閉店間際のデパート。貴金属売場の中原圭子はぼんやりといつかの情事を思いうかべていた。その時、一人の少年がレジを襲い金を奪って逃げた。圭子は掌を刺され血が滴っていたが、何故か少年のやぶ睨みの斜視の目が忘れられなかった。その夜、圭子は深い関係にある恩師芝木のアパートで放心したように横たわっていた。帰って来た芝木が荒々しく愛撫をくわえるのに耐えかね、圭子は部屋を飛び出す。翌日圭子は平常通り出勤したが、帰り際、芝木が待ち伏せしているのを知り、芝木の尾行をまく。数日後、カフェに入った圭子は、偶然、ボーイをしているあの斜視の少年を見付けた。が、しかしすぐに見失ってしまう。同僚の話では彼は“シラミ”といっていた。芝木とよりの戻った圭子は、彼の田舎へ行く途中、フェリーボートで少年グループの中にシラミを発見した。フェリーを降りた少年たちを追って圭子たちも車を飛ばした。深夜、圭子は一人海岸を歩いているシラミをつかまえた。虚をつかれたシラミは締めたように圭子に従った。圭子はシラミを押し倒し、唇を合わせていた。彼女の憎悪がいつしか歓喜に変り、凄絶な愛撫が無限の快楽へと二人を導いていった…。

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