西岡昌紀のブログ

内科医西岡昌紀(にしおかまさのり)のブログです。日記の様な物ですが、過去に書いた小説、単行本の文章、雑誌記事、ネット上の文章、などもここに収録する予定です。

2016年08月

平成の尾崎秀実たち、平成のゾルゲたち--「民間議員」とは何者か?(2015年8月19日Facebookより再録)

(2015年8月19日Facebookより再録)


日本をあの大戦に導いた一人が尾崎秀実(おざきほつみ:1901-1944)であった事は明らかだ。


尾崎秀実は、近衛首相のブレーンとして、忠実な愛国者の様な顔をしながら、コミンテルンの手先として、日本を解体する道筋をつけた。


恐ろしいではないか。外国勢力の手先が、首相のブレーンと成り、日本を戦争に誘導して居たのだ。


しかし、平成の日本においては、尾崎秀実の様な外国勢力の手先が、堂々と「民間議員」などと名乗って日本を解体の方向に導いて居る。そして、彼らの背後では、各官庁の官僚たちから閣僚まで、政府の「ブレーン」たちが、TPP加盟、移民受け入れ、JA解体、国民皆保険空洞化、英語公用語化、派遣法改悪、そして自衛隊のアフリカ派遣など、アメリカに都合の良い事ばかりをどんどん推進して居る。



尾崎秀実が、近衛首相のブレーンとして日本を「南進」に導いた様に、彼ら平成の尾崎たちは、日本を「国際化」と言ふ名の対米従属、解体の方向に導こうとして居るのだ。



竹中平蔵など、そうした多数の平成の尾崎秀実の一人に過ぎない。今の日本を動かして居る「ブレーン」達が、あの尾崎秀実にそっくりである事に「保守」を自認する皆さんは気が付かないのか?



彼ら平成の尾崎秀実たちは、尾崎秀実が朝日新聞と連携して居たのと同様、電通をはじめとするマスコミと一体化して活動して居る。(朝日新聞が戦争を煽った事は周知の事実だ)



そして、尾崎秀実がゾルゲの忠実な協力者だったのと同様、アメリカの忠実な協力者たちだ。尾崎にとってのコミンテルンがアメリカに代はっただけなのだ。



中韓両国が、日本に悪意を持った敵性国家である事は事実だ。しかし、アメリカは、中韓両国とは違った意味での脅威だ。そのアメリカの手先、アメリカの尾崎秀実に操られた安倍内閣の危険性に何故気が付かないのだ?



朝から晩までただバカの一つ覚えの様に中韓両国の悪口ばかり書いて居るエセ「保守」たちは、安倍内閣が、平成の尾崎秀実や平成のゾルゲに導かれて日本を解体への道に誘導して居る事に何故沈黙し続けるのか、全く理解出来無い。




 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E5%B4%8E%E7%A7%80%E5%AE%9F
 (尾崎秀実について)




西岡昌紀



(2015年8月19日Facebookより)



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(レビュー)「軍旗はためく下に」

(レビュー)「軍旗はためく下に」[VHS]丹波哲郎 (出演), 左幸子 (出演), 深作欣二 (監督) 形式: VHS

31 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

5つ星のうち 3.0


共感できる部分は有るが、余りにもイデオロギー的な所が有る。



投稿者 西岡昌紀

投稿日 2011/8/31



 この映画の視点に共感できる部分は有る。しかし、台詞を聞いて居ると、例へば、A級戦犯がどうのこうの、と言った製作者の「左翼」的なメッセージが余りにも直接織り込まれて居て、白ける場面が有る。「左翼」的だからいけないと言って居るのではない。そうではなくて、映画なのだから、物語と映像と音楽で見る者の心に訴えるべき事を、台詞に政治的メッセージを直接入れると言ったやり方は、映画の作り方として安易だと、思ふのである。
 あの戦争には、様々な側面が有る。この映画が描いて居る側面は確かに有ったし、その事から、芸術家(映画監督)が、当時の国家権力に怒りをぶつける作品を作る事が有って何も不思議は無い。しかし、この作品では、そうしたメッセージの折り込み方が、時に余りにも直接的で、イデオロギー臭い点に、私は失望して居る。

(西岡昌紀・内科医/戦後66年目の夏に)




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(書評)小林よしのり(著)「いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL」 (単行本)

(書評)小林よしのり(著)「いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL」 (単行本)
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%82%8F%E3%82%86%E3%82%8BA%E7%B4%9A%E6%88%A6%E7%8A%AF%E2%80%95%E3%82%B4%E3%83%BC%E5%AE%A3SPECIAL-%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4344011910/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1471578009&sr=8-1&keywords=%E3%81%84%E3%82%8F%E3%82%86%E3%82%8B%EF%BC%A1%E7%B4%9A%E6%88%A6%E7%8A%AF


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5つ星のうち 5.0
ベルリンのインド人達と日本の「A級戦犯」,


