自然養鶏について
2016年09月08日
養鶏トラスト(仮称)参加者募集中!!
養鶏トラスト(仮称)参加者募集中!!
昨日から、新たに鶏舎の建設に取り掛かりました。
新鶏舎のテーマは、『消費者参加型』。...
お客様に養鶏場の運営に加わってもらおうと思います。
養鶏作業の『はじまり~おわり』だけでなく、『人材育成』にも関わっていただきます。
新しい試みであり、前例も無いため手探りの企画となりますが、下記に概要を記載します。
ご参加いただける方は、当方までご連絡下さい。
提案や意見、質問などもお気軽に♪
info@niwatori88.com
『新しい試みを始めます。』
簡単に表現すると、
『再投資の内容を約束した定期購入』のような企画です。
現状の新規就農希望者に対する
行政や先進農家の研修制度が抱えている問題を改善します。
具体的には、
①研修期間終了、卒業時に最低限必要な農機具を譲渡。
②研修期間中に、給与支給。
③卒業には、定期購入者50名の見込みを要す。
今、日本における新規就農者に対する研修は、
無報酬または低賃金が現実。
しかも、2年間という期間が必要なので、
その期間中に自己資金が枯渇する人が多い。
そして、顧客0という状態で新規就農させる…
そんな状態で、事業として軌道に乗せられる人は、ほとんどいません。
また、研修生を受け入れなければ、
営農を継続できないような農業者が受け入れ先だったり…
研修生は『低賃金労働者』ではありませんよ?
補助金(税金)でサポートしますか?
そんな支援策は行政や半官半民がやってりゃいい。
私たちは営利目的で活動する事業主として、責任を担います。
事業主として、担う責任を示す最高の方法…それが『再投資』。
いただいた利益と時間を何に再投資するか?
そこを評価していただければと…
よろしくお願い致します。
【企画名】養鶏トラスト(仮称)
1. 目的
・人材育成
・経営の安定化
2. 募集口数
・30口
※複数の応募可能。
3. 費用及び募集口数
・1口:月額6,000円(税込)
⇒1口あたり、毎月卵30個を受け取ることができます。
⇒送料込み。
4. 期間
・2016年12月1日~2019年6月30日迄
⇒産卵開始までの約6か月間は、自然養鶏場春夏秋冬の他鶏舎の卵を発送します。
⇒期間満了時、生存羽数と口数に応じて、鶏肉を分配。
⇒屠畜作業体験可能。
5. 売上
・5,400,000円
⇒6,000円×30口×30カ月
⇒参加口数が30口に満たない場合、不足分は檀上個人が負担します。
6. 初期費用・運営費
・2,380,000円
⇒新鶏舎建設費:1,200,000円(修繕費含む)
⇒飼料代 :1,050,000円
⇒燃料費 : 130,000円
※檀上の報酬は、余剰卵と堆肥の販売額から支払います。
7. 再投資
・1,715,000円
⇒軽トラ:1,500,000円※ダンプ仕様
⇒刈払機: 45,000円
⇒管理機: 130,000円
⇒播種機: 40,000円
※期間満了時に投資予定。
※上記機械は、研修生が卒業する際、研修生に譲渡。
8. 参加者特権
①毎月30個の卵
※送料&消費税込み。
②卵の優先購入権
※第3鶏舎の鶏たちが産んだ卵の優先購入権を付与します。
※申し込みから、お待ちいただく必要がなくなります。
③オンラインサロン
※オンラインサロンでは鶏たちの様子や抱えている飼育上の課題、
第三鶏舎の収支など、全ての運営情報を公開します。
④養鶏・農業体験
※希望者には、養鶏・農業作業を実際に体験していただきます。
⑤屠畜時の鶏肉。
※希望者には、屠畜作業を体験していただきます。
※屠畜決定時の生存羽数と口数で分配を決めます。
※飼育期間は約30カ月を想定しています。
以上が概略となります。
今現在、定期購入をしていただいている方の契約変更も承りますので、お気軽にご連絡下さい。
もちろん、安全や健康、環境への配慮は今後も継続します。
しかし、それだけでは『不充分』と判断しました。
新たに、人材育成という責任を担っていきます。
企画開始の12月まで、複数回、本件について詳細に説明していきます。
よろしくお願い致します。
自然養鶏場 春夏秋冬
檀上貴史
2016年08月25日
屠畜ワークショップ
