地元佐賀のプロバスケットボールチーム「佐賀バルーナーズ」は、西地区4位の成績で2021-2022シーズンを終えました。

悲願のB1リーグ昇格にはあと一歩届かず、夢は来シーズンに持ち越しとなってしまいましたが、コロナ禍での様々な制約の中、全50試合を戦い抜いた選手と、チームを支えたスタッフの皆様の健闘を心から讃えたいと思います。

 九州地区は今、バスケットボール激戦区になりつつあります。
昨シーズンのB2リーグ西地区のランキングを見ると、2位に熊本ヴォルターズ、4位に佐賀バルーナーズ、6位にライジングゼファー福岡が名を連ねています。また、B3リーグでは1位独走した長崎ヴェルカがB2昇格を決めました。

 この身近に競争相手がひしめき合う状況をネガティブに捉えるのではなく、非常に恵まれた環境だと認識し、大いに利用することが大切だと思います。九州のライバルたちと切磋琢磨し、しのぎを削り合う熱量によって、九州のバスケット競技のレベルが向上し、全国に波が広がっていくことを期待しています。実際私も、同じく九州を拠点にビジネスを展開している経済人として、多くの同業者様との追いつけ追い越せの関係の中だからこそ、企業として成長できていることをとても幸運だと考えています。

 また、昨今のコロナ禍においてリモートワークが浸透したことで、勤務地と居住地を分けることが可能となり、居住環境の良い地方に移住する方が増えてきました。我々地方に拠点を置く企業にとっては、そういった優秀な人材を雇用できるチャンスです。インターネット技術が発達した今日では、都市部との物理的な距離はもはや大きなデメリットではありません。私の故郷 佐賀県にとって、大きな成長のチャンスです。

 来年4月にはB1リーグのライセンス基準を満たす8400人収容のSAGAアリーナ(仮)が佐賀市内に完成予定です。また、今年の9月には武雄温泉駅ー長崎駅を結ぶ九州新幹線の西九州ルートが開業予定となっています。これらを起爆剤として、例えば都市部から佐賀や九州に移住してきた方々がアリーナに足を運ぶようになり、より身近になった近隣の県にも足を伸ばすことで地域経済の活性化につながれば言うことはありません。さらに、お互いのチームの観客が行き来する流れが定着すれば、九州全体に及ぶ経済効果は巨大なものとなるでしょう。バスケットボールを通して、佐賀だけでなく、九州全体が盛り上がり、地域活性化のきっかけとなることを切に願っています。またその暁には、私も佐賀のいち経営者として、ビジネスの面で地元の盛り上げに貢献し、ささやかながら愛する地元 佐賀に恩返しできればと思っております。

西村浩彰

4月に入り、入学式や入社式など新しい環境でスタートを切った
皆様も多いことと思います。

西村商会でも、関連会社に新入社員を迎えることができました。
彼がこれから私たちと一緒に仕事に取り組む中で、
何を学び、どのように成長していくのか、とても楽しみです。
入社式の際に、私は彼に2つの言葉を贈りました。

「始めたことは最後までやり遂げる」

これは、西村商会の企業理念に掲げている「慎始敬終」という考えです。
仕事を覚える早さや、仕事自体をこなすスピードには
個人差があって当たり前だと私は思っています。
大事なことは、遅くても、迷いながらでも良いので、やり抜くことです。
もっと良いやり方があるのではないか、と自問自答を繰り返し、
もしも行き詰まった時は、経験豊富な先輩社員にいつでも相談できる
アットホームな職場です。
この環境を存分に利用しながら仕事に取り組む中で「工夫」や「責任感」が生まれます。
仕事に限らず、生涯で出会う全ての物事に対して、いつもこの姿勢を持つことが、
彼にとってとても大切なことだと信じております。

「勇気を持って一歩を踏み出す」

工夫、改善に取り組むことは、これまでのやり方を一部否定することです。
この変化を恐れずに、柔軟な心で新しいことに挑戦してほしいと思っています。
以前、知人の経営者にこんな話を聞いたことがあります。

「若いうちの苦労は勝手でもしろ、という言葉があるが、
 『苦労』ではなく『工労』をするべきだ」

一度しかない若い時期を、文字通り「苦しい労働」で浪費するのではなく、
より良い方法を模索しながら、「工夫して労働」する習慣をつけること。
このように言い換えると、とても前向きなパワーが湧いてくると思います。

私も、新しいスタートを切った皆様から刺激をいただいて初心に立ち帰り、
変化を恐れずに何度でもスタートを切れる自分であろうと思っています。

新社会人、新入生をはじめ、この春に新しいスタートを切った全ての皆様のご活躍を
心からお祈り申し上げます。

西村浩彰

ロシアによるウクライナ侵攻で世界中が混乱しています。

理不尽な暴力に蹂躙され、助けが来るかどうかもわからない状況で、
日々震えておられるウクライナの皆さまのことを考えると無力さに打ちのめされます。
これは ”どこかの国の出来事” ではなく、私たちの世界で今起きていることです。
当然、日本でもこれから多くの問題が起きてきます。
身近に起こる問題を通して、ウクライナ、ロシアをはじめとする世界中の国々との
つながりをしっかり見つめ直し、日本人がとるべき立場を明確にすることが必要です。

これから日本で起こるのは、主に資源に関する問題です。

さまざまな制裁が長期化すれば、当然ロシアからの資源の調達ができなくなります。
例えば、自動車の排ガス処理の触媒に使用されるパラジウムの約4割は、ロシアで生産されています。ロシアからの輸入が止まれば、自動車生産に影響が出ます。

また、半導体の生産に使用するネオンは、ウクライナが世界生産の7割を占めていますが、
ロシアによる侵攻が続き、復興までの道のりが遠くなれば、いずれ世界的な半導体減産が起こり、
さまざまな製品の製造に深刻な影響を及ぼすでしょう。

さらにロシアは世界有数の小麦の産地であり、世界第2位の石油生産・輸出国です。
小麦相場の高騰で、パンやパスタといった身近な食品価格は次々と値上がりしています。
原油価格の高騰が続けば、多くの日用品も値上げが心配されます。

こうして、改めて身近にあるものを見ただけでも、私たちの日々の生活が世界中の人々との
つながりの中で成り立っていることが改めて分かります。
そして、たった1つの国がルールを破っただけですぐに生活のバランスが狂ってしまうほど、
私たちは依存しあっているのです。
もう一度「平和=調和」という世界共通のルールを取り戻さなければなりません。

何より、多くの非戦闘員=罪のない市民が犠牲になっている以上、いかなる理由があったとしても、
それは非道な行為です。決して許されない行為です。
1日も早くウクライナの皆さまに安心で穏やかな毎日が戻ることを心から祈っております。

西村浩彰

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