2016年06月18日

ルールを読んでみよう 「バルサスの要塞」 編

熱いリクエストをいただいたので、とりあえずルールを読んでみた。

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2016年06月19日

第1話


 <柳谷>の善良な民は、ここ八年ばかり 妖術使いバルサス・ダイア の前に
 おそれおののきながら暮らしてきました。

 おそれていたのは、バルサスの妖術がじつにおそるべきものだったからであり、
 おののくようになったのは、バルサスが世界征服の野望の手始めに、
 柳谷に狙いを定めているとの情報が漏れ伝わってきたからでした。


というわけで、柳谷の住民の期待を一身に背負わされることになってしまった俺。

三日前に戻ってきた偵察の報告によると、一週間以内に谷を攻める準備を
整えているとのこと。王の説明もそこそこに柳谷を後にするハメに。

そもそも、なんで世界征服の野望の手始めがこんなしょぼい谷なんだよ。
もっと他に狙うべき場所はあんだろ・・・(ブツブツ)


などと呟いているうちに、目指す砦が遠くに見えてきた。
あれが敵の本拠地か・・・。


 サラモン王は任務を説明し、前途に横たわる危険について警告してくれました。

 砦を通り抜けるのに都合のいい道は一つです。
 それを見つけられれば、最小の危険を冒すだけで使命を果たせます。

 しかし一番楽な道を見つけるには、一回の旅では足りないかもしれません。





          ____
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\    < 一回の旅では足りないかもしれません
    /   ⌒(__人__)⌒ \
    |      |r┬-|    |
     \     `ー’´   /
    ノ            \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一””””~~``’ー–、   -一”””’ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))





          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ   <だっておwww
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)   
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //       
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー’´      ヽ /    /
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バンバン
 ヽ    -一””””~~``’ー–、   -一”””’ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))





やれやれ・・・他人事だと思って軽く言ってくれるよなぁ。

「地の文に文句を言っても仕方ありません。それも勇者の宿命です」

おぉ、なんだリーブラさん、あんたも来たのか。

「なぜか召喚されました」

そうか、それはご苦労なこったな。
ま、連れがいるのは悪くない。ここはひとつ、Tea for Twoと洒落こもうか。

「そんな悠長なことは言ってられないかもしれませんよ。
 ほら・・・あれを見てください」



  
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第2話

あたりはすでに日が沈み、前方に見える砦を不気味に浮かび上がらせている。
砦へと続く道の先には門があり、その両脇にはランプが燃えている。

そして、ランプの明かりに照らし出される二つの影。
あれはいったい・・・?


 近づくと獣が鼻を鳴らすような音が聞こえ、生まれもつかぬ姿の妖怪が二人、
 前に進みでる。

 左側には、頭が犬で体は大きな類人猿の醜い妖怪が立ちはだかって、
 頑強そうな腕を屈伸させている。

 相棒はちょうどその逆で、大きな犬の体に類人猿の頭が乗っている。
 そいつが四つ足で近づいてくる。




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頭が犬のゴリラと、頭がゴリラの犬。

なんだこの突っ込みどころ満載のコンビは。
どう考えても面白半分で交配しただろ。

どうやらこの砦の主は相当悪趣味な奴らしい。


 君の数メートル手前で立ちどまり、後ろ脚で立ち上がって話かけてくる。

 ・薬草医者を装う
 ・商人だと申し立てる
 ・一夜の宿を求める


しかも喋れるときた。

バルサスとやらは一体こいつらにどんな改造を施したんだ?
ここは「モロー博士の島」か。

開幕からこの調子じゃ、この先どんな連中が出てくるやら。
早くも気が滅入ってきたぜ。


  
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第3話

などと言っていてもはじまらないので、脳内シミュレーション開始。

・薬草医者を装う → 医者
・商人だと申し立てる → 商人
・一夜の宿を求める → 旅人

医者、あるいは商人を装うのは、警戒心を解くのにはいいかもしれない。
ただし、俺の荷物は身に着けた革の鎧と、夜道を照らす明かり、
そして腰にさげた剣だけだ。

医者を装う場合、実際に診療などを求められたら、対応する術はない。
いや、正確に言うと「(すべ)」はないが「(じゅつ)」ならある(日本語は難しい)。
ただし、この場面でどれだけ役に立つかは未知数だ。

商人を装う場合、何かを仕入れに来たとでも説明することはできそうだ。
が、それでも「夜に手ぶらで来るか?」という根本的な疑わしさは残る。

その点、一夜の宿を求めるのは、そういった意味でのリスクは低い。
しょっぱなの選択肢でそこまで細かく考える必要があるかはさておき、
無駄に疑われないという意味では、一番無難な選択な気もする。





と、その前に。
いろいろと決めておかなければいけないことがあったね。

 原技術点(1D+6)  →  12
 原体力点(2D+12) →  16
 原運点(1D+6)   →  12


なんと技術点と運点がMAX。その反面、体力点は低め。
ちょっとバランスは悪いが、全体としては悪くない数値だ。

そして・・・・

 原魔法点(2D+6) →  11

んー・・・こう来たか。
今回ははじめてだし、すべての術 を1つずつと、残りでいくつかと考えていたが
それはできなくなってしまった。まいったな・・・

仕方ない。
今回は、比較的消耗するであろう体力点や運点の回復を優先し、
<技術回復>の術をはずすことにしよう。


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第4話

「商人・・・?ほう、金儲けに来たのか」

犬ゴリラはこちらを伺うように歩み出た。

「では、おこぼれにあずからせてもらおうか!」

あいにく何も差し出せるものはないがな!


 ・財布から石を取り出して<愚者の黄金>の術を使い、金塊だと偽って与える
 ・戦いの準備をする


「なぜ商人と名乗ることにしたんです?」

念のため、ソーサリー序盤のようなパターンが無いか確認しておきたかった。同じ作者だし。
あの買い物を通るかスルーするかで後の展開が全然違ったからな。

「なるほど」

さて、<愚者の黄金>の術が提示されてるけど、いきなりここで使ってしまって良いものか。
なんせ一度使ったら最後、今回の冒険ではもう使うことができないのだから。
その辺がソーサリーとは感覚が大きく違うところだな。

かといって、犬ゴリとゴリ犬の二匹を相手に戦うのは少々めんどくさいなぁ。
犬ゴリは力がありそうだし、ゴリ犬はすばしっこそうだ。
どっちかといえばゴリ犬の方が

「どっちがどっちのことやら」






 二人は賄賂を受け取って門番を呼び、落とし格子の通用口をあけさせて君を中へ入れてくれる。
 君は金塊の取り合いをしている二人をあとにする。


初めての術は問題なく成功したようでとりあえずホッとした。

いろいろ考えたけど、初回だし術はあまりケチらずにバンバン使って行くことにする。
この先で使うかも・・・と残しておいたところで、死んだらそれまでだからな。

それに、こいつらと肉弾戦をやっている間に、援軍がやってこないとも限らない。
まずは安全第一。俺は大きな壁に囲まれてゆったりと開けた中庭へと出た。


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第5話

♪ ヨーでるヨーでるヨーでるヨーでる・・・
 来い来い妖怪 ウォッチッチ!

「なんですかそれは」

俺の故郷に伝わる戦いの舞踊(ウォークライ)だ。


さて、中庭にはところどころに明かりがともっていて、
薄闇の中を人影が少人数ずつかたまって動きまわっている。

中庭の中央には、なにやら大きな建造物がある。
噴水かもしれない−−−と地の文に書いてある(←やめなさい)

そして、庭の向こうには、塔の玄関らしきものが見える。
たぶん、あそこから先に進む感じか。


・・・なんだか、全体的にどこかで見たような気がする光景だな。
デジャヴかな。


 ・壁ぎわを忍び歩いて塔に行きつく
 ・中庭を堂々と横切る
 ・影の中を忍び足でどれかの集団に近づく


どれを選んでもロクなことにならない予感がするんだが
気にしすぎだろうか。

「まだ入り口付近だし、そこまで凄いのはない気もしますが」

まぁRPGのお約束的にはそんなものかもしれない。

とはいえ、どれかの集団に近づく、ってのもなんだか漠然としすぎだし
何より自ら危険に近づくようなギャンブルはまだしたくないところではある。

そうなると、壁ぎわを忍び歩くか、真ん中を堂々と突っ切るかって話だが・・・


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第6話

薄闇の中を壁に沿って忍び足で進む俺。
安全第一。

進むうちに、先のほうから低いうめき声が聞こえてきた。
近づくと、男が一人、地面に倒れて苦しんでいる姿が目に入った。


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「助けて・・・くれ・・・」

おや、このシチュエーションは・・・


 ・なにかしてやれることはないかと近よってみる
 ・無視して壁に沿って先へ行く


兄さん、頭がいたいよ!
同じような場面で、男を助けて大変な目にあった記憶が!

