その他
July 23, 2017
March 11, 2010
May 25, 2009
23 日土曜日は、技術評論社さん主催の「エンジニアの未来サミット 0905: エンジニア・サバイバル」に、前回に引き続き登壇させて頂きました。
オフィシャルなレポートについてはこちらから。
前回については、色々と反省点が多く、私自身も自身への反省点やイベントの進行等についての異論があったのですが、イベント後にも技評さんに足を運び、どの点が良くなかったか、どういう風に進行したら良いのか、細かく詰めて議論させていただいたのが、今回に生かされているという実感がありました。
前回は事前打ち合わせ等も十分に行なえなく、行き当たりばったりで進行していた分、グダグダになった感じがありましたが、今回は一度事前にパネラー達全員で集まり、来場者の年齢層や、自分達がその悩ましき年端の頃に、どんな悩みを抱えていたのか、それを現在の状況に照らし合わせるとどうなのか等をじっくり検討し、どんな議論の展開が私達に求められているのであろうかを話し合う機会がありました。
やはり、生き方や考え方には、正解というのはありえないんだから、いくつかのパターンを探って提示することで、皆さんの考えかたのスパイスになれば良いのではないか?というスタンスでお話が出来たので、前回と違って私自身、言いたいことを比較的多く伝えることが出来て、だいぶスッキリすることが出来ました。
前回は、「言いたいことを言いたきゃ弾さんからマイクを奪ってでも話せ」みたいな状況だったために、マイクを持つ機会があまりなく、「ほとんど喋ってない」とか、「空気感がすごい」とか、「居たの?」とか、ひどく DIS られましたが、今回は、その反省も生かし、ちゃんと存在感は残せたかなと思っています。
エンジニアとして最低限持っておくべき常識力についてだとか、組織の中で進んでいくべき既定ライン云々や、その既定すら昨今は時代とともに変化しているよねーだとか、そういう話題についても事前の打ち合わせで面白い議論になっていたのですが、十分な時間がなかったためにお話できなかったのがちょっぴり残念です。それはまた別の機会があれば。
第二部は、「一人一人が長く語らない」進行だったので、ちゃんとクロストークになっていてとても良かったという印象です。
弾さんは、一度ノリだすと何時間でも一人で話していられそうなので、長く語るのを禁止すると、こうも上手くいくんだなーという印象。
ちゃんとルールを決めるのって重要だなと思いました。
あまりこういう場で登壇されているイメージがない、ゼロスタの zaki さんですが、飛び出す話が一つ一つ生々しくて大好評でしたね。
「隣のラックを云々」という話のトラブルシューティングには、私が一部で「ロールモデル云々」で触れた宮川さんが、実は解決に一役買ってるだとか、あの場には出てない色々と明かしにくいリアルな裏話もあったり。
とにかく zaki さんは「トラブルシューティングの体験がその人を成長させる」(要約) ということに幾度か触れられてました。
(関連エントリ: ドラマに見る「緊急対応」に対する一般的イメージ - にぽたん研究所)
しかし、現時点で誰も触れていないように見えますが、最初の自己紹介の時に「大きなトラブル」的なことを言っていましたけど、それはシステム的なものではない話だって気付いた人って何人ぐらいいたんですかね。
ライブドア事件の後に唯一「容疑がかけられていない代表取締役」を一人背負って、事件後の初めての臨時株主総会において、新代表が選任されていく中、閉会の際に多くの株主から罵詈雑言を浴びせられつつ引責退任したという過去があります。で、あれはその一連の「トラブル」のことを言っていたみたいで、その上で「Handle with Care」と書かれた T シャツを着ていたのだと思います。
控室で T シャツの話になって「ちょww意味合いが深過ぎるww」と言っていたのですが、やっぱ誰も触れてませんねw
前回、ホワイトボードの使いかたや、生理現象を抑えられなかったことでとても DIS られていた高井さんですが、今回は非常に真面目に、冷静に語っていたように思います。
