May 2019
May 17, 2019
令和元年の最初の営業日である5月7日に会社を設立しました。
会社名は「株式会社サウンドアスペクツ」と申します。
音楽関連や、オーディオ関連の会社かと思われるかと思いますが、基本的にはインターネット関連サービス会社のつもりです。
とは言え、音楽制作や楽器演奏も生業としてやっていこうと思っていますし、音楽に関するサービスもいつかやるかも知れません。
音楽制作などご依頼がございましたらお気軽にご相談ください。
実はこの「サウンド」という言葉は、名詞として解釈すると「音」などの一般的によく知られた意味ですが、形容詞として解釈すると「健康的な」「健全な」また「堅実な」「安定した」などの意味にもなります。
ここ数年、自分が仕事以外で生きる上でテーマにしてきたことに「音楽」と「健康」があり、この「サウンド」という単語はまさに自分の最近の状況を端的に表す単語であり、かつ、インターネットサービスに求められるのは、堅実さや安定であることは言うまでもありません。
なので、会社設立を考えた時に、真っ先にこの「サウンド」という単語は社名に入れたいと考えていました。
前職退職日前の約 2 ヶ月間、丸々有給消化でした。
この有給期間に自分がやりたいと思っているサービスをコツコツと作って行こうと考えていましたが、まったくと言っていいほど何も出来ませんでした。
会社のドメインはどうするか、社名ロゴはどうするか、などととにかく会社設立に向けた雑務などに追われまくり、雑務をしていない時は色々な方々とお会いするといった毎日でした。
「強大な力」にひっくり返されない限りは、起業するので、誰かに雇われて働くという選択をする確率は 2 割程度のように牽制するような言い方をして、よっぽどなことがない限りは起業しかするつもりはないという布石を打ったつもりなのですが、ありがたいことに、両手の指では数え切れないほどの経営者の皆様からご連絡を頂戴し、毎日のようにどこかに出向いては貴重なお話をうかがうことが出来ました。
そんな経営の先輩方のご意見を拝聴する日々を過ごす中で「起業」と「雇われて働く」という、両極端な選択肢しかないというわけではないということ、そもそもその二つが必ずしも対立軸上の対極にあるものではないということなど多くの気づきがあったりもしました。
ということで、どんな選択肢を選ぶにせよ、まずは冒頭に述べた通り、当初の考え通り私が代表を務める会社は設立しました。
コーポレートサイト的なペライチを作ったら、あまりに自分にセンスがなくて、 Twitter で嘆いていたら、見かねたペンタラボの @kentax が、リプをくれて、ゴールデンウィークを挟んだりしている中、短期間でいい感じのコーポレートサイトを作ってくれました。
sound.as | 株式会社 サウンドアスペクツ
こんな短期間で、夜遅くまで対応してもらって、超感謝しかない感じです。
ありがとうございます。
さて、会社は作ったものの、自分が考えるサービスは、どういうポイントで、どれぐらいのボリュームのキャッシュが生まれるのか、予測がつかないものです。
それを予測してまことしやかに計画を作ったりするのが経営者というものだとは思うのですが、とにかく流れが速くてとにかく太い太い導線を持つサービスばかり運営してきたこれまでから、小川のせせらぎすら聞こえてこないような流れの淀んだ場所に来た今、そこの肌感みたいなものが皆目見当がつかないと言うのが正直なところ。
低コストで効果的なプロモーションとは?効果は?など、これから身をもってそういった感覚を掴んでいくことが必要で、とにかく勉強の日々です。
事業創出のために毎日したため続けたアイディアノートを眺めて、つくづく感じたのは
「自分はビジネスに関しては素人同然」
ということ。
浮かんで出てくるのは、特定の領域におけるプレイヤー不在の隙間産業的な場所を狙っていくことばかりで、目新しさもない。
いや、決して悪くないとは思うのだけれど…。
