静岡県の園児置き去り事件を受けて、国は全ての通園バスに、安全装置の取付けを検討しているとの報道があった。単純にそうするべきだと思う反面、ドライバーや引率の先生などが降りる際に、何故座席を確認することが出来ないのかという思いにも駆られる。

これはおそらく、ドライバーという職業的意識の欠如だと思われる。人や物を運ぶことを生業としていない人が運転して運ぶと、このような事故が起きるのではないか。安全装置はもちろん大切だが、「運ぶ」ということを安易に考え過ぎている世の中にも、警鐘を鳴らすべきだろう。

「送料無料」という言葉にも関係してくるのだが、物が届くことに対して、あまりにも当たり前で、誰も関せずして、ドラえもんの「どこでもドア」みたいな感じで、物が移動してくるように思っている人が多いのではないだろうか。だから簡単に「送料無料」などという表記が使われ、業界軽視に繋がっているのではないかと思う。

人や物を運ぶことはそんなに簡単なことではないと言いたい。みんなが寝ている時も、全国のドライバーたちは不眠不休で安全と定刻を守り、使命感を持って届けている。座席、荷台を確認しない、配達を忘れてくるなんてことはありえない。と、私は思っている。

昨年の福岡の事故も運転していたのは園長だった。もし、専属のドライバーという職業の方だったら、福岡も静岡も起きていない事故だっただろう。安全装置も必要だが、自家用なら誰が運転しても良いとかそういうのは止めて、人を送迎する車を運転する場合、バス・タクシー会社に委託するか、有資格者で、教育を受けた者以外は運転出来ない様にした方が良い。

亡くなられた園児のご冥福を心からお祈り致します。。。




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