2005年05月14日

127話:再び荒野に立つ






ハッ堯゚Д゚〃)


慌てて涎を拭う。
いったい、どのぐらいここにいたのだろうか。

カーレの北門を飛び出して衛兵が追ってこない場所まで逃げたところまでは覚えている。
その後、寝そべって小休止をしていたら思わずウトウトしてしまったようだ。


その時、どこかから聞き覚えのある声が。

「まったく貴方はしょうがないですね。
 だいぶ長い間眠っていましたが、呪文などはきちんと覚えているのですか?」


女神リーブラの問いかけに、ぷるぷると首を振る俺。

「そんな事だと思っていました。そこに呪文書を用意しておきましたから
 出発の前にもう一度よく読んでおくのですよ。これは一回限りの特例です。」



そう言い残して女神リーブラは消えた。
座ったまま辺りを見回すと、ちょうど俺が寝ていた頭の辺りに見覚えのある呪文書がおいてあった。
こんな分厚いものを枕にしていたのか。どうりで首が痛いわけだ。ていうか嫌がらせかよ。

手にとってパラパラとやると、忘れかけていた呪文が目に飛び込んでくる。
そうそう、こんな呪文もあったよな。思い返せば、内容を覚えていないがために使用するのを
見送った呪文がここまでどれだけあった事か。冒険の内容については、今でも細かいところまで
覚えているんだが・・・それってきっと、書いているか読んだだけかの違いなんだろうな。


・・・そうか。
書けば覚えられるんだ。小学生の時にやった漢字の書き取り、あれだ。
これから更に厳しい戦いが始まるが、こんな分厚い呪文書持ち歩いていく事はとても出来ない。
ここで、リハビリを兼ねて、48の呪文の効果を書き取っていくとしよう。



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Posted by nirva7 at 12:15

番外編:呪文紹介

[呪文名](消費体力)必要アイテム
効果・コメント

※語源の予測及び対訳はこちらの推測に基づく選択なので、違っている可能性あり。


[ ZAP ](4)
指先から稲妻を走らせる呪文。殆どの生き物に対して威力を発揮する。
但し、防御魔法を使える相手に対しては効果が無い。
DQで言うところのギラ(初代)だ。ドラクエでは多用する呪文だが
この世界では使うのにもの凄く体力を消耗する。連発は禁物だ。

[ HOT ](4)
両手から燃えさかる火の玉を目標目がけて発射する。字のまんまだ。
[ ZAP ]との違いは、魔法を使える使えないに関わらず、火に強い
生き物以外ならどんな生き物に対しても威力を発揮するところ。
DQで言うところのメラかと思うが、ZAP同様激しく体力を消耗
するので、イメージ的にはメラゾーマと言ったところだろう。

[ FOF ](4)
目の前に魔法の防護壁を作り出し、近づいてくる魔法の物体の殆どと、
あらゆる通常の物体を遮断する。FOF=Force Field=力場らしい。

[ WAL ](4)
目の前に見えない壁を作り出し、あらゆる飛び道具、生き物をはねつける。
WAL=Wall=壁。そのまんまだ。そのまんま系は覚えやすくて良い。

[ LAW ](4)
相手の意志を支配する事ができる。知能の低い生き物にしか効果がない。
LAW=法律。この無法の世界でも法は威力を持つらしい。ホントか?

[ DUM ](4)
手に何か(武器等)を持っている相手に向かってこの呪文を唱えると、
相手はたちまち不器用になり、体が言う事をきかなくなる。
持っていたものを落とし、拾ってはまた落とす。つまり持っているもので
攻撃される事がなくなるという呪文だ。いまいち意味が通らなくなるが、
無理に英単語につなげるならDUM=Dumbと言ったところか。


ここまでが体力の消耗が激しい基本呪文だ。
続いて、その他の呪文に入る。



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Posted by nirva7 at 12:31

番外編:呪文紹介

次に、道具を使用しない呪文群。
使う場面は限られる代わりに減る体力は基本呪文よりも少ない。
適所適所で上手く使いこなせば効果は絶大だ。


[ BIG ](2)
読んで字の如し。効果はドラえもんのビッグライトを自分に向けたイメージ。
巨大な敵との対戦に威力を発揮するが、狭い場所で唱えてはならないとの事。
洞窟とかで使うと問答無用でバッドエンドになる予感。

[ DOP ](2)
鍵のかかった扉を開く事ができる。魔法が錠前の内部に直接働きかけて、扉を
自由に開けられるようにするため、魔法で閉じられた扉に対しては効果がない。
これもよく使ったね。DOP=Door Openのもじりと思われる。アバカム。

[ SUS ](2)
何かの罠の存在を感じた時に、この呪文を唱えると、テレパシーが罠に注意
すべきか否かを教え、注意すべき時は最上の防御策まで指示してくれるという
理屈はよくわからんがとにかく有り難い呪文。SUS=SUSPECTと思われる。

[ SIX ](2)
はい出ました、そのまんま系。自分の像が5体現れます。なぜ6かは不明。
鏡に映したように同じ行動しかできませんが、敵から見りゃ驚異ですわな。
6体に別れたゾンビと戦う時に出てきましたが、今後活躍の場はあるのか?

[ HOW ](2)
危機に陥って、どうすればもっとも安全に脱出できるかを知りたい時に
この呪文を唱えると、意識が一方の出口の方へと傾いたり、近くに守って
くれそうなものがあればそちらの方へと導かれたりする。ぶっちゃけ、
[ SUS ]との違いがわからない。ドラえもんで例えると「どこでもドア」と
「どこでも窓」ばりの違いのわからなさであるが、要は気分の問題か。

[ DOZ ](2)
呪文の対象は、その動きや反応速度が通常の1/6に落ちる。なぜ6?
戦闘中に使えば、逃げる事も打ち負かす事も簡単だ。
DOZ=Doze=居眠りする。Dozy=眠そうな、愚かな。

[ DUD ](2)
さまざまな宝物の幻影を作り出す事ができる。相手を動揺させたり、
借りを返したり、買収したりするときに使える。カーレを脱出する時に
衛兵に対して使用したのは記憶に新しい。Dud=役に立たない、偽の。

[ MAG ](2)
魔法から身を守る呪文。攻撃呪文を受けた場合は、効果をあらわす前に
素早く呪文を唱える必要がある。全ての呪文に対して効果があるわけでは
無い。MAG=Magicでそのまんまと思われる。

[ POP ](1)
この呪文を小石に向かって唱え、相手にその小石を投げつけると、
ぶつかった衝撃で石が爆発を起こす。破片によるダメージだけでなく、
爆発によるすさまじい音も効果的。Pop=ぽんと鳴る(鳴ってはじける)。
ちなみにポップスやポップアートのポップはPopularから来ているので別物。

[ FAL ](2)
落とし穴や高いところから落ちた時にこの呪文を唱えると、体が羽根のように
軽くなり、宙に浮かぶようにゆっくりと舞い降りて、ふわっと着地できる。
FAL=Fallでそのまんま。

[ DIM ](2)
相手の頭を混乱させ、一時的な錯乱状態に陥らせる効果がある。混乱した
相手が、思いもよらぬめちゃくちゃな行動を取る可能性があるので注意が
必要。Dim=薄暗い、ぼんやりしたetc。

[ FOG ](2)
窓のない室内のみで有効な呪文。唱えた者以外の目には、部屋が暗闇と化す。
例えたいまつやロウソクがあったとしても有効。Fog=霧、煙etc。

[ NIF ](1)
あたり一面に鼻の曲がるような悪臭が充満する。どんな生き物でもひと嗅ぎすれば
激しく嘔吐するほど。勿論、鼻栓をしていない限りは唱える側も同様に効果を受ける。
当然だが、鼻の大きい生き物には効き目も著しい。クリリンには効かないと思われる。
NIF=Niff=悪臭。

[ SAP ](2)
相手の戦意を喪失させる。士気をくじかれた相手は打ち負かしやすくなるが、勝敗の
行方は定かではない。Sap=堀を埋めながら近づく、信念を徐々に崩す、徐々に弱める。



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Posted by nirva7 at 12:34

番外編:呪文紹介

ここからは、使用するのにアイテムが必要な呪文だ。一部を除き消費体力は最低の1。
使わないまま終わる呪文も多そうだが、一応全て覚えておこう。


[ WOK ](1) 硬貨1枚
硬貨を1枚手首に乗せて呪文を唱えると、魔法によって硬貨が手首に固定され、
その周囲に目に見えない金属製の盾が作り出される。使用した硬貨は使い物に
ならなくなるが、たった硬貨1枚で素晴らしい効果である(註:洒落ではない)。
これまでの冒険でも多用した愛用の呪文。WOKという単語は中華鍋を意味する。
これで初めて知った。10へぇ。作者は中華鍋の蓋をイメージしたってとこか。
ちなみに俺がイメージしていたのはこれ

[ RAZ ](1) 蜜蝋
蜜蝋を武器の刃の部分に塗って唱えると、刃はカミソリのように鋭くなり、
相手に与えるダメージが2倍になる。手間のかかるバイキルト。
RAZ=Razor(かみそり)。ちなみにWWEレスラー、スコット・ホールの
昔のリングネームはレイザー・ラモン。「カミソリのラモン」ってとこか。
なんだかスケバン刑事みたいだな。最近では某ハードゲイ芸人の名前にも。

[ JIG ](1) 竹笛
ジグってのはダンスの一種。この呪文を唱えると、竹笛の音にのって敵が
踊り出す。吹いている間は踊り続けるので、その間に逃げるのも可だし、
暇なら踊り死にさせる事もできるだろう。そんな死に方だけはしたくない。

[ GOB ](1) ゴブリンの歯
そのまんま系が続く。歯の数だけゴブリンを作り出す事ができる呪文。
ゴブリンは命令のままに敵と戦ったり、指示された仕事をしたりする。

[ YOB ](1) ジャイアントの歯
ジャイアントの歯に呪文を唱えると、身の丈3メートルほどのジャイアントを
作り出す事が可能。[ GOB ]同様、敵と戦わせたり力仕事をさせたりできる。
Yob or Yobbo=ちんぴら、田舎者の意らしいが、関連があるかは不明。

[ DOC ](1) 薬
薬を飲んだ者にこの呪文を唱えると、魔法によって薬の効果が強められる。
ただし、既に死んだ者を生き返らせる事はできない。薬草は含むのか等、
定義は曖昧なので、プレイヤーの判断に任せると言ったところだろうか。
関係ないが、アップ系のドラッグを飲んで唱えるとかなり飛べそうですな。

[ MUD ](1) 砂
呪文を唱える時、相手の足元に砂を撒く。呪文の効果は砂と床に及び、そこに
流砂の池を作り出す。足を踏み入れたものはじわじわと引き込まれ溺れていく。
MUD=泥、ぬかるみ。

[ KIN ](1) 裏が金張りの鏡
裏が金張りの鏡を相手に向けながら呪文を唱えると、鏡に映った相手と寸分違わぬ
生き物がもう一体現れて、こちらのいいなりになる。両者は同じ力を持つため、
本物と戦わせた場合には双方ぼろぼろになると思われる。複製は本物の敵が死ぬか、
自分が死ぬかすると姿を消す。kin=(複数扱いで) 親類、血縁、同類。10へぇ。
エアロスミスの「mama kin」という歌のタイトルの意味がやっとわかりました。

[ RAP ](1) 緑色のかつら
人間の言葉以外の言葉をしゃべる生き物(ゴブリン・オークなどの半人間)の
しゃべる事が理解でき、こちらの言いたい事も伝えられる。そうは言っても、
シャンカー鉱山などでゴブリンと素の状態で思いっきり会話してた気もするが
まぁそれは気にしない事にしよう。語源不明。

[ YAP ](1) 緑色のかつら
ほとんどの動物の言葉が理解できるようになる。yap=けたたましく吠える等



[ GUM ](1) 瓶に入った膠(にかわ)
膠というのは獣・魚類の骨・皮などを石灰水に浸してから煮て濃縮し、
冷やして固めたもの。粗製のゼラチン。主に接着剤として使用する。
この呪文はその膠の接着力を飛躍的に高める。戦う相手を床や壁に
ぴったりとくっつけてしまう事もできるだろう。ゴキブリホイホイ的な
使い方も考えられる。Gum はゴムを意味する単語だが、食べるガムも
この単語でいいらしい。英語っておおらかなのね。

[ TEL ](1) 布製のスカルキャップ
知能の高い相手の考えていること、長所や弱点、近くの部屋の様子などが読み取れる。

[ GAK ](1) 黒い仮面
黒い仮面を被って呪文を唱えると、相手は心の内に恐怖心を抱く。勇敢な生き物は
臆病な生き物よりかかりにくいように、その効果には差があって、冷や汗をかく程度、
平静を失う程度から、部屋の隅に縮こまって震え上がる程度まで様々。何の略かは不明。
とりあえず((;゚Д゚)ガクガクブルブルとダブらせて覚える事にする。