今回の関係者打ち上げには参加しなかったのですが、やっぱり飲んだらクネクネしたり色々な人にディープキスしたりしてたんでしょうか。
で、実は、今回スーツで登壇したことを「スーツコスプレ」と表現しましたが、実はそれは冗談で、エンジニアの未来サミットの後、アルファブロガーのみらのさんと、以前「日本のホットなブログ有名人 11 名」に、しょこたんとかきゃんちとかと一緒に選ばれた、ホットなブロガー yumi さんの結婚式の二次会に行く予定があったので、フォーマルでの登壇だったのです。
第二部の閑歳さんがドレッシーだったのも同じ理由で、もうお一人、第二部の井上くんも二次会参加予定で、私服で登壇していましたが、控室で (ものすごいまごつきながら) 慌ててスーツに着替えてましたww
で、エンジニアの未来サミット終了後に皆でそちらに向かいました。
新郎のみらのさんとは、4 年半ぐらい前に初めてお会いして (てか、この写真若いww)、それ以来一緒にライブやったり、合コンに行ったり、渋谷駅前でアキレス腱固めを極めたり、麻雀もよく打ちました。
みらのさんの記念すべき三十路の誕生日の日は、野郎ばっかりで 941 家に集まって麻雀打った記憶がありますね。今日から加齢臭デビューとかそんなこと言いながら。
で、新婦の yumi さんは、新郎のみらのさん主催の合コンで初めてお会いしました。
…というか、俺はシャイすぎるので、合コンに参加しても、ほとんど誰とも喋らないから、あとでいっつも必ず説教を食らうのです。941 氏とみらのさんに。新宿のつぼ八で。だから、合コンにあまりいい思い出がありません。
話逸れすぎました。
しかし、(昼から行なわれる打ち合わせのために) 朝から普段着ないスーツを着て、エンジニアの未来サミットでパネラーをやらせてもらったりしてたので、それだけでかなり疲弊気味。
着衣だけでこんなに疲れるもんかね?って感じ。
まぁスーツは年に 4、5 回程度しか着ませんからね。
受付開始時刻よりほんのちょっと早めに会場に着いたら、まだほんの少しの方しかいらっしゃらなかったので、チラホラとお話をしたり、新郎新婦控室で一緒に記念撮影させてもらったりしました。
着いて早々に、カイさんから、「ブログごはん。」に呼ばれなかったとかでとてもスネられてしまいました。
なんか、見渡せば、参加者はアルファなんとかの人ばっかりだし、ドキドキしますね。嘘ですけど。つい先日某 BBQ でご一緒した皆様やら、「ブログごはん。」でご一緒した皆様やら、初めましての皆様やら、Twitter でしか絡みのなかった皆様や、あの有名人まで盛り沢山。多くの皆様とご挨拶をさせていただきありがとうございました。
あの会場で、もし爆破テロが起こったら、日本のインターネット情勢が大きく変化してしまうであろう状況でしたね。
ペパボの CCO の家入さんがだいぶゴキゲンで徘徊していて、4 年振りぐらいにお会いしたのでどうもお久し振りですと言ったら 4 年前のことを全く覚えてなかったそうで、「何?TENGA?TENGA の時?」とかよくわからないことを言われました。今考えると、ああ、それエロギークカンファレンスのことだろうなとか思いつつ、俺、全然エロくない (嘘) ので、「え?テンガ?何のことですか?」と返してしまいました。
テンガってこれですね。
【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´):TENGA腕に装着したwwwwwwwwwwwwwww
家入さんに、御社のシモダさんは面白いけど 2,000 円しか持ってなくてヒドいだとかの話をしたり、まぁ、近いうちに是非飲みましょう的な話をして、その時に偶然弊社の出澤社長もすぐそばに居合わせたので、一緒にパチリ。
それにしても、この二人、ノリノリである。
最近全然見掛けなくなった「赤パン師匠」改め「緑パン師匠」とも、数年振りにお会いしました。
しかし、もう、人数的に何人いるのかわからない。300 人とか超えてるよね?みたいな感じで、ちょっとトイレなんか行こうもんなら、もう二度と友人達と会えなくなってしまいそうな状況。
