その潔癖症が災いしてか、なみ子はいまだ独身。しかもすぐビンタを張るため、父兄の評判は芳しくなかった。なかでもよくターゲットとなるのが博。授業中に鏡でスカートの中を覗き見る彼にとって、目下の興味はなみ子が登校に使う自転車のサドル。秘部が刺激されているのではないかと、妄想はふくらむばかりだ。そんなある日、同級生のキリコが、博を演劇部の部室に誘い込んだ。「見せてあげるわよ」とスカートをたくしあげ、パンティを下ろし…。教頭の魔の手から逃れたなみ子が同じく部室に駆け込んで来た頃には、ふたりはすでに激しく腰を動かしあっていた。それからほどなく、なみ子に投書が届く。そこには彼女が“不感症”であるとの文字が。悔しさも加わってか、かつてのレズ相手・れい子のスナックで深酒するなみ子。やがて昔の関係になって抱き合うふたりをれい子の同棲中の次郎も加わって…。耽美派・小沼勝が“鏡”を駆使して描く女の性。無理に握らせたり、加えさせたりといった、AVの即物的SEXとは異なる恥じらいが、逆に見るものの心をそそる。

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