「き、気のせいですよきっと! 同じ作者ですけど気のせいですよ!」

あわてて 「無視して壁に沿って先へ行く」 のパラグラフ番号に目をやると “14”。
なんなんですか一体。


記憶を信じるか、お約束を信じるか。
次号・・・・・・詰むや?詰まざるや?


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2016年06月25日

第7話


 男は年寄りで、なにか棍棒のようなもので頭を殴られている。


傷跡を見ただけで凶器を特定する術を使った俺(嘘)
歳をとっても鑑識として食っていけそうだ。

「そこの人・・・すまんが薬をくれんかね・・・」

あいにくそんなものは持っちゃいない。
持っちゃあいないが・・・


 <体力増強>の術で直してやることはできる。


当然そうくるよね。

何度も言うが、この冒険における術はとても貴重なものだ。
ここで使ってしまったら、もう二度と使えないのだから。
ちょっと「辻ケアル」してやるのとはわけが違う。

「助けてくれたら、お礼はします・・・」

よし、ちょっと待ってろ。





<体力増強>の術が効果を発揮するにつれて、老人は元気を取り戻した。

「助かったよ・・・ありがとう、若い人」

いや、もう結構いい年だよ。ゲームブック世代はみんな(←おいやめろ)

それはさておき、一体何があったのか聞いてみると


 暴力好きで残酷なガンジーらによってぶちのめされたのだという。


ちょっと何言ってるかわからないがまぁいいか。
「Civilization」のガンジーなんか、助走つけて核ぶっ放してくるレベルだから。
そんなことより聞きたいことがあんだよ。

俺が老人から砦の情報を聞き出そうとしたその時、

とんでもないことが!


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第8話


 とつぜん、見たところこれといった理由もないのに、老人は激痛に襲われる。
 目が糸のように細くなり、体ごと君に投げかけてきて、歯を−−−
 それも鋭い歯を−−−君の腕にたてる。

 体力点から二点引け。


飼い犬に手を噛まれるとはこのことだ(←全然違います)

これでは術のお礼はおろか、役立つ情報を聞き出すどころではない。
かくなる上は、剣で撃退するか、あるいは術でふりほどくか。

こうなったら術だろう!
毒を食らわば皿までっていうし(←それも微妙にどうか)


 つぎのどの術を使ってもいい。
 ・<目くらまし>の術
 ・<防御>の術
 ・<骨抜き>の術


一応、全種類残ってるけど、さてどうしたものか。

 ・目くらまし → ガッツリ噛まれているところで目をくらましても
 ・防御    → このまま耐えたところで何も始まらない
 ・骨抜き   → うん、語感的にもこれだろうな


俺が術を唱えるやいなや、老人の手の力が緩んだ。
しだいに噛む力も弱まり、あえぎながら地面にくずおれた。

ふぅ・・・。


 君は傷ついた腕の手当てをし、体力からもう一点引き
 <骨抜き>の術を冒険記録紙から削れ
 そして先へ進め。14へ


踏んだり蹴ったりじゃねーか(←正解)


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第9話

【14】
 壁が暗く影を落とし、よくものが見えない。
 石ころに足をとられて平衡を失い、深い奈落の縁とおぼしいところで君はふらつく。

 運試しをせよ。
 吉と出れば、態勢を立て直して無事に縁を離れることができるから、奈落を迂回して先に進め。
 凶なら転落する


おいおい・・・幸い、運点MAXだから良かったものの
下手こいたら奈落の底へ真っ逆さまじゃねーか。

そもそも、ちょっとふらついたらいきなり奈落の底とか
いったいどういう構造なんだよこの砦は。
魔空空間とでも繋がってんのか。





その後、中庭を進むことしばし。
奥の一角に奇妙な灌木を見つけた俺。

何が奇妙かというと、真ん中の幹から横に伸びた枝が
まるで苦しみ悶えているかのようによじれているのだ。


 葉は菱形、葉陰の木の実は平たくて錠剤を思わせる。
 少しもいで持っていくことにする。


苦しみ悶えるような枝に生えた実・・・大丈夫なのか?

「まぁ大丈夫じゃないですかね」(適当)


そのまま壁に沿ってしばらく進み、無事(?)砦の玄関に到着。
さぁ、ここからが本番だぜ。


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第10話

玄関の扉にかけられた、がっちりとしたカギを眺める俺。


 ・三回ノックして衛兵を呼ぶ
 ・こじあけるために<怪力>の術を用いる


 ・[ DOP ]を唱える

・・・いや、もちろんジョークだよリーブラさん。
郷に入れば郷に従え、ですよね?わかってますってば。

さて・・・まぁここは考えるまでもないか?
砦の衛兵ってのにはあまりいい思い出がないもんでね。





<怪力>の術を唱える俺。
徐々に体中に力がみなぎってくるのを感じる。
フオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!


 助走をつけて扉に思い切り肩をぶちあてる・・・だがびくともしてくれない!
 肩にアザをこしらえて体力点1を失い、音高く扉をノックして衛兵を呼ぶ。



 こじ‐あ・ける【抉じ開ける】
 [動カ下一][文]こじあ・く[カ下二]すきまに物を差し込んだりして無理にあける。「戸を―・ける」

 こじ・る【抉る】
 [動ラ五]《「こじる」(上一)の五段化》
 すきまなどに物をさし入れてねじる。「雨戸を―・って開ける」          (goo国語辞典より)




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Why Steve Jackson!

「こじあける」って書いてあるでしょ!
普通に考えて、まずは何か道具を使うとか考えるでしょ!!
いきなり助走つけて全力タックルかまして自爆とか頭おかしいでしょ!!!
そっか〜、術の効果で脳味噌まで筋肉になっちゃったんだね〜、ってならないから!!!!

今まであの手この手で無理やりツッコミ入れてきたこの俺だが
ここまでナチュラルにツッコんでしまったのは初めてだぜ。
俺は悪くない。


「原文はどんな文章だったんでしょうね〜」(傍観者モード)


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2016年06月26日

第11話

扉の向こうから鎧のこすれる音がする。
誰か来たようだ。

ガチャ。


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あら素敵。
コワモテなお顔にそそり立つ極太の角がセクシーすぎます。
あんなので突かれたら一体どうなっちゃうんでしょう。

「なんの用だ」

ちょっと中に入れてくださらないかしら(意味深)

「入りたければ合言葉を聞かせてもらおうか」


 合言葉を知っているか?


あららら・・・・・・タナララ・・・なんてね(汗)

「・・・?
 何か言ったか?」


 知らないなら、ハッタリで切り抜けること。


キラーパス入りました。
生まれながらの演技型である俺様のアドリブ力をなめんなよ。





「薬草医者だと?」

急病人の治療で呼び出されたため、合言葉は聞いていないと説明した俺。
中に確認を取られるとまずいが、そこは勢いで乗り切れ!


 運だめしをせよ。吉とでれば信じてくれる。
 凶なら、だれであろうと合言葉なしで入れるわけにはいかんと言って鉾を構えて迫ってくる。




「そんな話は聞いていないが・・・まぁいいか。
 急病人なら仕方がない。入れ」

楽勝♪ (b^ー゚)


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2016年06月28日

第12話


 君は狭い廊下にいる。
 数メートル先で、とある戸口で行きどまりになっている。
 通路をなかばくだったところにアーチとそこから下へつづく階段が見える。


んん?
なんだか文章で読んでも構造がよくわかんねえ。
俺の理解力が足りないのか?

