氷雪に閉じこめられ極点観測隊は一通の電文を発信した。[われBB号作戦を敢行す・・・。]いったいBB号とは?それは性的飢餓状況に陥った隊員たちを救う高性能ダッチワイフだった。無事帰国した隊員たちは奇妙な症状に悩まされた。生身の女に欲情できない。BBでなくては!その一人、医師の大森はBBを密かに部屋に持ち込み、同棲生活を送っていた。しかし、もはやBBでは満足できない。大森はかつて愛した女の妹マリ子と出会う。暗い欲望が閃いた。マリ子とそっくりのより高性能なダッチワイフを作るのだ…!脚本の大和屋竺が生涯こだわった人間と人形の危うい境界、そこに閃く異形の愛。監督の曽根中生は大和屋と共に鈴木清順の脚本グループ“具流八郎”の中心メンバーだった。これは異能二人が描くグロテスクなコメディであり、実際、機械仕掛けの人形がギリギリと動き出すさまには思わずゾクッとさせられる。

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