西岡昌紀のブログ

内科医西岡昌紀(にしおかまさのり)のブログです。日記の様な物ですが、過去に書いた小説、単行本の文章、雑誌記事、ネット上の文章、などもここに収録する予定です。

2014年12月

「STAP細胞=ES細胞」説の不合理

*
http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/7718962.html
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/699.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=6445842&id=1936798981





わかりません。何故、昨日(12月26日(金))の理研の発表で、「STAP細胞=ES細胞」説が「証明」された事に成るのでしょうか?



同じ研究室のマウスでしょう?元のマウスが同じなら、その同じマウスから作製されたES細胞とSTAP細胞とされる細胞の遺伝子が、細部まで一致したとしても不思議ではないのではないでしょうか?
まあ、それでも、「遺伝子解析」の詳細についてはこれから検討しようと思ひます。



ここでは、仮に昨日の理研の主張が正しいと仮定しましょう。




先ず、これは既に散々指摘されて来た事ですが、仮にSTAP細胞がES細胞だと言ふ主張が正しいとすると、「ES細胞は胎盤を作らない」と言ふ再生医学の常識は間違って居た事に成ります。だとしたら、昨日の理研の発表は、再生医学の常識を書き換える内容です。すごいですね、理研って。



昨日の発表の中で、理研は、「光る胎盤とされた物は、胎盤ではなく血液など他の物であったのだろうと考えて居る」と言って居ます。しかし、この分野のエキスパートである若山教授がそんな見誤りをするでしょうか?しかも、研究室で複数の研究者が顕微鏡を覗いた事でしょう。それでも、全員が、血液の塊を胎盤と見誤ったと言ふのですか?




それでもなお、仮に理研の昨日の説明が正しいと仮定しましょう。




ES細胞を使ってSTAP細胞を捏造した、と言ふ主張が正しいと仮定します。そして更に、光る胎盤は胎盤ではなかったと仮定しましょう。



そうすると、小保方さんは、ES細胞を混入した細胞を若山教授に渡した際、こう成る事を予測して居た(!)と言ふ事に成ります。



つまり、STAP細胞と偽ったES細胞の塊の傍で、血液が緑色に光って、キメラ作製のエキスパートである若山教授が血液などの組織を胎盤と見誤ると予測して居た、と言ふ事に成ります。



そして、その予測通りに(!)若山教授と若山研究室の人々すべてが、その様に見誤ったと言ふ事に成ります。



これ、奇跡に近い話じゃないですか。小保方さんは、奇跡的な捏造をした事に成ります。




皆さん、こんな話をお信じに成るのですか?







2014年(平成26年)12月27日(土)



西岡昌紀(内科医)


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■小保方氏がES細胞混入「考えられない」 代理人
(朝日新聞デジタル - 12月26日 15:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3202883

小保方氏がES細胞混入「考えられない」 代理人190
2014年12月26日 15:02 朝日新聞デジタル


 小保方晴子氏の代理人を務める三木秀夫弁護士は26日午後、大阪市内の事務所に詰めかけた報道陣に対して、理研の調査委員会がSTAP細胞ではなくES細胞が混入されていたと結論づけたことに、「そのようなことはないと思っていたので、困惑している」「(小保方さんが)自分でES細胞を入れるとは到底考えられない」と話した。



 三木弁護士は調査委の結論について、「あれだけ広範囲に調査を行って、故意か過失か分からない、誰かも分からないということ。なのにメディアが(小保方氏が)犯人だと前提にして報道されているのは理解できない」と不満を述べた。



 一方、調査委による聞き取り調査の中で、小保方氏が論文のデータの一部を操作していたことを認めていた点に関しては、三木弁護士は「何も聞いていないので分からない」と話した。



 調査委員会の調査について「『STAP細胞』の検証実験に集中させたがったが、その最中の聞き取り調査で、過酷な状況が重なり、かわいそうだった」と述べた。小保方氏は最近は体調が非常に悪く、弁護団からも連絡がとりにくくなっているという。(朴琴順)









「STAP細胞=ES細胞」説の不合理

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http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/7718785.html
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/699.html


「STAP細胞=ES細胞」説の不合理(2014年12月27日(土)ミクシイ日記再録)
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=6445842&id=1936798981







わかりません。何故、昨日(12月26日(金))の理研の発表で、「STAP細胞=ES細胞」説が「証明」された事に成るのでしょうか? 同じ研究室のマウスでしょう?元のマウスが同じなら、その同じマウスから作製されたES細胞とSTAP細胞とされる細胞の遺伝子が、細部まで一致したとしても不思議ではないのではないでしょうか?まあ、それでも、「遺伝子解析」の詳細についてはこれから検討しようと思ひます。




ここでは、仮に、昨日の理研の主張が正しいと仮定しましょう。




先ず、これは既に散々指摘されて来た事ですが、仮に、STAP細胞がES細胞だと言ふ主張が正しいとすると、「ES細胞は胎盤を作らない」と言ふ再生医学の常識は間違って居た事に成ります。だとしたら、昨日の発表は、再生医学の常識を書き換える内容です。凄いですね、理研って。




昨日の発表の中で、理研は、「光る胎盤とされた物は、胎盤ではなく血液など他の物であったのだろうと考えて居る」と言って居ます。しかし、この分野のエキスパートである若山教授がそんな見誤りをするでしょうか?しかも、研究室で複数の研究者が顕微鏡を覗いた事でしょう。それでも、全員が、血液の塊を胎盤と見誤ったと言ふのですか?