えーと・・・まず、目の前に狭い廊下が続いている。
で、廊下は数メートル先にある戸口で行きどまりになっている。
ここまではいいな。

んで、通路をなかばくだったところにアーチ?
この「通路」というのがどこのことだかサッパリわからんが、
まぁそう書いてあるんだからあるんだろう。

「一応、そこにいる(てい)でお願いしますね」

その通路を下ったところにある「アーチ」とやらに、下へ続く階段があると。
で、どっちに行きますか?ってことか。


 ・戸口へ向かう
 ・階段を忍びおりる


まぁ一言でいえば、「知るか」って感じなんだが(←ぉぃ)

強いていえば、戸口へは普通に「向かう」なのに、階段は「忍びおりる」なのが
気になるといえば気になる点だ。

何かあるんだろうか。


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第13話

階段を忍びおりる俺。

「絶対こっちを選ぶと思った」



(BGM: ピンクパンサーのテーマ)



抜き足

差し足

忍び足、っとくらぁ。

階段の空気はひんやりとして澱んでいる。
降りきったところに扉がひとつあった。


 ・あけてみたい
 ・階段をあがって一階の扉まで引き返したい


今さら考えるまでもなかろう。
取っ手をひねると、扉には鍵がかかっていた。


 ・肩で体あたりしてぶち破る
 ・<怪力>の術を用いて扉を蝶番ごとひきちぎる


いや、おかしいだろ選択肢。
脳筋すぎるだろ。

<怪力>の術はさっき使っちゃったから、もう体当たりするしかない。
やれやれ・・・。


 扉にぶつかると木に少しひびが入るが開きはしない。

 もう一度やってみると、こんどは真ん中から裂ける。
 君は蹴破って部屋に入りこむ。


もはや何のために忍びおりてきたのか
さっぱりわからない。


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2016年07月01日

第14話

扉の向こうは円形の部屋だった。
壁に固定された松明が、部屋の中をほのかに照らしている。

家具は部屋の中央にあるテーブルと椅子のみ。
そして、テーブルの上には−−−



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まったく、次から次へと・・・。



 緑色のシャツとズボンを身につけたとても小さな男だ。
 身長は一メートルたらず。
 
 君があれほど音をたてて入ってきたのに
 まだ眠っているとは信じられない!


たぶん驚くポイントはそこじゃない。
なんだこれは・・・魔法?

そのとき、背後で物がきしむ音がした。


 ちょうど小さな石投げ器がなにかを君めがけて投げつけたところだ。
 <防御>の術を使わないかぎり命中する。

 ・術を使う
 ・使えない(または使いたくない)


いろいろと言いたいことがないではないが、とりあえず置いておこう。
俺は<防御>の術を・・・いや、ちょっと待てよ。

1→230→【96】→251→222→137→【383】→189→【43】→14→79→218→【94】→118→198→177→344→7→268→【210】(イマココ)

たかだか20パラグラフの移動で、術が選択肢に出てくる場面がすでに5回目。
当初想定していたペースをはるかに上回る。

しかもあまりいい結果に繋がっていないケースが多いが、まぁそれはさておき、
このまま言われるがままに使っていくのは、そろそろ考えものかもしれない。

明らかにヤバそうなときや、ある程度勝算があるときに絞って使ったほうが
いいんじゃないだろうか。

今回のシチュエーションは、「小さな石投げ器から何かが飛んできた」というもの。
これは何がなんでも防御が必要か?さすがに即死級の罠ということはない気がする。

おそらく、当たったところでせいぜい体力点が数点減る程度か。
あるいは毒か何かで一時的に技術点が減る可能性は考えられるが、
それとていずれ回復のチャンスはあるだろう。

そもそも今回の技術点は最高値の12を叩き出している。
よって致命的なダメージにはならない。

よし決めた、今回は術を使わないッ!



「ずいぶんのんびりした攻撃ですこと」


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第15話

 
゛べちょっ”



 飛んできたものはまともに命中し、額にあたって顔じゅうにとびちる。

 君は酸による腐食作用かなにかを予期して足を踏ん張るが、
 どろりとした液体は顔から床に滴り落ちるばかりだ。




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(画像はイメージです)



というわけで、正解は 「完熟トマト」 でした!
<防御>の術を使わなかった俺、大正解!(ワーワー)

俺は顔から体までベッチョベチョについたトマトを拭いた。
・・・・・・はたして本当に正解だったのだろうか?





トマト爆弾の後始末を終えた俺がテーブルの方に近づくと
小男は片方だけ目を開けてこちらを見た。

目が合った瞬間、小男は耳まで裂けそうなほどの大きな笑みを
浮かべたかと思うと、目の前から姿を消した。


これはいったい・・・







            ___
       /      \
      /ノ  \   u. \ !?
    / (●)  (●)    \ 
    |   (__人__)    u.   |   おはようさん>
     \ u.` ⌒´      /
    ノ           \
  /´               ヽ









              ____
<こっちだよw   /       \ !??
           /  u   ノ  \
         /      u (●)  \
         |         (__人__)|
          \    u   .` ⌒/
         ノ           \
       /´               ヽ




ど・・・どういうことだってばよ?


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2016年07月02日

第16話

振り向くと、小男が相変わらずニヤニヤしながらそこに立っている。

「あっしはレプレコーンのオシェイマスでさ!」

「レプレコーン(Leprechaun)とは、アイルランドに伝わる精霊です。
 いたずら好きで知られています」


説明ご苦労。把握した。

オシェイマスは、楽しそうに笑顔を浮かべながら、手を差し出してきた。


 悪気はなさそうに見えるが−−−

 君は握手をして友だちになろうとするか、
 それとも剣を抜くか?


確かに悪気がありそうには見えない。
だが世の中、悪気がなければそれでいいかといえばそうでもない。

ぶっちゃけ、ジ○ンと同じ匂いがしないでもない。
かといって、いきなり剣で追っ払うってのもなぁ・・・結構迷いどころだ。


しばらく考えよう。



〜う・ん・ち・く〜

 レプラコーン(レプレコーン)とは、「小さな体」を意味する。
 靴職人とされ、童話『小人の靴屋』に登場する妖精とはこのレプラコーンのことと言われる。

 地中の宝物のことを知っており、うまく捕まえることができると黄金のありかを教えてくれるが、
 大抵の場合、黄金を手に入れることはできない。
 この妖精は金の入った壺を持ち、一瞬でも目をそらすとすぐに悪戯を仕掛け、笑いながら
 姿を消すといわれている。

 アイルランド南西部には「レプラコーンに注意 (Leprechaun crossing) 」 の交通標識が
 あることで有名である。
                                      (以上、Wikipediaより抜粋)



注意、ねぇ・・・。



Leprechaun














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2016年07月03日

第17話

一晩考えた結果、オシェイマスに剣を突きつけた俺。

いろいろ考えたが、すんなり仲良くなって役に立ってもらえるとは思えない。
むしろ何をされるかわからない。君子危うきに近寄らず。

「もう十分近づいてる気もしますが」

その時だった。
オシェイマスが一瞥すると、俺の突きつけた剣が、柄から垂れ下がった。
何を言っているのかわからないと思うが、剣がまるで革のベルトのように
だらりと垂れ下がっているのだ。

ど・・・どうやら仲良くしておいたほうが良さそうだね、うん。





「あっしなら()()()には行かないがね」

この先どう進めばいいかたずねると、オシェイマスはそう切り出した。
こっちってどっちのことだ。

「感じが良くないんだ。先へ行くというならこの三つの扉しかない。
 このうち二つは()()()()()危険だし、残る一つは臭いのなんのって」

部屋の奥に三つの扉があるのに気づく。
そもそもこんな扉、最初からあったっけか・・・?
どうもさっきから変なものを見せられているような気分だ。


 一つは把手が真鍮製、一つは赤銅製、一つは青銅製である。
 君はどれを選ぶか?

 ・真鍮製の把手の扉を選ぶ
 ・赤銅製の把手の扉を選ぶ
 ・青銅製の把手の扉を選ぶ
 ・オシェイマスに助言を頼む
 

一番いい助言()を頼む。


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第18話

「あっしなら、どれにするかって?」

考えこむオシェイマス。

「そうだな・・・・・・あっしなら赤銅の把手の扉」

ほう

「・・・から左へ二つ目の扉は避けるかな」

・・・あ?