[ GOD ](1) 金の装身具
金の装身具を身につけている時に唱えると、付近にいる人間や生き物はみな、たちまち
唱えた人物の事を好きになってしまう。それだけで戦おうとしなくなるとは限らないが、
普通だったら教えるはずのない事を教えてくれたり、手助けしてくれるかもしれない。
GOD=Goldか。

[ PEP ](1) 火酒
飲んだ者の力を普段の二倍三倍にするという火酒の効果を、呪文が更に高める。
Pep=元気、活力、元気づける。

[ ROK ](1) 石の粉
この呪文を唱えて石の粉を相手に投げつけると徐々に石化する。rok=rockか。

[ NIP ](1) 黄色い粉
敏捷性が極度に高まり、普段の3倍の速度で走り、話し、考え、戦う事ができる。
語源不明。関係ないけど、Nip=Nipponese=日本人の蔑称だって。へぇーへぇー。
まぁ日本人はセカセカしてるって事かw

[ HUF ](1) 疾風の角笛
疾風の角笛から出る騒々しい不協和音がすさまじい風となり、目の前のものを
吹き飛ばしたり、棚から物を落としたりできる。huf=huff=息を吹きかける 他

[ FIX ](1) 樫の若木の杖
相手をその場に止まらせる。たとえ空中であっても有効。生物相手でも無生物
相手でも有効。既にビジネス用語にもなっている単語なので覚えやすいですな。

[ NAP ](1) 真鍮の振り子
単語そのまま。相手の眠気を誘い、ほんの数秒で相手を眠らせてしまう。
当然だが生き物のみに有効。nap=うたた寝する、油断する

[ ZEN ](1) 宝石をはめ込んだメダル
自分の身体を宙に浮かし、意のままに移動する事が可能。zen=禅なんだろうな。

[ YAZ ](1) 真珠の指輪
相手にこちらの姿が見えなくなる。ただし、幻影の魔法であるため、耳のある
生き物には動き回る音は聞こえてしまう。また、知能の低い生き物にはあまり
効果がない。語源不明。

[ SUN ](1) 黄色の太陽石
黄色の太陽石にのみ使用可能。呪文を唱えると、太陽石が明るい光を放ち始める。
明るさは自由自在で、戦闘時の目眩ましからタイマツの代わりにまでなる。

[ KID ](1) 骨の腕輪
頭にイメージした幻影を目の前に作り出す。知能の低い生き物には通用しない。
また、矛盾のある行動(ex.ネズミの幻影が剣で攻撃する)をとらせた場合は
呪文の効果は消滅する。kid=動詞形でからかう、かつぐ、ふざける等

[ ZIP ](1) 緑色の金属の指輪
戦闘時などに、近い場所に瞬間移動が可能になる。木や土のような柔らかい物質は
通り抜けられるが、岩石や金属のような固い物質は通り抜けられない。それどころか
使いどころを間違えると悲劇的な結果を招く事すらある。zip=ピュッ(擬音)他

[ FAR ](1) 水晶球
水晶球をとおして、未来を見通す事ができる。目標を定める事は殆ど出来ず、
また大抵は近未来の出来事である。far=遠い、向こうの、等

[ RES ](1) 聖なる水
人間、あるいは人間に似た生き物(四肢があり二足歩行等)の死体に聖なる水を
ふりかけながらこの呪文を唱えると、生命を甦らせる事ができる。生き返るまでに
しばらく時間がかかる。息を吹き返した生き物は、こちらが投げかける質問に答える。
必要な事を聞き出した後にもう一度殺す事もできる。res=response=応答。

[ ZED ](7) 
詳細不明。恐らく最後の最後まで出てこないのであまり気にする必要は無さそう。



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Posted by nirva7 at 12:36

128話:手荒な歓迎

呪文の書き取り(間抜けな響きだ)を終えた俺は、身支度を調え、
バクランドの荒野を歩き始めた。

この辺の事はアナランドの地図制作者達もよく知らない。
遊牧民と、群れを作らず単独で行動する生き物などが住んでいるとは言え、
バクランドが未開の地である事は確かだ。この地では俺の味方になる者は
殆どいないと思っておいた方が良さそうだ。気を引き締めていこう。

後方に見えるカーレの城壁以外は、目に付くものは何もない。
草木も生えていなければ、生き物も、地平線をさえぎるいかなる建物も見えない。
一時間あるいても、荒涼とした風景にはなんの変化も見られなかった。


その時、不意に後方から鳥の鳴き声がかすかに聞こえてきた。
鳴き声は次第に大きくなり、俺は思わず足を止めた。声は急速に近づいてくる。

声の正体を確かめようと後ろを振り返ると、空から黒い物体が急降下してくるのが
目に入った。明らかに俺を狙っている。ひらりと身をかわし、こちらも戦闘態勢に入る。
相手はカラスではない。ヨタカと呼ばれる黒い鷹が4匹。いきなりの手荒い歓迎だ。
鳥ごときに舐められてたまるか。受けて立とうじゃないか。

ここで、呪文を唱えるか、剣で戦うかの選択を迫られた。
呪文はさっき頭に叩き込んだばかりだ。早速効果を試してみよう。


提示された呪文は[ WAL ][ LAW ][ FOG ][ FIX ][ MUD ]。
基本呪文である[ WAL ][ LAW ]はとりあえずおいとくとして、他の呪文はどうか。

ここで[ FOG ]を使えと思った貴方は甘い。この呪文は室内でしか使えない。
[ FIX ]は樫の若木の杖が必要。[ MUD ]は空を飛んでいる敵には無効だろう。

・・・オイオイ。結局、基本呪文しか選択肢がねぇじゃねぇかYO!
いきなりの体力−4はちと痛いが仕方ない。さて、どっちにするべぇか。


[ LAW ]は知能の高い生き物には効果がない。鳥ごときが高い知能を持っているとも
思えないが、結局、その辺の設定のさじ加減は作者に委ねられているからなぁ。
どっちかというと作者との読み合いになる。

今回は無難に[ WAL ]を唱えておく事にしよう。
鳥公、見えない壁に激突して死にさらせ!



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Posted by nirva7 at 12:43

2005年05月18日

129話:故郷からの知らせ

俺の前に作り出された壁をヨタカどもは回り込んでスイスイかわしていく。
まぁそりゃそうだよな。俺も嫌な予感はしてたんだ。でも他の呪文もロクなのが
なかったしなぁ・・・ここは仕方なかったと思おう。

などと反省している場合ではない。俺の背後に回り込んだ4匹のヨタカは、
くるっと旋回するとこちら目がけて急降下してきた。剣を抜き応戦する。
カーレでの傷を引きずっているので、こちらの残り体力は9だ。






ヨタカに斬りつける事数回、4匹のうちの1匹を葬りさった時、残りの3匹の
陣形が突然崩れた。俺様に恐れをなしたのかと思いきや、そうではなかった。
ヨタカの後ろからイヌワシが猛然と襲いかかったからだ。イヌワシはアナランドで
闘鳥として飼育され、訓練されている鳥であるが、こんなところで何故?

そんな事を考えているうちに、イヌワシはヨタカを次々と撃退し、残ったものも
弱々しく羽ばたきながらどこかへと飛び去っていった。


ヨタカを追い払うと、イヌワシは俺の目の前まで降りてきた。
その首には確かに見慣れた紋章が。アナランドのイヌワシに間違いなかった。
イヌワシが首に書簡をぶらさげているのに気が付いた俺は、書簡を手にとって
読み始めた。


この手紙が届く頃、貴殿は順調に度を続けているものと信じている。
だが、貴殿には恐ろしい危険が迫っていることを伝えなくてはならない。
貴殿の任務は敵に知られてしまったのだ!

マンパンの密偵が我々の計画をかぎつけて、それを知らせるべく、暗黒の城砦へ
向かったのだ。我々が盗聴に気付いた時には、すでに大魔王の腹心の家来、
七匹の大蛇が貴殿の任務を伝えるため高地ザメンに向かっていた。今ごろは
バクランドまで来ているだろう。そこからは別行動をとるだろう。

貴殿に余力が残っているなら、その七匹の大蛇を探し出すのだ。
やつらもときには休息や食事で歩みを止めよう。やつらがマンパンへ着く前に
しとめるのだ。さもなくば大魔王は万全の体勢で貴殿を迎えるだろう。

隠者シャドラックを探して知恵を授かれ。シャドラックの助言無しに
バクランドを抜けるのは至難の業だ。

我々の心は貴殿と共にあり



なんだかよくわからんが、とにかく大蛇を探して倒しながら進めばいいんだな。
とりあえず、隠者シャドラックとやらを探すとしようか。



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Posted by nirva7 at 06:27

130話:荒野の老木

シャ〜ドラック、シャ〜ドラック〜♪ フゥフゥ (ジャパネットたかたのテーマで)

鼻歌を歌いながらバクランドの荒野を進む俺。
歩く事数時間、荒野のど真ん中に一本の枯れ木を見つけた。
ちょうど疲れてきたところなので、これ幸いと木の根元に腰を下ろす。

休んで体力も少し回復し、ぼちぼち出かけるかと思っていたその時、
頭上から何か音が聞こえてきた。よく聞くと、それは音というより、声だ。
か細くて聞き取りにくかったが、確かに俺の名前を呼んでいる。

見上げると、小枝が一斉にワサワサと動きだし、一箇所に集まると
それは人間の顔のようになっていた。顔はまだ何か喋っている。
俺はその声に耳をすませた。


お前がバドゥーバクのシャドラックの居所を探している事はわかっている。
老人に会いたければ、東へ迂回してフィッシュテイル・ロックへ行くんだな。
老人は、おまえさんが来る事は知っているよ。



そのとき、風が枝を捕らえてかき乱した。風がやんだ時、顔は消えていた。
しかしどうしてこの木がシャドラックを探している事を知っていたのかは不明だ。
もしや、俺の鼻歌を聴かれていたのか?(←たぶん違います)

とりあえず、この木が言うように東へ迂回してフィッシュテイル・ロックへ
向かうか、それともこのまま北へと進み続けるか。


考えた結果、俺は東へ迂回するルートを選択した。
もっとも、こんな得体の知れない木の言う事を鵜呑みにするのは危険だ。
何があっても対応できるよう、常に神経を張りつめておかなくてはな。

しかし、この木の言う事を信用するなら、どうやらシャドラックは老人のようだ。
もしや女では、と淡い期待を抱いていたのに、一気に力が抜けたぜ(ため息)



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Posted by nirva7 at 06:49

2005年05月21日

131話:シャドラック

しばらく東へ進むと、前方に妙な形の岩場が見えてきた。
巨大な魚が地面に頭を突っ込んで、尻尾を地上に出しているような形だ。
なるほど、フィッシュテイル・ロックとはよく言ったものだ。

岩場のふもとに見える小さな洞穴の入り口には火が焚かれていた。
洞穴の中を覗き込み、声をかけてみると、中から足を引きずるようにして
老人が姿を現した。驚いた事に、木が見せたあの顔と同じ顔をしていた。
この老人がシャドラックに違いない。


「待っておりましたぞ」
老人はそう言うと、心ばかりの食事を用意してくれた。
早速、そいつにパクつきながら老人の話に耳を傾ける。

「そなたがカーレを出てこちらへ向かっていた事は知っておったよ。
 バクランドを越えようなどとは、愚かなのか勇敢なのかはわからぬが、
 アナランドの人間でカクハバードをひとりで旅して無事に帰ったものは
 誰もいない」

いきなり脅しかよ。俺もこんな事やりたくてやってるわけじゃないんだがな。
それにしても、ここいらの連中はなぜ俺のやる事なす事既にしっているのか。
不思議に思ったがそれは置いといて、七匹の大蛇について尋ねてみる事にした。

「確かにやつらはバクランドにおる。大蛇にはこういう言い伝えがあるのじゃ。
 かつて、高地ザメンに住んでおった巨大ヒドラをマンパンの大魔王が征伐した。
 大魔王はヒドラの七つの首を切り落として持ち帰り、黒魔術で七匹の翼の生えた
 大蛇に甦らせたのじゃ。蛇は使者として大魔王に仕えるようになり、大魔王は
 信頼の証に、おのおのを彼の守護神である神に割り当てた」

ほうほう。それで?

