物流クライシス___誰が使いだしたのか分からないが、最近よく聞くようになった。意味が分からなければ聞こえが良い風に感じてしまう人もいるかもしれないが、クライシスとは、危機的で重大な問題という意味で使われる言葉だ。業界は、それほどの状況と捉える専門家などが増えた事になる。
物流の一端の、そのまた隅っこの一部に携わっているこんな小さな当社でさえ、その意味は理解出来る。今まで、どうしても起こり得た、荷主や大手物流会社との上下の関係性。トラック事業者の約8割が、従業員数50人以下の中小零細企業という構図の中で、2次下請け、3次下請け、さらにその下という流れが常態化し、物流は、ほぼそれらの会社、ドライバーの犠牲で成り立っていたと言って良いだろう。
そんな状況を無くそうと、国は法規制の強化を図ったが、タイミングが悪すぎる。いわゆる2024年問題だ。長時間労働が出来なくなると、ドライバーの収入は減る。荷物が運べない。ドライバーが不足する。だが、少子高齢化で労働人口が減少の中、ドライバーは集まらない。会社の収益も下がる。円安、物価の上昇、最賃の上昇で更に収益は下がる。そんな中、ECサイトの利用は増え、物量は増加するが運べない。
これが物流クライシスの状況ということなのだが、我々は何とかこの危機的な状況を打破しなくてはならない。しかし、大きな要因の中には少子高齢化で労働人口の不足がある。これはどうすることも出来ない問題だ。
業界の専門サイトや業界紙などには、それも含めた物流クライシスの解決策が、さも簡単なように書いてある。いやいや、そんな書いてある通りに出来れば、そもそも物流クライシスは起きていないわけで、自分的には参考程度にしか思えない。
なんだかんだ言っても、この難題を当社でも解決出来る方法を考え実践して行かなければならない。すでに取り組んでいることもあるが、まだまだシックリ来ていない。ビックリするような、ピッタリな方法があれば良いのだが。今夜は当社の忘年会だ。今年の反省をしながら、みんなで考えてみようと思う。。。

物流の一端の、そのまた隅っこの一部に携わっているこんな小さな当社でさえ、その意味は理解出来る。今まで、どうしても起こり得た、荷主や大手物流会社との上下の関係性。トラック事業者の約8割が、従業員数50人以下の中小零細企業という構図の中で、2次下請け、3次下請け、さらにその下という流れが常態化し、物流は、ほぼそれらの会社、ドライバーの犠牲で成り立っていたと言って良いだろう。
そんな状況を無くそうと、国は法規制の強化を図ったが、タイミングが悪すぎる。いわゆる2024年問題だ。長時間労働が出来なくなると、ドライバーの収入は減る。荷物が運べない。ドライバーが不足する。だが、少子高齢化で労働人口が減少の中、ドライバーは集まらない。会社の収益も下がる。円安、物価の上昇、最賃の上昇で更に収益は下がる。そんな中、ECサイトの利用は増え、物量は増加するが運べない。
これが物流クライシスの状況ということなのだが、我々は何とかこの危機的な状況を打破しなくてはならない。しかし、大きな要因の中には少子高齢化で労働人口の不足がある。これはどうすることも出来ない問題だ。
業界の専門サイトや業界紙などには、それも含めた物流クライシスの解決策が、さも簡単なように書いてある。いやいや、そんな書いてある通りに出来れば、そもそも物流クライシスは起きていないわけで、自分的には参考程度にしか思えない。
なんだかんだ言っても、この難題を当社でも解決出来る方法を考え実践して行かなければならない。すでに取り組んでいることもあるが、まだまだシックリ来ていない。ビックリするような、ピッタリな方法があれば良いのだが。今夜は当社の忘年会だ。今年の反省をしながら、みんなで考えてみようと思う。。。

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