「それと・・・青銅の把手の右側のもやめとくな」


 君はどれを選ぶか?

 ・真鍮製の把手の扉を選ぶ
 ・赤銅製の把手の扉を選ぶ
 ・青銅製の把手の扉を選ぶ
 

挿絵は・・・ない。
視覚情報がねえんだよ、視覚情報が!

真面目に教える気はないということがわかった。
ちくしょうめ。

もしかしたら、剣を突きつけたのが悪かったのか?





と言いつつ、いちおう真面目に解釈してみる真面目な俺。

まず、「赤銅の把手の扉から左へ二つ目」という時点で、一番右は赤銅の把手の扉だろ?
つまりこの時点で、扉の並びは以下の2パターンに絞られる。

 青銅 真鍮 赤銅
 真鍮 青銅 赤銅


次に、「青銅の把手の右側」ということから、青銅の把手の扉は一番左・・・とはならない。
青銅の把手の扉が中央でも成立する。

まとめると・・・
青銅の把手の扉が左なら、青銅と真鍮はやめておく=赤銅が正解
青銅の把手の扉が中央なら、真鍮と赤銅はやめておく=青銅が正解

一応、二択まで絞れた。
だからなんだってレベルの情報だが。

「ほんと暇人ですよね」(あくびしながら)

やかましいわ。


結局のところ、いきなり完熟トマトぶつけてくるような奴の言葉をどこまで真面目にとらえるか。
それが一番の問題だ。


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第19話

真鍮の取っ手を掴んだ俺。

「赤銅か青銅の二択じゃなかったんですか?」

こんな奴の言ったことを真面目にとらえるのがおかしい。
よって第三の選択肢「オシェイマスの言ったことに当てはまらないもの」に賭けた。


 君は扉をあけて外の暗がりに目を凝らす。
 数歩進みでて目を暗がりにならす。

 君はレプレコーンに別れを告げて、うしろ手に扉を閉める。 一八八へ。


・・・これはどう解釈したらいいんだ?(ゴクリ)





突然、光が俺の前で炸裂する。うおっ、まぶしっ。
低いうなり声が近づいてくるが、まぶしくて何も見えねえ。
なんだってんだチクショウ。

つづいて左足に激痛が走る。
姿の見えない妖怪の牙が俺の足に食い込んでいる。

なんで姿が見えないのに妖怪の牙だってわかるのかって?
それはそう書いてあるからだろうが!(←逆ギレ)


 ・<怪力>の術を使う 
 ・<骨抜き>の術を使う 
 ・剣を抜いて斬りつける


選択の余地はない。

見えない相手に剣を抜いて斬りつける?うまくいく気がまるでしないぜ。
死の気配がギュンギュンします!


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第20話

仕方なく剣を振り回してみるも、妖怪とやらにはかすりもしない。
なにしろ見えないんだからしょうがない。

相手の牙が俺の肉を裂き、血が足をつたうのが感じられる。
死がもうそこまで近づいている・・・。


 魔法で身を護るか、この目に見えない妖怪の手にかかって確実に死ぬか、
 二つに一つだ。

 ・<怪力>の術を使う 
 ・<骨抜き>の術を使う 
 ・どちらも使えない


みなさんさようなら、次回をお楽しみに。


hien














 そのものは君を情け容赦なく咬み裂くが、君にはどうすることもできない。


そう、どうすることもできなかったんだ・・・。



 足は血みどろ、痛みは吐き気をもよおすほどだ。


くそっ・・・次回こそは・・・。
俺は薄れゆく意識の中で再起を誓った。



 見えない頭を相手にもがくが むだにおわる。


そう、無駄に・・・って、これいつまでやらすねん!
殺すならはよ殺せや!



 妖怪が君の首に襲いかかり、意識の薄れていく君の最後の記憶は、
 のどぶえにかぶりついた牙のそれだ。


ようやく終わった・・・。






 三二三へ。


いいかげんにしろ。


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第21話

 
・・・( ゚д゚)ハッ!


気がついて周囲を見回す俺。
確かに俺は殺されたはずなのに、なぜだ。

確かにあの時、足には激痛が・・・・・・あれ?傷一つ負っていない。
もしかして、これは・・・

その時、頭上でくすくす笑う声がした。
俺はすべてを理解した。


 君のうえに浮かんでいるのは、いまや笑い転げているオシェイマスだ。
 なにもかも とほうもない悪戯だったのだ。

 君は怒り心頭に発してはねおきる


この野郎・・・ぶっ殺してやる!

20130114001141865










 が、笑いがとまらなくなって空中を転げまわっているおかしな男を見ているうちに、
 この一件の滑稽な面が見えてきて、思わずくすっと笑いがとまらなくなり、
 ついに大声で笑いだす。

 しばらくは二人とも涙が出るほど笑いつづける。


HAHAHA!

・・・なんか納得いかんぞ(苦笑)





「まったくアンタは話がわかる男だな。気に入ったぜ」

そいつはどうも。
ありがたくて涙がちょちょぎれるぜ。

「この先は危険だらけだ。これがありゃ少しは助けになるかもしれん」

オシェイマスが手をひとふりすると、テーブルの上にがあらわれる。


 剣は戦闘用の魔法の剣で、攻撃力を決めるサイコロの目に一点加えさせてくれる。
 皿と思ったものは、じつはみごとな細工の銀の鏡である。


ほう・・・?こいつは思わぬプレゼントだ。
お前こそなかなか話のわかるやつじゃないか。嫌いじゃないぜ。




 ・真鍮製の把手の扉を選ぶ
 ・赤銅製の把手の扉を選ぶ
 ・青銅製の把手の扉を選ぶ
 

え、これまだ続くの?


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第22話

真鍮の把手の扉を開き、先へ進む俺。
初志貫徹。


 「この先は危険だらけだぜ」


オシェイマスの言葉が頭をよぎる。





扉の先の通路は下り坂になっていた。
しばらく道なりに下っていく。

やがて、進めば進むほど、不快な匂いが強くなってくることに気づく。


 「先へ行くというならこの三つの扉しかない。
 このうち二つは()()()()()危険だし、残る一つは臭いのなんのって」


んー・・・、これは一応、当たりを引いたと解釈していいのかな?
当たりといってもロクなもんじゃないが。


やがて見通しがきく場所に出た。
鼻をつまみながら前方を見ると、大きな下水道が通路を横切っている。

どうやらこの匂いのもとはここだったようだな。
ゲームブックというやつには下水道がつきものなのだろうか?

「ちなみに私には匂いは関係ありません」

うるせーよw
しかし、どうやって渡れというんだ?これは・・・

「あれを見てください」


sasuke




















ちょうど下水道の上部分に、天井から綱がさがっている。


 ・歩いて渡る
 ・綱につかまって反動をつけてとびこす


歩いて渡るったってなぁ・・・下水の中に何がいるかもわからんし。
そもそも底に足がつくとも限らんぞ。

そう考えたら、ターザンロープ一択ではあるんだが
それはそれで何が起こるやら。

SASUKEやりにきてんじゃねーんだぞ。



yamada









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2016年07月06日

第23話

綱に手を伸ばす俺。

「やっぱりそっちですか」

嫌な予感がしないでもないが、やはり自ら下水に入るのは気が進まんのだわ。
綱を掴んで後ろに下がり、助走をつけて一気に−−−


 とつぜん、綱が意志あるもののようにひっかかり、のたうちまわる!


ですよねー

しかし、こんなこともあろうかと!


smile






すばやく綱から手を離し、足でブレーキをかける俺。
なんとか下水道手前で停止し、ギリギリ落ちずに済んだ。

ふぅ・・・


と安堵したのも束の間、綱は天井から俺の上に落下してきて
みるみるうちに俺の体と首に巻き付いてくる。


 下水ヘビ  技術点6  体力点7

 剣をふるって下水ヘビから自由をかちとろうとしてもいいし、
 魔法で追い払おうと試みてもいい。
 
 戦うつもりなら、この場で決着をつけよ。


さぁ、この冒険初の戦闘がやってまいりましたよ。
なんだよ、自由を勝ち取るってw尾崎豊か

それじゃあお望みどおり、剣で自由を勝ち取ってやろうじゃないか。
下水ヘビだかゲスい芸能人だか知らんが、かかってこいや!


