November 2007
November 25, 2007
新世界から アコーディオン演奏 日本うたごえ祭典2007
11月23日〜25日 奈良で 日本うたごえ祭典2007が開催されている。250団体で 女性コーラス、職場のうた、アトラクション等、大音楽会 4200人収容の奈良市中央体育館は 満員御礼 立ち見がでた。
思えば 2006年12月に 木下そんき先生から 呼びかけがあり、
アコーディオン100台の大合奏を実現しませんか という提案のもと、関東、関西実行委員会を組成し、取り組んできた。
5月 ビバアコーディオンでの デモ演奏は、アコーディオン13台とピアノ 指揮者で演奏。とりあえず 雰囲気は伝えられたように思ったのだが。
感想を聞いても インパクトが薄かったのである。6月の 第1回目のレッスンでは、25人程度で これではできないと思った。
実行委員会を開き、みなで分担し、告知活動を展開し、徐々に人数を獲得してきた。
8月には、40名程度になり、もうひとがんばり、10月には 60名前後の参加者を獲得。
関東が 50名前後なので 100名の大合奏を実現できそうなめどがついた。
11月23日 奈良市に入る。天気もよく 気温も低めになっているので 紅葉がきれい。絶好の日和となった。
舞台リハーサルをし、音響を確認。舞台いっぱいにひろがる奏者 100人ですから。
当日 3時ごろには やすらぎの道周辺は混雑。大音楽会を観覧にくる人でいっぱいになった。
鴻池は、鴨と鯉が泳いでる。柳もあり 風流だ。
夕方になり冷えてきた。気温は3度くらい。
いよいよ 5時42分 ステージ 観覧の最前列と 演奏側の前列との距離は 3mくらいか。緊張した。
演奏が始まると あっという間である。ティンパニ・コントラバス よく出ている。
8分前後の長い時が終わった。
来年は 有明コロシアム(交渉中)東京で行われるとか私は、東京で演奏の予定である。
思えば 2006年12月に 木下そんき先生から 呼びかけがあり、
アコーディオン100台の大合奏を実現しませんか という提案のもと、関東、関西実行委員会を組成し、取り組んできた。
5月 ビバアコーディオンでの デモ演奏は、アコーディオン13台とピアノ 指揮者で演奏。とりあえず 雰囲気は伝えられたように思ったのだが。
感想を聞いても インパクトが薄かったのである。6月の 第1回目のレッスンでは、25人程度で これではできないと思った。
実行委員会を開き、みなで分担し、告知活動を展開し、徐々に人数を獲得してきた。
8月には、40名程度になり、もうひとがんばり、10月には 60名前後の参加者を獲得。
関東が 50名前後なので 100名の大合奏を実現できそうなめどがついた。
11月23日 奈良市に入る。天気もよく 気温も低めになっているので 紅葉がきれい。絶好の日和となった。
舞台リハーサルをし、音響を確認。舞台いっぱいにひろがる奏者 100人ですから。
当日 3時ごろには やすらぎの道周辺は混雑。大音楽会を観覧にくる人でいっぱいになった。
鴻池は、鴨と鯉が泳いでる。柳もあり 風流だ。
夕方になり冷えてきた。気温は3度くらい。
いよいよ 5時42分 ステージ 観覧の最前列と 演奏側の前列との距離は 3mくらいか。緊張した。
演奏が始まると あっという間である。ティンパニ・コントラバス よく出ている。
8分前後の長い時が終わった。
来年は 有明コロシアム(交渉中)東京で行われるとか私は、東京で演奏の予定である。
November 21, 2007
ドヴォジャーク 交響曲7番ニ短調
プラハに滞在し ドヴォルザークの博物館に行った。チェコ語では、ドヴォジャークを言うらしい。今 新世界からを練習しているところだ。