「その返礼に、神々はそれぞれの持てる力をこれらの邪悪な生き物に授けて、
 魔王の力になるようにしたんじゃ。陽の神の力は陽の蛇に、月の神の力は
 月の蛇に、他の四匹の蛇もそれぞれ地の神、火の神、水の神、気の神から
 力を授かった」

神まで大魔王サイドなのかよ(笑)
んで、一匹足りないが・・・?

「そして、最も大きな力を授かったのは、おそらく時の蛇じゃろう・・・」

時キタ━(゚∀゚)━! ”ザ・ワールドッ!”ですかァ〜ッ?



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Posted by nirva7 at 00:57

132話:大蛇の弱点

すっかり落胆した俺を見て、シャドラックはこう続けた。

「安心せい。どの蛇にも弱点はある。その弱点を見つける事じゃ。
 そうすれば、あるいは奴らをやっつけられるかもしれん」

ヽ(゚∀゚)ノ

「見つからなければ、まず勝ち目はない」

。・゚・(ノД`)・゚・。

「まぁそう嘆くな。わしが知っている情報を教えよう。
 気の蛇はときおり気体となってその殻から抜け出すことがあるが、
 その状態では長くおれん。その間に抜け殻を叩き潰せば蛇も死ぬ」


ほんの気休め程度の情報を貰った俺は、そのままシャドラックの洞穴で
一晩を過ごし、朝を迎えた。とりあえず、気を取り直して出発だ。

「これが道中何かの助けになるかもしれん。持って行け」

そういうと、老人は俺に装飾の施された角笛を手渡した。
魔法に使えるアイテム「疾風の角笛」だ。


一旦木の所まで戻って、本来のルートを進む選択肢もあったのだが、
せっかくなので今回はここからそのまま北に登っていくことにした。


警戒を怠らないようにしながら平原を進む。
しばらく行くと、突如、足元の地面が大きく揺れ始めた。

ヤバイ。そう思ったが時既に遅し。地面が裂けて持ち上がる。
俺の視界から荒野が消え、一面の空が目に飛び込んできた。
受け身も取れず、俺は背中から地面に叩き付けられた。

選択マズったかも・・・?



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Posted by nirva7 at 00:58

2005年05月24日

133話:バドゥー・ビートル

ここで運試しをするよう指示が入る。嫌〜な予感・・・。



予感とは裏腹に、運試しは幸運と出た。
勢いよく地面に叩きつけられたものの、荷物袋の中の物はすべて無事だった。
俺はホッと胸を撫で下ろすと、目の前にあった長い鉤爪を掴んで立ち上がった。

・・・ん?鉤爪・・・?


「シャー!」
耳を劈(つんざ)く声の主は、巨大なカブト虫”バドゥー・ビートル”だ。
地割れの原因はコイツか!俺は慌てて鉤爪から手を離すと、戦闘態勢をとった。

魔法で戦うか、武器で戦うかの選択。
さっきは魔法を選択して結局無駄になったが、今回はどうだろうか。
今度こそ魔法か・・・いや、俺の勘は武器で戦えと言っている。
武器で戦うことを選択し、俺は剣を抜いた。





よし、カブト虫の技量ポイントは7。楽勝な相手だ。ナイス選択俺!
襲いかかったカブト虫の鉤爪を剣ではじき飛ばす。間髪入れず追い打ちを
かけようとした次の瞬間、足に飛び上がるほどの熱さを感じて飛び離れる。

足を見ると、カブト虫の吐いた粘液状のものがベットリとついていた。
どうやらこれはカブト虫の唾だ。強力な酸が俺のズボンを溶かしている。

以後、攻撃を一回加える毎に、サイコロを1個振って判定を行う必要がある。

1.酸は顔にかかり、あなたは体力ポイント3と左目の視力を失う。
2.酸は利き腕にかかり、体力ポイント2と、技量ポイント1を失う。
3.酸は利き腕でない方の腕にかかった。体力ポイントを2減らす。
4.酸は脚にかかった。体力ポイントを1減らす。
5・6.つばはそれた。


・・・やっぱ魔法で戦うのが正解だったようだorz
特に1。左目の視力とかアッサリ言ってくれてるんですが・・・。

だが、とりあえずやるしかねぇ。





二回目の攻撃・・・成功。唾も素早くかわした。
三回目の攻撃・・・成功。・・・でも、酸が利き腕にかかった。ぐはぁっ!
四回目の攻撃・・・失敗。鉤爪でダメージを受けた。
五回目の攻撃・・・成功。

そして唾の判定は・・・一番恐れていた結果は、あっさりとやってきた。
1。俺は顔面に酸をまともにくらってしまった。

這々の体で六発目の攻撃・・・成功。ようやくカブト虫は俺の前に崩れ落ちた。



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Posted by nirva7 at 07:46

2005年05月26日

134話:隻眼の戦士

はじめてのしつめい・・・2文字違いで大違いやな。
バクランドの荒野を旅し始めていきなりのこの洗礼は辛い。
まだ大蛇1匹すら見つけていない状態だというのに・・・orz

でも、嘆いていても始まらない。旅を続けることにしよう。
自分へのせめてもの慰めに、カブト虫の出てきた穴から
石の粉をすくって持って行くことにする。これは魔法の道具だ。
いま俺の前に出てくる奴はもれなく石にしてくれるわ。

北西に進路をとった。
日も沈みかけてきた頃、前方に焚き火の灯りが見えてきた。
火の周りには幌車や荷車が円形に並んでいる。
隊商のキャンプと言ったところだろうか。


何しろ、今はカブト虫にやられて瀕死の状態だ。
食事と、あわよくば今夜の寝床にありつければ・・・。
そんな事を考えながら、俺はキャンプに近づいていった。

”ヒュンッ”

・・・足元を見ると、そこには矢が刺さっていた。
俺は慌てて両手を上げて、敵意がないことを示した。


両手を上げたまま、ゆっくりとキャンプへと近づく。
幸い、もう矢は飛んでこなかった。

荷車や幌馬車から次々と人が飛び出してくる。
どうやらブラックエルフの一団のようだ。



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Posted by nirva7 at 05:22

135話:ブラックエルフの隊商

キャンプに入ると、俺を怪しむ視線が一斉に注がれる。
その中から、リーダー格と思われる幾分年老いたエルフが
歩み出て、俺に話しかけてきた。

「宿や食べ物をお探しなら、ここに来ても時間の無駄じゃよ。
 しかし、どうしてまた一人でバクランドなんぞをうろついて
 おるんじゃね?」

ここで選択肢だ。

・自分も商人だと名乗って、どんな売り物があるか見せてもらう
・旅の目的を明かし、七匹の大蛇について尋ねる
・お察しのとおり、宿と食べ物を探しているんだと答え、
 提供してくれたらお礼はたっぷりはずむと持ちかける


この一団も、もしかしたら大魔王の一味には苦しめられているかもしれない。
旅の目的を明かせば、何らかの協力が得られるんじゃなかろうか・・・?
そう考えた俺は、自分の旅の目的を明かし、七匹の大蛇について尋ねてみた。


居合わせた人々のあいだから次々と驚きの声が漏れた。
老エルフが手をあげて静めた。

「では、あんたじゃったのか、あの邪悪な生き物が恐怖の羽根を広げて
 このバクランドに飛び込んできた理由は」

老人は言葉を切り、何かを考えている様子で黙り込んでいたが、やがて、
俺の方に視線を戻した。老人は俺に微笑みかけながらこう言った。

「旅のお方、ひょっとしたらあんたの助けになってやれるかもしれん。
 わしについてきなされ。あの幌車の中に、あんたに見せたい物がある」



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Posted by nirva7 at 05:23

2005年05月28日

136話:罠の予感

老人の後を歩きながら俺は考えていた。

・・・どうも臭い。確かに俺はこの世界を救おうとする勇者ではあるが
このオッサンたちにとっては、俺は無用な敵を招いてくる邪魔者では
ないのだろうか。笑顔で話しかけてくるが、目は笑っていない気がする。

体力は残り僅かだが、背に腹は代えられん。
俺は老人の目を盗んで、小声で[ HOW ]の呪文を唱えた。

内なる声が俺に語りかけた言葉、それは「罠」だった。
このジジィはやはり俺を罠にはめようとしていやがった。
このままついていったら命を落とすところだったかもしれん。


さて、どうしようか。
隙をついて見計らって逃げるのもいいし、
あえてこのままついていき、金に物を言わせて懐柔する手もある。

こいつらはあくまで商人だ。金になると思えば手の平を返すはず。
そう読んだ俺は、財布から金貨を取り出し、爺さんにちらつかせた。


「いや、失礼した。わしらはあんたをならず者だとばかり思っておったんじゃ。
 金を払って下さる方なら、いつでも喜んでおもてなし致しますぞ」

案の定、ジジィは手の平を返してきた。俺は、体力を消耗しているので
少し休ませて欲しい事と、ついでに何か仕入れたい事を申し出た。

「それがわしらの商売じゃ。ささ、ついてきなされ、向こうに厨房テントが
 あるんじゃ。そこで食事をしていただきながら、外の世界の情報交換と
 いきますかな。あの幌車のすぐ向こうじゃよ」

俺が罠にはめられる予定だった幌車の前を通り抜け、厨房テントへ向かう。



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Posted by nirva7 at 03:29

137話:不思議なスープ

メニューはあっさりしていた。金貨6枚でワートルのスープに
グロイスターとパン、それに薬草茶が一杯付く。

俺が金貨を渡すと、目の前に食事が運ばれてきた。
ワートルのスープは温かく、力がついてくる感じだった。
これはとろりとした灰白色の野菜スープで、初めて飲む人には
ときとして、不思議な効果をもたらす事があるらしい。

ここでサイコロを振るよう指示が入る。
「1〜5」と「6」という、2つの行き先が提示されている。
ここは是が非でも「6」を出したいところ・・・うおりゃあッ!





キタ━(゚∀゚)━!
スープを飲んでいるうちに、身体がほてってきた。
不思議な効果をワクワクしながらまっていると、期待とは裏腹に
身体のあちこちがヒリヒリしてきた。そしてついには、身体中に
赤い発疹が出てきた。

・・・これって実は、幸運を引き当てたと見せかけて、
思いっきりハズレくじを引かされたんじゃなかろうか?
そんな事を考えて不安になっている俺を見て、老人が笑い出した。

「心配なさるな。ワートル・スープを飲む人は、ときどきそうなるんじゃよ。
 一時的なもので、すぐにおさまる」

俺が苦しんでいるというのに、他のエルフたちも笑っている。
本当にこのジジィの言葉を信用していいのだろうか・・・。


「コック!」老人は大声で叫んだ。
「この苦しんでおられる友人に、お詫びの印を差し上げたらどうじゃ?」

何やらいや〜な予感がするのは俺だけですか?・・・助けてママン。



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Posted by nirva7 at 03:30

138話:お詫びの印

老人の声にコックは頷くと、懐をもぞもぞやりながらこちらに近づいてきた。
俺はテーブルの下に置いた剣に手を添え、いつでも抜ける体勢を取った。

懐から抜かれたコックの手の中にはあったのは、1枚の金貨だった。
マジでびびったぜ・・・ジジィ、紛らわしい言い方すんなYO!ヽ(`Д´)ノ


スープがすむと、一皿のパンと、どろっとしたチーズが出てきた。
途端にもの凄い匂いが鼻をつく。だが、腹が減っては戦は出来ぬ。
口の中に放り込み、薬草茶で一気に流し込んだ。

グロイスターというのはチーズに似た不思議な食べ物で、これを食べると
運が回復する。ここで運勢ポイントを最初の値まで戻す事ができた。
・・・元々運勢ポイントは満タンだったわけだがorz

まぁ、何はともあれ腹はふくれたので良しとしよう。
ジジィは薬草茶のお代わりを持ってきてくれ、それを飲みながら
しばし話をした。周りのエルフたちはその様子をじっと眺めている。


さて・・・
・ジョークをいってみんなを楽しませる
・疲れたので一晩泊めてくれと頼む
・品物を見せてくれと頼む



”ジョークを言ってみんなを楽しませた後、品物を見せてもらい、
 買い物を済ませた後はふかふかのベッドで一晩休ませてもらう”

そんな気の利いた選択肢が無い事はもう承知している。
この中で俺にできるのは恐らくひとつだけだ。
まったく、ゲームブックというのは融通が利かないぜ。

そうなれば、ジョークなどを言って陽気な旅人を気取っている場合ではない。
また、どんな品物を揃えているかが気にかかるが、体力はもっと大事だ。
このまま一桁台の体力でバクランドを歩き続けるのは自殺行為に近い。
ゆえに、ここは「疲れたので一晩泊めてもらう」がベストチョイス。



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Posted by nirva7 at 04:53

2005年06月01日

139話:お買い物(接触編)