2006/9/2
投稿者 



 イギリスの作家ジョージ・オーウェル(1903−1950)は、第二次世界大戦中、BBCの宣伝放送に従事して居た。彼は、当初、「ファシズムとの戦い」に従事する積もりでこの仕事に参加した様であるが、次第に、イギリスの戦時放送の虚偽に直面した。オーウェルが戦時中従事した、そうしたBBCでの戦時宣伝放送については、Penguin 20th Century ClassicsのGeorge Orwell:War Broadcastsと言ふ英書をお読み頂きたいが、それに依ると、戦後、ベルリンで、ドイツのインド向けの宣伝放送に従事して居たインド人達がドイツへの協力行為を問はれた時、オーウェルは、「我々に彼らを(ドイツへの)『協力者』などと呼ぶどんな権利が有ろうか?彼らは、占領された国の市民で、占領者に対して、彼らが一番良いと思ふ仕方で反撃しただけではないか。」と、彼らを擁護したと言ふ。(同書59ページ参照)戦争中、イギリスの戦時宣伝に従事したオーウェルは、大戦中、自分と同じ事をしただけのインド人達が敵(ドイツ)への「協力者」と呼ばれる事に異論を投げ掛けたのである。
 この本(『いわゆるA級戦犯』)を読んで、私は、東京裁判でアメリカの原爆投下を取り上げたブレイクニーがオーウェルに、「A級戦犯」達がベルリンのインド人達に、重なって仕方が無かった。−−そして、オーウェルの様な良識を持たなかった当時のイギリスのマスコミと現代日本のマスコミが重なって仕方が無いのである。−−本書を推薦する。

(西岡昌紀・内科医)




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(書評)ジョ−ジ・オウエル著 The War Broadcasts (Penguin Twentieth Century Classics)

(書評)ジョ−ジ・オウエル著 The War Broadcasts (Penguin Twentieth Century Classics)  エディション: ペーパーバック

https://www.amazon.co.jp/Broadcasts-Penguin-Twentieth-Century-Classics/dp/0140189106/ref=cm_cr-mr-title

2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

5つ星のうち 5.0 

オーウェルの戦時中のBBC体験−−オーウェルは、何故、ベルリンのインド人達に同情したのか?,

By  西岡昌紀

2006/9/11


 余り知られて居ない事だが、ジョージ・オーウェル(1903−1950)は、第二次世界大戦中、BBCのラジオ放送の仕事に従事して居た。−−この本は、オーウェルのそうした戦時中のBBCでの仕事を知る為の貴重な一書である。

 オーウェルは、当初、「ファシズムとの戦い」に加わる積もりで、この仕事に従事し始めた様である。しかし、そうしてBBCの戦時放送に従事する中で、オーウェルは、戦時下の検閲とプロパガンダに直面する。そんなオーウェルは、戦争中ベルリンで、ドイツのインド向けのラジオ放送に従事して居たインド人達について、戦後、こんな発言をしたと言ふ。−−「我々に、彼らを(ドイツへの)『協力者』などと呼ぶどんな権利が有ろうか?彼らは、占領された国の市民であり、占領された自国の為に、彼らが一番良いと思った方法で反撃しただけではないか。」(本書59ページ参照)−−オーウェルは、戦時中BBCに居て、自国イギリスの戦時宣伝の虚構を知って居たからこそ、ベルリンで、ドイツのインド向けラジオ放送に従事して居たインド人達が捕らえられたと言ふニュースに、悩み、良心の呵責を感じたのではないだろうか。−−オーウェルのこうした戦時中のBBCでの体験は、彼の戦後の世界観に大きな影響を与えた。同じ「民主主義社会」でメディアに支配される私達にとって、オーウェルの戦時中のBBC体験を記録したこの本は、貴重な教材である。

(西岡昌紀・内科医/9・11テロ事件から5年目の日に)



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(映画レビュー)「戦場のメリー・クリスマス」

(映画レビュー)「戦場のメリー・クリスマス」デヴィッド・ボウイ (出演), 坂本龍一 (出演), 大島渚(監督)& 1 その他 形式: DVD

5つ星のうち 5.0

私達日本人にとっての『大いなる幻影』,

By 西岡昌紀


2006/8/15

 この映画の撮影が始まった時、監督の大島渚監督が、「ジャン・ルノワール監督の『大いなる幻影』の様な映画を撮りたい」と言って居た事を覚えて居る。(『大いなる幻影』は、ジャン・ルノワール監督が、第一次世界大戦中、ドイツの捕虜と成ったフランス兵達の人間模様を描いたフランス映画の名作である。)その『大いなる幻影』の最後で、脱走した二人のフランス兵が、こんな会話を交わす場面が有る。−−「この戦争が、最後の戦争に成るかな?」「お前の幻想だよ!」−−『大いなる幻影』と言ふ題名は、この会話から取られた物である。
 この作品が、『大いなる幻影』に並ぶ作品と成ったかどうか、観る人の意見は分かれるだろう。しかし、少なくとも、あのラスト・シーンだけは−−ハラ軍曹(ビートたけし)の顔が大写しにされるあの場面だけは、−−『大いなる幻影』のラスト・シーンに十分匹敵する場面に成って居ると、私は思ふ。

(西岡昌紀・内科医/61回目の終戦記念日に)
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