読書メモ・感想とWebマーケティング雑感

日々の読書やWebマーケティング担当者として感じたことをつらつらと。

ファッションアプリiQONの壮大な計画が見えて鳥肌が立った件

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iQONをご存知でしょうか?

株式会社Vasilyが運営するファッションコーディネートアプリで
100万人以上のユーザーが利用しています。

ふとしたきっかけに、先日インストールし
iQONアプリいじってみたのですが、何故受けるのかが分かりました。

まずは人のコーディネートを見て楽しむ


iQONは「服を並べて楽しい」のではなく、何よりも「人が並べた服を見るのが楽しい」のです。

アプリダウンロード後の導線は

好きなブランド登録

プロフィール登録

ブランドや、他ユーザーのコーディネートをフォローさせる

です。
 
iTunesページ内のショルダーコピーも -オシャレなコーデや服を発見- となっていて
https://itunes.apple.com/jp/app/fasshonkodineto-iqon/id497264307?mt=8

「コーディネートしてね!」ではなく「まずは見てるだけでOK」と参加の敷居を下げてます。

iQONはコーディネートを身近なものに


CEOの金山さんがインタビューでも答えていますが
http://techwave.jp/archives/51781384.html
自分のセンスがイケてると思っている人は5%程度で
残りの95%はイケてないと思っている。

イケてないと思う人は、人のコーディネートは参照するものの
自分で作ってみようとは中々思いません。

iQONでは、頻繁にコーディネートのコンテストを実施しており
その審査員はファッションブランドのプレスや
ファッション業界の(たぶん)有名人が務めています。

このコンテストにより、普段は見るだけのユーザに自分のコーディネートを
作成させるきっかけを作っています。

また、コンテスト以外にも、ユーザー同士のLike!やフォローにより
継続的にコーディネートを作成させるように動機付けする仕組みが出来ています。


また、これまたiTunesでの紹介文にあるとおり
「ファッション雑誌を見るようにトレンドがわかって、見ているものが通販できる」
まるでスマホで雑誌をみているような感覚になります。

今まで雑誌に載っているコーディネートは、プロのスタイリストによって作成されてきました。
iQONはそれを民主化し、誰でも作成できるようにしたのです。

垣間見えるiQONの壮大な計画


また、マネタイズは現在アフィリエイトのみのようです。
雑誌感覚を謳っているので、雑誌のようなタイアップでのマネタイズも可能そうですが
前掲のインタビューをみて、「現時点では」敢えてまだやっていないようにも思えました。

この手のユーザー参加型サイトの強みはなんと言ってもユーザー参加型の広告。
ユーザーに特定のファッションアイテムをお題にして
コーディネートを考えてもらい、ファッションブランドからお金を取ることが可能そうです。

Cookpadのミツカン酢を使ったレシピ募集!みたいなレシピコンテストだと分かりやすいですね。

しかし、ファッションブランドでタイアップ予算を出せるのはごく一握り。

そのような一握りのトップブランドは自社のイメージを超大事にするので
ユーザーが投稿したコーディネートを見て、うちのブランドと
こんなブランドを一緒にするなんて!とお怒りになられること間違いありません。


そこで前掲のインタビューに戻りますが、CEOの金山さんは
「まずは国内のぶっちぎりのトップになりたいんです」とおっしゃっています。

これ「海賊王に 俺はなる!!!!!」と言ってるONE PIECEのルフィと同じ匂いがしますが全然違います。

ぶっちぎりのトップになったらさすがに
一握りのトップファッションブランドもiQONを無視できません。
他のブランドと組み合わせてコーディネートされても大きな声で文句は言えません。
広告予算もおります。

シンプルな理由に見えますが、ファッション業界では特に大事です。
というのも、こういったファッションブランドは他のブランドを動きをとっても気にします。
なので、1社広告掲載が始まったら、他社もなし崩し的にどんどん掲載されることが期待できます。