老エルフに泊まらせて欲しい旨を伝えると、空いている幌車があるから
そこを使わせてくれるという。料金は金貨3枚との事。まぁよかろう。

老エルフの後について幌車に向かおうとしたが、改めて買い物をする
選択肢が出てきたので、どうやら買い物してから泊まる事もできるらしい。
そうであれば話は違う。俺は幌車に行く前に商品を見せて貰う事にした。


キャンプ中央にある、武装したエルフに守られた幌車に案内された。

「ウールーに客人だと伝えてくれ」

老エルフの言葉に衛兵は頷き、来客を伝えに中へと入っていった。
ほどなく、骨張った黒い顔が扉口に現われた。


「こんな荒野のど真ん中で掘り出し物を漁ろうって奴に出くわすとは。
 いったい何者だね?・・・なんと!人間か!さぁさ、どうぞ中へ。
 中でゆっくりご相談といきましょうや。え?さぁ、どうぞ」

なんだか落ち着きのないこの男に言われるがままに中に入った。


・・・そこはまさに、貴重品、魔法の品、道具類の宝庫だった。
商品にはそれぞれ値段が付けられているが、金だけではなく物々交換も
可能だとの事。いくらで引き取ってもらえるかは交渉(=賽の目)次第。

とりあえず片っ端から手に取ってみていく事にしよう。



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Posted by nirva7 at 01:07

140話:お買い物(発動編)

斧(金貨6枚)、大きな楽器のようなもの(金貨4枚)、真鍮の振り子(金貨2枚)、
真珠の指輪(金貨8枚)、ヴィトルの袋(金貨4枚)、何かが書かれた羊皮紙(金貨2枚)、
水晶玉(金貨8枚)、蛇のマークの小瓶(金貨2枚)、十字のマークの小瓶(金貨4枚)、
鎖帷子のようなもの(金貨6枚)、マークの付いた缶?(金貨10枚)・・・。

ざっと見て、めぼしいのはこんなところだ。実際の効果は買ってみないと
なんとも言えない。これは一種のギャンブルだ。勘を働かせなくては・・・。


まずは真鍮の振り子、羊皮紙、蛇のマークの小瓶の3つを手に取った。
これらは安いのでキャッシュで買ってしまおう。3つで金貨6枚。残り金貨は13枚。

続いて、鎖帷子のような衣服を手に取った。金貨6枚。
これは何かと交換といこうか。俺はここぞとばかりに、結局カーレで使う事のなかった
牢獄の鍵を差し出した。交渉の結果、ウールーはこの鍵に金貨7枚の値を付けた。
交渉成立だ。お釣りについての記載が無いが、物々交換だから貰えないという事にしよう。
元々、もう要らないアイテムだったしな。

次に俺は、真珠の指輪を手に取った。金貨8枚。確かこれは呪文に使う道具となったはず。
死霊退治に使った銀の弓矢との交換を申し出た。ウールーはこれに金貨6枚の値を付けた。
足りない2枚の分はキャッシュで補う事とした。残り金貨は11枚。

もう手持ちの道具で出せる物は無いと判断し、残りのキャッシュで買えるだけ買う。
ヴィトルの袋と十字のマークの小瓶をそれぞれ金貨4枚で購入。


以上で買い物を終了した。
ウールーの店を出て、今夜の宿となる幌車へと案内してもらう。
宿代として金貨3枚を手渡した。これで手持ちの金貨はゼロとなった。



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Posted by nirva7 at 01:08

141話:お買い物の成果

幌車の中に入ると、テーブルの上に買った物を並べた。
いつの時代も、買った物を眺める時ってのはウキウキするものだ。


・まずは羊皮紙の巻物を開くと、見出しに”バクランドの秘密”とあった。
 が、残念ながら中身はすり切れ、色あせてほとんど判読できない。
 かろうじて、役に立ちそうな情報を2つほど読み取る事が出来た。

1.”シャム”の名で知られる魔女は訪ねてみる価値がある。
  住んでいる場所はクラッターバク・ステップの先、
  ここからだと北東の方角。贈り物を貰うのが好きらしい。
  尚、彼女は、外見ではそれとわからない。

2.スナッタの森の植物は、獣に劣らず危険らしいから用心せよ。
  その中で最も危険な植物は、木の皮のエッセンスに弱い。


・蛇のマークの小瓶は解毒剤だった。解毒剤が2つになってしまったorz


・十字マークの小瓶には”ダドゥーリーの聖なる泉”から取った水が
 入っているとの事。これは呪文に使えるわけでもなく、なんの効力もない。
 ただの水に金貨4枚も・・・orz


・真鍮の振り子は、呪文に使える道具だ。


・鎖帷子を着てみると、サイズはちょうどぴったりだった。
 これを着ている間は、技量ポイントが1増やせるだけでなく、
 戦闘で傷を負った場合も、ダメージを少なくすることができる。
 傷を負ったら、都度ダイスを振り、5か6が出ればダメージ半減。
 これはいい買い物だった。今回の買い物におけるベストチョイス。


・ヴィトルというのは、中に固い干し肉が入ったパンで、旅の食料には
 うってつけのものだ。袋には、食事4回分相当のパンが入っていた。


・最後に、真珠の指輪。これは思ったよりも高価なもののようだ。
 もし何かと交換するとすれば、金貨10枚はふっかけられそうだ。
 また、羊皮紙の巻物に書いてあった魔女への贈り物にもなるかもしれんな。


中にはハズレもあったが、まぁなかなかいい買い物であったと思う。
これらの道具を丁寧に荷物袋に仕舞い込むと、俺はベッドに潜り込んだ。



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Posted by nirva7 at 01:09

142話:小さな影

まだ夜も明けきらぬうちに、俺は黙ってエルフのキャンプを後にした。
仮にも一度は俺を襲おうとした連中だ。完全に心を許してはいない。

キャンプから北東の方角へと歩を進める。
羊皮紙の巻物に書いてあった”シャム”と呼ばれる魔女に会うため、
まずはクラッターバク・ステップを目指そうと思ったからだ。

ときどき前方の様子を探りながら、どんどん先へと進んだ。
やがて、地平線上に動く影を見つけ、足を止めた。


片目を失ってしまったせいもあり、その影が何なのかは判然としない。
少しずつ近づいていくと、その輪郭がだんだんと見えてきた。
二足歩行の生き物・・・大きさは俺の半分ぐらいだろうか。

その時、その生き物はこちらに気付いたらしく、こちらに向かってきた。
俺は剣を抜く準備だけはしつつ、そのままその生き物を迎える事にした。


そいつは、色黒で醜悪な姿をした、ノームに似た生き物であった。
短い足を目まぐるしく回転させ、手に持った杖を振り回しながら
俺の目の前まで来て立ち止まった。

互いに相手の目をじっと見ながら探りを入れる。
こいつは敵か、味方か・・・。


「好きなように考えるんだな」

そいつは俺の心を読んだのか、きーきーと高い声でそう言った。

「味方だと思うのなら、何か証拠を見せてくれ。そうだな・・・
 近づきのしるしに何かおくれよ!敵だと思うのならそれまでだ。
 とっととどっかへ消えてくれ!」



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Posted by nirva7 at 10:04

143話:プレゼント

そのとき俺は、羊皮紙の巻物に書いてあった文章を思い返していた。

”シャム”の名で知られる魔女は訪ねてみる価値がある。
住んでいる場所はクラッターバク・ステップの先、
ここからだと北東の方角。贈り物を貰うのが好きらしい。
尚、彼女は、外見ではそれとわからない。



これはまさに、状況的にはドンピシャだよな。
この醜悪なノームの正体は、きっと、魔女”シャム”に違いない。
ならば、ここでこのノームの機嫌を損ねるわけにはいかない。

呪文のための道具の方が受けはいいだろう。だが、手持ちの道具は
どれも使い勝手が良さそうで、渡すのは惜しいものばかりだ。


悩みに悩んだ結果、俺は2本持っている解毒剤のうちの一本を
贈り物として渡すことにした。決して不要なものではないし、
喜んでもらえるのではないか・・・そう考えていた。

ノームは俺の手から解毒剤の瓶を引ったくり、しげしげと眺めた後、
あっさりとこう言い放った。

「なんだよ、こんなの俺も持ってるよ」


な、なんだってー!


「まぁいいや、ともかく、どうもありがとう。
 さ、もう行かなくちゃ。さよなら」

そう言うと、ノームはちょこちょことした足取りで、
俺が来た方向へと去っていった。



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Posted by nirva7 at 10:07

144話:変身

しばらく呆然と立ち尽くした後、ハッと我に返った。
ここでこのままアイツを行かせてしまったらマズイじゃん。
俺は全速力でノームの後を追った。


「なんだよ。まだ何か用かい?」

俺は息を切らせながら荷物袋を探り、昨日拾った石の粉を
取り出すと、ノームの前に差し出した。

ノームは石の粉を手にとってしばらく眺めていたが、
それを懐にしまうと、ニヤッと笑いながらこう言った。

「ありがとう。追いかけてくるなんてなかなか感心な若者じゃないか」

よし・・・なんとか気を惹く事に成功した。


「ちょうどコイツを取りに行くところだったのさ。あそこはバドゥー・
 ビートルが出るからね。手に入れるにはあたしでも結構手を焼くのさ。
 ・・・こんな親切な人をこれ以上からかっちゃあいけないね」

言葉が終わるのと同時に、醜悪なノームは茶色のローブを着た
長身の女に変わっていた。


「あたしはステップのディンタインタ。シャムって呼ぶ人もいるがね
 ちなみにアンタの任務の事は知っているよ。いい事を教えてやろう。
 
 マンパンの砦に着いたら眠れぬラムに気を付けるんだね。
 あんたの剣の腕をもってしてもあいつには敵わないから、
 あいつに出くわしたら、この瓶の栓を抜くんだ」

そういって魔女は小さなガラス瓶を差し出した。


「いいかい、どんな事があっても、その瓶は命がけで守るんだよ。
 そして、自分以外の者には”絶対に”栓を抜かせないこと。いいかい」



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Posted by nirva7 at 17:25

145話:地の蛇の話

「それからもうひとつ」

魔女は側にあった岩に腰掛けると、俺の目を見ながら続けた。

「・・・ここからもう少し行くと、地の蛇に出くわすはずさ。
 あいつのパワーは相当なもんだけど、それはあいつが地に接している
 ときだけだ。この事を覚えておけば、きっとやっつけられるさ。
 最後に、これはプレゼントのお返しだよ」

そう言って、魔女は手に持っている杖を俺に手渡した。


「この蛇の杖は魔法の杖なんだよ。
 大蛇と戦う時には強力な武器になるからね」

この杖を持っていれば、大蛇の技量ポイントを2減らす事ができる。
更に、樫の若木でできているので、呪文の道具としても使う事ができる。

・・・気が付くと、魔女はどこかへと去っていた。
婆さん、サンクス。


ガラスの小瓶と蛇の杖を荷物袋に仕舞い込むと、さっきまで魔女が
座っていた岩に腰掛け、昨日買ったヴィトルを取り出して頬張った。
んまいな、このパン。





さて、腹ごしらえも済んだし、先を急ごう。
北へ向かう道と、そこから逸れるように北西の方に向かう道がある。
とりあえずそのまま北に進路を取った。



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Posted by nirva7 at 17:26

146話:スナッタの森

遠くに大きく広がる緑が見えてきた。スナッタの森だ。
もっとよく見えるように、俺は近くにあった岩山によじ登った。

・・・良い眺めだなぁ。
森の緑が、地平線にかすかに見えるイルクララ湖まで広がっている。
よーし、パパここで一休みしながら、ヴィトルもう1個食べちゃうぞー。
もぐもぐ・・・(゚д゚)ウマー


ゴゴゴ・・・


ん?ゴゴゴ?


