毎日の様に高齢者が運転する車の事故のニュースが報道されている。しかも歩行者を巻き込んでいる事故が多い。誰もが不思議に思う様に、ここ最近異常なほど急激に増えた感じがする。

高齢化社会とはいえ、これほどまでに高齢者の事故が起きているのには、何か別の要因があるのではないかと勝手に思っている。

事故内容を少し考えてみた。歩行者などを巻き込んでいる事故が多いのは、交差点や歩行者の往来が多い場所での運転だということ。ニュースなどで見る限り、比較的新しい車が多いこと。アクセルとブレーキの踏み間違いが多いことなどが特徴的だ。

ここからは私の勝手な推測で書かせてもらうと、交差点などの走行では、確認の連続によって安全を保ちながら右左折、又は直進して通過するのだが、高齢者になるとその連続確認が出来なくなってきているのと同時に、非常に便利になった生活文化に慣れてしまい、危険回避の行動が出来なくなっているのではないかと思う。

今の時代の便利さは、実は複雑な操作というのか、意味も分からずにしなければならない操作や手順があり、慣れるにはかなりの時間を要するものが多い。特に年齢が高くなればなるほどその部分には時間が掛かるのではないかと思う。パソコンやスマホ、デジタル家電、そして車がそう言えるだろう。

その車は新しいタイプだと、エンジンを掛けるといってもキーを持ってスタートボタンを押すところから始まり、様々なアシスト機能、オート機能が備わっているのだが、スイッチボタンでの操作だったり、勝手に反応してくれたりと、高齢者は慣れるまでにかなりの時間を要すると思われる。所謂デジタルな部分に対応するのに必死な状態と言える。

そんな中でのハンドル操作、アクセル・ブレーキ操作はアナログな部分で、もう頭の中はデジタルな部分でいっぱいいっぱいなのに、そこにアナログ操作をしなければならないということが、高齢者の事故の原因ではないかと勝手に推測している。都会で便利な地域でデジタルな暮らしが、車の運転には合わないのかもしれない。




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