2016年

あけましておめでとうございます。

昨年は皆様より格別のご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。

皆様のお陰をもちまして、無事新春を迎えることができました。

昨年同様、本年も皆様のご期待に添えますよう、精進して参ります。

今年もどうぞよろしくお願い致します。 

庭匠梅澤 

2015年鶴岡八幡宮庭園展示会

2015年の鶴岡八幡宮庭園展示会も、11月15日までと

残りわずかになりましました。

今年の展示会の主題は「鎌倉らしい庭」です。

出展各社とも地に苔を配したり、展示中に

紅葉・落葉する植栽を積極的に庭に取り入れる等、

鎌倉らしい時の流れを感じさせる空間演出

にこだわっていたように感じます。


今年、私どもが出展いたしました作品は

「谷戸(やと)の庭」と題した、鎌倉石で構成された坪庭です。

「谷戸の庭」を構想するに至ったのは、

鎌倉の原風景を知る鎌倉の人間が作る、鎌倉の素材を用いた庭こそが

「鎌倉の庭」の原点であるという考えが根底にあったからでした。

本年出展の「谷戸の庭」は本物の鎌倉の庭を皆様に

お見せしたいという気持ちを具現化したものです。



(以下説明文)

「鎌倉らしい庭」というテーマの下、庭を構想いたしました。

私どものは以前より庭を展示する際、「一木一草」を基本

とした庭作りを行っております。シンプルで構成面の

ごまかしがきかないという難しさはありますが、

その反面楽しさがあります。

昨年末、北条氏常盤邸近くの谷戸において大きな岩が崩れ落ちました。

今回の庭にはその落ちた砂岩の一部を使用しております。

狭い空間にダイナミックな石組み。

足下には古刹にてよく使用される鎌倉石を敷き詰め、

植栽は鎌倉の山に自生する「ウメモドキ」「オモト」を用いました。

鎌倉の人間らしく、この地の素材を活かして、原風景である鎌倉の

谷戸の庭を創造してみました。

(庭匠梅澤2015年出展作品 「谷戸の庭」)
PA190054



写真からは分りにくいかと思われますが、石組みに使用されている

大きな鎌倉石は地層がはっきりと見てとれ、この地の歴史を物語る代物です。

採掘が禁止されている今、これほど大きな鎌倉石は

なかなかお目にかかれないかもしれません。

苔との相性も良く、鎌倉の時の流れや風情を肌で感じさせてくれる

素晴らしい素材に巡り合えたと感じております。




 

芸術の秋

暑さも落ち着き、山の木々が色とりどりに

染まる季節がやってまいりました。

今年も私どもは、鎌倉の鶴岡八幡宮にて

開催される庭園展示会に参加することと致しました。

鶴岡八幡宮の庭園展示会は毎年恒例ではございますが、

私どもの参加は2013年以来となります。

庭園展示会は、作庭を得意とする者が集い、

各々の作品を多くの方に見て頂くことを目的としておりますが、

作庭に携わる者が互いの技術・創作への着想を刺激しあう場でもあります。

斯様な特別な場は皆様にもきっとお楽しみ頂けると存じます。

ひとつの世界観に基づき構成された空間に

自身の身を置くとはどのようなことなのか

展示会にいらした方に肌で感じて頂けるよう私どもも精一杯努力いたします。

鶴岡八幡宮の庭園展示会は10月18日から11月15日に開催されます。

(庭造りの過程をご覧になりたい方は10月17日までにお越しください)

毎年流鏑馬が行われる境内中央通路が会場となります。

鎌倉散歩にいらした際は、是非お立ち寄りください。

(過去作品)
P1000072

 
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