それでもなお、仮に、理研の昨日の説明が正しいと仮定しましょう。ES細胞を使ってSTAP細胞を捏造した、と言ふ主張が正しいと仮定します。そして更に、光る胎盤は胎盤ではなかったと仮定しましょう。




そうすると、小保方さんは、ES細胞を混入した細胞を若山教授に渡した際、こう成る事を予測して居た、と言ふ事に成ります。




つまり、STAP細胞と偽ったES細胞の血液が緑色に光って、キメラ作製のエキスパートである若山教授が血液などの組織を胎盤と見誤ると予測して居た、と言ふ事に成ります。




これ、奇跡に近い話じゃないですか。小保方さんは、奇跡的な捏造をした事に成ります。




皆さん、こんな話をお信じに成るのですか?






2014年(平成26年)12月27日(土)


西岡昌紀(内科医)




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■小保方氏がES細胞混入「考えられない」 代理人
(朝日新聞デジタル - 12月26日 15:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3202883

小保方氏がES細胞混入「考えられない」 代理人190
2014年12月26日 15:02 朝日新聞デジタル


 小保方晴子氏の代理人を務める三木秀夫弁護士は26日午後、大阪市内の事務所に詰めかけた報道陣に対して、理研の調査委員会がSTAP細胞ではなくES細胞が混入されていたと結論づけたことに、「そのようなことはないと思っていたので、困惑している」「(小保方さんが)自分でES細胞を入れるとは到底考えられない」と話した。



 三木弁護士は調査委の結論について、「あれだけ広範囲に調査を行って、故意か過失か分からない、誰かも分からないということ。なのにメディアが(小保方氏が)犯人だと前提にして報道されているのは理解できない」と不満を述べた。



 一方、調査委による聞き取り調査の中で、小保方氏が論文のデータの一部を操作していたことを認めていた点に関しては、三木弁護士は「何も聞いていないので分からない」と話した。



 調査委員会の調査について「『STAP細胞』の検証実験に集中させたがったが、その最中の聞き取り調査で、過酷な状況が重なり、かわいそうだった」と述べた。小保方氏は最近は体調が非常に悪く、弁護団からも連絡がとりにくくなっているという。(朴琴順)


STAP細胞=ES細胞説はこんなに不合理だ。

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「遺伝子解析」の詳細についてはこれから検討しようと思ひますが、STAP細胞がES細胞だと言ふ主張が仮に正しいとすると、「ES細胞は胎盤を作らない」と言ふ再生医学の常識は間違って居た事に成ります。だとしたら、昨日の発表は、再生医学の常識を書き換える内容です。凄いですね、理研って。この点について理研は、「光る胎盤とされた物は、胎盤ではなく血液など他の物であったのだろうと考えて居る」と言って居ます。しかし、この分野のエキスパートである若山教授がそんな見誤りをするでしょうか?仮に、理研の昨日の説明が正しいと仮定しましょう。ES細胞を使ってSTAP細胞を捏造した、と言ふ主張が正しいと仮定します。そして更に、光る胎盤は胎盤ではなかったと仮定しましょう。そうすると、小保方さんは、ES細胞を混入した細胞を若山教授に渡した際、こう成る事を予測して居た、と言ふ事に成ります。つまり、STAP細胞と偽ったES細胞の血液が緑色に光って、キメラ作製のエキスパートである若山教授が血液などの組織を胎盤と見誤ると予測して居た、と言ふ事に成ります。これ、奇跡に近い話じゃないですか。小保方さんは、奇跡的な捏造に成功した事に成ります。皆さん、この事を理解しておられるのでしょうか?



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都響の『第九』を聴いて(2009年12月28日(月)ミクシイ日記・阿修羅再録)


http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/7716887.html
(2009年12月28日(月)ミクシイ日記・阿修羅再録)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1374224389&owner_id=6445842
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/288.html



12月26日(土)の午後、東京赤坂のサントリー・ホールで、東京都交響楽団(都響)の『第九』を聴きました。



年末に都響の『第九』を聴く様に成って、もう10年以上に成ります。東京交響楽団(東響)の『第九』と共に、都響の演奏で、ベートーヴェンの『第九』を聴くのが、恒例に成って居ますが、都響の『第九』は、毎年、指揮者が変はります。当然と言ふべきでしょう。都響(東京都交響楽団)の『第九』は、毎年、非常に違います。矢張り、指揮者が違ふと、音楽は全く違ふ事を実感させられます。今年、都響の『第九』を指揮したのは、ドイツの指揮者ゴロー・ベルク(Golo Berg)氏でした。



