May 12, 2009 14:56

三種の神器

三種の神器といえば、昭和の家電ですよね?


でも、テレビ(白黒)・洗濯機・冷蔵庫のイメージだったんですが、時代によってはそれ以外のものを三種の神器としていたこともあるんですね。。。

テレビの前には、炊飯器とか掃除機が入っていたらしいですよ。

その後は、カラーテレビ・クーラー・自動車が新・三種の神器と呼ばれたそうです。


テレビ



















「三種の神器」とかっていう呼び方は、企業やマスコミによる宣伝のためだとは思うんですが、当時は多くの人がちょっと頑張れば手が届きそうな「新しい生活を象徴する商品」として憧れたのかもしれないですね。


ところで、最近もマスコミ主導で、デジダル三種の神器(デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型テレビ)とか、キッチン三種の神器(食器洗い乾燥機、IHクッキングヒーター、生ゴミ処理機)なんていう言葉を考えたらしいです。

まぁ、ぜんぜん浸透しませんでしたが・・・(笑)


現代は物が余っていて、また消費の選択肢も増えましたし、みんなが同じものを欲しがるっていう時代ではないですよね。

また、急速に普及したもの、例えば携帯電話にしても、「携帯電話に憧れる」という感覚は無かったですよね。

パソコンにだって憧れという感覚はありませんでした。


そういう意味では、憧れの商品がある時代っていうのは幸せだろうなぁと思います。

そういえば、子供の頃、冷蔵庫の買い替えとか、テレビの買い替えの時って、妙にワクワクしませんでしたか?

買い替えですら楽しみだったんだから、初めてテレビが家にくるっていう時代の人は、ものすごく興奮しただろうなぁなんて思います。