2009年04月

2009年04月30日

3着の価値

0.353

何の割合だと思いますか?これは今月の3着率の割合です。
先月に横浜ベイスターズの如く引きまくったラスのように3着ばかりとっています。
その代わりラス率はけっこう低いです(0.196)。トップ率はさらに低いです。(0.176)
おかげさまで順位の割合は3>>>>2>>>4>1という奇妙な状態に。
なので平均順位は悪いです。
ラス回避率は普通なので、原因は空気3着になっているわけですよ。
もしくは2着目だったのに捲くられるケースもたびたび。
何よりめくり合いに勝てないです。特に副露したときに弱く、オナ聴めくり合いに負けることも見かけます。
唯一勝てるのは追っかけリーチのときぐらいですね。

他の理由としては後手に回ったときにあまり攻めれていません。
ポイントに余裕がなかったので「ラスはできるだけ引かない打ち方にしよう」とした結果が現状です。
攻めないといけないのは重々承知しているのですが、遠いところからの仕掛けが少なくなったのですこぶる和了率は低いです。
しかし、デメリットだけじゃありません。唯一にして天鳳らしいメリットがあります。
それはラス率は低いので平均順位は悪くても今月のポイントは+になっていることです。なので段チャオの道からは少しずつ遠のいています。それが原因で打ち方を変えれないのかもしれないですけど。
1番多いのが先月は4着、今月は3着と来たら来月は2着のはず!再来月にはトップしかとれない予定です。

nitiyoubi000 at 09:31|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 麻雀 

2009年04月29日

ペアマッチ打ち方講座(Vision鳴き副露論) 後編

前回の続きで南場に入ります。現在の得点状況は
起家:17700
南家:32700
西家:31700
北家:17900
となっています。ここからは相手ペアの点棒をどうやって削るか、リードを守るにはどうするかを考えていくのですが、当然ながら相方から和了することは基本的にしてはいけません。例外として和了するケースは相手ペアの親リーや打点のある仕掛けに対して流すことぐらいです。
それでは南1から検討してみます。

南1 8巡目に聴牌します。しかし相方はソーズの混一。ここで何を切るか。
2009042402gm-0009-3851-3150edb6&tw=0&ts=5







この時は五筒を切りました。けれどこれはミスですね。親である自分の和了よりもトップ目である相方に上がってもらうべきでした。
アンコロさんからリーチが入り、ガスさんが7700放銃という最悪の結果に。

南2 9巡目に平和を聴牌したのでリーチ。このリーチは和了放棄に近いリーチです。アンコロさんからのみ上がるリーチで、当然ツモっても上がりません。
つまり相手を降ろし、ガスさんに1000点棒も取ってもらうのが理想でした。
しかしあさださんがツモり親がなくなります。

南3 3巡目にアンコロさんの親リーが来ます。さすがにこれにはなす術もなく1000オール。

南3-1 8巡目に聴牌し、即リーをかけます。ここもアンコロさんの点棒を減らすことが目標。17巡目満貫のツモ和了。

南4 2人ともトップのアンコロさんから満貫直撃しないといけない非常に厳しい状況です。さらにラス親はあさださんなのでこの局しかありません。聴牌することもできず流局して終了。

この対戦において最大のポイントはなんといっても南1ですね。ここの判断が正しかったら後の展開にはなりませんでした。満貫振り込んでもまだ9700点残る。南場でそれなら差込にいくべきでした。この判断ミスが直接負けに繋がったと言えます。
そして西家、北家の座順がとれると、非常に展開が楽になります。リードしていれば流しやすく、負けていても最後までわからない。かなり凶悪な座順です。
他にも気をつけないといけないのは、相方に差し込むことばかり考えて飛びの恐さを忘れることです。
10000点を割るとうかつにツモ和了することもできなくなります。常に飛びのことも頭に入れておかなければなりません。
ペアマッチで大事なのは起こりうる様々なケースに対して事前にどうするか決めておくことです。そうすれば迷うこともなく相方の考えも理解できるはずです。
つまりチームワークは最大の武器であり、意思疎通ができていないと逆効果にもなるということですね。



nitiyoubi000 at 02:50|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 麻雀 

2009年04月27日

ペアマッチ打ち方講座(Vision鳴き副露論)

大会も終わったので企業秘密だったペアマッチの打ち方について書いてみようかなと思います。
優勝したらガスさんと本を出して印税でウッハウハの予定だったんですけど、負けてしまったのでブログにでも書くとしよう。そういう無念な気持ちいっぱいで綴ります。
おそらく書いてること以上に細かく決め事をしていたのですが、書ききれなさそうなので機会があったら続きを書きます。(チラシの裏ブログなのですみません)

ぺアマッチは経験のある方なら分かると思うのですが、下家への差込や鳴かせは100%上手くいくわけではありません。下手にそのことばかりに気をとられると上がれるはずの手を崩していたり、欲しいときに必要な牌を鳴かせられなかったりします。
つまり「ペアマッチなんだから簡単に親を流したりできるでしょ?」というような考えは大甘です。
差込、鳴かせ方、タイミングは確かな技術と練習による賜物。
そしてペアマッチは即席のペアが優勝することは非常に難しいです。それは状況判断が普段とは大きく違うので。
ではでは練習したときの内容について書いてみます。

起家:こんにちは日曜日 南家:CrazyGus 西家:アンコロキング 北家:(´・ω:;.:
http://tenhou.net/0/?log=2009042400gm-0009-3851-dc4008a6&tw=3

東1 ここは特にないです。カン七筒でリーチするのがマジョリティだとは思っています。
東2-1 9巡目にアンコロさんがドラの二萬をポン。同巡ガスさんが自風の南をポン。この時点で僕は上がりを放棄して全力でガスさんの援護に回ります。
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まずは二萬から切ります。この牌で当たる可能性もあるのですが、ガスさんに受けがある可能性も考えて切りました。次巡最も和了牌である確率が高い六筒を切って無事差込完了。
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東2 ドラの東が重なったのでガスさんからも鳴けることを想定して一索をポン。ガスさんが和了してもいいです。しかしあさださんのダマチートイにやられる。

東3 手牌から和了は遠いと判断したので、字牌を絞り気味にして様子をみます。ガスさんから3巡目にリーチが来ますが、ドラが3枚ありますし、僕から出てもいいので安全牌を増やしすぎない程度に前へ出ます。しかし7巡目に親のアンコロさんが東を鳴いたタイミングで差しに行きます。危険牌であるドラの八筒から切るとピンポイントで和了牌。
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東4 手牌は悪いので字牌を絞りここも様子見。ガスさんが動いたのでお任せ気味。8巡目アンコロさんからリーチが入り自分は比較的ガスさんが鳴けるかもしれない牌を切りながらベタオリ。あさださん→アンコロさんへ横移動。

長くなったので南場に続きます。

nitiyoubi000 at 19:44|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 麻雀