途中、ふとステージを見ると M 社のエンジニアの皆様が、新郎新婦と記念撮影をしていた時、何故かふと「ブーフィー」という謎の言葉 (どこかの島の名前っぽい雰囲気) が脳裏をかすめたので、大きな声で「ハイ!ブーフィー!」って言ったら、何故だかドン引きされました。解説求む>誰か
などなど、紹介し尽せないぐらい (マジで) 沢山の方々にお会いして、皆さんと楽しいお話が出来てとても楽しかったです。
会場デカい!人数多い!と、こんなに沢山の方々に見届けられている二人はお幸せですなーという感じ。
だって、人数多すぎて、誓いのキッスとかも超遠いし。レフトスタンドからキャッチャーが出してるサイン見えるかどうかぐらいの距離感。ちょっと大袈裟。でもそう思えるぐらい遠い。よく見えなかったからアンコールをしてしまった。
ということで、みらのさん、そして yumi さん、末永くお幸せに。
そして、エンジニアのみなさんの未来にも、幸あらんことを願います。
やっぱ 2 エントリに分けて書くべきだったね。反省。
April 27, 2009
このところ、色々と忙殺されてて、ブログの読み書きをしていませんでした。
久々に LDR の未読を消化していたら、とあるブログで、ふと少し懐しい思い出が甦りました。
おれはラーメン二郎も特に好きではない。|六本木で働いていた元社長のアメブロ
タイトルと内容とに一貫性がないために主題とは関係ない部分の引用ですが、この MVP というのは「社長賞」と呼ばれる賞でした。
私がこの会社に入社して 2 ヶ月が経った、2003 年の暮れ、会社は渋谷のモンスーンカフェを貸し切って、会社全体の忘年会が行なわれました。
その頃は 300 人弱ぐらいの規模の会社で、データセンターのシフト勤務の人たち以外、ほとんどみんな参加するというものでした。
中小企業勤務が多かった自分に、社会人になって以降の「忘年会」と言えば
「会社の近くのさくら水産で忘年会、費用は一人 3,000 円」
みたいなのが多かったぶん、この人数で忘年会とかすげーなとか、かなり衝撃的だったのを覚えています。
その時の忘年会は、当時は提携をすすめていたらしいイーバンク銀行の「メルマネ」を利用し、社長賞受賞者 3 人に対し「メールアドレスを聞いて、元社長のポケットマネー 10 万円をその場で振り込む」というものでした。
さっきの中小企業的忘年会しか経験がない自分にとって、これはかなりの衝撃でした。
「なんだこの社長賞って。。すげぇ。。」
ちなみに、社長賞以外にも、事業部長クラス以上は全員、年間 MVP を与えたい社員に対し、「誰某賞」と名付けて、賞品やら現金やらが支給されていました。
生々しさはありますが、誰にでも非常にわかりやすい「目の前のニンジン」だなと思いました。
これで燃えないはずがないというか、別にそれをもらうことを目指しているわけではないけれど、一年間という長距離レースで、最後豪脚を披露して、先頭でゴールしたら、超おいしいニンジンがもらえるのは当たり前だなぁと感じたぶん、あの「生々しさ」はむしろ単純な「わかりやすさ」だった印象が強いです。
この忘年会のメインイベントが社長賞の授与で、元社長はその場で携帯を取り出してお金を振り込みました。当時あんまり見たことがない芸当というか、やりかたが非常に斬新だったので衝撃的でした。
その上 10 万ももらえるのかよ!みたいに、これまたイチイチ衝撃的。
忘年会が終わって、二次会に行く道の途中、元社長に
「社長、俺も頑張りますんで、社長賞ください!来年とかでもいいんで!」
って言いました。
まぁよくありがちな、入社早々に興奮気味にイキり立ってる、明らかに空気感の違う新入社員だったと思います。
そんな雰囲気でそう告げると、正面から冷や水を浴びせられるように
「いやいや、まだダメだね。だって俺さ、君の名前なんか覚えてないもん。もっと仕事で頑張って、結果出して、目立たないと」
とマジレスされました。今考えるとそりゃそうだ。
ちなみに、この時の受賞者のうちの 1 人は今も会社の上司で、その日は二次会、三次会の後、明け方まで社長賞のお金でご馳走してもらって飲みました。
