April 2011
April 22, 2011
最近の私の tweet は、納豆に関連するものが増えてきています。
それに伴い、多くの方々から納豆についてたくさん質問を受けていますので、ちょっとまとめてみたいとおもいました。
「大震災の影響により、納豆が入手困難になっている」という事実は、納豆好きな方なら誰もが知っているでしょう。
最近でこそ徐々に店頭で見掛けるようになってきていますが、それでも震災前に比べれば 2 割程度の供給量ではないでしょうか。
店頭では「一人一個まで」の制限は勿論のこと、時間帯によってはすぐに売り切れてしまうため、日中会社勤めをし、夜間会社帰りにスーパー等に立ち寄って買物をする人にとっては、完全に売り切れのタイミング。
もし偶然納豆が売り場にあるのを見掛けたとしても、普段食べ慣れている納豆とは違う、あまり馴染みのないブランドの納豆を試すなんて機会も増えていることかとおもいます。
私は別に納豆業界について興味があったり、詳しいというわけではないのですが、ちょっと調べてみたら、「おかめ納豆」を生産するタカノフーズが業界第一位、そして「金のつぶ」シリーズや、「くめ納豆」「なっとういち」等の納豆事業を譲渡あるいは買収し、一位のタカノフーズを猛追しているミツカンが業界第二位なようで、この二社で納豆売上の過半数を占めるシェアだそうです。更にその次にあづま食品が業界第三位なようですが、実はこの上位三社とも、納豆工場や関連工場が被災したそうで納豆の生産がストップし、それが昨今の納豆不足に繋がっているそうです。
私自身、震災前は毎日のように納豆を食べていたので、納豆が食べられなくなってしまったことを少し残念に思っていました。
震災から 3 週間経った頃、Twitter で、
「自作してみてはどうか」
「納豆菌は納豆から採取出来る」
「ハンズとかで納豆菌が売られている」
等の情報を、多くの方よりご助言いただき、
頭の中を瞬間的に My Favorite Things が駆け巡りました。
「納豆から納豆菌を採取する」というのが最も手っ取り早い気がしますが、その元となる納豆が手に入らない。
またある人からは「納豆巻を買ってその納豆から採取してみては?」というアイデアも飛び出すなど、納豆を作ると言い出してから、多くのアドバイスをいただきました。
そんな、納豆生産を決意したまさにその日、昼休みに某スーパーに立ち寄ったところ、偶然にも「おかめ納豆」を発見し、店頭に陳列されていた 3 パック入り 2 個のうちの 1 個を手に入れました。
この 1 個のおかめ納豆の入手から、私の「納豆づくり生活」が始まったわけですが、それはもう苦難の連続でした。
最初の頃は、完成した納豆を食べても、ぶっちゃけ全然美味しくないとか、納豆が手に入らないから仕方無いとは言え、何でこんな不味いもの食ってんだろう?なんて自問自答を繰り返していましたが、失敗を重ねていくことで、ネット上ではなかなか得ることが出来ない、美味しい納豆を作るコツなんかがだんだんとわかってきたりします。
その結果、今では市販には決して劣ることのない、いや、むしろ自画自賛ですが、市販の納豆より美味しいと思える美味しい納豆を食べられるようになりました。
自作納豆に興味ある方向けに、ポイント等をお伝えできればとおもいます。続きを読む
それに伴い、多くの方々から納豆についてたくさん質問を受けていますので、ちょっとまとめてみたいとおもいました。
「大震災の影響により、納豆が入手困難になっている」という事実は、納豆好きな方なら誰もが知っているでしょう。
最近でこそ徐々に店頭で見掛けるようになってきていますが、それでも震災前に比べれば 2 割程度の供給量ではないでしょうか。
店頭では「一人一個まで」の制限は勿論のこと、時間帯によってはすぐに売り切れてしまうため、日中会社勤めをし、夜間会社帰りにスーパー等に立ち寄って買物をする人にとっては、完全に売り切れのタイミング。
もし偶然納豆が売り場にあるのを見掛けたとしても、普段食べ慣れている納豆とは違う、あまり馴染みのないブランドの納豆を試すなんて機会も増えていることかとおもいます。
私は別に納豆業界について興味があったり、詳しいというわけではないのですが、ちょっと調べてみたら、「おかめ納豆」を生産するタカノフーズが業界第一位、そして「金のつぶ」シリーズや、「くめ納豆」「なっとういち」等の納豆事業を譲渡あるいは買収し、一位のタカノフーズを猛追しているミツカンが業界第二位なようで、この二社で納豆売上の過半数を占めるシェアだそうです。更にその次にあづま食品が業界第三位なようですが、実はこの上位三社とも、納豆工場や関連工場が被災したそうで納豆の生産がストップし、それが昨今の納豆不足に繋がっているそうです。
私自身、震災前は毎日のように納豆を食べていたので、納豆が食べられなくなってしまったことを少し残念に思っていました。
震災から 3 週間経った頃、Twitter で、
毎日食べていた納豆を 3 週間食べてない。発掘あるある納豆事件の時より入手出来ない。おかめ、ミツカン (くめ含む)、あづまが、震災の影響を受けるとこんなにも納豆不足に陥るんだなぁ。旭松も納豆事業を明日からミツカンに譲渡みたいだし、いったい何処に頼ったら納豆が食べられるのだろうか。なんて、納豆を食べたいという思いをつぶやいていると、
「自作してみてはどうか」
「納豆菌は納豆から採取出来る」