24日(土)奈良市で大きなステージがある。それも「アコーディオン合同演奏」で100人、ピアノ コントラバス、ティンパニという編成。
それをふまえて 9番ということになる。9番が今までと違う響きになってきた。
私は ある意味 勘違いしていたかも。ドヴォジャークの音楽は、多分「大地讃しょう」のように 自然を愛するのだ。深さ 厳しさ それを音楽に託していると思う。
私の好きな 交響曲7番ニ短調は、全然違う。ブラームスの交響曲3番の1楽章を意識して 製作されたのだから。和声処理には 苦労したようだが、旋律を生かすためには、止むをえないところだろう。
1楽章 憂鬱な序奏から始まる動機。悲劇的序曲の部分も活用されていると思う。終わりは、ブラ3番1楽章やメンデルスゾーンのスコットランドのように デミヌエンドで終わる。拍手を嫌ったものか。
4楽章 謝肉祭のテーマだ。民族的なリズム。ラプソディ。圧倒的なコーダ このような曲の終わり方はベートーヴェンとは違う響きだ。感動的である。
もしかしたら この曲は マーラーの2番と関連があるかも。同じ ニ長調で書かれている。そして終わり方は、FFFの最強音の和音である。同じよな終わり方ではないか。
おすすめである。ぜひ 聴いてみよう。
24日(土)奈良市で大きなステージがある。それも「アコーディオン合同演奏」で100人、ピアノ コントラバス、ティンパニという編成。
それをふまえて 9番ということになる。9番が今までと違う響きになってきた。
私は ある意味 勘違いしていたかも。ドヴォジャークの音楽は、多分「大地讃しょう」のように 自然を愛するのだ。深さ 厳しさ それを音楽に託していると思う。
私の好きな 交響曲7番ニ短調は、全然違う。ブラームスの交響曲3番の1楽章を意識して 製作されたのだから。和声処理には 苦労したようだが、旋律を生かすためには、止むをえないところだろう。
1楽章 憂鬱な序奏から始まる動機。悲劇的序曲の部分も活用されていると思う。終わりは、ブラ3番1楽章やメンデルスゾーンのスコットランドのように デミヌエンドで終わる。拍手を嫌ったものか。
4楽章 謝肉祭のテーマだ。民族的なリズム。ラプソディ。圧倒的なコーダ このような曲の終わり方はベートーヴェンとは違う響きだ。感動的である。
もしかしたら この曲は マーラーの2番と関連があるかも。同じ ニ長調で書かれている。そして終わり方は、FFFの最強音の和音である。同じよな終わり方ではないか。
おすすめである。ぜひ 聴いてみよう。
November 16, 2007
モーツァルト ソナタ ハ長調 K330
この曲を アコーディオン用に編曲して 弾こうと思っている。
2楽章を弾くつもりである。3部形式 A-B-A’小春日和のザルツブルクの情景が浮かんでくる。あたたかく やさしい気持ちがそこにある。が、ザルツブルクは 山間部で寒いところだ。しかも実際、モーツァルトは作曲直前 母を亡くしているのでる。それだけに 中間部のMinorの部分は、深刻で哀しい。何か言いたいのだろうか、と思うが、嘆きになっていると思われる。果たして どのように響くだろうか。
11月初旬、朝 気温は1度で寒かった。空気が澄んでいて、河の水も澄みわたってる。
河の畔で(京都では 鴨川の畔のようなところ)アコーディオンを弾いていたら 人が続々集まってくる。「日本の方ですか」と声を掛けられ 英語でのコミュニケーションとなった。「ドイツ語話せないんです。だから 英語でお願い!ってね。」
ザルツブルクは、他地域からの労働者によって成り立つ世界的な観光都市なんだな。
出稼ぎでホテルで勤めている方に出会った。

