日本をあの大戦に導いた一人が尾崎秀実(おざきほつみ:1901-1944)であった事は明らかだ。
尾崎秀実は、近衛首相のブレーンとして、忠実な愛国者の様な顔をしながら、コミンテルンの手先として、日本を解体する道筋をつけた。
恐ろしいではないか。外国勢力の手先が、首相のブレーンと成り、日本を戦争に誘導して居たのだ。
しかし、平成の日本においては、尾崎秀実の様な外国勢力の手先が、堂々と「民間議員」などと名乗って日本を解体の方向に導いて居る。そして、彼らの背後では、各官庁の官僚たちから閣僚まで、政府の「ブレーン」たちが、TPP加盟、移民受け入れ、JA解体、国民皆保険空洞化、英語公用語化、派遣法改悪、そして自衛隊のアフリカ派遣など、アメリカに都合の良い事ばかりをどんどん推進して居る。
尾崎秀実が、近衛首相のブレーンとして日本を「南進」に導いた様に、彼ら平成の尾崎たちは、日本を「国際化」と言ふ名の対米従属、解体の方向に導こうとして居るのだ。
竹中平蔵など、そうした多数の平成の尾崎秀実の一人に過ぎない。今の日本を動かして居る「ブレーン」達が、あの尾崎秀実にそっくりである事に「保守」を自認する皆さんは気が付かないのか?
彼ら平成の尾崎秀実たちは、尾崎秀実が朝日新聞と連携して居たのと同様、電通をはじめとするマスコミと一体化して活動して居る。(朝日新聞が戦争を煽った事は周知の事実だ)
そして、尾崎秀実がゾルゲの忠実な協力者だったのと同様、アメリカの忠実な協力者たちだ。尾崎にとってのコミンテルンがアメリカに代はっただけなのだ。
中韓両国が、日本に悪意を持った敵性国家である事は事実だ。しかし、アメリカは、中韓両国とは違った意味での脅威だ。そのアメリカの手先、アメリカの尾崎秀実に操られた安倍内閣の危険性に何故気が付かないのだ?
朝から晩までただバカの一つ覚えの様に中韓両国の悪口ばかり書いて居るエセ「保守」たちは、安倍内閣が、平成の尾崎秀実や平成のゾルゲに導かれて日本を解体への道に誘導して居る事に何故沈黙し続けるのか、全く理解出来無い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E5%B4%8E%E7%A7%80%E5%AE%9F
(尾崎秀実について)
西岡昌紀
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