ぶっちぎりトップとおっしゃったことには、こんな背景が垣間見えます。

裏を返すと、ぶっちぎりトップになるまでは、中々広告費が取れません。
アフィリエイト収入だけで、一つの企業の収益を支えていくのは難しいでしょうから
今はそのタイミングまで、ぐっと我慢している状況でしょう。


さらに、(これも前掲のインタビュー内で触れられていますが)
海外展開を焦っていないことにもうなずけます。
というのも、ファッション雑誌をみれば、そこには欧米人のファッションスナップがずらり。
ファッションは国境を超えられます。

日本で圧倒的な地位を気づけば、日本で作成されたコーディネートの数々は
資産として、容易に他国展開が可能です。
世界展開して、広告予算取れるようになったら
日本のファッションメディアとしては前代未聞の展開ですね。

というわけで、iQONの今後の動きがとても楽しみです。

TEDでの英語学習が続かない人にはNHKニュースで英会話がおすすめ

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理由は、TEDはとっても難しいから。

私もちょうど昨年の今頃TEDで勉強しようと
動画を見ては、英語スクリプトを精読し、を繰り返していました。

その当時、TOEICの点数は695点(今は880点)。
20分程度のTED動画の英語スクリプトを精読するために5時間以上かけていました。

その結果何がおこるかというと
面白い!と世間で言われているTED動画もつまらなくなります。
つまらないと勉強は続きません。


じゃあどうすればいいのか?というと、NHKのニュースで英会話がおススメです。
http://cgi2.nhk.or.jp/e-news/

英文短いし、難しい単語もちょこちょこ入ってるし、日本語訳もあり
ニュースを読むスピードも、「普通」と「ゆっくり」の2段階選べます。

かつ、ニュースも結構面白い。
昨今騒がれているシェールガスの存在も
私は「ニュースで英会話」で知りました。

ただ、聞くだけでは力はつかないので
合わせて音読もしてみてください。
回数は10回以上を推奨します。


ちなみに私は
ニュースを聞く(20回くらい)
→スクリプトを見ずにディクテーションに挑戦
→スクリプトを見て答えあわせ
→音読10回
を3-4か月繰り返しました。
※これに加えて skype英会話の題材にし、フィリピンの先生とディスカッションしました。

かなりハードな勉強方法に思えますが、ニュースで英会話は
1つのニュース音声につきたったの1-2分程度。

私は通勤に40分程度かかるので、その最中ずっと聞いてたので
20回という数字になりました。

机(パソコン)に向かって勉強する時間は
ディクテーションと音読を合わせると、30-40分程度でしょうか。
さすがに1日にこれくらいは勉強しないと、英語力も伸びないと思います。


私がしていた英語の勉強方法はこれだけではありませんが
TOEIC880点を取得したあとで、ニュースで英会話を卒業し
やっとTEDに本腰入れて取り組んでいます。

それでもTEDを聞き取るのには難儀しています。

TEDで英語が続かないあなた。ぜひ、ニュースで英会話に挑戦してみてください。

カップヌードルミュージアム:日清のマーケティング上の狙い

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お盆に訪れたカップヌードルミュージアムは、親子連れで溢れていました。
入館料大人500円、高校生以下無料と
気軽に入れるミュージアムは以下のような構成になっています。


○日清がいままで発売したインスタントラーメンの展示

○創業者、安藤百福の生涯と共にみる、チキンラーメン、カップヌードルの歴史

○チキンラーメンファクトリー (中学生以上500円/小学生300円)
 「チキンラーメン」を手作りできる工房。

○マイカップヌードルファクトリー(1食300円)
 世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」を作ることができる工房。

○カップヌードルパーク(1回25分、300円、小学生以下のみ)
 製めんから出荷されるまでの生産工程を体感できるアスレチック施設。

○ワールド麺ロード(1食300円〜)
 世界各国のさまざまな“めん”を味わえるフードアトラクション。


見て分かる通り、親子連れで楽しんでもらうことを目的とした施設で
ここに日清の狙いがあります。


日清が作るものは、基本的にインスタント麺。
親御さんの中には、体にあまり良く無さそうなインスタント食品に
自分の子どもがはまることに、抵抗がある方も多いはずです。