ザルツブルクは、自然がきれいである。オーストリアらしい街だと思う。

2楽章を弾くつもりである。3部形式 A-B-A’小春日和のザルツブルクの情景が浮かんでくる。あたたかく やさしい気持ちがそこにある。が、ザルツブルクは 山間部で寒いところだ。しかも実際、モーツァルトは作曲直前 母を亡くしているのでる。それだけに 中間部のMinorの部分は、深刻で哀しい。何か言いたいのだろうか、と思うが、嘆きになっていると思われる。果たして どのように響くだろうか。
11月初旬、朝 気温は1度で寒かった。空気が澄んでいて、河の水も澄みわたってる。
河の畔で(京都では 鴨川の畔のようなところ)アコーディオンを弾いていたら 人が続々集まってくる。「日本の方ですか」と声を掛けられ 英語でのコミュニケーションとなった。「ドイツ語話せないんです。だから 英語でお願い!ってね。」
ザルツブルクは、他地域からの労働者によって成り立つ世界的な観光都市なんだな。
出稼ぎでホテルで勤めている方に出会った。
ザルツブルクは、自然がきれいである。オーストリアらしい街だと思う。
November 12, 2007
ベイアコ プリックル カステルフィダルト リュクサンブール 修理etc・・・
ベイアコの原田さんからお知らせです。大阪市でアコーディオンのイベントを開催します。楽器の展示・機能の紹介・修理・ライブ・DVD教材等の販売等行います。
11月30日(金)〜12月1日(日)の3日間、大阪市内の雑貨スタイルショップPrickleで
「ボンジョルノ・アコーディオン」と題してアコーディオンのイベントを行います。私も楽器やDVDを持ちこんでご説明や、調律・修理の実演デモ、ITALYのアコーディオンの街カステルフィダルドの訪問トークなどで3日間イベントに参加します。一部楽器の販売も行います。
最終日には地元女性アコーディオン・アンサンブルのリュクサンブールによるライブもあります。(最終日の14:00と16:00 2回予定)
もしお時間ございましたら、お立ち寄り下さい。
当方は販売・調律が本業で、ライブはヤスリとふいご(調律器)でやることになります。 簡単な修理であれば、機種に限らず期間中、その場でお受けも致します。
開店が12:00〜20:00ですが、お時間の都合のつかない方には開店前の午前中の時間も
使えますので、どうぞお声おかけ下さい。
日 時 11月30日(金)〜12月1日(日)12:00〜20:00
場 所 prickle プリックル 大阪市西区南堀江1-2-3 パクウェスト多田2F
電話06-6532-3009当日DVDやCDつきの譜面も11種類、サンプル、販売します。
本格的にアコーディオンをなさらない 方でもBGMとして聞いたり、見たりするアコーディオンの世界もまた、おしゃれだと思っていただければ、と思います。
TOKYO-Bay Accordion (ベイアコ)
調律・修理、楽器取扱、レンタル楽器、
CD譜面、DVD教材、試奏40台
Shop & 工房 浦安市入船5-17-3
TEL 047-351-1791
ケイタイ 070-6512-5172
原田のりあき
11月30日(金)〜12月1日(日)の3日間、大阪市内の雑貨スタイルショップPrickleで
「ボンジョルノ・アコーディオン」と題してアコーディオンのイベントを行います。私も楽器やDVDを持ちこんでご説明や、調律・修理の実演デモ、ITALYのアコーディオンの街カステルフィダルドの訪問トークなどで3日間イベントに参加します。一部楽器の販売も行います。
最終日には地元女性アコーディオン・アンサンブルのリュクサンブールによるライブもあります。(最終日の14:00と16:00 2回予定)
もしお時間ございましたら、お立ち寄り下さい。
当方は販売・調律が本業で、ライブはヤスリとふいご(調律器)でやることになります。 簡単な修理であれば、機種に限らず期間中、その場でお受けも致します。
開店が12:00〜20:00ですが、お時間の都合のつかない方には開店前の午前中の時間も
使えますので、どうぞお声おかけ下さい。
日 時 11月30日(金)〜12月1日(日)12:00〜20:00
場 所 prickle プリックル 大阪市西区南堀江1-2-3 パクウェスト多田2F
電話06-6532-3009当日DVDやCDつきの譜面も11種類、サンプル、販売します。
本格的にアコーディオンをなさらない 方でもBGMとして聞いたり、見たりするアコーディオンの世界もまた、おしゃれだと思っていただければ、と思います。
TOKYO-Bay Accordion (ベイアコ)
調律・修理、楽器取扱、レンタル楽器、
CD譜面、DVD教材、試奏40台
Shop & 工房 浦安市入船5-17-3
TEL 047-351-1791
ケイタイ 070-6512-5172
原田のりあき
November 09, 2007
国際アコーディオンコンクールについて
コンクールについて(写真)