冷や水をかぶったその忘年会から 2 年後の、2005 年 12 月 25 日。
その年に開催された忘年会で、私は、ついに念願の社長賞を受賞しました。

一年間、頑張っていましたが、色々アイディアを出しては実装して、でもまだ成果がそれほど出ていないうちの受賞だったので、「今後への期待を込めて」というエール的意味合いでの受賞でした。
どうも当時は、連結で何千人とか、すごい人数在籍している会社だったみたいですが、その中でも 3 人が選ばれたので、その中で賞をいただけるなんて、かなりラッキーだなとか思ってました。
賞金額は 30 万円分 (30 万ポイント)。
現金じゃなくなったぶん (…かどうかはわからないけど) 額面は増えました。
忘年会の数日後、元社長にお礼かたがたメールを送ったら、
「A さん (元社長秘書) に忘れないように言っておいたほうが良いよ」
と言われたので、A さんにメールを送りました。
A さんからは、
「次の社長のお給料 (*) から天引きして確実にお渡ししますのでお待ち下さい」* 1 月 25 日支給分
と言われました。
そして年が明けて 2006 年 1 月 16 日。
午前 11 時頃に元社長秘書の A さんから人事の方に「社長の給与から天引きして支給してください」という業務連絡が流れました。
うひょー!来週 30 万ポイントもらえる!
なんて興奮気味にその日を過ごしていました。
しかし、その日の夕方、業務時間中に東京地検特捜部が押し寄せてきました。
うわ、、、livedoor ポイントどころじゃねぇや。。。
折角念願がかなって受賞したのに。。。
地検め、何してくれやがる。。。
いや、もう、それどころじゃない。。。
ああ、もう、そんな賞は無かったんだ。あれは夢だったんだ。と、諦めました。
そして、給料日の 2 日前の 1/23、元社長は逮捕され東京拘置所へ。
会社もそんな状況、賞とか甘い夢見たなぁとか完全に意気消沈し、給料日の 1/25、当時お通夜ムード漂う livedoor トップを見てビックリ。
そこには、「ようこそ nipotan さん」の文字の横に、30 万ポイントが表示されていました。
慌ててポイント通帳を開いた瞬間に、社長賞受賞関連で、一番の衝撃がありました。

そう、東京拘置所にいる元社長が、弊社から支給された「最後のお給料」のうちの 90 万円 (30 万円×3 人) 分が、社長賞のポイントとして処理されたのです。
そして、そのうちの 30 万円分、確かに頂戴しました。
この出来事以来、元社長とは一切の連絡を取ってはいけない的な状況なので、無礼ながらお礼の言葉もお伝え出来ていません。
でも、このポイント通帳を見るたびに、身銭を切ってでも頑張った社員にご褒美を。
そんな、何か「魂」のようなものを受け継いだ気がしました。
魂を受け継いだ私は、まるであの頃の元社長のように livedoor デパートで、うまい酒やらうまい肴をたらふく注文して、しこたま食って飲みまくりました。
俺は、甘党じゃねぇ。|六本木で働いていた元社長のアメブロ
まるで、その身代りのように、和牛の希少部位だ、エビやらカニやらの甲殻類だ、高級中華食材だ何だと、元社長ばりのグルメ生活をエンジョイした私は、脇腹あたりにたっぷりと「贅沢なお肉」がつきました。
あの事件から 3 年。それは今もなお健在です。
今思えば、このタプタプ感は、どうも「魂」ではない何かだったようだ。
うーむ。
久々に LDR の未読を消化していたら、とあるブログで、ふと少し懐しい思い出が甦りました。
おれはラーメン二郎も特に好きではない。|六本木で働いていた元社長のアメブロ
ライブドア時代の忘年会で、毎年各部署のMVPとか発表して、金一封をあげていたのは事実ですけど、全部ポケットマネーです。
タイトルと内容とに一貫性がないために主題とは関係ない部分の引用ですが、この MVP というのは「社長賞」と呼ばれる賞でした。
私がこの会社に入社して 2 ヶ月が経った、2003 年の暮れ、会社は渋谷のモンスーンカフェを貸し切って、会社全体の忘年会が行なわれました。
その頃は 300 人弱ぐらいの規模の会社で、データセンターのシフト勤務の人たち以外、ほとんどみんな参加するというものでした。