 ・<怪力>の術を使いたいなら攻撃力を決めるサイコロの目の合計に三を加えよ。
 ・<火炎>の術を使いたければ二八二へ進め。


今回は使えないが、<怪力>の術ってのは戦闘で使うこともできるんだな。

補正値はその時によるんだろうが、ここぞという時にはプラス一点でも大きいだろう。
意外と応用範囲が広い術ということがわかったので、次回は多めに採用するかもしれん。

「次回って」


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第24話

 下水ヘビ  技術点6    体力点7→5→3→1→0  [5,9,5,7]
 スティーブ 技術点12+1  体力点12          [-,8,-,-]

スペックが違いすぎて肩慣らしにもならなかったな。


結局、他に方法がないので下水道をジャブジャブ渡った俺。
靴の中からパンツまで下水まみれだ。
早いところ洗わないと病気になるぜこりゃ。

この要塞にシャワーなんて気の利いたものは・・・無いだろうなぁ。





通路に沿って進むうちに分かれ道にぶつかった。
まっすぐ行ってもいいし左に折れてもいい。

ゲームブックの〜 あるある言いたい〜♪
ゲームブックの〜 あるある早く言いたいよ〜♪

(中略)

「・・・はよ言えや!」

スティーブ・ジャクソンは〜 左を正解にしがち〜♫ (俺調べ)


 左の別れ道を進んで行くと、通路はやがて北へむかう別の通路と合流する。


左に曲がって進んだ道が、北に向かう通路と合流ということは・・・

さっきまっすぐ行った道と合流した感じかなぁ?
それともまったく別の道に合流したのか?

無題












もし仮に前者だったとしたら、
さっきまっすぐ行った場合に遭遇するイベントを迂回したようなイメージかねぇ?
こういう時に確認しに行けないのが、一方通行の苦しくて楽しいところよな。

どうでもいいけど、建物のなかで方角を判断するのって普通無理だよな。
どうでもいいけど。


な〜んてことをつらつらと考えているうちに、道幅が広くなってきた。

次は楽しいイベントがいいな。
そろそろ食事もしたいぞ。


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2016年07月07日

第25話

通路がひらけたと思うと、俺の目に飛び込んできたのは川だった。

要塞の中になぜ川が流れているのか・・・はこの際おいといて
俺はこの下水まみれの体を洗いたくて仕方なかったんだ。
なんてタイムリー!

さっそく川の中へと・・・おや?
少し離れたところに人の姿が見える。


どうやら女性が一人、川で洗濯をしているようだ。

傍らには汚れ物を入れたかごが置かれていて、
背後には下着が何着かひもにかけて干してある。


 ・剣を抜いて一戦交えようと近づく
 ・声をかけて世間話を試みる
 ・<千里眼>の術を用いて女の正体をさぐる


やぁ奥さん、俺と一戦交えませんか。

「完全に意味変わってますけど」

まぁなんだ、いきなり剣を抜いて襲いかかるってのはないわなw
まずは普通に声をかけて世間話でもしてみたいところだ。

だが・・・普通だったら考えもしないようなことだが、いざ
こうやって提示されると気になってくるのが最後の選択肢。


 ◆<千里眼> の術

 この術を使えば、脳の波長が変わって超能力が使えるようになり、妖怪が考えていることや、
 カギのかかった扉のむこうになにがあるかわかるようになります。

 ただし、二つ以上の対象物があってそれらがきわめて接近している時は、
 混線して誤った情報が伝えられることもあります。


妖怪の考えることがわかるらしいが、人間の女性が考えていることは
わかったりしないのだろうか。

見た目は清楚そうな女性に見えるが、実はとんでもない秘密を隠してたりして。
たとえば・・・獣とでも平気でヤる淫乱ド変態女、とか。

「どこかで聞いたような」

うーん、これは迷うね。
いろんな意味で。



smile








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2016年07月08日

第26話

女の頭のなかに意識を集中する俺。


・・・


・・・・・・


・・・会議・・・・・・


・・・・・・衣装・・・


・・・洗濯・・・・・・


・・・間に合わない・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・( ゚д゚)ハッ


俺の頭の中に飛び込んできたのは、とんでもない映像イメージ。
この見たところ生身の女は、じつはとっくの昔に死んだ人間だったのだ!

oh・・・Sixth Sense.(なんのこっちゃ)


 重要な会議に着る衣装の洗濯がまにあわなかったために、
 バルサス・ダイアその人の呪いを受けて大火事にあい、
 子供たちもろとも焼き殺されて以来、死んだ体で永遠に
 洗濯をするはめになったのだ。


「ひどい話ですね・・・」

あぁ、まったくだ。
頭だけゴリラにされた犬並みにひどい。

いや・・・この場合、頭のなかはゴリラなわけだから、
体を犬にされたゴリラというべきだ!(←どうでもいい)


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そうこうする間に、女が俺の存在に気づいたようだ。
何やら様子がおかしい・・・こちらに疑いを抱いているのか?

いや・・・疑っているというより、むしろこちらに何かを
訴えかけている・・・ように見えないこともない。


 ・話しかけてみる
 ・急いで通りすぎようとする



もしやこれは・・・
成仏させてやるといいことがあるパティーン?


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第27話

sera








「なぜこんなところにいるのですか・・・?」
女はたずねる。

相手の思惑がわかるまでは、こちらの任務は打ち明けない。
適当に話をでっち上げる俺。

「そう・・・少しでも魔法が使えるなら、ここから逃げたほうがいいわ。
 ここに来るまでに出会った妖怪なんて、この先にいる連中に比べたら
 子供みたいなものだから」

まるでこちらの思いを見透かすかのように女は続けた。

<羊の毛皮>を見つけなければ、砦の主に会うことすら
 おぼつかないでしょう」


 君の幸運を祈ってくれる。
 情報を得たので、運に二点加えて先へ進め。


羊の毛皮がなければ会えない・・・?
いったいどういうことだ?

しかし、女はそれっきり、何も言わなかった。





川沿いの道を進むと、やがて道は折れ曲がり、岩山の中へと入り込んでいく。
しばらく進むと十字路に出た。

北へ行く道を選ぶと、やがて大きな木の扉に行きあたった。
カギ穴に耳を当ててみたが、何も聞こえない。


 ・そろそろと扉を開けてみる。
 ・体あたりする


どんだけ俺に強行突破させたいんだ。


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2016年07月09日

第28話

把手を静かに回して覗きこむと、部屋の中は真っ暗だった。
唯一の明かりは俺の松明。

どうやらかなり大きい部屋のようだが、家具はほとんどなく、
岩のテーブルと椅子があるだけ・・・・・・ではないようだ。


0709




















・・・かなり情報がとっ散らかってるので、少し整理しようか。

その1。
部屋の右隅には、泥で固められた岩の山。
木の箱が三つ乗っている。

その2。
岩のテーブルセットの向こうにある扉。

その3。
扉の左側に立って、こちらをガン見しているかのような妖怪?
ていうか石像にしか見えない。


扉の大きさを遥かに上回っていることからもわかるとおり、
石像っぽい妖怪?はかなりの大きさだ。

そもそも全体的にパースがおかしい気がしないでもないですが、
きっと気のせいです。



 目はじっと君に向けられているが、本当に()()()()()という確信はもてない。
 君は−−−

 ・妖怪のそばの扉に駆けよる
 ・妖怪に声をかける
 ・そろそろとすみの箱のほうへよっていく



パッと思いついた答えは3つ

・石像が罠
・木箱の中に罠
・泥で固められた岩の中に罠

さぁ、どーれだ?


