社を抜けて、会社から近い献血ルームに行き、HLA 血小板の検体採取をした。
いやにカタイ言い回しをしたが、平たく言うと「使う相手が決まってるちょっと特別な成分献血」だ。

そもそも「HLA 適合」云々がよくわからなかったので、長く退屈な待ち時間に手元のスマホで調べる…。
しかし、医療従事者向けの専門的な資料ばっかり引っ掛かってよくわからない…w


成分献血


そもそも、成分献血には「血小板成分献血」と「血漿成分献血」がある。
名前が似ていて紛らわしい。
血小板献血の時に血漿も一緒に採取されてるのは何となくわかっている。
どちらもやったことはあるけど毎度どちらをやっているのかよくわからない。
終わったあとに献血カードを見て「ああ、今日は血小板だったのか」みたいに把握する感じ。
もっと言うと、終わったあとしばらくは献血カードを見もしないことのほうが多い気がする。

「え、そんなもんなの?」

どうだろう。自分が雑すぎるのか…。
いや多分、血液に詳しかったり、献血に特段拘りが強いとかでない限り、そんなもんなんだとおもう。

以前、本採血前のヘモグロビン測定の時

「今日は血漿が不足しているので、血漿成分献血でお願いしますねー」

と告げられた。
でも、献血終了後に献血カードを見返してみたら「血小板」と書かれていたことがあった。
もう、何がなんだかよくわからない。

「それはさすがに思い違いでは?」

でも、ヘモグロビン測定の合間の待ち時間に

「へー、今日は血漿なのか。珍しいな。血漿の "漿" って字ってどういうのだっけ?醤油の "醤" みたいな字?よくわからないな…。血を醤油とすると、血漿は醤 (ひしお) みたいなもの…?」

などというあまりに不毛な思考に耽っていたので、思い違いでも聞き間違いでもないとおもう。

「成分献血」で採取された成分は主に「成分輸血」に用いられる。


成分輸血


「血小板輸血」はどういう人に必要なのか?

自分の知識では、血小板の量が何らかの要因で少なくて、そのせいで出血したら血管を塞ぐことが出来ずに止血が出来ないので、そういう方に血小板を輸血する…みたいなことだと認識している。
ついでに「血漿輸血」もたぶん「血小板輸血」と同じ感じ?あんまり違いがわかってないw

で、HLA が適合しない血小板の輸血を繰り返している方には、抗体が出来るとか?拒絶反応が出るだとか?そんな感じで、血小板輸血をしても血小板の数値が上がらなくなり、どんどん止血効果がなくなってしまう。
そうなってしまった患者さんには「HLA 適合血小板輸血」が必要になってくるそうな。

で、この HLA は数万パターンあり、適合確率は、兄弟姉妹の場合は四分の一程度。非血縁者の場合は数百から数万分の一程度。けっこう幅広いが、「そこそこ稀な型」から「極めて稀な型」まで存在するとか。

ただ血液を提供する側にいると、何故血小板が少なく、かつ出血をする傾向がある人がいるのか?
実はよくわかっていない。

想像するに「白血病」や「悪性リンパ腫」などのいわゆる「血液の癌」をはじめとする「骨髄移植が有効な患者さん」にこの HLA 適合血小板輸血が必要な方が多いのではないか。
いや、あくまで想像。
きっと抗癌剤治療などを受けている人にもその傾向があるのだとおもう。これも想像。


献血後


HLA 血小板の検体採取が終了したあと、帰りしなに

「今回の HLA 適合の患者さんが、今後も継続して血小板を必要とされるかも知れないので、可能であれば継続してまた血小板献血に来ていただけると助かります」

というような趣旨のことを、献血ルームの職員の方から言われた。

はて。適合される患者さん、一体何の病に苦しんでいるのだろう…。

どこのどなたなのか、全くの見ず知らずだけど、この日本で私と HLA が適合する方がいて、その方が病に臥せっているということを知らされることは、何かすごく特別なことにおもえてしまう。
当然ながら、今回献血した血小板を輸血される HLA 適合患者さんの情報については、こちらには一切知らされもしなければ、知る術もない。
知ることが出来るのは「ただそういう方が存在する」という事実だけ。
機微情報ゆえ、当然だろう。


「型」が「適合」する「確率」


そういえば骨髄移植の話においても「型が適合」云々「適合する確率」云々という話がよく耳目に触れる。

「この血小板輸血の "適合" と、骨髄移植の "適合" は同じ?どっちも HLA について言ってる?」

と疑問を持った。
雑に調べたら、やはり骨髄移植における "適合" の意味も「HLA が適合するか」のようなので、もしこの患者さんが骨髄移植を必要としているのであれば、私が骨髄バンクにドナー登録をすれば早々にこの人の命が助かるのかも?などと考えた。