ゴゴゴゴゴゴ・・・


轟音と共に、俺が座っている大岩が音を立てて崩れ始めた。
すぐに足場を失い、岩山の中腹まで一気に転がり落ちた。

それだけじゃない。岩山の先端が火山のように爆発し、四方八方に
岩をまき散らしている。勿論、俺にもその岩の雨は降り注いでくる。

呪文を確認すると、俺のお気に入りの [ WOK ] の文字が目に入った。
よし!これで魔法の盾を作れば、この岩の雨を防げる。
俺は財布から素早く金貨を取り出し・・・


・・・金貨が無い(ガビーン)


金貨はブラックエルフのキャンプで一枚残らず使ってしまったんだった。
あぁもう俺のバカーヾ(゚д゚)ノ゛



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Posted by nirva7 at 17:27

147話:岩の雨、そして・・・

かくなる上は、降ってくる岩をゲームウォッチよろしく回避していくしかない。
それも、この足場の悪い岩山の斜面でだ。まったく、勘弁してくれ。

賽の目が俺が受けるダメージとなるとの事。えいっ。





あまりの目の悪さに、仕方なく運試しを試みる。
幸運と出ればダメージは半減。現在の運勢ポイントは8。8以下出ろ。





これで少しはダメージを軽減できた。
が、激しく動き回ったおかげで脚がもつれてバランスを崩した。
岩山から転げ落ち、地面に叩き付けられる・・・はずだった。

地面の感触が無い。というか地面にパックリ開いた穴にストライクだ。
なんてこった。そのまま穴の中を落ちてゆき、やがて穴の底に激突した。


・・・穴は深さが3メートルといったところだ。
ジャンプして縁に手をかければなんとかよじのぼれそうだ。

そんな事を考えていると、突然足元でプシューと音がした。
見ると、穴の底の地面が見る見るうちに灰色から赤に変わっていく。
すぐにあちこちから蒸気が噴き出してきた。まさに爆発寸前の火口状態。

慌ててジャンプして穴をよじのぼろうとしたが、湿った土に途中で手を滑らせ、
穴の底まで逆戻りだ。もう、この立て続けの悪夢で気力・体力ともにヘロヘロだよ・・・orz。

今できる事は、もう一度ジャンプして脱出を試みるか、
それとも、体力が無いのを承知で何か呪文を唱えるか、
あるいは、覚悟を決めて穴の中で成り行きを見守るかだ。

ここでの失敗は死を意味する。



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Posted by nirva7 at 17:28

2005年06月05日

148話:四十八計逃げるに如かず

提示された呪文は[ BAG ][ MUD ][ FOF ][ DOC ][ FIX ]の5つ。
感覚的には[ MUD ][ FOF ]あたりが正解なのかなとも思ったりするが、
今回は外れたら即死っぽいので、あまり曖昧な判断はできない。

やっぱ、こういう時に一番確実なのは「逃げる」だろ。
”三十六計逃げるに如かず”ってな。俺の場合は”四十八計”か。

「ふぬりゃ!」

力一杯ジャンプした俺の指先が、穴の縁にかろうじて引っかかった。
何かに噛まれたような痛みが走ったが、今は痛みどころではない。
壁を蹴って勢いをつけると、一気に穴から脱出した。


ホッとしたのもつかの間、穴の底から爆発音が聞こえたのと同時に、
穴を中心にして地面が放射状に割れ始めた。
咄嗟に横っ飛びでかわしたが、近くにあった岩がぐらぐら揺れて
今にもこっちに倒れてきそうだ。

急いでこいつをどかさねば・・・と思って岩を押し始めた矢先、
足に激痛が走る。足元を見ると、緑色の小さな蛇が噛みついていた。
さっき指先に噛みついたのはこいつか・・・。

噛まれたところをさすろうとしたその時、突然足元の地面が割れ、
俺の足がずぼっとはまり込んでしまった。割れ目はもの凄い力で
足を締めつけてくる。足が次第に熱をもってきて、痛みで意識が
朦朧としてきた・・・。


残り体力は3。
この状況を回避するには、呪文を唱えるか、リーブラを呼ぶか、
あるいは足を切り落として脱出するかの3つしか無い。



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Posted by nirva7 at 08:19

149話:YOB

「出てこい、シャザーン!」(←そんな事言ってる場合か)

地面に放り投げたジャイアントの歯が、俺の呪文とともに
みるみるうちに巨大なジャイアントに姿を変える。

足を挟んでいるこの地面をどうにかしてくれと命令すると、
ジャイアントは地面の割れ目に手を突っ込み、バキバキと
音を立てながら地面を砕いていく。うは、sugeeeeeeeee!

すぐに俺の身体は自由になった。
仕事を終えると、ジャイアントの姿はどこかへと消えた。


足元を見ると、さっきから俺にまとわりついている小さな緑色の蛇が
またもこちらを襲おうとチャンスをうかがっている。
身体さえ自由であれば、こんな蛇ごときに負ける俺様ではないわ。
ひょいとつまみ上げ、地面に叩きつけてやった。

わかったのはその時である。
小さな緑色の蛇と思ったものの正体、それは・・・。

ぐにゃりと横たわったそいつの皮が避け、中から焦げ茶色の蛇が出てきた。
そして、空気に触れた反応か、その蛇はみるみるうちに大きくなっていった。
もしかして、アナタは魔女の言っていた「地の蛇」さんですかァ〜ッ???


”Yes!Yes!Yes!そうです、私が地の蛇です。
 そして貴様ッ、その指輪は・・・マンパンの敵だなッ!”

なぜか蛇の声が聞こえてくる。これが「蛇の指輪」の力なのか・・・。

”蛇の指輪を手に入れていたという事ならやむをえん。
 神の掟だ、貴様に情報をくれてやるッ。
 いいか、命が惜しかったらヴァルギニアには金貨をやるな。絶対にだ。
 それともうひとつ、貴様にやるものがあるッ!”

そういうと蛇はいきなり襲いかかってきた。
残り体力は2。呪文はもう使えない。俺は剣を取って立ち向かった。



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Posted by nirva7 at 08:20

150話:地の蛇との死闘

地の蛇 技量ポイント・・・12 体力ポイント・・・14
俺様  技量ポイント・・・10 体力ポイント・・・2


魔女からもらった「蛇の杖」の効果で、地の蛇の技量ポイントを2減らす。


・第1ラウンド
地 ダイス4+技量10=14 体力14→12
俺 ダイス10+技量10=20 体力2

・第2ラウンド
地 ダイス2+技量10=12 体力12→10
俺 ダイス6+技量10=16 体力2

・第3ラウンド
地 ダイス8+技量10=18
俺 ダイス7+技量10=17


まずい・・・鎖帷子の効果でダメージ半減できなければここで死ぬ。
必要なダイスの目は5か6・・・。





キタ━(゚∀゚)━! 焼け石に水の感もあるが、なんとか生き延びた。


・第4ラウンド
地 ダイス7+技量10=17 体力10→8
俺 ダイス12+技量10=22 体力1

・第5ラウンド
地 ダイス8+技量10=18 体力8→6
俺 ダイス10+技量10=20 体力1

・第6ラウンド
地 ダイス5+技量10=15 体力6→4
俺 ダイス9+技量10=19 体力1


あれ・・・意外と行けちゃいそうな雰囲気が・・・。


・第7ラウンド
地 ダイス12+技量10=22 


と思ったら来ましたよ。地の蛇の渾身の一撃が。受けきるには12を出すしか・・・。


5と5で・・・10


地の蛇の渾身の一撃で俺は死んだ。



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Posted by nirva7 at 08:21

2005年06月07日

151話:改めて荒野に立つ

皆さん、こんにちわ。
キリ番では必ず死ぬ男、スティーブ・ジャクソン(仮名)です。

前回は、地の蛇に見事にやられてしまいました。
後一歩のところまで行ったんですがね・・・残念でした。


まぁ今回は仕方がありませんよ。
カーレでのダメージを引きずったままでしたからね。


毎度おなじみ、リーブラさんの声が聞こえてきた。
そうなのよ。あれがなければ勝ってたのよね俺。


またあの体力で開始するのは可哀想ですから、今回は回復してあげます。
それっ、ラミパス ラミパス ルルルルル〜♪


・・・リーブラさんよ、歳がバレるぜ?





リーブラの猛追を逃れた俺は、前回ヨタカに襲われた辺りまでやってきた。
前回同様、4匹のヨタカがこちらに向かって飛んでくるのが目に入った。
まったくアドリブの効かない奴らだ。所詮雑魚キャラよのう。

前回はここで呪文を唱えて体力を4ポイントも消費したのが後々響いた。
当然、今回は剣のみで対応する。あとからイヌワシの援軍が来るし。

まずは俺の攻撃力を・・・えいっ

コロコロ・・・なんですかこの赤い丸2つは。

ヨタカ4匹から軽くフクロにされる俺。
なんでこうも普通にスタートできないのか・・・orz


その後は何とか持ち直し、イヌワシの援護を受けてヨタカを追い払う。

イヌワシが持ってきたメッセージを読み(129話参照)、
隠者シャドラックの元を目指して先へ進む。



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Posted by nirva7 at 21:50

2005年06月13日

152話:3つの影

いきなりヨタカから洗礼を受けてしまったので、
途中で飯を食いながらシャドラックのところを目指す。
フィッシュテイル・ロックに辿り着き、そこで更に飯を食い、
そして一晩寝た。体力ほぼ全快。よっしゃよっしゃ。

翌朝、シャドラックから疾風の角笛を受け取って旅を再開した。
とは言っても、前回バドゥー・ビートルにひどい目に遭わされたので、
今回は元のルートまで引き返して旅を続ける事にした。


荒野の道を進んでいる途中、ふいに砂埃が舞い、目に入った。
目を擦って砂を払いながら、砂埃の舞った先に目を凝らす。

ちょっと遠方を、3つの影が進んでいくのが見える。
さっきの砂埃はどうやらそこから巻き上げられてきたようだ。
3つの影は馬に跨っているようで、粉塵を舞い上がらせながら
もの凄いスピードで荒野を横切っていく。

そしてここは荒野。視界を遮る物は何もない。
例によって向こうもこちらに気づき、こちらに向かって馬を走らせてきた。
逃げようにも逃げられない。まずは友好的な態度で様子を見てみるとするか。


やがてそ3人は、俺の目の前で隊列を組んで止まった。
馬に跨っていたとばかり思っていたが、驚いた事に彼らは、上半身は人間、
下半身は馬という、半人半馬の生き物だった。所謂ケンタウロスですな。
ギリシャ神話の生き物だと思っていたが、割とその辺の境目は曖昧らしい。

3人、もとい3匹は、こちらを品定めするかのようにじろじろと眺めている。

「・・・そこの男」

やがて、リーダー格と思われる男が口を開いた。

「俺たちはバクランドのホースマンだが・・・貴様はここで何をしている?」



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Posted by nirva7 at 03:20

153話:ホースマン

まったく、ホースマンだかダチョウ倶楽部だか知らねぇが、
やけに高圧的な態度だ。変なコスプレしてるくせに(←註:本物)

しかし多勢に無勢。ここはしばらく大人しくしておく事にする。
それが一人旅を生き抜くコツさ。俺も大人になったもんよの。


3匹はしばらく考え込んでいたが、やがて1匹が口を開いた。

「コイツ、何かお宝持ってないかな〜、調べてみようよリーダー」

大人しく相手の出方を待つか、武器を構えて戦うか。
当然、出方を待つ。


「黙ってろ、この馬鹿が。こんな土地を一人で行こうッてんだ、
 よほどの気違いでも無い限り、それなりの装備はしているさ」

リーダー格の男が身振りで制して黙らせた。
少しは頭の働く男のようだ。


俺は、自分が魔法使いである事を説明し、もし手助けをしてくれるなら
お礼に幸運の呪文をかけてあげようかと持ちかけてみた。
勿論、幸運の呪文など無いわけだが。要はハッタリだ。

だが、3匹のリアクションが半端じゃねぇ。
3匹揃って足を踏みならして大喜びしている。素直というか馬鹿というか。
俺は適当に杖を振り回しながらむにゃむにゃと呪文を唱えるフリをした。


「いやぁ、ありがとう。お礼にこの平原を案内したい。
 ここからだと、北西に行けば蛇使いのマナタが住んでいるし、
 北東へ行けばカーレに向かう隊商が見つかるかも知れない。
 どっちでも好きな方に連れて行ってやるぜ」

隊商ってのは前回の冒険で会ったブラックエルフの事だろう。
またあそこに行って買い物もいいんだが、蛇使いのマナタってのも
猛烈に気になる・・・というわけで今回はこっち。



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Posted by nirva7 at 03:21

154話:マナタの住処

ホースマンの背に乗せてもらいながら荒野を進む。
やがて、丘陵にぶち当たったところで止まった。

「あの丘を越えたところにマナタの住処がある。
 住処と言っても地面にあいた穴の事だがね」

リーダー格の男が丘の方を指差しながら説明した。

「・・・俺たちは、やっこさんの”ペット”に会いたくはないんでね。
 悪いがここで失礼するぜ」

俺を降ろすと、3匹はどこかへと走り去った。

さて・・・蛇使いのペットか・・・もちろん蛇だよな。
下手すりゃ、いきなり大蛇と一戦交える羽目になるかもしれんのか。
ホースマンの言葉の意味を考えながら、目の前の丘を登っていった。





丘を越えて少し行くと、地面に大きく穴が空いている場所に出た。
こいつがホースマンの言っていた「マナタの住処」だろう。
俺は恐る恐る近寄って、端っこから覗き込んでみた。