こんばんは
今日は大田区民プラザで屠畜ワークショップを
行ないました。
去年の8月に撮影をして
DVDに出来上がったのが12月・・・。
それからほぼ毎月屠畜ワークショップを行なっており、
今回で8回目となりました。
ちょうど去年の8月、
初めて夫は人前で屠畜を行ないました。
その時の様子をブログに書いてあります。
是非、お読みください♪
http://blog.livedoor.jp/niwatori88/archives/2015-08-25.html
その時、様々な事を思い、感じ、決意し、
今の形の『屠畜ワークショップ』が出来上がりました。
私達、夫婦がどのような思いで養鶏を行なっているのか。
鶏と暮らすとどんな幸せがあるのか。
地域循環について。
様々な方向から『養鶏』とか『食』について
時間がゆるす限りお話致します。
このワークショップを企画してくださる方が
いらっしゃいましたらお気軽にメールくださいね。
お待ちしております!
info@niwatori88.com

http://blog.livedoor.jp/niwatori88/archives/2015-08-25.html
2016年02月27日
いのちをいただく上映会
今日は第3回 屠畜ワークショップ
が開催されました。
湘南T-SITEにて
『いのちをいただく上映会』
として沢山の方々と
養鶏については勿論の事、
屠畜を通じて『命』との向き合い方
などなど…
質疑応答もふまえて内容の濃い
三時間となりました。
今回はターブルオギノのシェフと
コラボレーションし、
上映会が一通り終わった後に
実際に『食す』事もしました。
私、個人的な感想ですが
とても嬉しい味がしました。
前回のFUSIONDININGFとの
コラボレーションの際でも
感じた事ですが、
私達夫婦は
毎日毎日、
鶏と真っ正面から向き合い
1羽1羽、観察しています。
毎日毎日、
鶏達が食べるご飯を仕込んでいます。
毎日毎日、
新鮮な水をあげ、
ご飯をあげています。
毎日毎日、
鶏が生活するスペースを
『ここ、幸せだわ』
と感じる様に
最大限の努力し、
環境を整えています。
書き出せば、書ききれない程の
お世話があります。
お世話という言葉では
表しきれない程の
鶏との会話、対話です。
夫ははじめの2年間、
一人で失敗を繰り返しながら
試行錯誤してやっと今の養鶏方法
にたどり着きました。
(まだまだ改善する所なと沢山ありますが)
そんな鶏との
『最後のやり取り』
が夫の自らの手で行う屠畜です。
私達の思いがたっぷり詰まった鶏を
素晴らしい料理にしていただく事は
とても嬉しい事でした。
今回、この様な企画を
立案し実行して下さった皆様、
ありがとうございました。
この様な企画が増えたらいいな❤
と思っておりますので
ご興味のある方は
是非是非、ご連絡下さい♪


2015年12月23日
私たちの願い。
こんばんは
本日は屠畜ワークショップ@Charkhafeでした♪
沢山のお客様にご来場いただき、
ありがとうございました!!

お子様も10人程いらっしゃいました!
お子様でも参加しやすくするために
「ある工夫」もしております♪
ある工夫を知りたい方は次回に是非是非♡
特に印象的だったのが
鶏の頸動脈(ケイドウミャク)を切るシーン。
お客様のほとんどが自然と背筋を正していました。
そりゃそうですよね。
私だって屠畜の経験をしたのはつい最近のことです。
本当の初めての時は間近で直視する事ができませんでした。
私は今でも『鶏の頸動脈を切る』という事のみが出来ません。
春夏秋冬が掲げる『責任』の部分において
私はまだ果たせていない事になります。
しかし、私たちは毎日のように話し合っています。
『屠畜の現状について』
『養鶏の責任について』
『生産と消費の分離について』
屠畜や食に関する事だけでなく、
養鶏と農業の関わりから
はたまた「稼ぐ事」と「働く事」の違いについて
までに及びます。
なので『食』に関する現状を知る事もできましたし、
勉強する機会を持てました。
ほんの少しでも「知っている」のと「知らない」のでは雲泥の差があります。
皆さんはテレビで養鶏場を観る事がありますよね
その養鶏場はどの様な姿でしたか?