ただ、そのインスタント麺が自分の手で作れるとなると別。
チキンラーメンやオリジナルのカップヌードルを自分で作れて
世界各国の麺が手軽に味わえるなんて
親世代には刺さりまくります。


日清の最大の目的は、ターゲットが小・中学生のうちから
自社商品を記憶に刷り込んでおけるところ。
親としては、インスタント食品から遠ざけたい年齢でありながら
親自ら子どもを連れていきたくなってしまうのです。


しかもチキンラーメンやカップヌードルの生い立ちは、かなり感動的でイノベーティブ。
身近な商品が数々の困難と、発想の転換を経て
世界に羽ばたく様は、まさに涙モノです。


このように日清は、カップヌードルミュージアムにて
小・中学生に自社の商品を刷り込みつつ
親世代がインスタント麺に抱くマイナスイメージを
日本が世界に誇れるイノベーションへと上手く転換しているのです。

【TOEIC受験者必見】英文を読むスピードを簡単に測れるサイト

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あなたは自分の英語読解スピードがどれくらいか把握していますか?


英語の読解スピードを測る指標として、WPM(Words Per Minute")という指標がありますが
普段なかなか測る機会はありません。


そこで便利なのが、今回ご紹介するこのサイト。
Cengage Learning

ページ中にある、記事タイトルをクリックすると、ポップアップが立ち上がり
「Click Here to Begin」というボタンをクリックすると英文が表示され
時間の計測が開始します。
英文下にある「Click Here When Finished」を押すと計測終了し
あなたの読解スピードが表示されます。

さらにこのサイトが優れているのは
内容がきちんと理解できているか
チェックするテストがついているところです。

速く読み終わっても、内容を理解できてなかったら、あまり意味はないですからね。

下の紹介記事によると、ネイティブスピーカーの話すスピードは
180〜200WPM程度らしく、このスピードで読むことができれば
英語を英語のまま理解することができるとのことです。

(参考記事:英語力測定の新指標! WPMって何?


ちなみに、ネイティブは300WPMで英文を読解するそうです。


1-2分もあれば簡単に測定できるので、あなたも是非ためしてみてください!


安さと品揃えだけじゃない。IKEAマーケティングの最大の強みとは?

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先日IKEAに行き、その魅力である
豊富な品ぞろえと安さを実感してきました。

これらはいまさら、取りたてて騒ぎ立てるほどのものではありませんが
IKEAは店舗の商品展示方法にて見事にこれらの魅力を表現しています。

IKEA港北に行くと、実際の部屋を模して
「夫婦2人+子一人 和室のある生活」
「19才 大学生実家暮らし」
など、利用する顧客別に、インテリアのコーディネート提案をしています。

家具(家具に限らず)を買うには、利用シーンを想定させるのが一番
というのは、これもまた今さら強調することではありませんが
IKEA以外の家具屋で実現しているところはあまり多くないように思えます。

なぜ、他店では実現できないか?というと
1.店舗が狭い
2.部屋の中全てを提案するほどの品ぞろえがない
3.品ぞろえがあったとして、すべて揃えようとすると高い
からです。

IKEAの強みは、広い店舗で、幅広い顧客に支持される豊富な品ぞろえがあり
部屋の内装を丸ごとIKEAで揃えたとしても、法外な値段にならないところにあります。

逆に、IKEAの弱点は
これら他の家具店にはない3つのポイントを実現するために
広大な敷地を要するため、郊外に立地せざるを得ないことです。

ただ、IKEAは店舗自体を
「品ぞろえは豊富だが、遠いのでなかなか足が向かない家具店」から
「多少時間かかっても足を運びたい、エンターテインメント施設」にすることで
この弱点を帳消しにしています。

IKEAの店舗では、子ども部屋、書斎、リビング、キッチン、寝室など
家の中のすべての場所について、その利用シーン、顧客を想定した
インテリア提案がなされています。