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2016年07月10日

第29話

おそるおそる石像に声をかけてみる俺。
(めんどうなので以後、俺からは石像と呼ぶことにする)





へんじがない、ただのせきぞうのようだ。



 妖怪は耳も聞こえず、口もきけないと見える。
 君は知っているかぎりの言語で呼びかけるが、相手は黙って突っ立っているばかり。
 


おうちをきいてもわからない。
なまえをきいてもわからない。

仕方がないので部屋の奥へと一歩踏み出した途端、


ズシーン!


石像は、まじないから解かれたように一歩足を踏み出した。






(シーン)






・・・・・・これはアレですかね?
いわゆる眠れぬラムさん的なパターンですか?



 これを見た君は、

 ・奥の扉めざして走る
 ・この声なき巨人と一戦交える覚悟で箱へむかう



このデカブツ相手に、命がけの “だるまさんがころんだ“ が始まるわけですね。
ハハッ、ナイスジョーク!


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第30話

俺は今、2つの可能性を考えている。

1つは、そろそろ作者がプレイヤーを殺りにくるタイミングなんじゃないかということ。
追いつかれたが最後、ズシーンと一撃で沈められてしまうのではないか。
眠れぬラムの時も、さっさと扉を抜けてしまうのが唯一の生きる道だった(はず・・・おそらく)。

もう1つは、殺りにくるにしても、さすがに即死エンドまでは無いのではないかということ。
木箱を調べたいならば、技術点がMaxで、さらに1点のボーナスまで付いている今調べなくて、
いったいいつ調べられるというのか。


これは迷うぜ・・・



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2016年07月14日

第31話

しばらく考えてみたけど、迷ったところで結論は変わらなかった。
そりゃおめえ、木箱開けてみるしかねえだろ!

「でしょうね」

幸い、石像の動きはかなりのろかった。
邪魔されることなく、あっさりと木箱にたどり着いた俺。
どれどれ・・・





Fuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuck!

どの箱にも、ご丁寧にカギがかけられてやがる!


 こじあけようとしている間に、ゴーレムがすぐそばまで来てしまう。 
 君はどうするか?
 
 ・剣を抜いて妖怪と戦う
 ・<火炎>の術を使う
 ・<妖怪うつし>の術を使う
 ・箱を放りだして扉へと走る


どうやら石像はゴーレムだったらしい。
ゴーレムって妖怪なのか?という疑問はさておき、対応を考えなくてはならない。

剣を抜いて戦うはとりあえず置いとくとして、提示された術は2つ。
<火炎>の術・・・ミイラ男ならともかく、石に対して火ってのはあまりピンとこない。

一方、<妖怪うつし>の術はといえば・・・


  <妖怪うつし> の術

 この術は、君が戦わなければならない妖怪と瓜二つの複製を作り出してくれます。
 複製は技術点、体力点、その他のあらゆる能力において、本物の妖怪と変わりません。

 しかし本物と違って、君の意のままになります。
 したがって、君としては、本物の妖怪と戦うように命じておいて、自分は高みの見物としゃれこむことができます。


こっちはそこそこ期待できそうな感じはする。

懸念点は、キングサイズ同士が戦うとなると、果たして部屋がもつのかどうか。
ま、そこそこ大きなサイズの部屋だから、そこまで心配はいらないのかもしれない。

ただ、戦ってもらってる間に、この部屋で何かできるのかというと、特になさそうだ。
その間に、木箱をこじあけたりとかできるのかねぇ?
正直、あまり期待できなそうだけど。

そう考えると、さっさと箱を放りだして、この部屋から逃げてしまうというのも、
このゴーレムの動きの遅さを見れば、ない選択肢ではない。
なにより術も温存できるしな(けっこう重要)

もっとも、今回の俺の技術点はかなり高いので、多少リスキーではあるけど
肉弾戦で片づけてしまうってのもアリっちゃアリなのかもしれない。


う〜む・・・


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2016年07月15日

第32話

言われなくてもスタコラサッサだぜぇ〜

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・・・と思ったけど、ちょっと待った!

よくよく考えてみたら、この作者が4つも選択肢を出しておいて、
そのどれもが良い結果なんてことは あ り え な い わけで。

では、この4つの中で、ネガティブな結果を仕込むとしたら、どの選択肢に?
すでに間近に迫られている今、背を向けて扉へ向かって走るなんてのは
案外ヤバい選択なのかもしれない。

背後から長いリーチで痛恨の一撃→死亡。
あると思います。





俺が呪文を唱えると、ゴーレムの完璧な複製が目の前にあらわれた。
はっはっは!行け、我がゴーレムよ!敵を倒すのだ!


 ゴーレム同士の戦いに決着をつけよ。

 ゴーレム 技術点 8 体力点 10












あれ?

これってまさか、俺がサイコロ振んの?
勝手に戦って相討ちしてくれるんじゃなかったのかよ。

「本物の妖怪と戦うように命じておいて、自分は高みの見物としゃれこむことができます」
なんて言葉にすっかり騙されたぜ。どこが高みの見物だよ、は〜めんどくさ。

 ゴーレム(本物) 技術点 8 体力点 10→8→6→4→2→0  [6,5,5,7,9,7,5,6,5,10,5]
 ゴーレム(複製) 技術点 8 体力点 10→8→6         [5,5,6,7,9,7,11,7,8,7,10]

まったく、似たようなスペックで、似たような目ばっか出しまくりやがって。
何回あいこすりゃ気が済むんだ。勝ったからいいものの・・・ブツブツ


ゴーレム(本物)は俺の前に倒れたかと思うと、こなごなに砕け散った。
やがて、後を追うように複製の方も消えた。


 君はほっとして箱を調べに歩みよる。
 どれをあけてみるか?

 ・最初の箱
 ・二つ目の箱
 ・三つ目の箱


おおっと、やっぱ箱を調べることはできるんか。しかも3つだぜ。
サイズ的に<羊の毛皮>はないだろうけど、いったい何が入ってるんかな?
これは期待せずにはいられない。

1つ懸念点があるとすれば、3つとも良いアイテムが入ってるなんてことは、
この作者の場合、 () () () () () ということかな(笑)


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2016年07月16日

第33話

「で、どうするんです?」

こんなもん考えたってわかるわけねえべ。
だったら直感だよチョッカン。二つ目の箱からいってみっか!


 君はなんとか箱をあけようと、しばらく四苦八苦する。
 だがあかない。

 剣を抜いて箱を殴りつけるが、刃こぼれを招いたにとどまる。
 技術点から1点引かねばならない。

 箱は結局あかない。



ほらな? (←何が?)



次!

「やけくそはやめてください><」

こじあけた一つ目の箱の中には・・・


silverkey













銀のカギが入っていた! (SE: ごまだれ〜♪


ほらな?
勢いでバンバンいかなきゃダメなんだよこんなもんは。
全部行くぞオラ


 ・そのカギを二つ目の箱にあてはめてみるか?
 ・三つ目の箱にあてはめてみるか?
 ・カギを持って出口にむかうか?


・・・・・・。

「どうしたんですか?」

ここは意外と悩みどころだぞ。


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2016年07月17日

第34話

「悩みどころとは・・・?」


 ・カギを二つ目の箱にあてはめてみる
 ・カギを三つ目の箱にあてはめてみる
 ・カギを持って出口にむかう


これ、間違った鍵穴に突っ込んだら
カギが折れたり抜けなくなったりするパターンあるんじゃね?

「うーん・・・どうでしょうねぇ」

あと、思わせぶりに部屋から持ち出す選択肢も提示されてるけど
ここじゃなくて先で使うパターン・・・あるのかなぁ?

「どうでしょうねぇ」 (←どうでもいいと思っている)

まずは普通に三つ目の箱をこじ開けてみたいところだが
選択肢にないからしょうがない。

残り二つの箱の中身は気になる。
カギを持って出た場合も気になる。

ぬぬぬ・・・





二つ目の箱にカギを差し込む俺。

カギは・・・回った。


 中にはさらに別のカギが入っている。


ディスクのケースを開けたら、中から別のディスクが出てきて
それを元のケースに戻そうとしたらまた別のディスクが出てくる
永遠に収束しない例のアレ(なんのこっちゃ)

今度のカギは、なにやらぼうっと緑色に光る金属でできているぞ。
何のカギと呼んだらいいのやら。


 ・この新たなカギを三つ目の箱にあてがってみるか?
 ・それとも二つのカギだけをもって部屋をでるか?


