猛烈な吹雪で視界が無くなってしまう通称「ホワイトアウト」。冬期間、北海道や東北地方などで度々起こるとても恐ろしい自然現象だ。車を運転する多くの人は、あの真っ白で何も見えない恐怖を味わったことがあるだろう。

先日、北海道の長沼町と宮城県で、おそらくホワイトアウトによる視界不良が原因で、多重衝突事故が発生した。長沼町では20カ所で40台以上が。宮城県ではおよそ140台が絡む事故となり、残念ながら1人が亡くなった。

当社でも、過去にホワイトアウトが原因の事故が起きている。幸いケガとかは無く、車両の損害だけで済んだが、一歩間違うと大きな事故になっていた可能性もある。今後、事故が起きない様にと対策を考えるのだが、これには答えがはっきりしない部分もあり、正直難しい問題だ。

このような事故を防ぐには、まずは危険な地域を走行しないことだ。事前に天気予報などで情報を収集し、危険なルートを避けるか、もしくは近くで待機し、天気が回復してから走行する。これがたぶん1番安全な方法だが、事前の天気予報でそこまで判断出来るかどうかが問題になる。

それは別として、走行中にホワイトアウトになったら、まずヘッドランプ、ハザードランプを点け、前方を注視しながら減速、徐行運転をし、安全に停車出来るところがあれば停車する。これが基本だ。しかし、後続車に追突される危険を恐れ、中々停車することが出来ないのがドライバー心理だろう。ここの判断が難しい。

ホワイトアウトにアイスバーン。毎日緊張の連続で、ドライバーたちは神経をすり減らしているだろう。そろそろ折り返しだ。残りのシーズンも気を抜かず、スピードダウンと車間距離の保持を基本に、危険予知を心掛けながら、どうか無事故で乗り切ってほしいと願う。






※北海道警察交通安全教育動画より引用 閲覧注意!