顧客は実際に触ったり、座ったり、寝たりすることができ
家具選びが非常に楽しい、ワクワクするものになります。
文字にて表現するのは難しいですが、実際に行ったことのある方は
そのエンターテインメント性を十分に感じているかと思います。

また、家具屋に小さな子どもを連れていくと
子どもは、跳ねるわ走るわ、触るわ、他の人とぶつかるわで
親は、家具選びどころではありません。

それに対してIKEAは、子ども用の無料プレイエリアを設けています。
スモーランドという名のプレイエリアはボールプールあり、滑り台あり、トンネルありと
まさに子ども向けエンターテインメント。
ボーネルンドの有料プレイエリアであるキドキドにも劣らない、充実さを誇っています。

このプレイエリア、土日は数十人待ちというのが難点ですが
このようにIKEAは立地という弱点を
万人にとってエンターテインメント施設にすることによって
帳消しにしているのです。

エンターテインメント性と、品ぞろえ、安さにより
IKEAの店舗は大変混雑し、今度はそれが弱点となっています。

一顧客として、今後はディズニーランドや映画館のように
混雑予報をサイトに掲出することで
より利便性を高めてもらいたいものです。

2ヶ月でTOEICのリスニングスコアが70点アップ(325→395点)したので、その勉強法を共有します。

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2012年3月、約10年ぶりにTOEICを受験し、695点でした。(10年前は650点)
Reading 370点 Listening 325点。

その2ヶ月後の受験では、総合で770点。
Reading 375点 Listening 395点と、リスニングにて大きくスコアを伸ばすことができました。

本エントリでは
「使用した教材」
「スコアアップのために意識してやったこと」
「取り組んだがスコアアップには寄与しなかったこと」
を紹介したいと思います。


TOEICスコアを上げるため使用した教材



上述のとおり、リスニングが大きく足を引っ張っていましたので
この二か月は、リスニングしか勉強しないぞと心に決め、
リスニング対策本を主に使用しました。


使用した参考書は、以下の二冊です。





実際には、2ヶ月のうち9割程度は、前者の
「新TOEIC TESTリスニング対策BOOK」にて勉強し
テストまで一週間を切ったタイミングで後者の「5日で攻略新TOEICテスト730点! 」
での勉強を開始し、テスト前日までに一巡しました。


TOEICスコアを上げるためやったこと


前者の「新TOEIC TESTリスニング対策BOOK」を各設問を2回繰り返して解き
あとは付属のCDをiPodに移し、通勤中にひたすら聞きました。

その際、意識したことは、以下の2点です。

1.目で読む文章と、耳で聞く文章を合致させる。
実際に原稿を読むとわかりますが、リスニングで使用しているテキストは、読むと非常に平易なものです。

それが聞くとなると、途端に聞き取れなくなる。
その原因は、目で読める単語が、実際にどのように発音されているかを知らないからです。

まずは、音声だけで問題を解いてみる。
次に、テキストを見ながら、音声を聞いて、文字と音を合致させる。
そして、(通勤中などに)音声だけを聞いて、読まれている文字を想起する。

これを繰り返すことで、耳だけでは理解できなかった英単語が理解できるようになります。


2.文章構造を意識しながら音声を聞く

(当たり前のことですが)英語の文章には必ず、S(主語)とV(動詞)があります。
そのSVを軸にしつつ、目的語や補語、従属節やらが存在します。

リスニングをする際に、この文章構造を意識して聞いてみてください。
すると、初めて接した文章で、6-7割しか聞き取れなくても
「Sが○○にVした」とか「Sが○○でVした」とか
文章の背骨にあたる箇所が理解できるようになります。

