October 2016

October 03, 2016

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いっぱいになった郵便受け (いらすとや)

我が家のポストには、結構な枚数のチラシが毎日配られる。

以前、賃貸マンションに住んでいた時も、それはそれはものすごい量のチラシが投函されていた。今は戸建に住んでいるが依然チラシは多く、その量たるやむしろ賃貸の比ではないという感じ。

中でも投函されることが特に多いのが、引越屋、不用品回収、水道修理工、ピザ・寿司などのデリバリー、CATV・ネット回線業者、不動産屋 (あなたの家売ってください系) などなど。

特に、この 2 年で近隣に総戸数の多い新築マンションが数棟建ったおかげか、マンション住人さんに用事のある業者さんが通りがかりに流鏑馬 (やぶさめ) のようにポスティングして行かれるようだ。
本当に困っている。

たまには

「目からウロコもののチラシが入ってくることがあるかも知れない?!」

などと掘り出し物に期待して目をつぶっていたが、かれこれ 10 年以上そういったチラシはお目にかかってない。

そもそも、引越だって不用品回収だって水道修理だって、ネットで検索すれば沢山見つかるし他社との比較も出来る。チラシをバラ撒く業者なんかよりもっと安くて良い業者は必ず存在する。
チラシだけを鵜呑みにて業者選びすることは自分としてはありえない。
あと、ピザや寿司は、クーポンがついてきたりするんだけど、まったく同じ店舗をネットで検索してみると、往々にしてネット注文した時のほうがサービスが良かったりするもの。
チラシだけ見て注文したほうが損するケースがよくある。

つまり、我が家の状況と自分の価値観においては、チラシはほぼ 99.9% が無用ガンガン投函されるのは迷惑でしかない

日に 5〜10 枚程、月で 150 枚 〜 300 枚程のチラシが投函され、すべて一度人手を介し、ざっと目を通して (たまに郵便物が挟まってたりするので一枚一枚めくって確認) 問答無用でゴミ箱に捨てられる。この労力。そして紙やインクなど資源。無駄遣いにもほどがある。


7 月に沖縄旅行を考えて計画を立てていた時に、ふと、長期で家を空けたあとの帰宅時に恒例の、あの郵便受けにゴチャゴチャに投函されてるチラシを片付ける状況を想像して、完全に萎えた。そしてその対策をネットで調べた末に、Amazon でこれを注文した。





ただのステッカー


でも、商品ページでレビューをご覧いただくとわかるが「かなりの効果がある」と概ね高評価。

チラシ・勧誘印刷物の無断投函は一切お断り!


郵便受けにこれを貼って、およそ 3 ヶ月経つが、その効果は…


3 ヶ月でたったの 9 枚




ゼロには出来なかったものの、3 ヶ月の総量がステッカーを貼る以前の 1 日分程度の量におさまってる。

こんなステッカー一枚ぐらいでそんなに効果がある理由がよくわからないというのが正直な感想だし、これを読んでいる方には「嘘くさい」とすら感じられるだろう。

だけど、Amazon のレビュワーのみなさんも嘘は言ってないとおもうし、自分もまったく嘘をついてない。もちろん、そんな嘘を書くメリットなんて業者の回し者でもない限りはないだろう。もちろん、このステッカー作ってる業者なんてまったく知らない…。

こんなに低コストで高パフォーマンスな商品を他に知らないから感動をおぼえているわけで、これはもうブログで紹介せずにはいられないと、そういう気持ちにさせられたからこうして紹介記事を書いている。

↑この書き方が嘘くささに輪をかけてる。わかってる。

でも、嘘くさそうでも、本当に効果てきめんなので、騙されたとおもって試してみるといい。


しかし何でこんなに効果があるんだろうか?

なんとなく自分がおもうに、紙に手書きしたのをセロテープで貼ってお願いしているのではなく、わざわざこういった商品にお金を払って買って、しかも、郵便受けの外見がどんなに悪くなろうと自分の家の郵便受けに易々とは剥がせないものを貼っているというのは、相当な苛立ちと、徹底的に戦ってやろうじゃないかという覚悟を感じさせてるのではないか。

いや、想像でしかない。

実際、自分がそういう覚悟をもって貼っているのは事実。
なんだったら、これを貼っても依然として宣伝チラシを 2 度も投函してくる隣町のクリーニング屋のオヤジと刺し違えてもいい (←?!) ぐらいにおもってる。

投函している側の方から、これが貼ってあったらどうして投函をしないのか、その意見を聞いてみたい。



追記:


この記事を投稿後、これがあると投函されなくなる理由を、友人知人から個人的に教えていただいた情報、ブログのコメント、ソーシャルブックマークのコメント、SNS 等で多く示唆があったので、それらをまとめると、だいたいこんな感じ。


【ポスティング専業の業者さんが止める理由】


この手の意思表示がある物件への投函はしないよう最初から教育されている。
もし指示に従わずに投函をしようものなら「投函するなと書いているのに何故投函したんだ?!」と広告出稿した広告主のほうにクレームがいく危険性がある。それが原因で契約を打ち切られたり訴訟など、様々なペナルティをポスティング業者が受けるかも知れない。あるいは、投函した当人であるポスティング業者従業員は内規違反等の処罰があるかも知れない。だから投函は避けられる。

【配達の合間に自社広告チラシ投函をする業者さんが止める理由】


この手の意思表示がある物件にわざわざ投函してもコンバージョン (成果) が期待出来ない割にトラブルになりやすくハイリスクで、無駄な印刷コストを割くためにも、まず投函は避ける。しかも配布専業じゃないぶん配布数のノルマがあるわけでもないので、数軒投函しないぐらいでは態勢に影響はほぼない。

なるほど。
住人の覚悟がハンパないから投函を避けるというわけではなさそうだ。



ということで自分的 2016 年 Amazon で買って良かった商品ランキング、10 月の時点で断トツのナンバーワン。
恐らく、これを超える商品は今年は出てこないかなー。






nipotan at 14:54 | 雑記 
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