2017年02月20日

戦場の話

カミサンが子供に読ませようと図書館から借りてきた本
「これから戦場に向かいます」読みました。子供でもわかりやすく作られています。
この本を読んだあと、数年前まで内戦だった国に、当時毎月のように仕事で通っていた頃の経験を思い出しました。
僕のスリランカの工場のスタッフの弟が兵士として戦場に行くことになったとき、餞別にコンバースのスニーカーをプレゼントしましたが、半年後にその弟は戦死してしまいました。葬式に行ったときに遺体を見ると、とてもきれいな体でしたが胸に銃弾を受けていました。遺体には僕がプレゼントした新品のコンバースのスニーカーを履かせてもらっていました。次男坊が経済的理由で兵役につくことは多かったそうで、僕はビジネスマンとして、この国で工場をもっと大きくして、たくさん雇用を作れるような事業にしたいと強く思いました。
ぞうさんペーパーの画用紙とワイルドパステルで、子供環境絵画コンクールを毎年開催していた頃、危険地域(外務省の危険地域指定レベル4)に住んでいた子供が優秀賞を受賞して、遠方で授賞式に来れなかった子供のために、賞状と記念品を贈呈しにその子供が住む地域に尋ねたとき、その子の親戚や家族みんなが出迎えてくれたのがとても印象に残っていました。尋ねた時はその子供も家族もみんな緊張して無表情で無口でしたが、賞状を渡した後、帰るときに僕らの車を玄関から見送ってくれているとき、最後に僕らの車がカーブで見えなくなる寸前、緊張が解けたのか、その子と家族、親戚全員が飛び上がったり抱き合ったりして喜んでいる姿を一瞬見ることができました。それを見たときは僕らもみんな嬉しくて、車内で爆笑しました。
その後数年が経った後、政府軍の空爆でその地域が壊滅したとニュースで知りました。あの家族は無事に避難したのかわかりませんが、戦争の最後のほうはいつも罪のない人たちが人間の盾にされてしまいます。
僕のビジネスパートナーのお母さんは、地雷などで足を失った人たちに義足を製作して、リハビリとセットでプレゼントする運動をしています。そこにいる人たちは明るいですが、まったく笑わないチビッコもいました。どんな経験をしてきたのか聞かなかったのでわかりませんが、なんとも言えない表情でした。
平和がどれほど大切かが実感しづらい世の中ですが、限られた時間しかない高齢者の経験談に耳を傾けることがとても大事だと思います。インターネットなどの情報ではなく、実際の経験談に大事なことが詰まっていると思います。

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