ここは意外と悩みどころだぞ(二回目)

「どうでしょうねぇ」 (←聞いてない)


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2016年07月18日

第35話

三つ目の箱にカギを差し込む俺。

「けっきょく開けるんですね」

だって気になるし・・・お、開いた。
箱の中身は・・・ん?これはガラスのビンか?

カギ→カギ→ガラスのビン。
なんだかちょっと拍子抜けしてしまった。
警戒しすぎだったのかな?

ビンを取り出して中身を見てみると・・・なんじゃこりゃあ!?

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 ビンの中にはクモが一匹入っていた。

 だがふつうのクモではない。
 顔だけ人間、それも老人なのだ。

 君に話しかけるが なんと言っているのかわからない。


よし、お前にはジャンと名付けよう(←縁起でもない)

そのとき、背後から物音が。
この部屋に入るのに使った扉が開こうとしていた。


 君はビンをザックに入れてもう一つの扉へ急ぐ。


なんだかよくわかりませんが、
選択の余地なしでジャン(仮名)と同行することに。





扉の先は通路になっており、数メートル進むと階段の下で終わっていた。
階段を昇っていくと、やがて細長い通路へ。

少し先に大きな明るい部屋の入口が見える。
今度は何が出てくるのやら。


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2016年07月23日

第36話

扉を開けると、そこは何やら仰々しい広間だった。

長いテーブルが中央にあって、周りを無数の椅子が囲んでいる。
宴会用の広間といったところだろうか。


キャプチャ































相変わらずパースが狂ってる気がするが、きっと気のせいだろう。

とりあえず、部屋は無人のようだ。
中央で部屋を見おろす位置にあるバルコニーの両端には階段。
壁には絵や鎧かぶとが飾られている。



 ・左手の階段をのぼる
 ・右手の階段をのぼる
 ・絵を調べる
 ・鎧かぶとを調べる



同じところに繋がっているのに、なぜわざわざ左右を選ばせるんだろうか?
当然、何か意味がありそうだな。

・・・などと思いつつ、眠いので続きはまた明日(←ぉぃ)


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第37話

さて、と・・・せっかく無人の部屋でちょっと落ち着けそうなことだし、
まずは絵でも眺めて一息つくことにしようか。

どれどれ・・・


 トロール牙峠全土を暗い悪の影がおおっていた。
 妖術師ザラダン・マーがエルフの魔法を盗みだそうとしていたのだ。
 それに成功すれば、ザラダン・マーは無敵となる。
 もはや彼がアランシアを征服するのは時間の問題だ。

 一方、それを阻まんとする君はただのモンスターだ。
 しかし、冒険が進むにつれ、知性を持ち、生きる目的を見出して・・・


これは「モンスター誕生」の紹介文だった(←ぉぃ)

こっちだ。


 絵はぎざ岩山の王国でも有力な貴族たちの肖像画だ。
 テーブルの上座の椅子のうしろには、バルサス・ダイアその人の肖像画がかかっている。
 たしかに強敵と見える。


ふぅん、これがバルサス・ダイアの顔かぁ・・・と言いたいところだが!
こんな時に限って挿絵がないとは一体どういうことじゃい!
こっちはどうリアクションしたらええんじゃい!


「ぎざ岩山」って、しょこたん語みたいですよね (←真面目にやれ)



 人相がわかったので運に一点を加え



【運点】 12 (既にMax)



 内心不安を覚えさせられたので、体力から一点差し引け



【体力点】 12→11




197-04



















 ・左手の階段をあがる
 ・右手の階段をあがる


おまけに鎧かぶとは調べられなくなってしまった。
重要な要素ではなかったことを祈るしかない。


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第38話

ゲームブックの〜 あるある言いたい〜♪
ゲームブックの〜 あるある早く言いたいよ〜♪

「はいはい、左ですね。どうぞどうぞ」

あ、なんか先回りして言われて軽くイラッとした件について。
そんなこと言われたら右から行っちゃうよ俺。


 左手の階段をあがってもいいし (一九へ)、
 右手の階段にしてもいい (一九七へ)。


一九 (行く)
一九七 (行くな)

見せてやるよ、本物の漢の生き様ってやつをな(震え声)


 階段はかなり使いふるされていて、君が体重を乗せるときしむ。
 君は慎重にバルコニーへとあがっていく。三六三へ。


(;゚д゚)ゴクリ…





上がりきった先のバルコニーには扉が三つあった。


 君はどれを選ぶか?

 ・左の扉
 ・真ん中の扉
 ・右の扉


何事もなかったかのように次の選択肢が出てきたけど、
これは「右で正解」だったってことなのだろうか・・・?
確証はないが、おそらくそうなのだろう。

ならば、乗るしかない。このビッグウェーブに!(久々)

俺は勢いよく右の扉を開いた。



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2016年07月24日

第39話

gargoyle
































あっ・・・(察し)





 君が入っていくと同時に、ガーゴイルの頭がきしみながら君のほうを


目があう前にすばやく扉を閉める俺。
ビッグウェーブは、降りるなら早めに降りなきゃダメージがでけえからな。

気を取り直して、真ん中の扉へ。
なぜ真ん中かというと、左の扉は選択肢になかったから。
この作品はこういう感じで選択肢が狭められていくパターンが多いな。





扉に耳をあてると中からきいきい声で笑ったり言い争ったりしているのが聞こえる。
取っ手を回して中を覗いてみると−−−


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えらくかわいいなオイ。
さっきとのギャップで余計にそう感じるわ。

「かわいいですね〜」

部屋の中は鮮やかな色に塗られている。
かたすみに小さなベッドがいくつかあり、床には人形が散らばっている。
右側の壁際に大きな箱があり、そのすぐ向こうに扉がある。

三匹の小さな妖怪は、不思議そうな顔でこちらを見あげている。
一見人間のようだが、緑色の肌と尖った耳をしている。


 君はどういう態度に出るか?

 ・剣を抜いて戦う用意をする
 ・なにかあたえられる物はないかとザックをさぐる
 ・自信をもって奥の扉に歩みよる


どれどれ、老人顔をしたクモが入ったビンはいかがかな?


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第40話

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妙なイメージが頭に浮かんだけど、たぶん気のせいだ。


 君が差しだすのは

 ・携帯用万能棒
 ・ビン入りのクモ
 ・小さな木の実をひとつかみ


おっと、やっぱり出たねクモのビン。
まずは真っ先にコイツが頭に浮かんだんだ。
用途がよくわからないだけに、試してみたい気はする。

次に、小さな木の実ってのはあれかな。
中庭にあった恐ろし気な灌木になっていたアレ
人間が飲むとヤバそうな感じだったけど、妖怪にとっては大好物、な〜んて展開もあるのかもしれない。
そういえばAKIRAでも、副作用を抑えるために強力なカプセルを(←特定層向けのネタはやめなさい)

まぁこの2つのどちらかだろうな。
俺様の万能棒は、この子らにはちょっと大きすぎる(←馬鹿)





木の実を差し出すと、彼らは大喜びで飛びついてきた。
このリアクションの大きさ・・・そんなに副作用が(←だからやめなさい)

木の実を口に放り込んでもぐもぐと噛みはじめたかと思うと、ほんの数秒後には
一人また一人と眠りについてしまった・・・なんなんだこの効果は。

せっかくなので、部屋にある大きな箱を調べてみたが、床に転がってるような人形や
木彫りのおもちゃが少し入っているだけだった。

めぼしいものはなさそうなので、このまま奥の扉から部屋を出ることにする。
しかし今回は読みがピタリとハマった感じだったな〜。

「いつもこうだといいんですけど」

やかましいわ。



AKIRA 〈Blu-ray〉
大友克洋
ジェネオン・ユニバーサル
2011-06-22




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2016年07月30日

第41話

部屋を出た数メートル先に螺旋階段があった。
どうやらこれを登れば砦の塔の中へ入れるようだ。

他に選択肢もないので登っていくと、やがて小さな踊り場に出た。
そこには扉が二つあった。


 ・左側の扉にする
 ・右側の扉にする


あのねぇ・・・

毎回毎回、シンプルに右か左かなんて聞かれても困るわけですよ。
そう毎回ネタなんてないんですよ!(←そこかよ)