「儲かる」ことを軸に考えるより、「不便なまま放ったらかしにされている場所を自分が良くしてあげることで喜んでくれる人がいる」という視点で「きっとその人たちが巡り巡って間接的にお金を落としてくれるかも知れない」という、経営者にしては及び腰な考えばかりが先に立ち、あたかも「サービスが先、利益は後」という「小倉昌男 経営学」的なスタンスを良しとする性格が根っこにあるという気付きがありました。
要するに私は、短期間でガッチリ儲けて、ウェイウェイ言って、ブイブイ言わせるようなタイプの社長ではまったくないのだと思います。
これは自分の人間性で、この人間性はビジネスマンとして恥ずべきことではなく、むしろ誇っても良いことだと思っています。
あと、エンジニアらしく適度にコミュ障なところもあるので、投資家を口説くだけの狡猾さもないし、他人様の貴重なお金を預かって過度に重責を負うことへの自信も今の時点でまったくないので、ファイナンスは一切せず、設立の資本金は全額私個人のお金で、気ままな船出にした感じです。
もし今加速させるべきだ!って時が来たら、それなりにお金のことは考えますが、単純に「それは今ではない」ということです。
さて、そんな、ウェイウェイブイブイじゃないタイプの私という個人に興味を持ってくださった多くの経営者さんたちとお会いする中、この社長さんはスゴイだとか、この会社のサービスの将来性はかなり期待が持てそうだとか、このサービスは今しっかりお金を集めてトップギアで駆け抜けていくべきだとか、そんなことを直感で感じた企業が何社かありました。
抜きん出たセンスがない自分の力だけで上に行くのではなく、そういうセンスを持ってる会社に寄り添って、パートナー企業になるというのもアリなんじゃないか?などと考えました。
その結果、会社設立以来、自分の会社の事業にはあんまりコミットしていない今日この頃を過ごしています。
じゃあ、今、何にコミットしているのか?
昨今「シェアリングエコノミー」「サブスクリプションビジネス」などが注目を集めています。
そんな中でも「月額 4 万円から全国の物件に住み放題」を売り文句に、毎日のようにメディア露出をしている「ADDress」という Co-Living サービスがあります。
この ADDress は、クラウドファンディングで会員を募り、かなり注目を集め、すでに今年の 4 月にサービスが開始しているのですが、ビジネスモデルの複雑さや、人気の急加熱も相俟って、システムの対応がまったく追いついていないという現状です。
そんな中で、私個人が同社の技術責任者として、また弊社サウンドアスペクツ社が同社の開発パートナーとして、これからサービスの拡充と成長に向けてご協力させていただく…ということになっています。

令和からは、株式会社サウンドアスペクツ代表取締役であり、株式会社アドレス技術責任者でもあるということで、この 2 つの名刺を持って生きていきます。
あ、一応弊社の名刺に印刷してある住所は暫定的に私の個人宅にしている関係で、個人情報保護のために黒く塗ってますw
さて、この ADDress には、将来性という面と同時に、私が惚れた「社会的意義」という観点での良さあって…みたいなこと書こうと思って長々と書いていたら、多分、多くの人は社会的意義の部分にはあまり興味を持たないだろうなと感じて急に冷めたので、長文をゴッソリ消しました。きっと普通は多くの皆様にとって、利用者として「受けられるサービス」が興味の本質の部分だと思うので、まぁ…詳しくは ADDress のサイトをご覧ください。
そして、ご興味を持たれた方は、良ければお問合せください。
CAMPFIRE でもまだ絶賛募集中です
ちなみに、ADDress の技術責任者ではありますし、ADDress を加速度的にドライブさせるために厚めにコミットしますが、弊社サウンドアスペクツは ADDress のお仕事だけをする会社ということではありませんので、何かご用命がございましたらご連絡いただけると幸いです。
あわせて、サウンドアスペクツはお手伝いしていただける方を…とはいえお金がめっちゃあるってわけじゃないので、ハイスペックな高給取りはまだ雇えねぇぞ!って温度感で、やんわりぼんやりと募集してます。
そういえば、前職時代では禁止されていた「例のリスト」をついに公表する時がきました!
ひゃっはー!ジャブジャブいきたい!ジャブジャブ!おねがいします!