中小企業勤務が多かった自分に、社会人になって以降の「忘年会」と言えば
「会社の近くのさくら水産で忘年会、費用は一人 3,000 円」
みたいなのが多かったぶん、この人数で忘年会とかすげーなとか、かなり衝撃的だったのを覚えています。
その時の忘年会は、当時は提携をすすめていたらしいイーバンク銀行の「メルマネ」を利用し、社長賞受賞者 3 人に対し「メールアドレスを聞いて、元社長のポケットマネー 10 万円をその場で振り込む」というものでした。
さっきの中小企業的忘年会しか経験がない自分にとって、これはかなりの衝撃でした。
「なんだこの社長賞って。。すげぇ。。」
ちなみに、社長賞以外にも、事業部長クラス以上は全員、年間 MVP を与えたい社員に対し、「誰某賞」と名付けて、賞品やら現金やらが支給されていました。
生々しさはありますが、誰にでも非常にわかりやすい「目の前のニンジン」だなと思いました。
これで燃えないはずがないというか、別にそれをもらうことを目指しているわけではないけれど、一年間という長距離レースで、最後豪脚を披露して、先頭でゴールしたら、超おいしいニンジンがもらえるのは当たり前だなぁと感じたぶん、あの「生々しさ」はむしろ単純な「わかりやすさ」だった印象が強いです。
この忘年会のメインイベントが社長賞の授与で、元社長はその場で携帯を取り出してお金を振り込みました。当時あんまり見たことがない芸当というか、やりかたが非常に斬新だったので衝撃的でした。
その上 10 万ももらえるのかよ!みたいに、これまたイチイチ衝撃的。
忘年会が終わって、二次会に行く道の途中、元社長に
「社長、俺も頑張りますんで、社長賞ください!来年とかでもいいんで!」
って言いました。
まぁよくありがちな、入社早々に興奮気味にイキり立ってる、明らかに空気感の違う新入社員だったと思います。
そんな雰囲気でそう告げると、正面から冷や水を浴びせられるように
「いやいや、まだダメだね。だって俺さ、君の名前なんか覚えてないもん。もっと仕事で頑張って、結果出して、目立たないと」
とマジレスされました。今考えるとそりゃそうだ。
ちなみに、この時の受賞者のうちの 1 人は今も会社の上司で、その日は二次会、三次会の後、明け方まで社長賞のお金でご馳走してもらって飲みました。
冷や水をかぶったその忘年会から 2 年後の、2005 年 12 月 25 日。
その年に開催された忘年会で、私は、ついに念願の社長賞を受賞しました。
一年間、頑張っていましたが、色々アイディアを出しては実装して、でもまだ成果がそれほど出ていないうちの受賞だったので、「今後への期待を込めて」というエール的意味合いでの受賞でした。
どうも当時は、連結で何千人とか、すごい人数在籍している会社だったみたいですが、その中でも 3 人が選ばれたので、その中で賞をいただけるなんて、かなりラッキーだなとか思ってました。
しかも配っていたのは、現金ではなく、ライブドアデパートってECサイトとかで使えるポイントです。ま、なので自社グループの商品券みたいなもんですかね。売上貢献になっていいと思って痛んですけど、バブリーに見えちゃったんでしょうかね。確かに、私の時は livedoor ポイントと呼ばれる、livedoor デパートで使えるポイントでした。
賞金額は 30 万円分 (30 万ポイント)。
現金じゃなくなったぶん (…かどうかはわからないけど) 額面は増えました。
忘年会の数日後、元社長にお礼かたがたメールを送ったら、
「A さん (元社長秘書) に忘れないように言っておいたほうが良いよ」
と言われたので、A さんにメールを送りました。
A さんからは、
「次の社長のお給料 (*) から天引きして確実にお渡ししますのでお待ち下さい」* 1 月 25 日支給分
と言われました。
そして年が明けて 2006 年 1 月 16 日。
午前 11 時頃に元社長秘書の A さんから人事の方に「社長の給与から天引きして支給してください」という業務連絡が流れました。
うひょー!来週 30 万ポイントもらえる!
