11月に入った。すぐに寒くなるだろうと思っていたら、なんと、昼間の気温が20℃になるという異常事態だ。全国的にも同じ様子で、温暖化になったといってもちょっと暖かすぎる。夏の猛暑もあり、地球規模で心配だ。

先日、そんな猛暑の影響を、農業の観点から学ぶ例会があり参加した。市内の大きな農業法人の社長からのお話で、猛暑での作物の影響だけの話に留まらず、農業経営者としての話も大変興味深く聞かせてもらった。

当社も農作物の運搬をしているので、ある程度の話は知っていたが、社長からの話で、猛暑の影響はかなりのものだと改めて分かった。水分が足りない、受粉しない、生育が早すぎるなど、野菜の中には、過去に例を見ないほどの被害があった種類もあったそうだ。

そして、これは猛暑と直接は関係ないのだが、働き方改革や若い社員が増えた故に起きた、人災もあったそうだ。それは今や農業の現場にも、労働時間や休日取得が問題となっており、規模が大きくなったため、その影響が収穫量や品質に出てしまったそうだ。

農家の皆さんは、代々、その農家で農法などが違う。土壌や種まき、肥料、農薬、収穫においてまで様々だ。いわゆる共通したマニュアルはない。さらにそれらは農家個人の肌感覚だったり勘だったりする。人数が少ない家族経営ぐらいであればそれで通用するが、規模が大きくなるとそうはいかなくなる。

これは農業に限ったことではなく、どんな業種でも同じだろう。社長の感覚や勘だけでは会社は続かない。社員が増えれば基本のルールだったり、会社の進むべき方向性だったりと、しっかりとした共有が重要になってくる。猛暑の話から、社内の環境整備や社員教育の話へと、改めて学ばせてもらった例会だった。




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