TOEICのリスニングでは、簡単な事実関係を問う設問も非常に多いので
何言ってるのかよくわからなかったけど、問題には回答できるということがよくあります。



TOEICスコアを上げるためのテクニック


後者のTOEIC対策本では、英語力を上げることではなく
短期間でスコアを上げることに重点を置いていました。

私の場合、特にリスニングパートである、Part2の正答率に大きく寄与したように思えます。

たとえば、
・問題文に出てきた単語と、「同じ」もしくは「似たような発音」の単語が選択肢に出てきたら、その選択肢は不正解である
・問題文が「Would you〜」のような依頼型の文章で、選択肢に「All right」「Sure」など、依頼を了承する単語が出てきたら正解である

など、各設問の2-3割しか聞き取れなくても、正答できるような
テクニックが記載されています。

Part2のテクニックだけなら、1日もあればマスターできるので
まだ知らない方は、ぜひ次回の受験時に試してみてください。


スコアアップに寄与しなかったこと


今回のテストでは、リーディングのスコアは5点しか伸びませんでした。

リーディング対策として、私がやったのは
毎日1本、Web上にある英語の記事を読むことでした。

3月、5月の二回の受験とも、文法の勉強は行わず
十数年前の大学受験時の遺産のみで受験したため
あやふやな部分が多く、「長文を何となく読める」、「何となく文法問題」を解けるという状態でした。

このことから、文法の基礎がしっかりしないまま
英文に触れる機会を増やしてもスコアは伸びないのではないかと考えています。


最後に


勉強を始めた当初はTEDや、Web上の英語記事のような生きた英語だけで勉強して
スコアを伸ばそうと思いましたが、なかなか効果実感が得られませんでした。


TOEIC対策本は、スコア別に難易度が分かれていることが多いですが
やはり自分のレベルにあった地に足ついたものの方が
スコアを伸ばすには、一番の近道だと実感しました。(テキストは恐ろしくツマラナイですが)

次回は9月か10月に受験しようと思います。
スコアが伸びましたら、またこのブログにて共有します。

雑誌をフラッシュマーケティングで販売することの有用性

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Daily-Deal Sites Offer Dose of Growth for Magazine Circulation
アメリカでは、出版社がフラッシュマーケティングを通じて、雑誌の定期購読者数を増やしているという話です。

この動きが日本で見られないのは、取次の力が大きく、出版社が直販することに遠慮しているからでしょうか。

初回に安値で定期購読したユーザが、その後リピートするかが
このマーケティング手法の課題/鍵であることは
出版業に限らず、どの業種についてもいえることです。

ただ、原価がかかりにくい点
在庫調整が容易で販売冊数をコントロールしやすい点
部数が増えることで広告収入の維持や向上が望める点において
他業種よりも有効なフラッシュマーケティングの活用方法だと思います。



発言の誤解に対する発言者の責任と、Twitter上での議論に関する雑感

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今回の伊集院光氏とZEEBRA氏のやり取りを見て
以前の、高広氏と乙武氏の「死んでよし論争」を思いだしたので
自分なりの見解をまとめたいと思います。

死んでよし論争とは

「中二病」という言葉をめぐる、伊集院光氏とZEEBRA氏のやり取り


死んでよし論争では、高広氏のTwitter上での発言を、乙武氏が、
今回の件では、伊集院光氏の発言が語源とされる「中二病」という言葉を、ZEEBRA氏が
それぞれ批判しています。

この2件の共通点は2つあると私は考えています。
・自分の発言が意図とは異なる意味で解釈されていること
・その発言主が意図せぬ解釈に対して、発言主は責を負うべきかが論点になっていること

また、本記事を書く上での前提となりますが「批判」という行為に対する私の見解は以下の2点です。
・発言を批判するには、発言の「意味」を正確に理解したうえで、正すべき点を論じるべき
・その発言から発言主の意図が伝わらない場合は、発言の表現方法に対して正すべき点を論じるべき

