コロナ禍で、社会全体のデジタル化・IT化が急激に早まったと言われている。会議などはZoomになり、Amazon primeで映画を観たり、YouTubeでは動画を見たり自らが動画を発信したりと、インターネット環境、パソコン、スマホなどが無いと、かなり不便な世の中になってしまった。

周囲の状況も変化している。家の近くに、本や雑貨・CDやDVDレンタルのTSUTAYAがあったのだが、秋ごろ閉店した。本もCDもDVDも、ほとんどがAmazonに奪われた感じだろう。家に居ながらにして、パソコンやスマホから、この他何でも手に入ってしまう。

巨大企業に膨れ上がったECサイト会社に、さらにお金がドンドン流れて行くのが想像出来る。店舗型の物販のお店はこれからも減る可能性が高く、パソコンを見ながら、スマホを見ながら、多くの人はネットを介して商品を手に入れることが益々普通になるだろう。

果たしてこのままで良いのだろうかと不安になる。地域社会において一般市民が買物する場所は、極端に言うとスーパーとコンビニだけになってしまいそうな感じだ。そうなると、地方の経済はいったいどうなるのか。財政や雇用など、生活基盤が成り立たなくなり、人口の減少と共に町ごと無くなってしまうところも出てくるかもしれない。

以前にもこのブログで書いたことがあるのだが、地方からお金を吸い上げてしまうこのネットビジネスには、商品が届いた地域に税金みたいなしくみで、お金が納められるようなしくみが出来ないものかと真剣に思う。このままでは中央に全て持っていかれてしまい、消費する地域には何も残らないことになってしまう。

本来なら買い物は地元でと言いたいところだが、これだけ急激にデジタル化・IT化が進むと難しい問題だろう。理屈では分かっているのだが、私自身もECサイトから買ってしまうことが増えた。これは通販税みたいなものが、本当に必要かもしれない。



2020.12.23