思えば、ソーサリーの時はさほどこういうことは考えたことがなかった。
場面が違うというのはあるけど、選択肢にもいろいろと工夫がこらされていたんだろうなー。

などとつらつら考えながら、コインを取り出す俺。

「何をする気ですか」

考えてもわからないものは、何かに託すのが手っ取り早い。
表だったら左、裏だったら右ってことで。
ほいっとな。



平等院鳳凰堂が出た。
表だ。

「世界観ブチ壊しなんですが」

こまけえことは気にしなさんな。
さ、行くとするか。





扉を開くと、そこは大きな円形の部屋だった。


 そして当惑して頭を掻く。


ここに来て以来、当惑しなかったことがないよ。


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第42話

コイントスって久々にやると意外と難しいですよね。
どうも、スティーブ・ジャクソン(仮名)です。

部屋の中央には幅の広い溝に囲まれた小さな<島>が見える。
島の上には、留め金にカギのかかった<箱>がある。

いやぁ、こりゃまたデカい釣り針ですなぁ(←真面目にやれ)


とりあえず状況を確認する俺。
溝は跳び越すには幅がありすぎるし、どうやらとても深いようだ。
なんせここは中庭から<奈落の底>への直行便がある場所だから。

入ってきた扉のそばに目をやると、一束の縄が置いてあった。
そして、部屋のちょうど向かい側には、もう一つの扉が。

無題


























こんな餌にこの俺様が(ry


 ・箱を無視して溝を迂回し、もう一つの扉へむかう
 ・<怪力>の術を用いて溝を跳びこえる 
 ・縄を拾いあげて計画を練る


「計画を練る」という選択肢を安易に選ぶことは、果たして計画的といえるのだろうか。
そういうのを世の中では「出たとこ勝負」っていうと思うな。


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第43話


 君はうまい手を思いつく。


おいやめろ。



 縄に大きな輪を作って片結びにする。
 何回か頭の上でふりまわして箱をひっかけようとする。


小学生が5秒で考えつくような発想。
嫌な予感がギュンギュンします。



 数回試したのちに輪は箱にかかり、結び目が締まる。
 ひっぱると箱は動く。

 ひと引きすると箱は島の淵から溝に落下する。


いったい何がしたかったんだ・・・。
あ、俺なのかこれ。

まるで幽体離脱でもしてるような気分だ。



 ところがとんでもないことに、箱がたいへんな重さで、
 君もいっしょにひきずりこまれてしまう!


引いてるときに気づくだろ!



 ・<浮遊>の術を使えれば、使って三七九へ
 ・さもなければ八二へ


まず、手を離せ(怒)


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第44話

勢いあまって溝に突っ込む俺。
くそっ、しゃあねえ!

<浮遊>!

術の力で溝の淵に無事着地。
あぶなかった・・・。


 君のような欲の深い冒険者に備えてしかけられた、このたちの悪い罠を呪う。


呪う前に軽率な判断を反省しろ。

あ、俺か。
どうも調子狂うな。

「反省してください」

あいすみません。

しかし、この作品の術は、まるで即死トラップを回避するためにあるかのようだな。
残る術は<火炎><目くらまし><開運><防御>の4つ。
だいぶ心もとなくなってきた。

そろそろ、出たとこ勝負はヤバいかもな。





扉から出た先にはまたも螺旋階段。


 君は<黒い塔>の内部に通じている別の螺旋階段のふもとにいる。


なんだ唐突に<黒い塔>って。

とりあえず登っていくとやがて踊り場に達したが、
そこから先には扉がひとつあるだけだった。

いやぁ、考える手間が省けて助かるわ(←危険な兆候)


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第45話


 君は部屋の中に吸い込まれる。


いきなりですか・・・orz


吸い込まれた先は真っ暗な空間。
ところどころ、明かりが揺らめいては消える。

どこからともなく、しかもいたるところから嘲り笑う声が聞こえ
部屋を満たしていく。

もうなんなんですか一体・・・僕、ゲームオーバーですか?


「愚かな冒険者よ、ガンジーのすみかへようこそ。
 気の毒だが、ここがおまえの目にする最後の部屋だ」

あぁ、やっぱりそうですか。
なんとなくそんな気がしていました。


 暴力好きで残酷なガンジーらによってぶちのめされたのだという。


そういえば中庭で出会ったジジィがそんなことを言っていたっけな・・・。

「おまえには何も見えぬだろうな。
 だがわしらにはおまえが見える。なぁ、兄弟たちよ?」

笑い声がそこらじゅうから聞こえたかと思うと、
突然、白く光る亡霊めいた顔がこちらめがけて飛んでくる。



















 君は嫌悪にひるみ、地面にうち伏してひどい恐怖を覚える。
 怯えているので技術から1点、体力から2点、運から1点引くこと


ステータスに変更があるってことは、ゲームオーバーにはならない道もある?
でも、ソーサリーでは運試しが成功した後でもゲームオーバーになったこともあるからなぁ・・・。
この作者は、「どうあがいても、絶望」っていう状況をよく作りたがる気がする。

どうなるンだッ!?


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2016年08月06日

第46話


 君になにができるか?

 ・<火炎>の術を使う
 ・<目くらまし>の術を使う
 ・ザックをさぐってなにか取りだす
 ・剣を抜く


とりあえず、剣で戦うのはどう考えても無謀っぽい。
とすれば、術を使うか、道具を使うか。

<火炎>も<目くらまし>も残っちゃいるが、どうもピンとこない。
ここは何か道具を・・・(ゴソゴソ)


 ザックからなにを取りだすか?

 ・クモの入ったビン
 ・魔法のお守り
 ・塗り薬の壺


キマシタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n'∀')η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*





俺がビンを取りだすと、ガンジーたちの動きが止まった。
ふふふ・・・どうやら効果は絶だ

「ラクニー!」
「もどってきたのか!」

えーと・・・これは一体・・・?

見えない手が俺の手からビンをひったくる。
ビンの蓋がとられると、中から怒りの形相のクモ男が飛び出し
こちらに襲い掛かってきた。


 クモ男  技術点 7  体力点  5

 クモ男に一回やられたらすぐに二◯八へ進め。


どう考えても毒持ってます。
本当にありがとうございます。


 もし無傷のまま相手を倒すことができたなら、
 こんどはガンジーらと剣を持って戦わねばならない。


未来(あした)は、どっちだ・・・。


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Posted by nirva7 at 06:30Comments(0)TrackBack(0)

第47話

 クモ男    技術点 7   体力点  5→1→0         [9,7]
 スティーブ  技術点 10+1 体力点  9  運点  11→10 [8,5]


ふぅ・・・。

とりあえず最悪の死に方はまぬがれた。
だがしかし、まだ油断はできない。





(シーン)





室内に沈黙がひろがる。

ふいに部屋のかたすみから血も凍るような絶叫がほとばしったかと思うと、
見るも恐ろしい顔が空中に出現し、悲鳴をあげながらこちらめがけて飛んでくる。

本当に勘弁してください。


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※画像はイメージです。



がくがく震える足を必死に抑えながら、なんとか扉にたどり着くと
一気にあけて外へ飛び出す俺。


 だが君はここが高い塔の上であり、バルコニーには手すりがないことを忘れていた。
 君はつんのめってバルコニーから真っ逆さまに墜落する。


あああ扉 ←ガンジー

































































 <浮遊>の術が使えるなら一◯三へ。





 勢いあまって溝に突っ込む俺。
 くそっ、しゃあねえ!
 
 <浮遊>!
 
 術の力で溝の淵に無事着地。
 あぶなかった・・・。












ぐしゃっ











 よし、お前にはジャンと名付けよう (←縁起でもない)







最悪・・・。 (チーン)




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2016年08月20日

バルサスだかバルサンだかしらねーけど

よっこらしょっと


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Posted by nirva7 at 21:00Comments(0)TrackBack(0)

要塞だか妖怪だかしらねーけど

大事なのは術だよ、術。

選択肢はここ参照な。


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