鶏たちの様子は?
今まで、何も疑問に感じなかった事を
少し角度を変えて見るきっかけを
この屠畜ワークショップで行なえたらと私は思っています。
偉そうな事を言っていますが、
私達、春夏秋冬にも課題は山のようにあります。
全ては鶏が教えてくれ、
夫と考え、試行錯誤の後に改善をしていく。
その繰り返しです。
長くなりましたが、私たちの願いは
この様なイベントを少しずつでもよいので
広めていきたい事なのです。
最後に、
本日、ご来場して下さった皆様。
Charkhafeスタッフの皆様。
ありがとうございました。
2015年11月10日
自然養鶏場 春夏秋冬
こんにちは
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが・・・
自然養鶏場 春夏秋冬のプロモーションビデオが完成致しました♪

※リンクの映像は約4分のダイジェスト版です
https://www.youtube.com/watch?v=-ebX8WQFjAE&feature=youtu.be
このPVを何故作ったのかというと・・・
自然養鶏場 春夏秋冬が取り組んでいる養鶏を
たくさんの方々に知ってほしいという思いが一番ですが
『食』についても興味を持ってもらいたいから。
8月に森のスコーラで行った
屠畜ワークショップを通じてさらにその思いは強くなりました。
8/25のブログ『屠畜ワークショップ』
http://blog.livedoor.jp/niwatori88/archives/cat_811973.html
以下は夫からのメッセージです
『生産情報の公開』
僕たち人間は生きるために、
自ら食べ物を集め、...
自ら育て、
自ら捕まえなければならなかった。
かつて、僕たち人間は食べ物と直接的な関係にあったはず。
いつが旬か、
どのように育てるのか、
どこで見つけられるのか、
どのように貯蔵できるのか、
どのように手を加えれば食べられるようになり、安全になるのか…
食べ物について、知っていなければ生き残れなかった。
今現在は…
大規模生産者、大手食品加工業者、大手の流通企業が台頭したことで、
食べ物との直接的な関係は解消され、
生産と消費の分離は激しくなるばかり…
他人任せにした食べ物は、
食品偽装、食品を原因とした健康問題、生産過程における環境破壊、
食中毒、遺伝子組み換え、ポストハーベスト等々…様々な問題を抱えている。
法律や行政指導で厳しく取り締まれば、これらの問題は解決しますか?
それとも、強力なリーダーシップを持った者が先導すれば、
これらの問題が解決しますか?
僕は解決しないと思う。
やはり、僕たち一人一人が
『何が安全で、自分の健康に役立つのか自分で判断する責任感』を持ち、
食べ物との距離を縮める必要があると思う。
食べ物との直接的な関係を再構築しよう!!
僕たち、一人一人が食べ物と直接的関係を回復すれば、
食べ物をより安全なものにする力を僕たち一人一人が持つことになる。
鶏とともに暮らす者として、これを実現する初めの一歩が、
『生産情報の公開』。
公開の方法として、映像コンテンツを制作しました。
約40分の映像の中に、
僕が取り組む養鶏の基本理念、日々の作業、
卵の作り方、鶏の屠畜作業まで入っています。
当方までご連絡いただければ、伺わせていただきます。
実際に映像を見ていただき、僕から補足説明、質疑応答、
今後の課題について語り合えればと思います。
です。
映像を用いて屠畜ワークショップ初級編・中級編・上級編と
行なっていきたいですし、
養鶏業をやりたい!興味ある!
っていう人たちには勉強会だってしたい。
そうゆう事が出来る場所も今後作る予定ですが
まずは気になる方!
ご連絡お待ちしていますね