これまで骨髄バンクドナー登録を考えたか


以前、とある格闘家の方のご夫人が急性骨髄性白血病に罹り、闘病されていた。
「されていた」と過去形なのは…悲しいかな、お察し願う。
当時、格闘家をはじめ格闘技関係の方々が SNS 上で骨髄バンクのドナー登録を呼び掛けていたことがあった。

そして、知人にも一人、現在、急性骨髄性白血病で闘病中の人がいる。

それでも、ドナー登録をしようとはしなかった。

でも、今回 HLA 適合したという話をきっかけに、いよいよ骨髄ドナーになることが「他人事」におもえなくなった。


何故、これまで急性骨髄性白血病の人が遠からずの距離にありながら、骨髄ドナー登録をしなかったのか。

実は、当時も骨髄ドナーになることを考え、色々と調べた。

そもそも論を言えば、自分がドナーになったところで、その知っている方を今すぐに助けられるか (適合するか) どうかは別の話で、むしろ適合する確率はかなり低い。

そして、ネットで知ったことを挙げるならば…
非血縁者間の骨髄移植は移植成績 (寛解率、生存率) が血縁者間の移植よりは悪いという話。
ドナーが負うべきリスクが大き過ぎるという話。

端的に言えば「治らない可能性が高いのに、すごく重いリスクを背負うかも知れない」
これで二の足を踏み、そこから気持ちが前に進めなくなった。

骨髄ドナーのリスクに関しては、Wikipedia の 「骨髄バンク」のページにある「ドナーの後遺障害等の危険性と補償」の段落を見ていただけばそれなりに重篤なものがあるということがおわかりいただける。

血縁者ならまだしも、見ず知らずの第三者の命を救うために、最悪死亡例すらあるリスクまで負えるのか?
むしろ、血縁者ですら間柄によってはそのリスクは負いたくないとすら考える場合もあり得る。

要するに自分は、そこまで善人ではなかった。


頭をもたげる「偽善」の二文字


「献血とかするくせに、いざ命が救えるかも知れない相手がいるとわかっても骨髄を移植できないのはただの偽善ではないか?」

という自問自答を繰り返し、自己嫌悪に陥りそうになった。

と同時に、今回の件は、個々人における「善意には上限がある」という、きわめて当たり前のことを明確に意識させられる出来事となった。


ただの偽善者ならおいそれと出来ないこと


献血は「偽善」で出来るのか?

いや、そうはおもわない。

爪楊枝程度の極太の注射針を腕に刺す。
まぁまぁ痛い。まぁまぁ怖い。そんな異物が、成分献血なら小一時間腕に刺さりっぱなし。
「血を抜かれる」のは想像するよりイージーなことではない。
成分献血は「返血」をされつつも、数回に分けて、延べにすると体内の循環血液の半分程度の血を抜かれ、遠心分離で成分を抽出された末に、抗凝固剤が添加され、止血効果の弱まった「残り」を体内に戻される。
考えようによってはとても怖いことだし、それなりに負担がある。
妙にヒンヤリしたのが返血され、吐き気や寒気がしたりする。
長時間の採血は、静脈血栓塞栓症の危険性が高まる。
献血後にはふらついたり、気分が悪くなったり、酷いと失神、転倒の危険性もある。
数時間、両腕には止血絆が貼られ、本採血を行なったほうの腕は包帯で圧迫される。
外気温が暑くてもカジュアルに半袖で行くのは少々憚られる。

ボランティアなので、対価を求めているわけではないが、ここまでの犠牲を払った結果、いただける対価は、だいたい「お煎餅」と「お茶」。しかもお茶は飲みたくて飲んでいるとかよりも、ホットの飲み物を飲むことで、採血時に血管を拡張するのが主目的。血管拡張のお茶と一緒にお煎餅を有り難く頂戴する。