アコアンサンブル 4~11名 スロベニア スイス アイルランド ドイツ
青少年アコオケ 12名以上 25歳未満 チェコ ロシア アイルランド スロベニア
アコオケ 12名以上 チェコ スイス スペイン チェコ スイス ドイツ
国際コンクールである。
楽器の制限はなく、電子アコを使っていた。ベースギターやドラムも使われ、サックスも入っている。多分、ブラスバンド的な音楽が多かった。しかし、すごいのは、メンバー全員が、HOHNERで 統一されていたこと。鍵盤とボタンは 4対6位の割合。アマチュアのチームと、プロのチーム等があるからだろう。
一般的なのは、合奏だったら スタンダードで ある程度十分だから。
曲目もすごい リストの レ プレリュード オブリビオン パリのアメリカ人 オーケストラそのもの。響きがオーケストラだ。音色がコントロールされ、濁った音など出ていない。
そして、指揮者がすばらしい。ブラバン的な指揮法で 惹きつけるような振りかたをする。ムードがある。
今年は、スペインが優勝したらしい。私も聴いていたが、プロだと思った。圧倒的なテクニックだと思う。(下は、スメタナの写真)

次回は、プラハ名所案内です。

アコアンサンブル 4~11名 スロベニア スイス アイルランド ドイツ
青少年アコオケ 12名以上 25歳未満 チェコ ロシア アイルランド スロベニア
アコオケ 12名以上 チェコ スイス スペイン チェコ スイス ドイツ
国際コンクールである。
楽器の制限はなく、電子アコを使っていた。ベースギターやドラムも使われ、サックスも入っている。多分、ブラスバンド的な音楽が多かった。しかし、すごいのは、メンバー全員が、HOHNERで 統一されていたこと。鍵盤とボタンは 4対6位の割合。アマチュアのチームと、プロのチーム等があるからだろう。
一般的なのは、合奏だったら スタンダードで ある程度十分だから。
曲目もすごい リストの レ プレリュード オブリビオン パリのアメリカ人 オーケストラそのもの。響きがオーケストラだ。音色がコントロールされ、濁った音など出ていない。
そして、指揮者がすばらしい。ブラバン的な指揮法で 惹きつけるような振りかたをする。ムードがある。
今年は、スペインが優勝したらしい。私も聴いていたが、プロだと思った。圧倒的なテクニックだと思う。(下は、スメタナの写真)

次回は、プラハ名所案内です。
November 08, 2007
チェコアコーディオン協会会長との会合
November 07, 2007
プラハアコーディオンフェスタ+ウィーン音楽の旅(1)
11月7日 無事 帰国しました。時差が8時間 飛行機が 約11時間 着いてから だるくて眠いです。まだ ドイツ語が頭に響いてます。笑
これから 何回かに分けてレポートします。
11月2日(金)14:30(現地時間)私どもが出演する「プラハアコーディオンフェスタ」演奏会の盾看板です。(アンサンブル ベローズフェロー)とあります。ヨーロッパでは、このように 公開するのです。(写真)

次に プラハアコーディオンフェスタの会場についてです。
プラハ市内旧市街にある クレメンティヌムというところのサルバトール教会です。
(写真)

音がよく響きます。残響も長い。すばらしい教会です。教会の真ん中にしきりがあり、そこで 音響が変わります。前席と後席では、聞こえ方が若干違います。がんがん音を出さなくても聞こえるもので、やりすぎると何を弾いているのかわからなくなります。また、階上の4階では、ストレートに響き渡り、なかなかいい場所だと思います。
今日は、そんなところです。次回は、コンクールについてです。
これから 何回かに分けてレポートします。
11月2日(金)14:30(現地時間)私どもが出演する「プラハアコーディオンフェスタ」演奏会の盾看板です。(アンサンブル ベローズフェロー)とあります。ヨーロッパでは、このように 公開するのです。(写真)

次に プラハアコーディオンフェスタの会場についてです。
プラハ市内旧市街にある クレメンティヌムというところのサルバトール教会です。
(写真)

音がよく響きます。残響も長い。すばらしい教会です。教会の真ん中にしきりがあり、そこで 音響が変わります。前席と後席では、聞こえ方が若干違います。がんがん音を出さなくても聞こえるもので、やりすぎると何を弾いているのかわからなくなります。また、階上の4階では、ストレートに響き渡り、なかなかいい場所だと思います。
今日は、そんなところです。次回は、コンクールについてです。