人工透析
街中がイルミネーションで輝いています
今年は病院の階段をライトアップしてみました
お近くをお通りのさいは是非ご覧になってください
「医療法人日新会 http://www.nisshinkai.jp」
西六納涼大会に日新会病院は救護班として参加しました
過去2年はコロナの影響で開催されず、皆様も待ちわびたイベント
会場の新町南公園は、多くの参加者で賑わっていました
来る9月13日、グランキューブ大阪(大阪国際会議場)で開催される、第85回大阪透析研究会で当院スタッフが発表します。
日頃の透析診療の様子や、レベルアップの取り組みなどをまとめる良い機会になりました。一人でも多くの方に聴いていただきたいと思います。
「エンドトキシン除去療法で救命し得た1型糖尿病透析患者を経験して」
原周平1、川崎憲太郎1、富永琴美1、横路頼枝1、二宮直子1、地頭薗裕子1、中原淳2、新宮良介2(日新会北堀江病院透析室1、同人工透析内科2)
●G会場(12階特別会議場)13時50分から
「フットケア体制の現状と今後の課題」
富永琴美1、横路頼枝1、二宮直子1、地頭薗裕子1、原 周平1、川崎憲太郎1、中原 淳2、新宮良介2 (日新会北堀江病院透析室1、同人工透析内科2)
●A会場(会議室1003)16時20分頃から
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新宮良介 (しんぐう りょうすけ)
医療法人 日新会 理事長 / 北堀江病院 院長
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医
全国臨床糖尿病医会 会員
日本透析医学会 会員
大阪透析医会 会員
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世界腎臓デー
毎年3月の第2木曜日は、世界腎臓デーです。
慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の機能が低下したり、タンパク尿など腎臓の異常が続いたりする病気で、全国の患者数は成人の約8人に1人にのぼります。
CKDはほとんど自覚症状がなく、気付かないうちに腎臓の機能が低下してしまいがちで、重症になると腎不全となり、透析や腎移植治療が必要になる場合もあります。また、心筋梗塞や脳卒中などに罹りやすくなる危険性も高まります。
・高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病やメタボリックシンドロームがある
・過去に心臓病や腎臓病になったことがある
・健診などでタンパク尿が見つかったことがある
・家族に腎臓病の人がいる
・たばこを吸っている
・高齢者
上記の項目にあてはまる方は要注意です!
“世界腎臓デー“には、世界6大陸100カ国以上の国々でさまざまな啓発キャンペーンが開催されています。この機会に、24時間365日絶え間なく働き続ける大切な臓器、「腎臓」について考えてみませんか?
公式サイト
http://www.worldkidneyday.org/
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新宮良介 (しんぐう りょうすけ)
医療法人 日新会 理事長 / 北堀江病院 院長
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医
全国臨床糖尿病医会 会員
日本透析医学会 会員
大阪透析医会 会員
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こんにちは、透析室です。
9月8日は中秋の名月でしたね(^^)
例年は9月中旬〜10月初旬ですが、今年は38年ぶりに早い時期の訪れだそうです。
お月見と言えば月見団子ですね!
みなさん、月見団子は地域によって違いがある事をご存知ですか?
私は、白い小さなお団子がピラミッド状に積み上げられているものしか知りませんでした。
それは関東の月見団子だそうです。
そして、北堀江病院のある大阪で見られる月見団子は、このようなお団子だそうです!
私は関西出身ではないので初めて知りましたが、美味しそうですね〜(´▽`)♪
みなさんの地元では、どのような月見団子を召し上がっていましたか?
ほかにも、御雑煮や桜餅にも地域による違いがありますし、食文化は面白いですね。
色々な地方の美味しさを味わいたいと考えていると、食欲の秋がより一層楽しみです!