食欲旺盛な苦学生なら、献血は空腹満たすには良いかも知れない。
献血ルームによってはドーナツやアイスやハンバーガーがもらえるところもあるみたいだし。

東京都内の人気献血ルーム!サービス充実がスゴイ - NAVER まとめ

その点自分は苦学生ではないので、血と引き換えに、こういうのを恵んで欲しいとおもうほど困窮はしていないし、加齢とともに食は細くなり、そこまで食欲は湧かない。

これが「偽善」なのなら、もっと楽で直接的に感謝されそうな偽善がありそうだ。
でも「善意」でやれることとして「献血」は間違いなく人のために貢献出来る。

特に何かのきっかけがあったわけでもないけれど、ある時
「この血はどんどん産生されるから、抜いてもらって人の役に立ててもらいたい」
という意識が芽生えて、無理のない範囲でコンスタントに行くようになった。

たぶん、基本的にどこかに「善意」の心が働いていたとおもう。
だから、自分はそんなに「悪人」ではないし、言うほど「偽善者」ではないとおもう。


自分に出来る「善意の上限」


少々脱線したので軌道修正。

移植成績が悪いと言われる非血縁者間の移植のために、後遺症などのリスクを冒してまで骨髄を提供するほどの善意なかった自分が、その見ず知らずの HLA 適合患者さんに対して出来る「善意の上限」を考えた。

それは、HLA 血小板献血を今後もコンスタントに続けること。

きっと、この患者さんは、私の血小板の輸血を受けて、ある程度元気になっているとおもう。
すこしの間、症状がけっこう改善されるのではないかとおもう。
偽善寄りの善人には、骨髄 (造血幹細胞) はあげられないけど、この患者さんが少しでも元気になるように、忘れずに行くことに心に決めた。

だからこの先、可能な限り、上限値まで、血小板献血を行なおうとおもう。
そのために、ちょこちょこ会社から抜け出すかも知れません。


ちなみに成分献血の年間上限数は合計 24 カウント。
1 回の血漿成分献血は 1、1 回の血小板成分献血は 2 にカウントされる。
このカウント方法だと今年現時点での成分献血カウント 5 なので、あと 19 カウントまで (最大 9 回) 血小板献血が出来る。

次回献血可能日までのインターバルが長い「全血献血」は、短時間で献血出来るという提供する側のメリットはあるけれど、今の自分の身でそれをやる必要はもはやない。
最初から最後までトータルで 2 時間程度かかるが、今後は成分献血専門で行こうとおもう。


まとめ


このブログで、一体自分は何を言いたかったというと

「骨髄バンクはけっこう荷が重いけれど、血小板献血ならもっと気楽に出来ますよ」

という一つの提言。

一度血小板献血をすることで、あなたの HLA の型は日本赤十字社に登録される。
そして、あなたの HLA と適合する輸血が必要な患者さんがいたら連絡がくる。
そうやって、誰かのことを救える機会がもっと増えればいいなと感じた。

もちろん、こんな不肖私よりも善意のある方は、骨髄バンクにドナー登録するのもアリだとおもう。
「人の命」を意識する、一つのきっかけになれば幸いです。

HLA 適合血小板献血者登録 (血小板献血) も、骨髄バンクのドナー登録も、いずれも、お近くの献血ルームまでお出掛けください。

あー、なんか日本赤十字社の回し者っぽいなw




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nipotan at 20:26 | │Comments(2) | 雑記 
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May 15, 2018

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サイドポーズ
想像以上に引きつった笑顔

ベストボディ・ジャパン 2018 さいたま大会に出場します の続きですが、結果を先に言うと、まったくもって力及ばず、予選敗退でした。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。

各所で興味半分で色々聞かれるので、大会を終えての感想と、この挑戦に至った経緯、自分がやったこと、今後自分と同じようにベストボディ・ジャパン (以下 BBJ) に出場を考えてる人に参考になりそうな情報、今後などについて綴ろうとおもいます。

長いですし、ボディメイクに興味がある人、BBJ などへの出場を考えている人以外にはまったく刺さらない内容になってますので、該当しない、興味もないという方は読み飛ばすことを推奨します。
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nipotan at 10:20 | │Comments(3) | ダイエット 
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April 09, 2018

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入金証明書


ある場所では告知済ですが、このブログでも告知させていただきます。

一次選考 (写真、書類選考) を通過したとの連絡がありましたので、表題の通り、
ベストボディ ・ジャパン 2018 さいたま大会
に出場致します。

この大会の本戦 (予選審査、ファイナル) は 5/6 (日)、所沢で行われます。
年齢別で行なわれ、私は「マスターズクラス」という 40 代枠で出場します。
GW 最終日ですし、チケットも安くはありませんが、もしご都合が許せば、是非応援にいらしてください。

一次選考通過者を対象とした出場選手で、ステージ上で予選審査が行なわれ、うち上位 10 名までがファイナルに進出、そのうち上位 5 名が入賞、上位 2 名は日本大会出場権獲得といった感じになるっぽいです。

