と、のたまっていますが、ある意味対照的な二作品

【DVD関連】
■KIDS ★☆☆☆☆
 えー、乙一好きとして、小池徹平×玉木宏という嫌な予感を感じながら借りてみた。結果、失敗です。はい、徹平ファン以外は見てはいけません。
 とにかく原作の良さを活かしていない。安っぽいCG(邦画はほんとにこれがイカン)となんで?という演出の連呼。そして、無駄にいっぱいのエピソードを盛り込んで、とっ散らかした後にちゃんちゃんのハッピーエンド。
 小池徹平の演技を始めてまともに見たが、酷い。小池徹平でございって感じ。まったく心に傷を持った少年には見えません。(いや、玉木宏もそうなんだが・・・)
 いくら栗山千明が実力派と呼ばれていようが、この面子を支えることをできるはずもなく。
 せっかくの原作を、安直な仕立てで台無しにする邦画得意のパターンです。

■犬と私の十の約束 ★★★☆☆
 泣ける。最後のシーンは確かに泣けるさ。犬の名演技に脱帽ですわ。
 で、ストーリーはっていうと「犬」は最初と最後の高島礼子が十戒を読み上げる以外は、完全な脇役。主役女性とその他の関連人物との「ありがちすぎる」話が「ご都合主義的に解決していく」話です。んで、たまに犬がでてくる、みたいな。
 犬好きでストーリーにそのまま乗っかってしまえば、田中麗奈になりきれるでしょう。いや、あんた完全に幸せすぎるよと、斜めからみてしまえば、あまりな内容に激怒するでしょう。
 なんでもいいから泣きたい。そんな時にいいかも。
 いや、でも役者がいいんだよな。演出のしょぼさを演技がカバーするという、KIDSとある意味対照的な作品。少女時代はトヨエツのみだが(布施明は・・・)、田中麗奈、池脇千鶴、加瀬亮が見事に空気を作る作る。