高広氏と乙武氏の件について


死んでよし論争の発端となった高広氏のTweetは
それ単体でみる限りにおいては誤解されうる内容となっており
乙武氏が憤慨することも理解できます。

発端となったTweetの後、高広氏はTweetの意図を説明し、乙武氏もその意図を理解したことが伺えます。
しかし、意図を理解した後も、乙武氏は「どんな場面においても、”死んでよし”という言葉は使うべきでない」
という立場を取り続けており、この点において両者の見解は一致しませんでした。
高広氏も、意図を理解してもなお乙武氏が最初の発言を受け入れなかったことについては批判していません。
どちらが正しいか否かという問題ではないので、互いの見解の相違を認めた時点で議論は終了しています。


むしろ、その後の高広氏が乙武氏に向けた批判の矛先は
最初の発言による乙武氏の誤解が、乙武氏のフォロワーに伝わったままになってしまったという点です。
この点においては、高広氏が「死んでよし」を用いた文脈、意図を乙武氏はフォロワーに伝えるべきであったと、私は思います。

伊集院氏とZEEBRA氏の件について


今回は、ZEEBRA氏が「中二病」という言葉に対して憤慨し、その語を創った伊集院氏を批判しました。

両者はDMにてやり取りしたようですが
「中二病」という言葉を伊集院氏が初めて使用したときの意図と、現在の「中二病」の使われ方は違っている。
ZEEBRA氏はそのことを理解した上で、「中二病」という言葉を作った者として伊集院氏が責任を持って
現在の意味を正し続けるべきだと主張したようです。

一方の伊集院氏は


俺はなんかそこに関しては、無責任なようだけど
「原型はそうだった」ってことしか俺には言えない、
言葉って進化しちゃうから、「原型はそうだった」としか言えないし。
もっと言えば、ダイナマイトを発明して、そのあとにそれが戦争に使われたところで
元々のダイナマイトの問題ってどうなん?とか。

「中二病」という言葉をめぐる、伊集院光氏とZEEBRA氏のやり取り


とラジオにて発言したようです。

現時点での「中二病」の言葉の意味は確定的になってしまっているので、当初の意味に引き戻すのは不可能に近いでしょう。
また、この言葉が出回った当初も、今回のような形で批判を浴びるとは伊集院氏も思っていなかったと思うので
意味の変遷に抗うこともしなかったでしょう。
強いていうのであれば中二病の「病」という文字が、意味の移り変わりを助長してしまったかなとは思います。
※とはいえ、他の言葉では、ここまで浸透することはなかったと思います。

最後に


インターネットにより、自分の発言が意図とは異なる形で流布し、的外れな批判を受けるリスクを考えると
意図とは異なる解釈を無視せずに正すことが、リスクマネジメントとなるのでしょう。

また、Twitterにおいては、批判する側と批判される側よりも、そのフォロワーたちの認識している論点が
ズレていることにより、泥沼化している傾向があります。

議論の最中では難しいのかもしれませんが、、議論の渦中にいる批判する側と批判される側は
Twitter上で議論する以上、フォロワーに向けて論点整理をする必要があるのかもしれません。



Facebookのモバイル&ローカル広告は多くの新規広告主を開拓する

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Mobile, Local are Key Factors in Facebook's Post-IPO Revenue Growth

FacebookがIPOで得た資金に見合う成長を果たすには
モバイル・ローカル広告(エリアターゲティング広告)が鍵を握る。
そんな主旨のことが上記の記事には書かれています。


一般的に、モバイル広告と聞くと
ユーザがガラケーでWebページを閲覧した際に表示される広告が想起されます。

エリアターゲティング広告と聞くと、ユーザの登録情報、またはIPアドレスを元に
閲覧中のWebページに表示される広告が想起され
既に日本にも浸透している手段であるため、読み流してしまいそうなところです。

しかしながら、本記事で言及されているFacebook広告は
モバイル広告と、エリアターゲティング広告と聞いて想起される手法の組み合わせではなく
毎日閲覧するコミュニケーションツールたるFacebookに広告配信がなされる点において
メールマガジンの要素が強そうです。


メールマガジンは使い古されたWebマーケティング手法ではあります。
しかし、実店舗を持つ小売業者が買い物時やネット上でメールマガジンを登録してもらい
メルマガからクーポンや新商品情報を通知し、(再)来店を促すという施策は
根強く利用されているマーケティング手法と言っていいでしょう。