会場で配布されたパンフレット(月刊都響・2009年12月号)に依ると、ベルク氏は、1968年、ドイツ・ワイマール生まれと有ります。つまり、旧東ドイツ出身の指揮者なのです。


1968年生まれと言ふ事で、私より若いベルク氏は、1989年にベルリンの壁が崩壊した時、21歳だった事に成ります。都響の指揮台に立って、第九を指揮するベルク氏の姿を見ながら、ベルリンの壁が崩壊した時、彼は、どんな光景を見、何を思ったのだろう、等と考えました。


今年は、そのベルリンの壁が崩壊して20年目の年です。もしかして、都響は、今年、その事を意識して、旧東ドイツ出身のこの指揮者をベートーヴェンの『第九』の指揮者に選んだのだろうか?等と思ひましたが、演奏会のパンフレット(月刊都響)を読む限り、そう言ふ事は書かれてありませんでした。


そうして、『第九』を聴く内に、第四楽章に成りました。誰もが知るあの旋律が静かに、弦の音と成って流れ始めた時、ふと、この曲(ベートーヴェンの第九交響曲)を日本で初めて演奏した、ドイツの捕虜たちの事が、心に浮かびました。


広く知られた通り、この曲(『第九』)を日本で初めて演奏したのは、第一次世界大戦で、日本の捕虜と成り、四国の捕虜収容所で第一次大戦の終結を迎えたドイツ人たちでした。



(参考サイト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BF%E6%9D%B1%E4%BF%98%E8%99%9C%E5%8F%8E%E5%AE%B9%E6%89%80



彼らは、日本側の温かい待遇に感謝する意味も有ったのでしょう。日本人たちの前で、日本で初めての『第九』を演奏しました。この逸話は、既に多くの場で語られて居ますが、毎年、『第九』を聴く時、私は、第四楽章の、テノールが声を上げる前の静かな箇所で、必ず彼らの事を思ひます。その時、彼らは、遠い日本で、敗北した祖国にどんな思ひを抱いたのだろうか?と思ふのです。そして、これは、もちろん、私の想像ですが、彼らの祖国(ドイツ)への思ひは、第四楽章前半の、テノールが最初の声を上げる前のこの弦の部分ではなかっただろうか?と思へてならないのです。



こう言ふ音楽の聴き方はいけないのかも知れません。しかし、『第九』のこの箇所を聴く度に、どうしてもそんな気がするのです。




おととい、都響の演奏で『第九』を聴いて居た時、曲が、第四楽章のこの箇所に来た時、私は、都響の指揮台に立って日本人のオーケストラと共に『第九』を奏でて居るベルク氏は、あのドイツ人捕虜たちの事を知って居るだろうか?と思ひました。知って居るに違い無いと思ひますが、旧東ドイツ出身のベルク氏は、旧西ドイツやオーストリア出身の音楽家よりも、彼ら日本で最初に『第九』を演奏したドイツ人捕虜たちの気持ちが分かるのではないだろうか?等と思ひました。



旧東ドイツをかつてのドイツ帝国になぞらえて居るのではありません。東ドイツなど崩壊して当然です。北朝鮮より少しましなくらいの警察国家で、「共産主義国家」であった東ドイツなどに、ベルク氏は、何の愛情も持って居ないに違い有りません。私は、旧東ドイツに生まれたドイツ人の大多数の人々と同様、ベルク氏が、旧東ドイツなどに何の愛惜しの念も持って居ないと信じて疑ひません。私の脳裏で、ベルク氏とかつて日本で『第九』を初演したドイツ人捕虜たちが重なって見えたのは、そう言ふ意味ではなく、一つの国家の崩壊を自分の人生の一部として目撃、体験した人間として、旧東ドイツ出身のベルク氏と、あのドイツ人捕虜たちがだぶって見えてしまったと言ふ事なのです。


そして、ヨーロッパから遠いこの国(日本)で、『第九』のあの旋律を奏でた時、ベルク氏も、あのドイツ人捕虜たちも、自分達がドイツ人である事と共に、自分達がヨーロッパ人である事を強く意識したのではないか?都響の指揮台に立つドイツ人指揮者の姿を見ながら、ふと、そんな事を思ひました。



2009年12月28日(月)





西岡昌紀


http://nishiokamasanori.cocolog-nifty.com/blog/


(転送・転載は自由です)





12月26日(金)午後10時から、月刊WiLL編集長とインターネット放送「右向け右」で対談します。

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http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/7710973.html




12月26日(金)午後10時から、月刊WiLLの花田紀凱(はなだかずよし)編集長と私が、インターネット放送「右向け右」で対談します。テーマは、もちろん、STAP細胞問題です。⇒
http://www.genron.tv/ch/hanada/



(メリー・クリスマス)







2014年12月24日(水)







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