中では、色黒の痩せた男が、地面にあぐらをかいて笛を吹いている。
そしてその男の前には1、2、3・・・6匹の蛇が身をくねらせている。


俺的予想。
1.6匹の蛇はそれぞれ七匹の大蛇の一員である。
2.この男自体が七匹の大蛇のうちの1匹である。
3.ドサ回り中のマジシャンである。


恐らく、2・・・あるいは3(←それは無い)
もし1だったらその時はもう諦めよう。

俺は意を決して、男に声をかけた。



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Posted by nirva7 at 03:22

2005年08月06日

155話:娘。

蛇使いの男は笛を下に置き、こちらに向かって手招きしている。
とりあえず大人しく従う事にした俺は、穴の中へと降りていった。

「・・・ワシの可愛い娘たちよ。お客人やでぇ」

蛇使いが蛇たちに声をかけると、蛇たちは一斉にジロリとこちらを見た。
大蛇と言うには小さすぎる蛇たちだが、前回の地の蛇の例もあるので
油断はできない。とりあえず警戒はしつつ、近くの岩に腰掛けた。

「お客人、まぁ折角の機会やさかい、よかったらこれまでの旅で
 手に入れたものなどを娘たちに見せてやったってくださいや」

蛇使いの男は、ニコニコと笑いながらそんなお願いをしてきた。
なぜ関西弁?そこからまず怪しいが、笑顔も相当うさんくさい。
しかも娘ってなんだよ。お前はつんく♂か。

こんなヤツに貴重な道具を見せても良いものだろうか。
しばし考えたが、ここはひとつ、思い切って見せてみる事にした。
その中の何かが目にとまって話が広がる可能性もゼロではない。
もしかしたら俺もつんく♂プロデュースで(←それは無い)

荷物袋を広げると、蛇使いはしばらくの間その中を覗き込んでいたが、
やがて興味なさげに顔を背けると、また座り込んで笛を吹き始めた。
俺は蛇使いの興味を惹く品物を持っていなかったらしい。

こんな事なら大人しくブラックエルフの隊商のところにでも行っておけば
良かったなぁ、などと思いつつ、俺は蛇使いが笛を吹く様を眺めていた。
・・・ここで笛の音に乗って踊る蛇を眺めていてもらちがあかないので、
俺はこの場を去る事にした。

去り際に、七匹の大蛇について何か知らないかどうかを尋ねてみた。
その途端、蛇使いがこちらを睨んだ。やっぱそうですよね(←ならやるなよ)
蛇使いの吹く笛の音色が変化すると、その変化に呼応するかのように
蛇たちがこちらに向かって襲いかかってきた。



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Posted by nirva7 at 03:45

156話:蛇使いとの死闘

お前なぁ。
この俺様を誰だと思ってるんだ。
曲がりなりにもあのカーレを突破してきた勇者様だぞ。
蛇使いに飼われている蛇など物の数ではない。





俺は襲いかかってきた蛇6匹を瞬殺した。
ったく・・・6匹分の戦闘を真面目にやってやった事を
ありがたく思いやがれ。リアルで5分ぐらいかかったわ。
続いて蛇使いの方を睨むと、杖を手に身構えている。
一応やる気らしい。この俺と。ありえん。

「蛇使いを倒したら」と「5回以内に倒せなかったら」という
2つの選択肢があるのが少々気にかかったが、まさかこんな
ヒョロヒョロの蛇使いにこの俺が負けるとでも思っているのか?
いくぞ!





「認めたくないものだな。自分自身の、ダイス運の悪さというものを」(c)キャスバル兄さん
俺の攻撃は2回も失敗し、蛇使いを5回以内に倒す事ができなかった。
結局、まんまと逃げられてしまった。

まぁいい。勇者は弱いモノいじめはしない。俺は蛇使いの住処から
金目のものをかき集めると(←それはいいのかよ)穴から出た。
さて、とりあえずはブラックエルフの隊商でも目指すとすっか。

そんな事を考えていた時だ。うしろから何やら怪しげな笛の音が。
振り返ると、さっき逃げ出したはずの蛇使いがこっちを見ている。
笛の音を聞いているうちに、猛烈な眠気が俺に襲いかかってきた。

たまらず地面に倒れ込む。すると笛の音が変わり、俺の身体に変化が。
俺の指にウロコのようなものが生えてきているのだ。それはみるみるうちに
俺の身体を覆っていき、俺はウロコに包まれた生き物に生まれ変わっていた。


蛇使いがニヤニヤしながら近づいてくるのが見える。
俺はこれからコイツに飼われている娘。の一員になるらしい。
祝!つんく♂ファミリー入り!・・・って馬鹿野郎。

しかし作者のヤツも2ヶ月ぶりの復活でいきなりゲームオーバーになるとは
思ってもいなかったに違いない・・・。



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Posted by nirva7 at 03:47

2005年08月27日

157話:三たび、荒野に立つ

気が付くと、見覚えのある荒野に立っていた。

”・・・第3巻に移ってから早くも3回目ですね”

恒例のリーブラの小言が始まった。

”この巻だけでもう34話目ですよ。まだ大蛇を1匹も倒していない上に、
 7匹のうち遭遇したのもわずか1匹だけという体たらく・・・
 一体何をやっているのです・・・まったく今後が思いやられますよ・・・
 そもそも貴方は・・・ブツブツ・・・ブツブツ・・・”


悪かったよ、つい回り道したくなる性格上、しょうがないだろ。
今回は最短ルートで行きますよっと。


スタート地点で襲いかかってくるヨタカは、アナランドからの使いが
追い払ってくれるのを待つまでもなく、ノーダメージで全殺し。

続いてシャドラックの爺さんの元に向い、疾風の角笛を受け取る。

そして、途中で現われる三人組のホースマンを騙し、ブラックエルフの
隊商まで乗せていってもらう。マナタの住処?もちろんパスですよ。

さすがに3回目ともなると馴れたモンですな。順調順調。



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Posted by nirva7 at 18:38

158話:再びお買い物

ブラックエルフの隊商に辿り着くと、俺はホースマンたちに別れを告げ、
早速キャンプの真ん中に設置されたウールーの幌車に飛び込んだ。

斧(金貨6枚)、大きな楽器のようなもの(金貨4枚)、真鍮の振り子(金貨2枚)、
真珠の指輪(金貨8枚)、ヴィトルの袋(金貨4枚)、何かが書かれた羊皮紙(金貨2枚)、
水晶玉(金貨8枚)、蛇のマークの小瓶(金貨2枚)、十字のマークの小瓶(金貨4枚)、
鎖帷子のようなもの(金貨6枚)、マークの付いた缶?(金貨10枚)・・・。

棚に並べられた品々に目をやりつつ、前回の買い物の事を思い出す。

羊皮紙に書かれた内容は既に知っているのでパス。
蛇のマークの小瓶の中身は確か解毒剤、既にひとつ持っているのでパス。
十字のマークの小瓶、これはダドゥーリーの聖なる泉の水、則ちただの水。当然パス。
今回は上記の品以外から選んでいこう。





俺は24枚の金貨の入った袋を手に持ちながら、慎重に吟味した。

まずは鎖帷子。これを着ている間は、技量ポイントが1増やせるだけでなく、
戦闘で傷を負った場合も、ダメージを少なくすることができる(傷を負ったら、
都度ダイスを振り、5か6が出ればダメージ半減)。これがあると無いとでは
今後の冒険は大きく違ってこよう。確実にゲットしておきたい逸品である。

前回同様、まずは物々交換といこう。カーレで使わなかった牢獄の鍵を差し出す。
・・・ウールーはこれに金貨6枚の値を付けた。鎖帷子と同じ値段だ。
牢獄の鍵と鎖帷子を交換する。よし、まずは順調な出だしだ。


続いて、マークの付いた缶が目に入った。こいつは前回は手を出さなかった品。
どうしても気になる。俺は銀の弓矢セットを差し出した。金貨6枚の値が付いた。
残り4枚をキャッシュで補い、この不思議な缶を手に入れた。
詳しい効果は買い物を終えた後にわかるだろう。


物々交換はここまで。残った品は20枚の金貨で買えるだけ買おう。
真鍮の振り子、ヴィトルの袋、水晶玉を購入して14枚。
残り6枚を残して、今回の買い物を終えた。



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Posted by nirva7 at 18:40

159話:お買い物の成果(2回目)

ウールーの幌車を出て、今回の品物を確認する。

水晶玉は魔法の道具かと思いきや、何の変哲もないただの球だった。
しかし、かなりの重量があり、緊急の場合には手軽な凶器となりそうだ。
サイコロを振って技量ポイントを下回っていたら相手に命中した事になり、
体力ポイントを2奪う。但しその際に別にサイコロを振り、奇数が出たら
水晶は粉々に砕けてしまうとの事だ。


続いて怪しげな缶を・・・と思いきや、なんだ、これは本だったのか。
イラストがわかりにくいんじゃボケ。今更文章を全て差し替えるのも面倒なので、
親愛なる読者諸氏、今までのこの缶に関する表記は全て脳内変換でお願いします(←なんだこのフォローw)

さて、本のページを指でパラパラとやると、なんとそこには見慣れた文字列が。
これはアナランドに伝わる魔法の書そのものじゃないか。なぜこんなところに?
・・・きっと何者かが持ち出して売りさばき、流れ流れて今ここにあるのだろう。

4月には個人情報保護法案も施行され、情報漏洩には益々うるさくなっている昨今、
こんなところに置いておくと、いつどこでどうなるかもわからない。ここは俺様の手で
きっちりと処分しておく事にしよう。金貨10枚相当の品だが、これも魔法使いの勤め、
ここは泣いてやるよ。だいたい、いつでも見れたらゲームにならねぇし(苦笑)


体力は満タンなので、食事も宿泊もスルーしてブラックエルフの隊商を後にした。
と言いつつ、そろそろ日も暮れかけてきた。荒野のど真ん中で野宿ってのも危険なので、
今日はこの隊商の近辺でキャンプを張る事にした。これも生活の知恵よ( ̄ー ̄)ニヤリ

体力満タンでも、食事をしないと次の日にダメージが来るルール。
泣く泣く、貴重な食料をひとつ取り出して口に放り込むと、俺は身体を横たえた。



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Posted by nirva7 at 18:41

2005年08月28日

160話:魔女シャムとの遭遇

夜が明けた。さて、ここからの行く先を決めなくてはならない。

選択肢は3つ。
・北西の遠回りの道を行く
・北北西へ進む
・北東へ進む

羊皮紙に書いてあったとおり、北東には魔女“シャム”がいる。
カーレの地下聖堂でナントカ卿から“眠れぬラム”を倒すために
探し出せと言われたその人だ。

前回は確か、石の粉と引き替えに小瓶を貰ったんだったかな。
今回は石の粉は持っていないけど、小瓶はキーアイテムっぽいから
何とかして小瓶を貰わなくてはきっと後で困る事になりそうだ。

と言うわけで、北西及び北北西のルートに後ろ髪を引かれながらも、
リーブラに怒られた事もあるので、今回は素直に北東へと進む事に。


しばらくして、醜い小さなノームに遭遇した。
覚えている方もいると思うが、こいつは魔女シャムの夜を忍ぶ仮の姿。
こいつの気に入る贈り物をしないと、本当の姿すら見せて貰えない。

不要物では気を惹く事などできないだろう。
さっき買ったばかりではあるが、真鍮の振り子を差し出す事にした。
気に入ってくれよ・・・・・・


「・・・どうしてわかったんだい?アタシの欲しかったものが」

へっ、ちょろいもんだぜ。目の前のノームは長身の魔女・シャムに姿を変えた。
俺はシャムから小さなガラス瓶、そして樫の若木でできた蛇の杖を受け取った。



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Posted by nirva7 at 09:44

161話:リベンジ

前々回の冒険で地の蛇と遭遇した場所にやってきた。
近くにある岩山が轟音を立てて崩れ、岩の雨が降ってくる。
前回は金貨が無かったが、今回はバッチリ残してあるぜ。

「WOK!」

魔法の盾は、俺の上に降り注ぐ岩の雨を見事に弾いてくれる。
前回はこれでかなりダメージを喰らってしまったからな。

足元を見ると、小さな緑色の蛇がこちらを威嚇している。
俺はコイツの正体を知っている。指先で摘んで放り投げると
緑色の皮が避け、中から大蛇・地の蛇が飛び出してきた。
みるみるうちに大きくなった身体をくねらせながら、
こちら目がけて襲いかかってきた。


■地の蛇・・・技量ポイント12 体力ポイント14


蛇の杖の効力で地の蛇の技量ポイントが2下がった。
これで技量ポイントはほぼ五分。後は賽の目勝負じゃい。
(それが一番自信なかったりするわけだが・苦笑)


・第1ラウンド
地 ダイス4+技量10=14 体力14→12
俺 ダイス7+技量11=18 体力16

・第2ラウンド
地 ダイス7+技量10=17 体力12→10
俺 ダイス10+技量11=21 体力16

・第3ラウンド
地 ダイス2+技量10=12 体力10→8
俺 ダイス9+技量11=20 体力16


なんだか絶好調ですが何か?


