北海道なのに毎日30度越えで、しかも湿度が高い。関東関西のそのジメジメとは比べ物にはならないかもしれないが、北海道人としてはかなり辛い。カラッとした暑さに早く戻って欲しいものだ。

先日、旭川市主催の「デザイン×経営セミナー」なるものを聞いてきた。今年に入ってから3回目の開催で、今回は、経営における「アート」と「サイエンス」〜これからの旭川のものづくりにむけて〜と題して、山口 周 氏(独立研究者・著作者・パブリックスピーカー)の話だった。

旭川市では、家具・クラフトの街としてデザインをキーワードにした取組みに力を入れているところなのだが、今回、ユネスコの創造都市ネットワーク(デザイン分野)への加盟を目指し申請に乗り出した。その一環としてこのようなセミナーなどを企画し、デザインの重要性などを広く認識してもらおうというところなのだろう。

今回のセミナーの山口氏の話はとても分かりやすかった。役に立つモノから意味があるモノへという話は特に興味深かった。日本の産業が役に立つモノ文化にドップリ漬かったまま、中々脱出できないという内容は、私も違う角度からだがそう思っていた。

これは日本人気質というのか文化というのか「役に立つモノ=産業・仕事」という考えが、高度成長期を支え、神話となって今尚抜け出せていない状況は、日本の車・家電業界を見れば納得できる話だ。

旭川市は、デザインをキーワードにした意味のあるモノにシフトしようとしていると思われる。これがパフォーマンスではなく、本当にその意味を考え、マチづくりに活かそうとしているのなら、まだまだやれることは他にもあるはずだ。市長の「意味のあるモノ」の考えに期待したい。




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