ほしいものリスト
なんだこの終わり方…。
今後ともお引き立てを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
会社名は「株式会社サウンドアスペクツ」と申します。
音楽関連や、オーディオ関連の会社かと思われるかと思いますが、基本的にはインターネット関連サービス会社のつもりです。
とは言え、音楽制作や楽器演奏も生業としてやっていこうと思っていますし、音楽に関するサービスもいつかやるかも知れません。
音楽制作などご依頼がございましたらお気軽にご相談ください。
実はこの「サウンド」という言葉は、名詞として解釈すると「音」などの一般的によく知られた意味ですが、形容詞として解釈すると「健康的な」「健全な」また「堅実な」「安定した」などの意味にもなります。
ここ数年、自分が仕事以外で生きる上でテーマにしてきたことに「音楽」と「健康」があり、この「サウンド」という単語はまさに自分の最近の状況を端的に表す単語であり、かつ、インターネットサービスに求められるのは、堅実さや安定であることは言うまでもありません。
なので、会社設立を考えた時に、真っ先にこの「サウンド」という単語は社名に入れたいと考えていました。
退職日まで二ヶ月ありますが、本日より約二ヶ月間の有給消化に入り、平成最後の営業日が最終出社日になっています。
LINE 卒業 (退職) のお知らせ - にぽたん研究所
前職退職日前の約 2 ヶ月間、丸々有給消化でした。
この有給期間に自分がやりたいと思っているサービスをコツコツと作って行こうと考えていましたが、まったくと言っていいほど何も出来ませんでした。
会社のドメインはどうするか、社名ロゴはどうするか、などととにかく会社設立に向けた雑務などに追われまくり、雑務をしていない時は色々な方々とお会いするといった毎日でした。
「強大な力」にひっくり返されない限りは、起業するので、誰かに雇われて働くという選択をする確率は 2 割程度のように牽制するような言い方をして、よっぽどなことがない限りは起業しかするつもりはないという布石を打ったつもりなのですが、ありがたいことに、両手の指では数え切れないほどの経営者の皆様からご連絡を頂戴し、毎日のようにどこかに出向いては貴重なお話をうかがうことが出来ました。
そんな経営の先輩方のご意見を拝聴する日々を過ごす中で「起業」と「雇われて働く」という、両極端な選択肢しかないというわけではないということ、そもそもその二つが必ずしも対立軸上の対極にあるものではないということなど多くの気づきがあったりもしました。
ということで、どんな選択肢を選ぶにせよ、まずは冒頭に述べた通り、当初の考え通り私が代表を務める会社は設立しました。
コーポレートサイト的なペライチを作ったら、あまりに自分にセンスがなくて、 Twitter で嘆いていたら、見かねたペンタラボの @kentax が、リプをくれて、ゴールデンウィークを挟んだりしている中、短期間でいい感じのコーポレートサイトを作ってくれました。
sound.as | 株式会社 サウンドアスペクツ
こんな短期間で、夜遅くまで対応してもらって、超感謝しかない感じです。
ありがとうございます。
さて、会社は作ったものの、自分が考えるサービスは、どういうポイントで、どれぐらいのボリュームのキャッシュが生まれるのか、予測がつかないものです。
それを予測してまことしやかに計画を作ったりするのが経営者というものだとは思うのですが、とにかく流れが速くてとにかく太い太い導線を持つサービスばかり運営してきたこれまでから、小川のせせらぎすら聞こえてこないような流れの淀んだ場所に来た今、そこの肌感みたいなものが皆目見当がつかないと言うのが正直なところ。
低コストで効果的なプロモーションとは?効果は?など、これから身をもってそういった感覚を掴んでいくことが必要で、とにかく勉強の日々です。
事業創出のために毎日したため続けたアイディアノートを眺めて、つくづく感じたのは
「自分はビジネスに関しては素人同然」
ということ。
浮かんで出てくるのは、特定の領域におけるプレイヤー不在の隙間産業的な場所を狙っていくことばかりで、目新しさもない。
いや、決して悪くないとは思うのだけれど…。
「儲かる」ことを軸に考えるより、「不便なまま放ったらかしにされている場所を自分が良くしてあげることで喜んでくれる人がいる」という視点で「きっとその人たちが巡り巡って間接的にお金を落としてくれるかも知れない」という、経営者にしては及び腰な考えばかりが先に立ち、あたかも「サービスが先、利益は後」という「小倉昌男 経営学」的なスタンスを良しとする性格が根っこにあるという気付きがありました。