医療法人 日新会
http://www.nisshinkai.jp
糖尿病診療と共に力を入れて取り組んでいるのが透析診療です。縁あって、滋賀県の研究会で共同研究に参加しています。
透析患者における糖尿病診療のあり方、貧血治療の戦略、という2大テーマについて多くの知識を得ることができました。
第8回 びわこ臨床透析カンファレンス
講演「2型糖尿病血液透析患者における血糖管理と予後に関する長期フォローアップ研究」
滋賀医科大学 血液浄化部 副部長 一色 啓二 先生
特別講演 「腎性貧血治療の日本と海外の戦略」
神戸大学大学院医学研究科 腎臓内科 教授 西 愼一 先生
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新宮良介 (しんぐう りょうすけ)
医療法人 日新会 理事長 / 北堀江病院 院長
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医
全国臨床糖尿病医会 会員
日本透析医学会 会員
大阪透析医会 会員
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腎不全の進行に伴う人工透析患者さんは、現在約30万人に達しています。透析に至る原因は、かつては慢性糸球体腎炎という腎臓の病気が主でしたが、1998年にはついに糖尿病が透析導入原因の第一位となり、その割合、実数とも増加を続けています。
一般診療の場面では人工透析と糖尿病は切っても切れない関係にあります。透析患者さんに対する糖尿病診療指針の作成が、長年待たれていたところですが、この度、権威ある日本透析医学会から、「透析患者の糖尿病治療ガイドライン2012」として、ようやく発表されることになりました。
http://www.jsdt.or.jp/info/1375.html
より充実した内容にするために、意見集約の機会が与えられました。私もこれまでの診療経験の中から、是非参考にしていただきたい内容を提案する予定です。
糖尿病と人工透析を合併して苦労されている患者さん、ご家族にとって、さらには、診療に関わるスタッフにとっても、有意義な内容となることを期待し、微力ながら協力したいと思います。
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新宮良介 (しんぐう りょうすけ)
医療法人 日新会 理事長 / 北堀江病院 院長
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医
全国臨床糖尿病医会 会員
日本透析医学会 会員
大阪透析医会 会員
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閉塞性動脈硬化症(ASO)という病気をご存知でしょうか。
動脈硬化により動脈が細くなり、手や足に十分な血液が流れなくなる病気です。この病気の症状は軽いうちは“手足の冷え”程度の症状ですが、ひどくなると“歩くと足が痛くなり、続けて歩けない”、“じっとしていても足が痛い”等の症状となり、さらに悪くなると足が壊死をおこし、切断しなければならない状況となります。近年、食生活の欧米化や運動不足で閉塞性動脈硬化症の患者が激増し、患者は100万人以上いるといわれています。
この病気の治療法としては薬剤や手術療法の他、“LDLアフェレーシス療法”が注目されています。
アフェレーシスとは、患者さんの血液中の不要な成分、物質を取り除いたあとのきれいな血液を再び患者さんの体内に戻す治療法のことです。
LDLとは、いわゆる“悪玉コレステロール”であるLDLコレステロールのことです。“LDLアフェレーシス”とは、血管を硬く細くする動脈硬化の主犯である“悪玉コレステロール”=LDLコレステロールを血漿浄化装置で除去し、血液の流れを良くする治療法です。血管が細く詰まりかけた例に有効で、また狭心症や心筋梗塞にも効果が期待されています。
治療は次のように行います。
1)ベッドに横になり、血圧や体調を確認します。
2)消毒して、針を血管に2本刺します。
体から血液を取り出す針と、体に血液を返す針が必要なためです。
3)治療中はベッド上でテレビを見ながら、リラックスして過ごしてください。
ごくまれに血圧が下がったり、気分が悪くなったりすることがありますが、その場合、治療を中止することで体調が戻ります。
4)約2時間後、体の外に出ている血液を体に戻してから針を抜きます。
5)血液が完全に止まったことを確認してからお帰りください。
この治療1回で60〜80%の悪玉コレステロールを除去することが可能です。1回2、3時間で10回程度(週1回)行えば有効性が高いといわれています。
ASOの他、遺伝的にコレステロールが高くなる「家族性高コレステロール血症」、腎臓の病気「巣状糸球体硬化症(FGS)」、膠原病「全身性エリテマトーデス(SLE)」にも有効性が証明されていて、いすれも保険適用となっています。当院では、「家族性高コレステロール血症」の患者さんへ、実施可能です。