ジム通い約半年という短期間ですし、当然ながらコンテストの類はまったくの初出場なのですが、別に大会をナメてるわけではありません。自分なりに毎日頑張って、人前で半裸になってもあまり恥ずかしくないとおもえるレベルまで鍛えられたと言えそうな感じなので、出場を決意した次第です。
たぶん、ほんとにナメてたら一次選考で落ちてたとおもいます…。

ベストボディ ・ジャパンさいたま大会の出場を選んだのは、埼玉県さいたま市大宮区出身だからです…ってわけではないのですが、当初、別団体が開催する「新人戦」といった位置付けの大会を目標にしていたら、その大会日程が、海外出張の日程とモロかぶりすることになってしまい、出張でおもうようにボディメイクが出来ない期間ぶんのダメージを十分に回復させられる日程で、首都圏で行なわれる大会を探したところ、たまたまこの大会が一番良さそうだったから…という感じです。

選択した理由がまったく前向きじゃない感じはありますが「ベストボディ・ジャパン」という大会自体、超有名な大会だし、例年東京からも強豪がいっぱい出る大会らしいので、出るからには、最高潮に気持ちを作っていこうとおもっています!

いや、正直なところ、強豪が出るし「新人戦」とかの括りがないからあえて避けてたってのはあるのですが…もう腹を決めました…。

しかし、なんで「埼玉大会」じゃなくて「さいたま大会」なんだろ…。



「ベストボディ?何それ?」

と言われたりしますが、まぁ、そのまんま、ベストなボディを競う大会です。
金子賢さん、レイザーラモン HG さん、小島よしおさん、パッション屋良さんなど、肉体派芸能人の方々も多く出場しています。

筋骨隆々の肉体芸術であるボディビルとは異なり、ボディビルと比べればいわゆる「細マッチョ」のコンテストみたいな感じの位置付けです。
ただ、ベストなボディというだけあって、筋肉の付き方がゴリゴリすぎず、全体的にバランスの取れた健康的な美しさなどを求める大会です。
「細マッチョのコンテスト」とは言いましたが、恐らく多くの方がイメージする「細マッチョ」よりはかなり「マッチョ」だとおもいます。
Google 画像検索で「ベストボディ・ジャパン」とかを検索すれば、程度がわかるとおもいます。

もっと言うと「ボディビル」と「ベストボディ」の間に「フィジーク」というカテゴリがあったりしますが、フィジークはかなりのマッチョです。

ベストなボディをつくるためにやっていることは、基本的にはボディビルで長年積み上げられたノウハウを活かした感じのものです。
ボディビルに似通ったメソッドで鍛錬と食事を行なうことで、適度に筋肉質な身体を作ります。
ただし、大会でボディビルとは評価されるポイントがまったく異なるので、重点的に鍛える部位や、鍛える程度などがまったく違います。



本戦まであと一ヶ月ちょっと前ぐらいの身体。



Koichi Taniguchiさん(@nipotan)がシェアした投稿 -





まだまだしぼりが全然甘いし、おヘソ周りはけっこうぷよぷよだし、筋トレクラスタから見たらクソガリなのは承知してます。
減量は 1 月からやっていますが、理想とするところは、

「筋肉を残しながら脂肪を落とす、しかもコンテストレベルまで」

というもの。
ぶっちゃけ「健康美」と言ってますが、健康的に見えて実のところ摂取する栄養はかなり偏ってます。
こんな生き方は初めてなので、かつてダイエット連載をしていた人間からしてみれば、全てがおもうようにいってる感じはありません。
食事内容は Instagram のほうにちょこちょこあげてますので、ご興味のある方はフォローしてみてください。

これから一ヶ月、トレーニングや食事の内容を見直したり、体毛を剃ったり、日サロに行ったりして、コンテストに向け仕上げていこうとおもっています。
そして、本戦で予選落ちにならないよう、キレキレの身体を披露できるように、残りの期間頑張りますので、応援のほど、宜しくお願い致します。



* * *



ベストボディ ・ジャパン 2018 さいたま大会
所沢市民文化センターミューズ マーキーホール
埼玉県所沢市並木一丁目9番地の1
2018年5月6日(日)
開場 13:00 開演 13:30

前売りチケット発売中 (〜5/1 まで)
S席 8,640円 A席 7,560円 B席 6,480円 C席 5,400円
当日券 +1,080円

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nipotan at 14:37 | │Comments(0) | ダイエット 
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