とあるスナックに小林和美(カユ)、島田末子(ゴジラ)、このスナックのチィママ、大塚礼子(レナコ)、そしてコジラの恋人の轟裕二が集まっていた。カウンター席では今日も食事をとっていた。三人はかつてカユが高校生の頃、恋人として付き合い、処女を捧げようともした深谷浩志の二年ぶりの帰省を待っていた。カユは浩志との初体験失敗以来、他の男との関わりもなく現在、正真正銘の処女だった。やがて浩志は一人の女性を連れて現れた。カユは用意していたプレゼントのマフラーを後に隠した。翌日、スーパーマーケットでバイトするカユのところへ上司の細井孝行が声をかけてきた。カユの用意していたマフラーはカユの断るのもかまわず細井がメーカーまでに出かけて工面してきたのだった。が、あの日以来カユはそのマフラーを自分で巻いていた。そんな姿を見た細井はマフラーが誰かのプレゼントではなくて安心した、とこぼす。カユはまだ細井の想いには気付いていなかった。

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