・第4ラウンド
地 ダイス6+技量10=16 体力8
俺 ダイス5+技量11=16 体力16

・第5ラウンド
地 ダイス8+技量10=17 体力8
俺 ダイス5+技量11=16 体力16→14(ダメージ半減失敗)

・第6ラウンド
地 ダイス8+技量10=18 体力8
俺 ダイス4+技量11=15 体力14→12(ダメージ半減失敗)

・第7ラウンド
地 ダイス8+技量10=18 体力8
俺 ダイス6+技量11=17 体力12→11(ダメージ半減)


と思いきや、一気に押し返されてたり。
冷や汗が出てきたぜ。



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Posted by nirva7 at 09:50

162話:死闘の果てに

地の蛇との激しい戦闘が続く。

・第8ラウンド
地 ダイス5+技量10=15 体力8→6
俺 ダイス5+技量11=16 体力11

・第9ラウンド
地 ダイス5+技量10=15 体力6→4
俺 ダイス7+技量11=18 体力11

・第10ラウンド
地 ダイス11+技量10=21 体力4
俺 ダイス7+技量11=18 体力11→9(ダメージ半減失敗)

・第11ラウンド
地 ダイス12+技量10=22 体力4
俺 ダイス9+技量11=18 体力9→7(ダメージ半減失敗)


あれ・・・なんだか不穏な空気が漂ってきましたよ・・・。
もしかして、やばい?神様仏様リーブラ様、どうかお願いしますよ。


・第12ラウンド
地 ダイス5+技量10=15 体力4→2
俺 ダイス7+技量11=18 体力7

・第13ラウンド
地 ダイス9+技量10=19 体力2
俺 ダイス5+技量11=16 体力7→5(ダメージ半減失敗)

・第14ラウンド
地 ダイス5+技量10=15 体力2→0
俺 ダイス12+技量11=23 体力5


・・・14ラウンドの死闘の末、地の蛇は崩れ落ちた。
鎖帷子のダメージ半減がことごとく外れた事も重なって、ギリギリまで
追いつめられたが、なんとか倒す事ができた。正直、かなりヤバかったがな。
まぁとりあえず、七匹のうちの一匹は葬ってやったわけだ。残り六匹。


”命が惜しかったら、ヴァルギニアには金貨をやるな”

蛇の指輪の効果によって、地の蛇から聞く事のできたメッセージだ。
今はまだ言葉の意味がわからんが、とりあえず覚えておこう。

地の蛇を倒したためか、さっきまでの地面の揺れはぴたりとおさまっていた。
すぐ近くに、休むにはちょうどいい頃合いの岩場が出来上がっていたので、
今日はここらで休んでいく事にしよう。





座り込んで食料を胃袋に放り込んでいると、遠くに見える森の方から
何やら奇妙な音が聞こえてきた。そして、それに呼応するかのように
森の動物たちも妙な声で鳴き始めている。

これから何かが起こるというのだろうか?
・・・まぁ考えても仕方がない。明日になればわかるだろう。
地の蛇との戦いで疲れていた俺は、今は何も考えずに眠る事にした。



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Posted by nirva7 at 09:52

163話:スナッタの森へ

翌朝。俺はついにスナッタの森の入り口に立っていた。
一晩眠って体力も二桁まで回復した。当面はこれでなんとかなるだろう。

森の中へと続く道は、すぐに右・左・真っ直ぐの道に分岐していた。
ここでどのルートを選択するかによって大きく運命が左右される。

ん〜・・・まぁ左かな?(←結局適当)


木漏れ日を浴びながら森の中を歩き続ける俺。
道の両端には木が立ち並び、その隙間から鳥のさえずりが聞こえる。
今までの厳しい旅路とはうってかわって、随分とのどかな雰囲気だ。
なんだか楽しくなってきた。よーしパパ木の実とか拾っちゃうぞ。

森を歩きながら手に入れたものは以下。
・五個の小さな玉石
・ひと握りの草
・先が六つに分かれた固い葉
・砂
・二食分の木の実と果実
・石の粉

ただし、荷物袋の容量には限度があるので、ひとつ持って行くごとに、
何かひとつ置いていかなくてはならない。こいつは悩みどころだ・・・。

食料はたくさん持っているのでとりあえずいいや。
砂も持っているからいらない。
ひと握りの草ってのもたぶん薬草かなんかだろう。これも持っている。

残るは小さな玉石x5、先が六つに分かれた固い葉、石の粉。
考えた結果、玉石と石の粉を持って行く事にし、代わりの品として、
アナランドを出る時に持ってきた剣、そして買ったばかりの水晶玉を置いた。
なんだか質量的にバランスが取れていない気もするが、まぁルールはルールだ。
気にしても仕方がない。


荷物の交換をすませ、森の小道をさらに進む。
すると突然、目の前を赤い蛇が横切り、思わず足を止めた。

赤い蛇はしばらくこちらを見ているかのように見えたが、
やがて顔を背けると小道から逸れていき、視界から姿を消した。

うーむ・・・なんだろこれ。
二匹目の大蛇にしては唐突すぎる気もするけれど・・・。
一方で「親蛇(=大蛇)の所に帰ろうとしている子蛇」とかの可能性も。


さて、どうしたものか。
赤い蛇を追ってみるべきか、それともこのまま先を急ぐべきか。



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Posted by nirva7 at 23:47

2005年08月31日

164話:赤い蛇

背の高い草をかき分けながら赤い蛇を追いかける俺(←結局追う事にしたらしい)。

前方にちらちらと赤いものが見える。どうやらなんとか追いついたらしい。
いや、追いついたと言うよりは、心なしか蛇の進む速度がやたら遅いようにも感じる。
まるで、俺に追ってこさせようとしているかのように・・・。

やがて蛇は一本の木の下で止まると、幹に巻き付きスルスルと登っていった。
枝間に消えたかと思うと、葉の間からにゅっと頭を突き出してこちらを見た。
あきらかに俺の存在を認識している。誘っているのか・・・?

俺のスーパーコンピュータが高速回転し始めた。
可能性1.あの赤い蛇は大蛇、あるいは大蛇の仲間だ。
可能性2.あの赤い蛇は魔法使いに姿を変えられた美女だ。
さぁどっちだ(←2個だけかよ)





木の幹にしがみついて木を登っていく俺(←結局登ることにしたらしい)。
突如、木の上部がパッと光ったかと思うと、枝の隙間から燃えさかる炎が
俺様目がけて飛び出してきた。両手両足を塞がれている俺は為す術もなく
その炎に包まれ、地面に転落した。

ここでサイコロを振るよう指示が。1から4なら数値分のダメージで、
5か6の場合は体力−3に加え、片目を失明するらしい(技量−1)。
すっげぇ嫌な予感。この手のサイコロ運の悪さにはかなり自信がある。
南無三・・・。





GYAAAAAAAAAAAAAAA!
出ました。この旅で2度目の失明。さすがここ一番で弱い俺。
おまけになんか焦げくせぇ。頭に手をやると見事に髪の毛が焼かれている。
更に眉毛もいかれた。スキンヘッドで眉無しなんざ今時ヤンキー漫画でも
見かけねぇっつーの。クール&スタイリッシュでお馴染みのこの俺様が・・・
この糞蛇め、ゆるさん。


ここで選択肢。
1.武器を構えて木に登り、蛇と戦う。
2.呪文を唱える。
3.他の手を考えてみる。

なんだ、その漠然とした選択肢は(笑)
そりゃあ3を選ぶに決まっているだろう!(←やけくそはよくないと思います)



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Posted by nirva7 at 04:22

165話:火の蛇

蛇の方を見ると、いつの間にか蛇はさっきの何倍もの大きさになっていた。
ん〜、結局大蛇だったのか。まぁよく考えたら総パラグラフ数500弱の中で
七匹出てくるだから、中ボスとはいえこのぐらいのハイペースで出てこないと
おっつかないわな。


さて、勢いで“3.他の手を考えてみる”を選んでみたわけだが・・・。

あなたはつぎのどれかを持っているだろうか?

・砂
・火口箱
・ボリン皮のブーツ



幸い、俺は砂と火口箱を持っていた。
火の蛇に火口箱ってのもあまりしっくりこないので、ここは砂だな。

砂を隠し持って木を登っていくと、蛇は俺が来るのを見て地面に飛び降りた。
俺も急いで降りて蛇と対峙した。お互いの様子を伺いつつ睨み合っていると、
突然蛇がパッと燃え上がり、翼を広げた。今だ!

俺は隠し持っていた砂を蛇に向かって投げつけた。
蛇は砂に包まれると苦悶の叫び声を上げ、一瞬火の勢いが増したが
すぐに火は消え、同時に背中の翼も消え去っていた。
後に残ったのは、初めに逢った時の小さな赤い蛇だった。


“ぷちっ”


俺の足の裏で火の蛇は絶命した。残り5匹。



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Posted by nirva7 at 04:22

166話:ある日、森の中

“スログに逢うことがあっても、その女の食料庫のものは一切口にするな”

蛇の指輪の効果で、火の蛇から聞けたメッセージだ。
相変わらずなんのことやらさっぱりだが、とりあえずメモっておく。

小道はやがて二股にわかれ、左のルートを選択した。
しばらくいくと一休みできそうな開けた場所に出た。
体力も減っているので、早速腰を下ろして食事にした。





出発しようとして立ち上がった時、背後で小枝の折れる音がした。
振り返ると、そこには草木を踏み倒しながら向かってくる野生の熊がいた。
休んだとはいえ体力はまだ一桁。あんな太い腕で殴られたらひとたまりもない。
俺は呪文で戦う事を選択した。


提示された呪文群は[LAW][SIX][YAP][DUM][FIX]の5つ。

[LAW]は知能の低い生物には効かないので効果がないだろう。
・・・あれ、知能の高い生物には、だっけか?ちょっと記憶が曖昧だ。
[SIX]で6つに分身して驚かすという手は、動物には効きそうな気がする。
[YAP]は・・・なんだっけか。忘れてしまった。存在しない呪文ではないが。
[DUM]は相手の手先が不器用になるだけで、元々素手の熊には効果が無い。
[FIX]は確か相手を固定する魔法だ。樫の若木の杖はシャムからもらった。

この中だと[SIX]か[FIX]かというところだが・・・ここは[FIX]でいこう。


樫の若木の杖を掲げ、呪文を唱える。
熊はたちどころに動けなくなり、 クマった 困ったなぁといった表情をしている。
ふっ、襲いかかった相手がこの大魔法使い様だったのがお前の運の尽きだよ。



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Posted by nirva7 at 04:23

167話:静かな湖畔

森の中の小道を黙々と歩き続ける俺。

しかしあれだな。大蛇って倒しても別に何があるわけでもないのな。
今のところ得たものと言えば、トラップ回避に関する情報ぐらいのものだ。
まぁそれはそれで大きいんだが、カーレの呪文と違って必須では無いのかもな。

そんな事を考えながら歩き続けること数時間、俺はようやく森を抜けた。
出た場所はイルクララ湖の岸辺だった。陽は既に落ちかけていてあたりは暗い。
先に進むにはこの湖を渡らねばならないが、当然ボートなど見あたらない。
人っ子一人いない静かな湖畔で、俺はただ立ち尽くすだけだった。

〜THE END〜





いや、別にそういう小ギャグはいらないから。

さて、どうしたものかね。
まぁここでいくら考えていてもしかたがないか。
今日はここでキャンプをして、明日の朝また考えればいいや。

俺は手頃な場所を見つけて横になった。





そして翌朝。
朝日を反射して光るイルクララ湖の水面を眺めながら考えた。

1.誰か見つかるまで岸づたいに歩く
2.誰かいないか、大声で呼んでみる
3.誰か来るのをしばらく待ってみる


さすがに泳いで渡るという選択肢は無いようだ。
それならそれで泳ぎ切る自信はあったんだが。
何を隠そう俺はアナ高水泳部のエース(←野球部という話はどこへ?)

