レギュラーガソリンの価格が、高いところで190円を超えた。もちろんガソリンだけではなく、我々運送事業者が必要な軽油、皆さんも使っている灯油なども値上がりしている。国は何故、この時期に燃料に対する補助を縮小するという判断をしたのだろうか。

その代わりになのか、上乗せされていた暫定税率を撤廃することが昨年決まった。だが何時施行されるのかは決まっていない。補助を止めるのは計画的で早いのだが、こちらは早くて今年の末か、来春になると言われている。それであれば、補助を止めるのは同時期にすべきではないかと思うのが普通だろう。

ただでさえ物価が高い中、どんな製品にも関わるであろう燃料の高騰は、さらなる物価の上昇を招くのは目に見えている。素人の私がとやかく言っても仕方のない話だが、この曖昧な期間、国民にただ負担だけを強いるのは、いかがなものか。

この事態に業界団体も黙って見ているわけではないようだ。しかし、大人の事情があるのか無いのか分からないが押しが弱い。近々運送事業者に対して助成金は出るような話も聞こえてくるが、そんな急場しのぎだけで、当社も含め、この業界は大丈夫なのかと不安が募る。

果たして2025年はどんな年になるのか。あまり良いスタートとは言えない状況だが、この外的要因に対応し、何とか生き抜いて行かなければならない。厳しい時代だ。。。




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