要するに私は、短期間でガッチリ儲けて、ウェイウェイ言って、ブイブイ言わせるようなタイプの社長ではまったくないのだと思います。
これは自分の人間性で、この人間性はビジネスマンとして恥ずべきことではなく、むしろ誇っても良いことだと思っています。
あと、エンジニアらしく適度にコミュ障なところもあるので、投資家を口説くだけの狡猾さもないし、他人様の貴重なお金を預かって過度に重責を負うことへの自信も今の時点でまったくないので、ファイナンスは一切せず、設立の資本金は全額私個人のお金で、気ままな船出にした感じです。
もし今加速させるべきだ!って時が来たら、それなりにお金のことは考えますが、単純に「それは今ではない」ということです。
さて、そんな、ウェイウェイブイブイじゃないタイプの私という個人に興味を持ってくださった多くの経営者さんたちとお会いする中、この社長さんはスゴイだとか、この会社のサービスの将来性はかなり期待が持てそうだとか、このサービスは今しっかりお金を集めてトップギアで駆け抜けていくべきだとか、そんなことを直感で感じた企業が何社かありました。
抜きん出たセンスがない自分の力だけで上に行くのではなく、そういうセンスを持ってる会社に寄り添って、パートナー企業になるというのもアリなんじゃないか?などと考えました。
その結果、会社設立以来、自分の会社の事業にはあんまりコミットしていない今日この頃を過ごしています。
じゃあ、今、何にコミットしているのか?
昨今「シェアリングエコノミー」「サブスクリプションビジネス」などが注目を集めています。
そんな中でも「月額 4 万円から全国の物件に住み放題」を売り文句に、毎日のようにメディア露出をしている「ADDress」という Co-Living サービスがあります。
この ADDress は、クラウドファンディングで会員を募り、かなり注目を集め、すでに今年の 4 月にサービスが開始しているのですが、ビジネスモデルの複雑さや、人気の急加熱も相俟って、システムの対応がまったく追いついていないという現状です。
そんな中で、私個人が同社の技術責任者として、また弊社サウンドアスペクツ社が同社の開発パートナーとして、これからサービスの拡充と成長に向けてご協力させていただく…ということになっています。

令和からは、株式会社サウンドアスペクツ代表取締役であり、株式会社アドレス技術責任者でもあるということで、この 2 つの名刺を持って生きていきます。
あ、一応弊社の名刺に印刷してある住所は暫定的に私の個人宅にしている関係で、個人情報保護のために黒く塗ってますw
さて、この ADDress には、将来性という面と同時に、私が惚れた「社会的意義」という観点での良さあって…みたいなこと書こうと思って長々と書いていたら、多分、多くの人は社会的意義の部分にはあまり興味を持たないだろうなと感じて急に冷めたので、長文をゴッソリ消しました。きっと普通は多くの皆様にとって、利用者として「受けられるサービス」が興味の本質の部分だと思うので、まぁ…詳しくは ADDress のサイトをご覧ください。
そして、ご興味を持たれた方は、良ければお問合せください。
CAMPFIRE でもまだ絶賛募集中です
ちなみに、ADDress の技術責任者ではありますし、ADDress を加速度的にドライブさせるために厚めにコミットしますが、弊社サウンドアスペクツは ADDress のお仕事だけをする会社ということではありませんので、何かご用命がございましたらご連絡いただけると幸いです。
あわせて、サウンドアスペクツはお手伝いしていただける方を…とはいえお金がめっちゃあるってわけじゃないので、ハイスペックな高給取りはまだ雇えねぇぞ!って温度感で、やんわりぼんやりと募集してます。
一応、平成という時代である間は私は LINE 社員ですので、LINE 株式会社は接待及び贈答品の受け取りが禁止されています的な理由により例のリストは公開致しません。
LINE 卒業 (退職) のお知らせ - にぽたん研究所
多分、次の (自分の) 会社は、接待や贈答品の受け取りを禁止する次元にはすぐには行けないと思いますので、平成の次の時代になってすこししたら何かしらブログに投稿する時があると思います。
その時に公開させてください。
贈答品ジャブジャブ浴びたいです。
そういえば、前職時代では禁止されていた「例のリスト」をついに公表する時がきました!
ひゃっはー!ジャブジャブいきたい!ジャブジャブ!おねがいします!
ほしいものリスト
なんだこの終わり方…。
今後ともお引き立てを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。