2017年04月16日

熊本地震本震から一年

4月16日は熊本地震の本震が起きた日です。

熊本地震は4月14日の震度7の大地震の2日後にまた震度7がありそれが本震だとされました。

二度目の震度7で多くの建物が崩れて多くの方が亡くなりました。

この悲しい事実は風化させるわけにはいきません。

そしてこの悲劇を繰り返さない為にも正しい検証が必要です。

私は昨年の被災3週間後の5月8日、9日と二日間、熊本市内の友人の工務店の
お見舞いと震度7を2回も被災した益城町に視察に行きました。

目的は新しい家がどのような被害を受けているのか知りたかったからです。
DSCN1535

新しい家の被害状況を知ることで現在の建築基準法で建てても気を付けなければならない
弱点が分かるのです。
DSCN1587

建築基準法は震度6強〜7の地震の揺れで建物が倒壊せずに命を守れ安全に非難できる
という事が前提なので2度目の大きな余震では崩れてしまう可能性もあるのです。
DSCN1584

上の写真を見ると分かりますが外壁と屋根が重たい材を使っています。

陶器瓦と外壁はALC(軽量気泡コンクリート)を使っています。

そして共通する事は地震に対する警戒心より壁内結露に対する警戒心が高かったので
地震に対して有効な構造用合板を使っていない建物がほとんどでした。
(私の見た倒壊した家すべて)

尚、木材の接合部の断面欠損によりできた弱点もありました。
DSCN1528

上の写真は折れた通し柱です。

通し柱はほとんどの家が4寸(12僉乏僂鮖箸い后しかし二階の胴周りの梁がささるとその分削るので
欠損して地震で力が集中してかかると折れてしまうのです。

一階がぺちゃんこで二階がのっかっている家はほとんど通し柱が折れています。

通し柱は5寸(15僉乏儖幣紊梁世い發里鮖箸Δかえって無くしてしまい両引きボルトで上下を
つないだ方が良いでしょう。

一番下の基礎の上に敷く土台のコーナー部分も欠損が大きい弱点となる部分です。
DSCN1600

コーナー部分は「継ぎ手」部分と上から柱がささる「ほぞ穴」で大きく欠損しています。

基礎からの柱引き抜き防止のホールダウン金物とコーナー補強の金折り金物で
補強すると良いですね。

DSCN1524

上の写真は約80冂の断層があります。

断層の上に建てると同じ地域の中でも揺れが大きく場所しだいですが地盤の崩壊による
建物の崩壊もあります。

尚余震対策として制震装置を付ける事がおすすめです。

小さな家では小型なモノが窓の上や下にも取り付けられて便利でしょう。
IMG_7776

上の写真は制震オイルダンパーが窓の上の壁の中にに取り付けられています。

窓は耐力壁ではないので地震の際には弱点となりますが
この制震オイルダンパーは1本が1500キロまで力を吸収します。

以上が新築の時に最低限注意してもらう事ですがその他にもまだ注意点はあります。

詳しくお知りになりたい方はお気軽にリメックスにお問い合わせください。

最後にひとこと言わせてもらうと新築時は構造計算と耐震等級3(最高等級)の家づくりは
やりましょう。

リメックスでは10年前から自社設計のものに関しては全物件やっています。

なお会社のフェイスブックでは今すぐに命を守る為にやるべき事を書きましたので
よろしかったらご覧ください。HPからfbをご覧ください。



nipponnoie at 11:24│Comments(0)TrackBack(0)報告 

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