旭川市内で起きた同業者の事故の様子が、付近の防犯カメラで収められており、衝撃的なその動画は瞬く間に全国ニュースで伝えられた。派手にお弁当屋の店舗に突っ込み、原形を留めないほどメチャクチャに破壊されるその様子は、まさに映画か何かのワンシーンのようだった。

幸いお店が開店前でお客さんが居なかったのと、準備をしていた従業員は、被害が少なかった奥の厨房に居たので難を逃れた。運転していた男性は頭を打ってケガをしたそうだが、あれほどの事故で、死者や重傷者が出ずに済んだのは、不幸中の幸いだろう。

今、各店舗や住宅など、車のドラレコも含め、至る所にカメラが設置されている。そしてその役目としてはほとんどが防犯だろう。だが、今回のような事故、または事件の目撃者ともなり、テレビやネットで伝えられることが当たり前になってきた。

警察や報道機関がどう規制しているかは分からないが、おそらく事故や事件の内容で、どこまでその画像を公開するのかを決めていると思われる。今回の事故も、犠牲者が居なかったからその様子を公開したのだろう。

ただ、このような事故が起きた場合、一部始終を動画で伝える必要性やその影響をどう考えるのか。擁護するわけではないが、事故後に報道機関が現場に行き、現場の様子を伝える画像と、事故が起きる様子を動画で流すのとでは、受け止め方は大きく違ってくるのではないだろうか。

とは言っても、日本総目撃社会だ。いつでもどこでも見られている、撮られている。事故や違反が無いよう、改めて社内に注意喚起をしたいと思う。




2020.4.22-1