テレビやネットなどで、交通事故のニュースが流れると、まずは同業者やその他トラックが絡んでいないかと、ブルっとするような感覚で見てしまう。今はほとんどの場合、リアルタイムで写真や動画が撮られており、事業所名などを特定されることが多いからだろう。

ネットの世界では、それらの情報が瞬時に広まり、またデータとして残っていたりする。誰でも検索が出来、何時でもその情報を知ることが出来る。ネット社会に恐ろしさを感じながらも、今の時代、それぞれが受け入れないといけないのも事実だ。

安倍元首相銃撃事件で使用された銃も、岸田首相襲撃事件で使用された爆弾も、犯人による手製の物だった。詳細はまだ不明だが、ネットから知り得た情報で製造されたと言われている。本当に恐ろしい時代になってしまった。

だが上手に使えば良い事ももちろんたくさんある。困ったことや知りたいことがあれば、ほぼ何でも教えてくれる。鵜呑みに出来ないこともあるが、極端に言えば世界中の情報が手に入る。何と親切なのだろうと、新しいことを知る度にそう思う。

先日、腕時計の金属製バンドの長さ調整をしたいと思い、一瞬、時計屋さんも考えたが、ネットで調べてみることにした。画像付きのモノや動画で、種類別にやはり親切丁寧にその方法を教えてくれており、無事に自分で簡単に直すことが出来た。

これを書きながらふと思った。昔、分からないことは取り合えず親に聞いた。色々と教えてもらった記憶が蘇る。今はスマホが教えてくれるのだろうか。恐ろしさはネット上で悪い事を教えてくれるのではなく、そんなコミュニケーションの部分なのかもしれない。。。




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