ある日、女子大生、宮本一枝は恋人の山口孝に別れ話をもち出した。諦められない孝は、夜、一枝の部屋に侵入しようとして窓から落ちてしまう。病院のベッドの上で気付いた孝は、意地を張って、傍らにいる一枝にもう来るなと言う。やがて孝は、看護実習生の知子と親しくなっていく。そして、一枝は近所の酒場“風来坊”で知子と知り合い、親しくなるが、二人が孝を好いていることが分り、ライバルとなる。一枝が病院に行くと、彼は連絡なしに退院しており、傷ついた一枝は奥さんに逃げられた“風来坊”のマスター、信也と体を重ねるのだった。夏が過ぎ、秋になるとキャンパスは学園祭が花盛り。一枝は孝と偶然に出合い、強引に体を重ねるが、孝は、知子が看護婦になった時点で同棲しようと心の中で決めていた。数日後、一枝が“風来坊”に入っていくと、知子と孝、友だちの女の子もボーイフレンドといちゃついており、マスターの信也も帰ってきた奥さんと仕事をしている。幸福そうなみんなを残して、一枝は明け方の街に出ていく。突然、激しい雨が降ってくる。降りそそぐ雨に寂しい気持ちが癒されていく。

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