April 25, 2019

「途中」。

稽古場に通っていると、もう桜の花は見当たらず。
つい先日まで枯れ木のようだった銀杏の木々に、
小さな緑の葉が吹き始めているのがわかります。
風に乗って飛び回っている虫も多いですね。

舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇〜リミットブレイカー〜
の稽古をする毎日です。

しっかりと脚本・演出の準備をしてきましたし、
スタッフの稽古進行マネジメントもぬかりなく、
俳優陣の気持ちも充実している現場です。
誰もが互いに協力的に芝居をつくりあげています。

主人公小野田坂道を演じる糠信泰州さんは、
新メンバーながら、膨大な努力と工夫と情熱をこの役に投入していて、いまでは現場の誰よりも小野田坂道の理解者です。
先日の稽古でも、シーンに没頭するあまり、
次のシーンに場が移っていることに気づかずに演技を続けていました。
それはミスでもあるのですが、それにしてもあまりに切実な真心ある演技に、誰も彼を止めることができなかったのです。
僕はとても美しい光景を見たと思いました。

今作は、小野田の親友である今泉俊輔の戦いを中心とした物語になります。
今泉を演じる猪野広樹さんの演技は、熱く、柔軟で、明晰で、繊細で、実に素晴らしいのです。
稽古合間に共演者たちを楽しませることも忘れない、大きな才能の人です。

先日、東京の街を、
舞台『弱虫ペダル』の写真で化粧されたトラックが走りました。
僕は池袋で見かけました。
選手たちが街を走っているようで、とても嬉しかったです。


「リミットブレイカー」は、
彼らのインターハイ2年目、「途中」を描く物語です。
「途中」にはいろんな出来事が詰まっています。
しっかり、今、この物語として始まり、完結しますから、
見に来てくださる方は、安心して見て下さいね。

少年チャンピオン本誌では、3日目、インターハイのゴールが今日描かれましたね。
その、まだ見ぬ未来に向かって、
稽古場で、僕らは眩しい炎の中を走っています。
誰かが勝ち、誰かが負けるゴールが、未来に待ってる。
それでも今日このレース、誰もが曇りなく全力で、全てを背負い、魂を輝かせて走ったこと、
僕らの芝居がその証拠のひとつになります。

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nishidashatner at 17:25コメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote
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