トラックの修理の納品書が届く。ドキドキしながらその数字を恐る恐る見た瞬間、クラクラすることが増えた。「どうしてこんなに高いんだ!どうして壊れるんだ!」と、倒れそうになりながら絶叫しそうにもなる。いや、声は出ちゃっているかもしれない。

ここ数年、車両本体価格の値上がりが著しい。それに伴い部品の価格も高額になってきている。様々な物価の高騰も影響しているとは思うが、国の安全基準、環境基準の厳格化も価格の高騰に影響しているだろう。分からなくもないが、ここは分からないふりをしたいところだ。

国はメーカーに様々な基準を突きつける。安全性能、燃費、排ガス規制がそれにあたり、毎年のように厳しくなる基準をクリアしなければならず、開発や部品などにお金が掛かる。結局それらは販売価格に積み上げられ、黙ってユーザーが払わなければならない。

そしてその基準をクリアした部品は高額だ。で、走行距離によってなのか運が悪いかは分からないが、ある程度で壊れる。これは私だけがそう思っているのかもしれないが、この辺の修理代ってどうも腑に落ちない。厳しい基準のために高額な部品になった物を、全部ユーザーが負担するのはどうかと。

せめて青ナンバーのトラックには、ある程度インセンティブがあっても良いのでは。そんなことを思っていたら、国は今度、最終的に運賃への反映を容易にしてくれる法律を作ってくれるようだ。詳細はまだ分からないが、適正な原価を下回る運賃は禁止するということになるんだとか。

これだけ見るととても良い話なのだが、国もそう簡単に良い話だけを法改正はしないようだ。ちゃんとムチもセットだった。運送会社は今まで、一度許可を受ければ営業を続けられたが、これまた基準を設け、5年に一度、その基準をクリアしなければならないという更新制になるようだ。

何だかな、である。




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 vol.1215