And juseppe loves her

にたないけんの生存と残像と記録

2015年11月

なにがうそでなにがほんとうなのか
わからないくらいがおもしろいし
どれもうそだし
どれもほんとうだし
きみがどう思うかでうそにもほんとうにもどっちにもころがってゆく
だからなにもうそじゃないし
かといってなにもほんとうじゃない
どっちだってどうだっていい
これでよかったのだ
そう思える日がいつかやってくる

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たしかに僕は味噌汁は昆布や煮干しからちゃんとだしをとるが
それは化学調味料が嫌いとかそのほうがうまいとかそういう理由からではない
だしをとる行為そのものが楽しくてやっとるのだ
透明のお湯がなんとなく黄緑っぽくなってゆくのが楽しいのだぼけ

味噌汁につかう煮干しをカゴにいれてスーパーを闊歩していたら
「あら、自分でダシとるの、偉いわね~」とオバタリに話しかけられ
そうこう話してるうちにタメ口で話しあう仲にまで発展し
しまいにはなぜかアジの干物をいっしょに買ってしまった
オバタリは土管みたいなでかさの焼酎のペットボトルを買っていた
旦那が飲むんだろう

誰かが女なんて星の数ほどいると言ったけど
きみはこの世にひとりだけ
あと女より星のほうが全然多い

鯛のおかしら
もつ焼きのカシラ
盗賊のおかしら
あれどこにあったかしら

なににつけてもかしらは素敵ということで
鮭のおかしらが売ってたので買って焼いて食ってみた
鯛とちがって鼻?眉間?の部分が軟骨になっててばりばり食えてなんともうまい
なんでも氷頭というそうで細かく切って酢で和えたりもするそうな
ただ殺人的な塩辛さだったので飯の相手にも酒の相手にもならない木偶である

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