今年のレコード大賞はほぼ人気歌手夏明美に内定していた。明美のプロダクションの社長、吉岡が根回しをしていたのだ。残る不安は、ライバルの人気俳優、田浦と結婚を控えた五木洋子の存在である。そこで、洋子を蹴落とすため、スターのスキャンダルをあばくトリックガール、楠茉莉を雇った。結婚引退を控えた洋子のマネージャーの大道の悩みは、ポスト洋子のことだったが、他にも円満引退に気がかりなことが一つあった。それは、高校のときに起こしたある事件のことで洋子が恐喝されていることだ。それは洋子、大道、ケイと恋人の和彦しか知らない。ある晩、洋子から金を受け取ったケイたちは、突然現われた茉莉にKOされてしまう。ケイは、茉莉のレズテクニックで洋子の過去を喋ってしまった。今回限りでケリをつけようとしていた大道は、和彦とケイを殺し、茉莉の仕業にしようとした。数日後、洋子は無事引退し、明美は大賞を受賞した。茉莉は何とか殺人現場から脱出、吉岡に報告書を提出するが、すべてが終わっていることを理由に報酬の支払いを拒否した。そこで茉莉は同時に調べていた書類を見せる。驚く吉岡の前から札束を持って去っていくのだった。

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