なんて興奮気味にその日を過ごしていました。
しかし、その日の夕方、業務時間中に東京地検特捜部が押し寄せてきました。
うわ、、、livedoor ポイントどころじゃねぇや。。。
折角念願がかなって受賞したのに。。。
地検め、何してくれやがる。。。
いや、もう、それどころじゃない。。。
ああ、もう、そんな賞は無かったんだ。あれは夢だったんだ。と、諦めました。
そして、給料日の 2 日前の 1/23、元社長は逮捕され東京拘置所へ。
会社もそんな状況、賞とか甘い夢見たなぁとか完全に意気消沈し、給料日の 1/25、当時お通夜ムード漂う livedoor トップを見てビックリ。
そこには、「ようこそ nipotan さん」の文字の横に、30 万ポイントが表示されていました。
慌ててポイント通帳を開いた瞬間に、社長賞受賞関連で、一番の衝撃がありました。

そう、東京拘置所にいる元社長が、弊社から支給された「最後のお給料」のうちの 90 万円 (30 万円×3 人) 分が、社長賞のポイントとして処理されたのです。
そして、そのうちの 30 万円分、確かに頂戴しました。
この出来事以来、元社長とは一切の連絡を取ってはいけない的な状況なので、無礼ながらお礼の言葉もお伝え出来ていません。
でも、このポイント通帳を見るたびに、身銭を切ってでも頑張った社員にご褒美を。
そんな、何か「魂」のようなものを受け継いだ気がしました。
魂を受け継いだ私は、まるであの頃の元社長のように livedoor デパートで、うまい酒やらうまい肴をたらふく注文して、しこたま食って飲みまくりました。
俺は、甘党じゃねぇ。|六本木で働いていた元社長のアメブロ
だから、拘置所に3ヶ月入っていた時、実は飯は3食、腹いっぱい食べていたし、間食もそれなりにしていた。が、15キロ痩せた。
まるで、その身代りのように、和牛の希少部位だ、エビやらカニやらの甲殻類だ、高級中華食材だ何だと、元社長ばりのグルメ生活をエンジョイした私は、脇腹あたりにたっぷりと「贅沢なお肉」がつきました。
あの事件から 3 年。それは今もなお健在です。
今思えば、このタプタプ感は、どうも「魂」ではない何かだったようだ。
うーむ。
November 06, 2008

シリコンバレーで働く日本人エンジニアの方の多くが参加していて、勉強したり、交流したりする場を提供してくれていますので、そこで開催されるセミナーやギークサロン等に積極的に参加することによって、色々刺激を受けたり、技術トレンドを肌で感じたり出来ます。
JTPA は、日本からシリコンバレーでのキャリアを目指す人たち向けに、「シリコンバレー・ツアー」というのを毎年開催してきたようですが、今年は「シリコンバレー・カンファレンス」というのを実験的に開催するようです。
なんかネットでよく見掛ける (JTPA ボードメンバーの) あの有名な方々の講演や、シリコンバレーに住んで働く上でどうなのよ?的なお話とかをパネルディスカッションするようです。
日本の外に可能性を求めたいと思う方、シリコンバレーで働くことに興味がある方は、是非参加されてみてはいかがでしょうか。
シリコンバレーでしか感じられない何かをきっと感じ取れるはずです。
募集はアメリカ西海岸時間で 11/15 から (ちなみに今なら日本時間からマイナス 17 時間したのが西海岸時間) だそうです。
来年 3/21(土) に開催ですので、日本でお勤めの方も、3/20(金) が春分の日で、三連休だし、気軽に参加出来そうですね。
あ、
NRT 3/20 午後発 → SFO 3/20 昼着
SFO 3/22 昼初 → NRT 3/23 午後着
なので、3/23 は有給を取ったほうがいいかもですね。。
ツアーの詳細については、下記関連リンクをご参照ください。
関連リンク:
JTPAサイト記事
プレスリリース