まぁそれはいい。
とりあえず、待つのは嫌いだ。
俺は岸づたいに歩いてみる事にした。



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Posted by nirva7 at 04:48

2005年09月21日

168話:イルクララに散る

半時間ほど岸づたいにほど歩いてみたが、誰もいない。

ふむ、これでは先に進まないな。
しょうがない、人に頼るのは勇者らしくないが
ここは叫んでみよう。

「誰かいませんかー?」


いませんかー・・・ませんかー・・・せんかー


静かな湖畔に俺の声だけが虚しく響く。
待てど暮らせど、誰もいない。

咳をしても一人。
屁をこいても一人。
引退しても関取(←たぶん違う)

まぁアレだ。
前話で冗談で書いた事が本当になってしまったようで。


とにかくだ。
どうやら、ここに辿り着いた時点で湖を渡る手段を知らない場合、
残念ながらここで諦めろ、という事になっているようだ。

かくなるうえは・・・強行突破あるのみ!
俺はもの凄い勢いでイルクララ湖を泳ぎ始めた。
うおおおおおおお、アナ高水泳部バンザーイ


そしてその後、俺の姿を見たものはいなかった・・・。



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Posted by nirva7 at 06:19

169話:お願い!リーブラさん

「・・・・・・・・・・おかえり」

「えーと・・・・・ただいま」

「・・・・・・」

「・・・・・・」



経験上、女は静かなときが一番怖い。
あまりにも早い帰還に、額にはうっすらと青筋が浮かんでいる。

さすがにこれだけ死ぬと、もう愛想尽かされちゃうんじゃなかろうか。
それはマズイ。たとえ何度死のうが、俺にはこの世界を救う使命があるのだ。
ここは恥も外聞もかなぐり捨てて、女神のご機嫌を伺う事にする。


「なぁリーブラさん、ゴキブリってよ、頭あんだろ。
 頭ポキって折っちゃったらあいつらどうなるか知ってる?知ってる?
 九日間は生きるだってwすげぇなおい。すげぇ生命力だなおい。
 九日後に死んじゃうんだってコメンテーターが言ってた。
 何で死んじゃうか知ってる?餓死だってwおめぇ生命力関係ねーじゃねぇか。
 もう脳ミソいらねぇんだよ。口と体だけあったらあいつら生きていけんだよw」


「・・・・・」


「人間ってよ、血液型何種類か知ってる?4種類だろ。
 じゃ馬。馬は何種類か知ってる? 3兆wwwwwwwwwwwwwwwww
 ちなみにゴリラはみんなB型だってwww少なくねwwwww
 全部自己中だよゴリラwwwwww 」


「・・・・・」


「九官鳥いんだろ、九官鳥。あいつら何で人間のモノマネしてるか知ってる?
 メスと間違えて口説いてんだってwwwwwwwww
 人間とメスの区別できてねーwwwwwwww
 “クチバシが黄色いですねー”だって。やかましいわ!」


「・・・・・」


「ロバってすげぇ頭いいんだよ。サラブレットとか関係ねぇよ。群を抜いて上なの。
 ただよ、そんな頭良くて貴重な動物なのによ、すげぇ病気にかかりやすいんだって。
 何の病気に一番かかるか知ってる?知ってる?
 心の病だってwwwwwwwwwwwwwwデリケートだなおいwwwwww
 そんだけ頭良いなら今すぐ答えだせwww悩む前に答え出せロバ!」


「・・・・・」


「カタツムリってすげぇんだぜ。カタツムリってよ、−120℃でも死なないんだぜ。−120℃だぜ。
 普通−120℃だったら動物全滅するだろ。ただカタツムリだけは氷河期になっても生き残るんだよ。
 すげぇ生命力だよな。
 ただよ、−120℃になるとカタツムリのエサが無いんだってwwwwwwwwwwww
 “草木が生えないから結果死にますね”だってwwwwwwww」


「・・・・・」


「タコいんだろタコ。8本足の奴。あれって刺身にすると美味いよな?
 でもよ、ああ見えて意外と繊細なんだってあいつら。見えないよな?
 どんくらい繊細かって言うとな、
 気の合わないタコと一緒に水槽に入れると気が狂って自分の足食べるんだってwwwwwww
 繊細すぎるだろwwww他人との関わり合い完全否定だよwwwwwwwwwww
 8本もあるから1本くらい味見したっていいよね、とかやかましいわ!
 でもな、そう考えるとタコっていっつも1匹で生活してるよな。
 一人が好きなのかなー、って思って1匹だけ水槽に入れて飼った人が居たんだって。
 タコもこれで安心だねー、とか思うだろ?
 隠れるところがないからまた気が狂うんだってさwwwwww
 どうしようもねーよwwwwひきこもりもここまで来たらあっぱれだよwww
 セルフサービスで食べ放題だね、ってやかましいわ!」



「・・・バクランドの荒野で死にさらせ、この馬鹿たれがー!」


リーブラのびんたで吹っ飛んだ先は、いつものスタート地点だった。
よし、計算通り(←そうなのか?)



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Posted by nirva7 at 06:21

2005年09月22日

170話:大蛇戦に関する考察

旅を再開しようとした時、背後から声が。

「お待ちなさい。出かける前にもう一度呪文の書を読んでいきなさい」

おっと、リーブラさんか。

「どーせもう呪文は殆ど忘れているんでしょう?」

そりゃそうなんだけど・・・まぁ死んだら読むぐらいならルール上問題ないかな。
ではそうするとしよう。しかし、リーブラさんもなんだかんだ言って俺のこと心配してんじゃん( ̄ー ̄)ニヤリ

「アンタがあまりにも頼りないからでしょうが。さっさと読んでとっとと出発しなさい」

・・・ごもっとも。





シャドラックのところへ向かう道すがら、これまでの事を考えた。

とりあえず今のところ遭遇した大蛇は2匹。
地の蛇は肉弾戦で、火の蛇は砂でアッサリ殺すことができた。
きっと地の蛇も楽に倒す方法があるはずなんだよなぁ。
(と、過去ログを読む)

「あいつのパワーは相当なもんだけど、それはあいつが地に接しているときだけだ。
 この事を覚えておけば、きっとやっつけられるさ」

そういや魔女シャムはこんな事言ってたんだな。すっかり忘れてた。

やっぱ魔法なのかな・・・でも、地の蛇との戦いの時に提示された呪文はメモってねぇや。
まぁいい。その時にもう一回考えるとする。とりあえず次は魔法で戦うぞ、と。


それよりも問題なのは「湖を渡る方法は何か」って事だ。
これがわからない限り、いくらやっても先に進めやしない。
考えられる場所は・・・スナッタの森の入り口の三叉路ぐらいか。

でもそうすると、あそこで左を選んだ時点でゲームオーバーって事になる。
それはそれでおかしな話だ。それならあの分岐後にアイテムを拾わせる意味がわからん。

しかし、他には分岐点らしい分岐点も無かったので、
情報の入手先として思い当たる場所は他に無し。
いやはや、困ったもんだ。

結論:まぁ後で考えるか(←結局それかい)


そうこうするうちにフィッシュテイル・ロックに辿り着いた。
シャドラックたかたのところで一晩休み、角笛を受け取った俺は、
ブラックエルフの隊商がいる方角へと向かった。



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Posted by nirva7 at 19:12TrackBack(0)

171話:三度目のお買い物

ホースマンの背に乗って、ブラックエルフの隊商のキャンプに到着。
早速、品物が並んだ幌車へと案内してもらう。
ここで買い物するのはこれで最後にしたいもんだね。

斧(金貨6枚)、大きな楽器のようなもの(金貨4枚)、真鍮の振り子(金貨2枚)、
真珠の指輪(金貨8枚)、ヴィトルの袋(金貨4枚)、何かが書かれた羊皮紙(金貨2枚)、
水晶玉(金貨8枚)、蛇のマークの小瓶(金貨2枚)、十字のマークの小瓶(金貨4枚)、
鎖帷子のようなもの(金貨6枚)、マークの付いた缶改め魔法の書(金貨10枚)。
相変わらず変わり映えのしない品揃えだぜ(←無茶言うな)

さすがに三回目にもなると、はずれの品は殆ど把握している。
まずはこれだけは欠かせない鎖帷子を手に取り物々交換の交渉開始。
こちらの牢獄の鍵に金貨9枚の値をつけたため支払い無しで入手した。

続いて高めの品物のうち、真珠の指輪をチョイス。
銀の弓矢を交換の品として差し出した・・・が、まったく興味を示さず。
仕方なくキャッシュで購入。順番逆にすりゃよかった・・・orz

あとはヴィトル4個入りの袋と真鍮の振り子をキャッシュで購入し、
今回の買い物は終了。残り金貨枚数は10枚となった。


体力は満タンなので宿はパス。
前回同様、隊商のキャンプの近くで野宿をする。
今晩の夕飯はヴィトル1個。もう食い飽きたぜ。

さて、明日は魔女シャムと逢って、その後はスナッタの森だ。
前回と同じところで終わりそうな嫌〜な予感を抱きつつ眠りについた。

むにゃむにゃ・・・読者さんからヒントでも貰えないかなぁ・・・(寝言)



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Posted by nirva7 at 19:18TrackBack(0)

172話:どっちだ・・・?

結局、湖を渡る方法が気になりすぎて昨夜はあまりよく寝付けなかった(←知らんがな)

さて、今日は魔女シャムのところへ行かなくては。
交換アイテムが必要だが、そういや蜜蝋って1巻から持ってるんだけど全く使ってないな。
魔法は確か[raz]だったかな(←さすがに呪文書読んだばかりだけあってスラッと出てくる)
攻撃力をアップさせる魔法だけど、使う場面が出て来た記憶がないんだが・・・。
ていうか、仮に出てきてもなんだか勿体なくてそうそう簡単には使えねぇ。
後でもっと必要な場面が出てくるんじゃなかろうか、とか考えてしまい、
勿体なくて結局ラスボス戦まで使わないラストエリクサーかお前は。
もう魔女にあげるアイテムはこれでいいや。


やがて、目の前にはもう見慣れた三叉路が。
・北西の遠回りの道を行く
・北北西へ進む
・北東へ進む

もう「湖を渡る方法」を手に入れられる可能性のある分岐って、
思い当たるのはここの分岐かスナッタの森の入り口ぐらいなんだよね。
おまけに、スナッタの森の入り口分岐後に手に入るというのは考えにくい。
それだと火の蛇と遭遇できず七匹コンプできない事になるし。
そーすっとここかぁ?やっぱここなのかぁ?

でもアレだぜ。ここで北東に行っておかないとおそらく魔女に会えない。
だから結局、ここの分岐は北東しか選んだことがない。

そうなんだよ。
第3巻は外すと痛いルートが多すぎて、ルートがほぼ一本なんだよ。
だから書きにくくてしょうがないんだ。なぜか筆の進みが悪いと思ったらそうか、
そういう理由だったんだな(←そんな作者の言い訳はどうでもいい)


さて、どうする。
どうしたらいいんだ。魔女スルー覚悟で北東以外に行くべきなのか。
スナッタの森で湖を渡る方法がわかる事を信じて、北東へ向かうべきなのか。

さぁ、どっちだ・・・?
つーか、文章長い割に一個も進んでねーぞ(笑)



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Posted by nirva7 at 23:36TrackBack(0)

2005年09月23日

173話:新ルート発見?

もう随分長いことここで考えてる気がする。
いかん、こういう時こそ落ち着け、もう一度最初から考えるんだ。


スタート地点
 ↓
不思議な木→→→シャドラック
 ↓          ↓
エルフの隊商←←バドゥービートル
 ↓          ↓
現在地←←←←←マナタの住処



一部ルートを省略したが、位置関係はこれで合っているはず。
つまり、湖の渡り方はこの先のルートでわかるはずだ。
そして、魔女シャムに逢わないルートでなければ
その方法を知ることができないという事はないはずだ。

よし、決めたぞ。ここはやはり今までどおり北東へ進もう。
これを決めるだけで二話分ぐらい使ってしまったぜ・・・。


やがて小汚いノームと遭遇した。
こいつがシャムの仮の姿である事はご存知のとおり。
前回同様、贈り物を・・・今回はもう蜜蝋でいいやな。

ノームはじっと蜜蝋を見つめていたが、どうやらお気に召したようだ。
真の姿を現したシャムから、眠れぬラムに対して使えと言う小瓶、
そして蛇の杖(樫の若木の杖)を受け取って別れた。


よし、ここまではOK、と。
次の二股を・・・あれ、そう言えばここにも分岐があったんだ。
もしかして、ここが俺が探し求めていた場所じゃないのか。
方角は北と北西か、前回はどっちへ進んだんだっけか・・・


・(過去ログ参照中)


なるほど、これまではあまり考えずにずっと北ルートを選択していたようだ。
ふむ・・・もう思い当たる場所はここぐらいしかない。



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Posted by nirva7 at 07:40TrackBack(0)