2012年03月05日 17:11
英文法の教え方、学び方
Ａ先生が「英文法なんて勉強したって何の役にも立ちませんよ」と断言なさった。少壮助教授であったはずなのにこんな言い方をなさったのである。成程、従前の英文法の教え方、学び方でやっていれば確かに何の役にも立たないであろう。従前は、英語名詞には(a)物質名詞、(b)抽象名詞、(c)普通名詞、(d)固有名詞の四種がある。(a)および(b)はしばしば(c)に転化される、というふうに教えていた。然し実際問題として或る名詞を見たとき其れが(b)から転化されて(c)になったものなのかどうかを判断するなんて不可能である。此のため英文法なんか学んだって…ということになる。英文和訳をやっていさえすればよいという人は此れで済む。英文を綴るとなったらそうはいかない。筆者が英文法書を書いてくれと注文されたら次のように書く。英語名詞は(1)物質的名詞、(2抽象的名詞、(3)普通名詞、(4)固有名詞に四大別される。(1)および(2)はU（= uncountable）であるかC = （countable）によって区別されるべきであって、Cであるなら(3)であると考える。例えばfilmはUであるなら「皮膜」でありCであるなら「映画」であり、beautyはUであるなら「美」でありCであるなら「美人」である。
�詼殘�開発事業団のURLはhttp://www.t-tr21.comである。
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