10日ほど前に、近所のラーメン屋さんが閉店したことを書いたばかりだが、またひとつ、近所のお気に入りのラーメン屋さんが6月末日で閉店することになった。そちらも繁盛店で、月に何度かおじゃましていたが、お昼はいつも並ぶほどだった。

今から45年前、そのラーメン屋さんは本店からのいわゆる暖簾分けで、永山店として開店した。店主のもやしを炒める動作や、湯切りの動作が独特で、ロボットがダンスを踊っているような感じで、味と共にすぐに有名になった。

私はその頃まだ小学生だった。当時の我が家は外食なんてとんでもないみたいな感じの家だったので、めったに外食は出来なかった。だが、理由は覚えていないが、親父がそのラーメン屋に連れて行ってくれたことがあった。おそらく初めて二人だけで食べたラーメンで、驚きととても嬉しかったのを今でも覚えている。

麺が見えないほどのもやしと、独特のちょっと濃い目の味噌味で、子どもの頃も学生の頃も、大人になっても好きな味だった。旭川市内には他に3店舗あるのでそのラーメンを食べられなくはないが、思い出がつまったお店が無くなるのは何とも残念でならない。

今月いっぱいで閉店してしまうということを、近所で働いている同業のS氏のSNSで知り、先日慌てて食べに行ってきた。店内は相変わらずお客で一杯で、少し待った。店内を見渡すと、閉店しますの張り紙は小さく遠慮がちに貼ってあったが、たぶん気付かない人もいるだろう。

改めて店主の動きを見ると、以前よりかなり動きは小さくなっていた。そしてラーメンを運んでくれるおばさんたちの顔も、すこし寂し気に見えた。お疲れ様です。閉店する前にまた来ます。今度は親父をつれて。。。



20220606_122950