「ハンズとかで納豆菌が売られている」
等の情報を、多くの方よりご助言いただき、
「そうだ 納豆、作ろう。」
頭の中を瞬間的に My Favorite Things が駆け巡りました。
「納豆から納豆菌を採取する」というのが最も手っ取り早い気がしますが、その元となる納豆が手に入らない。
またある人からは「納豆巻を買ってその納豆から採取してみては?」というアイデアも飛び出すなど、納豆を作ると言い出してから、多くのアドバイスをいただきました。
そんな、納豆生産を決意したまさにその日、昼休みに某スーパーに立ち寄ったところ、偶然にも「おかめ納豆」を発見し、店頭に陳列されていた 3 パック入り 2 個のうちの 1 個を手に入れました。
この 1 個のおかめ納豆の入手から、私の「納豆づくり生活」が始まったわけですが、それはもう苦難の連続でした。
最初の頃は、完成した納豆を食べても、ぶっちゃけ全然美味しくないとか、納豆が手に入らないから仕方無いとは言え、何でこんな不味いもの食ってんだろう?なんて自問自答を繰り返していましたが、失敗を重ねていくことで、ネット上ではなかなか得ることが出来ない、美味しい納豆を作るコツなんかがだんだんとわかってきたりします。
その結果、今では市販には決して劣ることのない、いや、むしろ自画自賛ですが、市販の納豆より美味しいと思える美味しい納豆を食べられるようになりました。
自作納豆に興味ある方向けに、ポイント等をお伝えできればとおもいます。続きを読む
April 21, 2011
ある日、うちのサービスで bit.ly 使って URL を短縮したいねーなんて話があがって、まぁ、単純に短縮化するなら、@shiba_yu36 さん作の WebService::Bitly なんか使えば簡単に色々出来て便利だなーって思いました。
で、きっと、このモジュールを使っているであろうはてなダイアリーとか見てみたら、bit.ly の設定画面があるんですね。

自分自身の bit.ly アカウントを使えば bit.ly でトラッキングとか出来るし便利だなーと思いました。
…でもね、うちのサービスの利用者の方々は、はてな民のようなリテラシーの高いユーザばかりではないのですよ。
「bit.ly の API キー」とか言っても「は?????」って感じの方が大多数。
意味わからないものを設定画面につけるとなっちゃん宛にクレームがいっぱい来てしまいます。
とりあえず、bitly API Documentation を読んでみたら
OAuth を使えば、web からのフローだけで、ユーザに API キーなんか入力させる必要がなかったりするので、こっちのほうがユーザさんにも使いやすいだろうと思ったのでした。
もっと言えば、実は、このたび bit.ly で URL を短縮させつつ、Facebook に更新情報を投稿する機能をつけたりしたので、「Twitter も OAuth (1.0) だし、同じフローのほうが使いやすそう。Facebook も OAuth (2.0) なんだから、ついで bit.ly も OAuth に対応させちゃえばいいかも!」なーんて、軽いノリで提案してみた。
…のが運の尽き。
Facebook の OAuth 対応等のネタはネット上のそこらじゅうで見受けられるが、bit.ly で OAuth 2.0 に対応したなんてマニアックな話はほとんど目にしないので、かなりの手探り状態から始まりました。
今日は、そんな思い出話を書こうと思います。続きを読む
で、きっと、このモジュールを使っているであろうはてなダイアリーとか見てみたら、bit.ly の設定画面があるんですね。

自分自身の bit.ly アカウントを使えば bit.ly でトラッキングとか出来るし便利だなーと思いました。
…でもね、うちのサービスの利用者の方々は、はてな民のようなリテラシーの高いユーザばかりではないのですよ。
「bit.ly の API キー」とか言っても「は?????」って感じの方が大多数。
意味わからないものを設定画面につけるとなっちゃん宛にクレームがいっぱい来てしまいます。
とりあえず、bitly API Documentation を読んでみたら
bitly currently supports the OAuth 2 draft specification.なんて書いてあって、どうも昨年 9 月中旬から OAuth 2.0 対応がなされた模様。
OAuth を使えば、web からのフローだけで、ユーザに API キーなんか入力させる必要がなかったりするので、こっちのほうがユーザさんにも使いやすいだろうと思ったのでした。
もっと言えば、実は、このたび bit.ly で URL を短縮させつつ、Facebook に更新情報を投稿する機能をつけたりしたので、「Twitter も OAuth (1.0) だし、同じフローのほうが使いやすそう。Facebook も OAuth (2.0) なんだから、ついで bit.ly も OAuth に対応させちゃえばいいかも!」なーんて、軽いノリで提案してみた。
…のが運の尽き。
Facebook の OAuth 対応等のネタはネット上のそこらじゅうで見受けられるが、bit.ly で OAuth 2.0 に対応したなんてマニアックな話はほとんど目にしないので、かなりの手探り状態から始まりました。
今日は、そんな思い出話を書こうと思います。続きを読む