そのメールマガジンの課題は、開封されない可能性があること
(当たり前ですが)メールマガジンを登録してもらわなければいけないことです。

ここからは記事を元にした推定も混じりますが
今回紹介したFacebookの広告では、スマホのFacebookアプリを通じて
Facebookユーザが登録した居住地域や性別年齢を元に、クーポン配布や
新商品情報をプッシュ通知できるようになると思います。

これにより、メールマガジンの一番の課題であったユーザの獲得が解決でき
従来では実現できなかったリーチを得ることができます。

現在も、メールマガジン広告は存在しますが
通数課金であるため、CPC換算すると価格が高いこと
配信ユーザの精緻なセグメントがしにくいことなどの課題があります。

居住地域や性別年齢でのセグメントに高い精度を持ち
セグメントされた中でも広いリーチがあり
毎日閲覧するであろうFacebookにプッシュ通知され
CPC課金である本広告は、今まで広告出稿の機会がなかった
新規広告主を大幅に開拓する可能性があります。




私鉄系広告代理店は空き広告枠を融通しあってディスティネーションキャンペーンをすればよいと思う。

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私の住んでいる関東圏では、JR以外の電車や駅構内の広告は自社稿を除くとスッカスカです。

掲載している自社稿やグループ会社の運営する百貨店の広告も
気の抜けたクリエイティブが多く、「埋め草」感が満載。

JRの電車内は満稿でウハウハかというと
Suicaのペンギンが至る所で見られることを思うとそうでもなさそうです。
交通広告というのは、結構頑張って営業しても、中々埋めりにくいものなのかもしれません。

とはいえ、JRには、他の鉄道会社のような、債務整理やら怪しげな薬品やらの広告は入っていません。
掲載基準を設けて、広告主の業種を制限しているからでもあると思いますが
それ以外に、JRはどうしているのかというと、ディスティネーションキャンペーンというのを四半期に一度ずつ回すことでうまく広告枠を換金化しています。

ディスティネーションキャンペーンとは、wikipediaの説明を引用すると


北海道旅客鉄道・東日本旅客鉄道・東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道・四国旅客鉄道・九州旅客鉄道のJRグループ旅客6社と指定された自治体、地元の観光事業者等が協働で実施する大型観光キャンペーンのこと。

出典:デスティネーションキャンペーン - Wikipedia


です。

私もお金の流れなどの詳しいところは知らないのですが
(おそらく)地方自治体観光課の予算をベースに、JR側も広告枠の値段を正価より落としつつ、
空いた広告枠を活用しつつ、観光地の広告を掲載していると思われます。

なぜ正価で販売しないかというと、利用顧客が観光地に足を運ぶのにJRを使うので
広告で収益を上げなくても、JRの利用者増えるからいいよね と考えているからです。

このディスティネーションキャンペーン、全国に張り巡らされているJRでしかできないように思えますが
関東や、関西圏のみにとどまる鉄道会社、グループ内にある広告代理店は
広告枠を融通しあって、互いの地域に観光客を呼び込めるようなキャンペーンを
開催すればよいのではないでしょうか?

確かに、私鉄の場合はJRの新幹線のように観光客が長距離利用し
まとまったお金を落とす機会はありませんが


京浜急行電鉄(本社:東京都港区,社長:石渡 恒夫,以下「京急」)は,東京国際空港ターミナル株式会社,日本空港ビルデング株式会社,東京モノレール株式会社,一般社団法人日本旅行業協会と共同プロジェクトチームを組み,9月14日から「羽田からもっと!海外へ」共同キャンペーンを実施します。


羽田空港国際線旅客ターミナルオープン1周年記念 「羽田からもっと!海外へ」共同キャンペーン



上記のようなキャンペーンは、近場同士では、すでに実施しているようですので
ぜひ県境を越えてキャンペーンし、広告枠の賑わった私鉄を利用してみたいところです。
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