糖尿病、高血圧、高脂血症など、閉塞性動脈硬化症(ASO)となるリスクが高い方のご相談に、「家族性高コレステロール血症」があり、週一回の“LDLアフェレーシス療法”の継続に、大阪市内中心部、心斎橋近くの交通至便の当院を是非ご利用ください。
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新宮良介 (しんぐう りょうすけ)
医療法人 日新会 理事長 / 北堀江病院 院長
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医
全国臨床糖尿病医会 会員
社会、経済状況の厳しさは、医療分野も例外ではありません。患者数増加、高齢化、重症化に加えて、医療費削減の圧力、人材不足などで、透析診療の将来が危ぶまれます。そんな時だからこそ、これからの透析医療を担う世代が、治療の質向上、健全運営への取り組み課題等の情報交換の場がたいへん重要です。
大阪透析医会 会長 山川智之 先生の呼びかけで昨年発足したこのフォーラムに、今年も参加のお招きをいただきました。
今回は、日本透析医学会 理事長 秋澤忠男 先生がこの会のためにわざわざ東京からお越しいただきました。「透析医療の歴史と展望」と題して、あまたの先人が苦労して築いてこられた透析診療を総括的に振り返り、その努力をさらに発展、維持していくための課題、について、丁寧にわかり易く、熱意のこもったご講演を拝聴しました。
講演の後には、医療技術、診療体制ともに世界最高水準にある、我が国の透析医療のあるべき、守るべき未来について、真剣な熱い議論が交わされました。私がかねてから取り組んでいる、「糖尿病透析患者さんの血糖管理のあり方」について、ようやく医療関係者のコンセンサスがまとまりつつある、との貴重な情報を得ました。
秋澤先生が強調された、透析医療のポイント
・どうすれば、長生きできるか
・どうすれば、入院を減らせるか
・どうすれば、人生の質、生活の質を高められるか
・そうすれば、社会復帰を促進できるか
を念頭に置いて、透析患者さんのみならず、ご家族の安心と信頼を実現するために、研鑽を重ねていきたいと思います。
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新宮良介 (しんぐう りょうすけ)
医療法人 日新会 理事長 / 北堀江病院 院長
http://www.nisshinkai.jp
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わが国には、大小多くの病院、診療所があり、その診療機能、内容も様々です。医療機関の役割分担が進む中で、かかりつけ医と専門医との連携により、診療の質を高めていく動きも一般的になってきました。
私が専門とする糖尿病においては、全国共通の連携手帳が作られ、すでに各地域で根ざしている医療機関ネットワークとの協力体制が構築されつつあります。
末期腎不全、心・脳血管障害発症の危険因子として重要な「慢性腎臓病 CKD」についても、腎臓専門医と非専門のかかりつけ医とが連携して診療にあたるシステム作りが進められています。すでにCKD連携の取り組み活動が機能している、大阪の病院と全国的にも先進的な活動を行っている東京の病院からの活動報告を聞く機会がありました。
第21回 中之島カンファレンス
テーマ:CKD連携と腎性貧血
一般演題:2題
独立行政法人 国立病院機構 大阪南医療センター 腎臓内科 真野圭司 先生
大阪大学大学院医学系研究科 老年・腎臓内科 川田典孝 先生
特別講演1
「CKD地域連携パスと患者支援の実際」
田附興風会医学研究所 北野病院 医療連携コーディネーター 重田由美 先生
特別講演2
「保存期腎不全から透析導入における地域病診連携」
河北医療財団 河北総合病院 分院院長 岡井隆広 先生
北野病院の重田先生は日常的な連携活動でたいへんお世話になっている方です。患者さん、ご家族の立場、視点を何よりも大切にして、精力的に活動されている様子に感銘を受けました。
当院では、糖尿病性腎症について、早期発見、発症予防に努めながら、腎不全の進行に際して、専門医療機関と連携しながら、スムーズな透析導入の仕組みを整えています。今回の講演を機に、さらに質的、機能的なレベルアップを目指したいと思います。
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新宮良介(しんぐう りょうすけ)
医療法人 日新会 理事長
北堀江病院 院長 / 糖尿病専門医
550-0014 大阪市西区北堀江 1-10-6
TEL : 06-6531-3038 FAX : 06-6531-2609
URL : http://www.nisshinkai.jp