2010年01月
2010年01月24日
佐藤優さんの講演会
1月24日(日)、東京都・カトリック清瀬教会でおこなわれた公開学習会に参加してきました。
講師は作家で元外務省主任分析官の佐藤優さん。
演題は「民主党政権になって、司法はどう変わるか？」
お話の中で、「袴田巖さんを救済する為には、大きく二つの方法を考えるべきだ」と言われていました。
�，劼箸弔砲蓮⊇祥茲�ら力を注いできている「裁判による再審・無罪判決を求めてゆくこと」。
�△修靴討發Π譴弔蓮◆嵜容仕�見地から、人権問題として声をあげてゆくこと」。
2008年7月に開催された洞爺湖サミットの際、東日本ボクシング協会他、支援団体がＧ８各国首脳宛てに手紙を出し、国会議員と共に全ての大使館を訪問して支援ＰＲをおこないました。
フランス、ドイツなどからは、返信をもらうことが出来、ヨーロッパ各国の人権に対する問題意識の高さを感じました。
「政権交代をした今、再度ヨーロッパ各国へのＰＲ活動をおこない、人権問題として新政権に対して諸外国からの働きかけをおこなうべきだ」というお話でした。
さあ、力を合わせて、また頑張りましょう！！
2010年01月20日
面会報告
2010年1月20日、今年初めの面会に訪れました。
「体調はいいですよ」
と、袴田さんは元気そうな様子でした。
再審を求める会の福田さんが、袴田さんに年賀状を出したので、
届いているかどうか聞いてみましたが、
「福田・・・ちょっとないなあ」
と言っていました。
「毎日どういうスケジュールなんですか？」
と聞くと、
「毎日歩いてるな。一日中歩いて、昼は休む」
と、ややおかしな回答でした。
「ボクシング界では、ヘビー級のテストが行われ、
日本でもヘビー級を推進してゆくことになったんです」
と伝えると、
「ウェイトはどこでも出来なきゃいかん。
私はフライからヘビーまで全部やった」
と言っていました。
「今は階級が増えたんですよ」
と言うと、
「ジュニアか」
と言うので、
「数年前からスーパー階級になったんです。
良いか悪いかチャンピオンが増えてます」
と言うと、
「ベルトを獲ると、人間は強くなるから、
それも価値があるな」
と、賛成意見でした。
「４月から、ボクシング協会の会長が、
ファイティング原田さんから、大橋秀行さんに代わります。
大橋会長は袴田さんに会いたがっています」
と伝えると、
「私は福音の世界にいる。娑婆とは隔離されているから、
みんなここに入ることは出来ない」
と言っていました。
時々、全く違和感なく正常な会話が出来たり、
全くトンチンカンな話になったりしますが、
毎回、面会に応じてくれることが救いです。
今年は何とか再審に一歩近づきたいです。
